小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

きゆう

2018-03-10 20:06:13 | 日記

   30.03.10       杞  憂      NO.1825

 太古中国に「杞憂」(きゆう)という人がいました。  何事に

も心配性でした。  彼がもっとも心配したのは「天」が落ちて

こないかということでした。

世の中には転変地異はあるものの、天が落ちるなんてことはあり

得ないことでしょう。  そんなことは心配する必要はない。 

つまり、取り越し苦労というものです。  そういう例えが今日

まで「杞憂」という言葉で残っているのです。

この先30年の間に南海・東南海地震が発生する確率は70~8

0%と言われています、明日来るかも知れないが30年先にも来

ないかもしれない。

あと数年しか生きられない高齢者にとっては、この地震予想はも

しかしたら「杞憂」なのかも知れません。

そんなことよりも、間違いなくやってくる「あの世」行きの心の

準備の方が大事なことなのかも知れません。

相続紛争を避けるための「遺言書」の作成・延命だけで苦痛でし

かないの医療の拒否・そういう意思を表示する方法としての「尊

厳死宣言」などを考えた方がよいのではないでしょうか?

コメント
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