あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

クルーズフェリー SEA PASEO(シーパセオ)船内探検

2019年08月13日 | 船ネタ
8月1日に就航した瀬戸内海汽船のクルーズフェリー
「SEA PASEO(シーパセオ)」の船内探検した際に撮影した
船内を紹介します。

船内案内図
船内は瀬戸内海汽船の「SEA PASEO(シーパセオ)」のサイトに
詳しく出てます。
http://setonaikaikisen.co.jp/newferry/concept/

2階の最前列に階段状に配置されている「パノラマ・ソファ」

パノラマ・ソファの後ろに配置されてるのが「リラックス・シート」
繁忙期の座席数拡張に対応可能な跳ね上げ座席も配置

リラックス・シートの進行方向右側に配置されているのが
「OZASEKI(おざせき)エリア」
靴を脱いで座敷に上がる感覚でくつろげる座席

リラックス・シートの進行方向左側に配置されているのが
「GORONE(ごろね)エリア」
フェリーならではのごろ寝スペース
小窓から海が見えるようになってます。

「リラックス・シート」後ろにある「リフレッシュ・ラウンジ」
軽食を楽しむテーブルスペース

「リフレッシュ・ラウンジ」のイスには「SEA PASEO(シーパセオ)」の
ロゴが描かれている

売店と案内所
軽食や飲み物、お土産品など販売されてます。
クルーズフェリー「石手川」にもあったうどんもありましたよ。

こちらは新メニューのシーパセオ しおかぜレモネード(レモンシャーベット添え)

こちらも新メニューのシーパセオ ひきなみパフェ(坊ちゃん団子添え)

「パノラマ・カウンター」
カウンター席でコンセント付きの1人席で充電、PC利用も可能。

「KOAGARI(こあがり)エリア」
カーペット敷きの席です。

「そよ風のパティオ」
前方客室と後方客室とをつなぐ間にある半屋外空間

「ひき波のHANARE(はなれ)」
靴を脱いで上がる展望リビングで、2階にある後部座席になります。


2階から螺旋階段を上がり、屋上へ行くと屋上展望になってます。
話題のテラスです。

「しお風のガゼボ」
日差しを遮るガゼボ(あずまや)です。

「しお風のグリーン・テラス」
人工芝のグリーンテラス

今回は乗船客も多く、ソファなど座ること出来ませんでしたが、
機会あるときに呉~広島で乗船して堪能したいと思います。
また松山まで乗船することも良いかもしれません。

瀬戸内海航路の豪華客船みたいなフェリーですね。
ぜひ、皆さんも乗船されてみてください。

クルーズフェリー SEA PASEO(シーパセオ)就航

2019年08月09日 | 船ネタ
本編に入る前に、ひと言。
8月6日の広島市に落とされた原爆に続いて、本日8月9日は長崎市に
もう一つの原爆が74年前の午前11時2分に落とされました。
広島市と同様、一瞬のうちに多くの命を奪い、街は焼け野原となりました。
謹んで原爆死没者の方々の御霊に御冥福をお祈り申し上げます。

さてこれから本題になります。
7月31日をもって引退した、瀬戸内海汽船のクルーズフェリー「石手川」に
変わって、8月1日にクルーズフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」が
就航しました。

クルーズフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」 広島港 7月31日撮影 

就航当日は休みと合ったので呉から松山まで往復乗船してきました。
まずは松山まで撮影した風景などを紹介します
船内探検の模様は次回以降に紹介したいと思います。
私は就航記念ツアーに参加するか迷いましたが、参加せず
乗りに行くだけの選択にしました。
ちなみにツアーには、広島発で60名、呉からは100人を超えていたそうです。


広島港を出港したクルーズフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」が呉港に
入ってきました。

朝日を浴びる「SEA PASEO(シーパセオ)」


接岸するため回頭する「SEA PASEO(シーパセオ)」

呉港に接岸

今回の新造船の特徴は、屋上に突き出たデッキ

船名とロゴマーク

同じ便に就航記念ツアーに参加されていたペンミさまも乗船されてました。
早速、クルボンと浮輪のコラボ

海上自衛隊呉基地で見掛けた光景
練習艦「しまゆき」では、司令か艦長あたりの上官の交代でしょうかね?

「SEA PASEO(シーパセオ)」は地元呉市川尻町の神田造船で
建造されました。
進水式の模様はこちらをご覧ください。

後部から呉市内を望む

警固屋ドックで建造中のフィリピン向けのフェリー

ファンネルと第二音戸大橋

第二音戸大橋

音戸大橋

音戸大橋と第二音戸大橋

石崎汽船クルーズフェリー「旭洋丸」と音戸大橋

遠くに四国

呉から約2時間、松山観光港に到着

次回は船内探検の模様をお伝えできたらと思います。

「SEA PASEO(シーパセオ)」要目
総トン数:980トン
全長:約61.0m
全幅:13.60m
速力:15.0ノット
旅客定員:300名
⾞両積載台数:35台(乗用⾞換算)
デザイン:GKデザイングループ
(GKデザイン総研広島:内外観デザイン&ブランディング)
※デザインは広島にも縁のある会社です。

お疲れ様クルーズフェリー石手川

2019年08月05日 | 船ネタ
先日7月31日をもって瀬戸内海汽船のクルーズフェリー「石手川」が
翌日から就航するクルーズフェリー「シーパセオ」に代わって引退しました。
最後の雄姿を引退数日前に撮影と引退当日に呉~広島でお別れ乗船してきました。

7/25 呉港にて撮影


呉港に向かう「石手川」
呉艦船めぐりから撮影。呉艦船めぐりからの撮影は一か八かの賭けでしたが、
マリトラで確認するとグットタイミングでした。

呉中央桟橋と「石手川」

左から鉄のくじら館、大和ミュージアム、呉中央桟橋
背景には灰が峰


呉中央桟橋に接岸している「石手川」

JMU呉事業所で建造中のタンカー「丹沢」と「石手川」

呉港を後にして広島港に向かう「石手川」

7/31「石手川」お別れ乗船


呉港に到着して呉中央桟橋に接岸するため反転する「石手川」

後進で接岸

昨年7月26日に音戸の瀬戸で貨物船との衝突事故に遭いましたが、
必要最小限の応急修理だけで復帰して、豪雨災害での呉~広島間の
代替交通手段として活躍もしてくれました。

船内に記念撮影用の救命浮輪と制服

ゲームコーナー

和室客室

カーペットの雑魚寝スペース

メインのイス席とソファ

売店
最終日ということで一部の商品や一部の
おみやげ物は販売されておらず。
瀬戸内海汽船のクルーズフェリーに乗船すると
うどんなどの軽食も販売されていました。

広島港到着時に簡単なセレモニー行われてたけど、もう1往復あるし
何だったんだろう?

最後の1往復で松山に向かう「石手川」
夕方、帰ってくる所を迎えたかったですが、夜勤明けでほとんど
寝ておらず、体調面で断念。

「石手川」は昭和62年(1987年)に就航以来、32年間を広島から呉を経由して
松山まで運航してきたフェリーです。
昨年は衝突事故もありましたが、
豪雨災害時には陸路のアクセスが不便となり、呉~広島間の代替交通手段
として活躍もしてくれました。
32年間、本当にお疲れさまでした。

7月15日は内航船の日

2019年07月15日 | 船ネタ
本日7月15日は海の日と2015年12月に日本記念日協会から認定された
内航船の日」です。

一般の方から提案されたそうで、「7・1・5」とゴロ合わせと覚えやすい
記念日です。
昨年は豪雨災害でアップすることできませんでしたが、
昨年と今年で呉港内などで撮影した内航船の一部を紹介します。



じょうみち丸 谷原商船所有 広島・呉
過去掲載画像再掲載します。
歌が大ヒットした「イルカに乗った少年」を歌われていた城みちるさんが
描かれている有名な貨物船



LUCKY SHOSEN 谷原商船所有 広島・呉
じょうみち丸と同じ谷原商船所有で
最初は赤イルカだけでしたが、777が追加されたと思ったら、
7だけになりました。777だった時の画像がない。

ポテト丸 エヴァライン所有 広島・呉
北海道からカルビー広島工場へじゃがいも輸送コンテナを輸送する船です。

大峰山丸 双葉汽船所有 広島・広島市
Twitterをやられている有名な船長が乗船されている貨物船
4月28日に須波港沖を航行する姿を電車内から撮影したものですが、
出来たら間近で撮影したい。
先日、呉港に来てたみたいですが、仕事で行けず。

第一昭扇丸 谷原商船所有 広島・呉
じょうみち丸やLUCKY SHOSENと同じ谷原商船所有でこちらは⚓のマークが
描かれてます。

第五千陽丸 三友海運所有 岡山・備前

第一恵祥丸 恵祥汽船所有 広島・呉

新陽丸 新陽海運所有 広島・呉

三萬吉7 三萬吉所有 岡山・笠岡

マリーンあずさ 神田マリン汽船所有 佐賀・唐津

福井丸 愛媛・今治 個人所有
1954年7月に就航した機帆船で今年で船歴65年!
木造機帆船船でしたが、外板は鉄板で補強されています。
手を入れて半世紀以上。凄いです。
瀬戸内海で見られていた機帆船もいくら残っているのでしょうかね?

この機会に日本国内の物流を担っている「内航船」を身近に知って
貰えたらと思います。
今後のご安航とご活躍をお祈りいたしております!

VAN GOGH 呉寄港

2019年06月17日 | 船ネタ
先日6月8日から6月14日まで珍しい船が呉港に寄港しました。
シンガポールに本拠を置くウルトラディープソリューションズ社の
潜水支援船「VAN GOGH(ヴァンゴッホ)」(以下:ヴァンゴッホ)でした。
姉妹船も画家の船名が付けられてるんですよ!

潜水支援船を簡単に説明。
海底油田など海底に機材を建設する際に使う船のことで、
船尾に大型のクレーンを搭載し、このクレーンを使うなどして
水中に機材を降ろして作業を行います。

このヴァンゴッホという船はアメリカ海軍がチャーターして
青森県沖で墜落した航空自衛隊のF-35戦闘機の捜索にあたったことで
話題になりました。
呉港に来る前はアメリカ軍岩国基地に寄港していましたが、
その後、呉港に寄港しました。
寄港した翌日6月9日、夜勤入りの日の午前中に撮影に行ってきました。



まずは瀬戸内シーラインの呉~小用航路の呉湾おさんぽクルーズを利用して
海上から撮影
呉港に停泊する真っ赤な船体は目立ちますね。

アメリカ海軍SUPSALV(潜水救難監督部)のコンテナを搭載したまま

船尾に装備する大型クレーン

船橋上に突き出している部分はヘリポートとなっています。
船首をよく見るとバウスラスターが4つもある。


ヴァンゴッホが停泊している埠頭にも行ってみました。
停泊している埠頭は自由に出入りできる埠頭で、週末になると釣りをする人を
見掛けます。
間近で見ると大きい。
大型クレーンが動いていたので何か始まる様子。

ダイバーレスキュー用の救命ボートのようですが、
船底とつながっている部分は減圧室に繋がっているようです。

船尾に装備するクレーンは深海まで届くようです。
訪れた時は業者が乗船していました。
トラックが横付けされ、器材など吊り上げる準備をしていたので
今回の寄港は乗員の休養と修理ですかね。

ヘリポートがあるからだろうか?
船橋は横にも張り出してます。

このカゴも作業用の様ですね。


下から望む減船首のヘリポート
この顔つきインパクトありますね。

逆光が残念ですが、
間近で見ても、この船体インパクトあります。

呉らしい構図をと思いまして、船首右側の背景には海上自衛隊呉基地の
艦船をバックに撮影。

JMU呉事業所で建造中のコンテナ船「ONE CYGNUS」とタンカー「丹沢」を
バックに撮影

ヴァンゴッホは14日に呉港を出港しましたが、広島市内に出ていて
出港に気付くの遅れ、間に合いませんでした。
寄港翌日に無理して見に行っておいて良かったです。

電車内からもチラッと見えていたヴァンゴッホですが、
短い1週間の寄港でしたが、貴重な船が見れて良かったです。
出港後は本拠地のシンガポールへ向かっているようで、
目的地までUW!!