あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

門司みなと祭 練習船銀河丸一般公開

2019年06月01日 | 船ネタ
先日5月25日と26日の両日、門司港で門司みなと祭が開催された。
門司みなと祭では海上自衛隊護衛艦隊第1海上補給隊に所属する
補給艦ときわ、JMETS(独立行政法人海技教育機構)の練習船「銀河丸」、
第七管区海上保安本部門司海上保安部の巡視艇の一般公開が
門司港の岸壁で行われたので、門司みなと祭の2日目の5月26日に行ってきました。

2012年から行われていた開業当初への復元・耐震工事を行っていた
門司港駅今年3月に工事が完了。

門司港の1号岸壁には銀河丸、2号岸壁にときわが停泊していました。
まずは銀河丸の一般公開へ

練習船「銀河丸」
「銀河丸」は船長や機関長を目指す学生たちを乗せ、
実際に航海をしながら、操船や航海技術を学んだりするための船。
広島に来ることありますが、一般公開もされることがないので
乗船するのは初めて。

ネコのイラストが描かれているネズミ返し

乗船後、まずは後甲板へ
板張りなんですね。
ここで整列や体操の時など使います。

教室

船橋が2層構造になっていて下の階はシミュレータ室となっていて船橋と
同じような構造になっていました。

船橋

操舵スタンド

海図台
学生が実習するため、普通より大きな海図台になってます。


銀河丸から見る補給艦ときわ

救命艇
手前はテンダーボートとして使われています。

地上から見ると練習船ということでカッターも載せてありますね。

貴賓室

救命筏も展張した状態で展示されてました。

人も多くあまり撮影していませんが、船内を一巡してきました。

要所要所に実習生が立って見学者を出迎え、挨拶も元気よくしてくれ、
見学者からの質問にも気さくに答えていたり、
流石、船乗りを目指す若者たちですね。感心してしまいました。
学生たちに聞くと、今回の航海では海技大学校及び、
海上技術短期大学校(宮古・清水)の実習生が乗船していたそうです。

最後に銀河丸の皆様ありがとうございました。

練習船「銀河丸」概要
総トン数:6,185トン 
全長:116.4 m
全幅:18m
速力:18.65ノット
最大搭載人員(実習生定員)246(180)名

瀬戸内海汽船 クルーズフェリー 命名・進水式

2019年04月11日 | 船ネタ
先日4月3日、呉市川尻町の神田造船所で建造されている
980総トン型 旅客船兼自動車渡船 神田造船所第582番船、
(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構と瀬戸内海汽船株式会社の
共同発注船の広島・呉~松山航路のクルーズフェリーの命名・進水式が
行われたので行ってきました。

開始30分前位から入場すると、そこには新造船の姿がありました。

進水式では船名を紅白幕で隠すものですが、開式直前まで隠さず。
船名は「SEA PASEO(シーパセオ)」という船名です。
「SEA(海)」とスペイン語で遊歩道を意味する「PASEO」を組み合わせ、
「海の散歩道」という意味とのこと。
船名の横にはロゴマークが書かれてます。

ランプにも大きなロゴマークが書かれてます。
広島・呉・松山の3 都市をハートで表しているそうで、海上で繋がる
様子を表してます。

デッキも円形の回廊のようになっていて公園のようなデザイン。

式典開始前に船名が隠される。今更・・・

式典が始まり、瀬戸内海汽船社長により正式に「SEA PASEO(シーパセオ)」と
命名されました

再度、船名が現れる。

支綱切断前にお祝いの餅まきも行われました。
今回の進水式は瀬戸内海汽船トラベルの進水式見学ツアーのツアー客も
バス2台分で見学に訪れていたのでお餅も多く用意されていた?
何度もまかれてました。

進水準備が行われます。

進水準備が完了し、瀬戸内海汽船社長ご令嬢によって支綱が切断されました。



青空の下、進水しました。
支鋼が切断されて船が滑り降りていく姿は何度見ても感動します!
光線状態が良ければまだ良かった。


「SEA PASEO(シーパセオ)」はタグボート2隻の力を借りて
就航に向けて艤装工事に入るため、浮きドックに横付けされました。
これから8月の就航を目指して、約3ヶ月間の艤装工事を行います。
海上試運転を経て、7月に引渡しの予定だそうです。
「SEA PASEO(シーパセオ)」の詳しい内容はHPをご覧ください。
http://setonaikaikisen.co.jp/newferry/

今回は瀬戸内海汽船のクルーズフェリーの進水式でしたが、
瀬戸内海汽船と共同で広島・呉~松山航路を運航している
石崎汽船も新造船の建造を行っています。こちらも楽しみですね。

夏の「SEA PASEO(シーパセオ)」就役が楽しみであります。
就役後、乗ってみたいですね。

「SEA PASEO(シーパセオ)」要目
総トン数:980トン
全長:約61.0m
全幅:13.60m
速力:15.0ノット
旅客定員:300名
⾞両積載台数:35台(乗用⾞換算)
デザイン:GKデザイングループ
(GKデザイン総研広島:内外観デザイン&ブランディング)
※デザインは広島にも縁のある会社です。

帆船みらいへ呉港初寄港 一般公開

2018年09月20日 | 船ネタ
平成30年7月豪雨の災害による被災地を応援するための
「せとうち元気プロジェクト」で
一般社団法人グローバル人材育成推進機構所有の帆船「みらいへ」が
呉港に初寄港しました。
http://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/release/18083003.pdf
9月15日から16日にかけて呉市でイベントが行われました。
一般公開と体験航海が行われました。
帆船「みらいへ」は実施に見掛た事は有りますが、
一般公開で乗船するのは初めて。

9月15日は歓迎セレモニーが大和ミュージアムで行われました。

大和波止場に停泊する帆船「みらいへ」


一部ですが、セイルドリルも行われました。

瀬戸内海汽船クルーズフェリー「四万十川」と帆船「みらいへ」

歓迎セレモニーにやってきた「呉氏」も帆船「みらいへ」に
遊びにやってきました。



ブリッジ

キャビン

メスルーム(食堂)
寄港地の盾などが展示されてました。

「みらいへ」クルボン

呉港~小用航路のフェリーで行われている
呉湾おさんぽクルーズを使い、海上からも撮影。

左から「鉄のくじら館」帆船「みらいへ」「大和ミュージアム」

大和ミュージアムのテラスから撮影

ジャパンマリンユナイテッド呉事業所で建造中の
オーシャンネットワークエクスプレスのコンテナ船をバックに
呉らしい構図

一般公開が行われた翌日の9月16日には
呉港から体験航海が行われましたが、仕事で行けず(泣)
帆船「みらいへ」は16日の夕方、次の目的地富山に向け
呉港を出港しました。
また呉港に来てくださいね!

2週間が経過しました

2018年07月20日 | 船ネタ
早いもので西日本を中心に襲った「平成30年7月豪雨」から
本日7月20日で2週間を迎えました。
被災地では行方不明者の捜索や自衛隊、住民、ボランティアなどにより
復興へ向けた作業も始まっています。
鉄道網も復旧時期が発表され、一部では復旧へ向けた作業も
始まっています。
呉線は全線で運転を見合わせており、住んでいる地域から会社まで
バスを乗り継いで2時間半です。通勤で疲れます。
物流面では災害後に比べて品数が増えてきています。

呉市や江田島市のほとんど断水が解除されましたが、
今回の豪雨災害では海上自衛隊、陸上自衛隊の入浴支援の他にも
入浴支援されていた国の機関等もあります。
国土交通省中部・中国地方整備局の取り組みとして中部地方整備局所属の
大型浚渫兼油回収船「清龍丸」が
呉港阿賀マリノポリス岸壁で被災地の皆さんへの入浴・洗濯支援を
実施しました。
私も1度だけですが、入浴・洗濯を利用させて貰いました。

大型浚渫兼油回収船「清龍丸」
丁度、干潮時だったため、いい状態では撮影できず。(スマホ画像)
大型浚渫兼油回収船は国内に3隻しかいないそうで、
残りの2隻は新潟と北九州にいます。
北九州は毎年、ジャパン・マリン・ユナイテッド呉事業所にドック入りする
ドラグサクション浚渫兼油回収船「海翔丸」です。

現在、「海翔丸」は今年もドック入りしています。

受付で順番札を貰い船内へ

船尾側にはヘリ甲板があります。

待たされていた船内では珍しく「支鋼切断斧」が展示されてました。

下船時に頂いた非常用備蓄水(長期保存できるミネラルウォーター)

国土交通省では入浴・洗濯支援の他に給水支援や
広島湾から三原沖にかけて確認された、流木などの漂流物を
海洋環境整備船「おんど2000」(中国地方整備局所属)
「クリーンはりま」(近畿地方整備局所属)、
「がんりゅう」(九州地方整備局所属)で回収作業を行っています。

海洋環境整備船「がんりゅう」(九州地方整備局所属)
先日、たまたま呉港内で作業している風景が撮影出来ました。

https://www.facebook.com/PHB.MLIT.Japan/
港湾局のFacebookに支援の模様が掲載されています。


海技教育機構 練習船「青雲丸」も川原石南ふ頭で入浴支援を
実施しました。
広島港1万トンバースに入港していましたが、予定を変更して
呉市へ支援に向かったようです。

こうした支援により、被災者も助かりました。
感謝しております。有難う御座いました。
被災地では色々な課題に直面して先が見えない状況が続いており、
被災者の皆様の気持ちを考えると何を言って良いかわかりません。
まだ道半ばではありますが、前を向いて進んで行くしかありませんね。

阪九フェリーひびきドック入りとモーターヨットA

2018年06月16日 | 船ネタ
先日6月12日、天候も良かったので久しぶりに日帰りで船と航空機撮影目的で
福岡県へ行ってきました。
広島から新幹線で新下関へ向かい、下関を経由して門司港へ

たまたまAISを確認すると阪九フェリーのカーフェリー「ひびき」が
関門海峡航路を東航していることを知りました。
前日、関門マーチスを確認忘れていたため、当日、AISで知りました。(汗)
唐戸に向かうと、既に唐戸沖までやってきてました。
「ひびき」は生まれ故郷の三菱重工業下関造船所にドック入りするために
新門司から回航


関門汽船の船上から撮影

門司港から撮影

三菱重工業下関造船所では太平洋フェリーの新造船が建造中。
「ひびき」はこのまま艤装桟橋へ横付けされたようです。

今回の遠征目的の一つ、コレを撮影しました。



ロシアの大富豪の個人が所有するモーターヨット「A」
5月末から門司港に停泊していました。
出港日が変更になったので撮影行く事にしました。
5月には広島にも来ていたのですが、仕事と東京に行っていて
撮影できませんでした。

関門大橋とモーターヨット「A」



船籍はマーシャル諸島共和国のビキニ

船の近くまで行ける事がわかり、フェンス越しですが、手を伸ばして
撮影。
ヨットと言っても総トン数5,959トン、全長118m、幅18mと大型です。
それにしてもデカい!!
モーターヨット「A」は門司港を13日に出港したようです。