日田(全日県大会)から帰りの時間に、試合は既に開始、自宅に帰って直ぐにネットで結果を確認しました。
3-0で愛媛に完封勝利、ほっとしました。
洋平と青木良太のCBコンビは、3戦目なのでだいぶ息が合ってきたのではと勝手に思っています。
今日23時からJスポーツ1で録画放送がありますので、眠気を我慢して観戦したいと思っています。
Wカップ前の試合は後1試合、それも2位の甲府との直接対決、今度も完封で勝利を!
【J2:第16節 千葉 vs 愛媛】
試合終了後の監督、各選手コメント(J's GOALより)
6月6日(日) 2010 J2リーグ戦 第16節
千葉 3 - 0 愛媛 (16:03/フクアリ/11,324人)
得点者:1' 倉田秋(千葉)、18' 米倉恒貴(千葉)、38' 米倉恒貴(千葉)
【先発】
ジェフ市原千葉
GK 17 櫛野 亮
DF 13 和田 拓三
DF 15 福元 洋平
DF 31 青木 良太
DF 3 アレックス
MF 24 太田 圭輔
MF 7 佐藤 勇人
MF 10 工藤 浩平
MF 14 倉田 秋
FW 22 米倉 恒貴
FW 18 巻 誠一郎
【控え】
GK 1 岡本 昌弘
DF 2 坂本 將貴
MF 6 山口 慶
MF 16 谷澤 達也
FW 9 深井 正樹
FW 26 金沢 亮
FW 29 青木 孝太
後半31分 倉田 秋 → 谷澤 達也
後半36分 米倉 恒貴 → 青木 孝太
後半42分 太田 圭輔 → 深井 正樹
【先発】
愛媛FC
GK 21 山本 浩正
DF 13 関根 永悟
DF 5 アライール
DF 3 金守 智哉
DF 28 高杉 亮太
MF 4 渡邊 一仁
MF 7 持留 新作
MF 16 赤井 秀一
MF 23 杉浦 恭平
FW 24 福田 健二
FW 8 内田 健太
【控え】
GK 35 兼田 亜季重
DF 2 吉川 健太
DF 15 松下 幸平
MF 6 田森 大己
MF 17 大山 俊輔
FW 9 ジョジマール
FW 11 石井 謙伍
ハーフタイム 内田 健太 → ジョジマール
ハーフタイム 赤井 秀一 → 田森 大己
後半23分 持留 新作 → 大山 俊輔
●江尻篤彦監督(千葉):
「先にああいう形で先手を取れるとやっぱり、前にも話をしたんですが、楽なゲームになる。ゲームというか展開になりますね。それと、うーん、ある意味、少しスタイルを変えながら今日は戦わせてもらいました。
必ず勝点3をあげなきゃいけないという今日のゲームの状況だったので、理想とはちょっと離れていたかもしれませんが、スタイルを変えながら戦った結果が、今日はいい方向に転んだかなというふうに思っています。
まあ、あとは失点をゼロで抑えられたということは、今の我々にとったらすごくプラスになる部分だなというふうに思っています。それはリスタートも含めてです。
久しぶりに試合に出た選手がいい働きをしてくれたかなと。まあ、皆さんが言う、これがチーム力なのかもしれませんけども、まだまだ課題があります。
次の甲府戦に向けてしっかり課題を修正して、(J2リーグ戦)中断期間の(前の)ラストのゲームを思いっきり戦いたいなと思っています」
Q:今日は勝つためにというお話があったが、中盤の選手の並べ方を変えたことによる効果で手応えを得たというかハマったなと思われるところは?
「やっぱり相手の嫌がるスペースに出て行けたシーンが何回か、特に前半は作れたので、それは今までなかったというか、いい時には出ていたんですけども、ここ何試合か見られなかったランニングが相手の嫌がるところに出て行けたのが良かったなというふうに思っています」
Q:そのランニングという意味では、米倉選手の飛び出していくというプレーに対しての評価はいかがか?
「もう少し90分ぐらい続く体力が必要かなと。今日改めて見ていて、60分ぐらいでアゴがあがっていたので。まあ、彼はもう一つランクを上げるためにもやっぱり90分間しっかり戦える、昔、千葉にいた、今、F東京にいる羽生のような、まあ、高校も同じ八千代ですから、やっぱり羽生選手のようなプレーを彼がああいうポジションでできたら、もっと上のレベルを狙えるんじゃないかというふうに思います」
Q:後半、途中で倉田選手がセンターに入って、米倉選手が位置を入れ替わったが?
「受け手の選手が多くなってしまったというのと、やはりあの時間帯はボールを愛媛さんに支配される時間帯の中で、奪った時に受け手になる選手がなくなってしまったと。巻も消えている時間帯だったので、どうしても起点を作りたかったということで、そういう選択肢もあるかなという感じです。
(記者会見を終了しようとしたところで、江尻監督から話を切り出して)
あと、先週の水戸戦でやっぱり戦う気持ちのない、不甲斐ないゲームをしてしまったということを、選手がすごくプライドを持って今日はしっかりホームでサポーターの皆さんの声援にしっかりプレーで応えようというような結果も、前半の立ち上がりからのギアを入れて戦えたところにつながっていると思いますので。やっぱり水戸戦で2000人の(千葉サポーターの)お客さんが来てくれたアウェイの地でしっかり戦えなかったということが、今日は選手が本当にプライドを持って戦ってくれたなと。
やっぱり毎試合続けられるようにしっかりトレーニングしていきたいなというふうに思っています。サポーターにはすごく感謝しております」
●青野慎也コーチ(愛媛):
「前節の甲府さんとの試合の逆転負けをちょっと引きずって、前半の入りがものすごく悪かったなというのが、それが全てかなとは思います。
千葉さんが前から激しいプレスをかけてきたので、それにちょっと萎縮してしまって、ボールもつなげない。球際も勝てない。全てにおいて完敗したかなというような印象は受けました。
後半は、千葉さんもちょっと運動量が落ちて、前からのプレスが激しくなくなってきたところでしっかりウチのやりたいことを少しはできたかなと思うんですけど、それが全てうまくいかずに、得点も奪えずに、うーん、今日はあまり言うことがありません」
Q:後半の立ち上がりから田森選手とジョジマール選手を入れたが、その意図を教えていただきたい。
「前半はああいう形で、0-3という形で折り返してしまったので、何かを変えないとという。まず、あの2人(交代した持留選手と内田選手)のパフォーマンスに対してはそんなに、何ていうんですかね、こっちとしては不満ではないんですけど、何かを変えないと点を取れないということで、それが選手交代であったり、システム変更だったりということで、それを考えて。あとはジョジマールのシュート、田森のビルドアップ能力というのをちょっと出そうかなと思って、そこは投入しました」
Q:中盤のシステムをダイヤモンド型からオーソドックスな4-4-2のダブルボランチの形になったが、そのあたりの狙いは?
「向こうの22番の米倉選手がけっこう運動量が多くて、ウチの渡邊がそこで引っ張られて、相手のフォワード、ウチのセンターバックの前が空いてしまったので、そこに対して3枚、4枚で(相手の)3枚を見るという形で修正しながらということで、米倉選手の対策もあります」
Q:3失点は今季の最多失点だが、今日はボールの奪われ方も悪かったと思うが、失点についてはどういうふうに思われるか?
「そうですね。最初の失点はもう(試合の)入り方がフワフワと入ってしまって、ああいう形でセカンドボールに対しても対応も遅かったし、3失点したが、ウチとしてはいつもと同じような形でやろうと臨みましたが、それを上回る千葉さんの出来だったということだと思います。それを修正できなかった僕の問題というのも大きいと思います」
●米倉恒貴選手(千葉):
「(米倉選手の今日の1点目は)(佐藤)勇人さんが裏に抜けてきたので、ニアサイドに走って行ったらちょうどいいところにパスがきました。ここに来そうだなと思ったところにうまくパスが来た。
(米倉選手の今日の2点目は)今日の僕のポジションだと、裏に出るプレーをどんどん狙って行けと言われている。DFの選手や勇人さん、工藤さんがボールを持ったら、裏を狙っていた。
あの場面は走って行ったらちょうどボールが来て、GKの位置も見えていたので、あとは(ヘディングで)触るだけだった。触ればもう入ると思いました。チームメートには『髪形がパンチパーマだから点が取れたんだ』と言われました(苦笑)」
Q:今日は愛媛が前から激しくプレスがくる中でも、米倉選手は競り合いで負けずに頑張っていたが、中盤の勝負は意識していましたか?
「自分がフィジカルで負けないで、体にボールを当てれば、こぼれたボールを勇人さんや工藤さんが拾ってくれる。こぼれ球を拾えれば相手に勝てると思っていました。自分が出た試合は勝ちたいし、フクアリで試合に出たかったので、今日は勝てて点も取れてよかったです」
●佐藤勇人選手(千葉):
「前半に関しては良かったけれど、後半に関しては反省しなければいけない。相手が選手を代えて、システムを変えてきたのもあったけど、3-0というスコアでハーフタイムに入って、少しフワフワした感じで後半に入ってしまった。ウチは足が止まってしまっていて、2-0のスコアだったら危ない展開になっていたんじゃないかと思う。今日は若い選手が試合のメンバーに多かったし、若い選手が点を取ったけど、後半の戦いについてはメンタル的なものを学ばないといけないと思う。
ただ、相手に押されて守備に回ることが多かった中でも失点しないで試合を終えたことはよかった」
●巻誠一郎選手(千葉):
「自分にとっては久々のゲームでゲーム間隔が空いていたので、不安もある中での試合で、個人的には難しい試合だった。個人的にはゴールが取れなかったので50点。
チームとしては、前半の早い時間に点が取れて満足いく内容だったと思うけど、後半はペースが落ちて相手に押し込まれた。自分や倉田、米倉が前に飛び出していく動きがうまくいかなかった。でも、チームが勝ててよかった」
●太田圭輔選手(千葉):
「前からプレスをかけて、守備から入って攻撃に出るというサッカーが前半はうまくできたと思う。愛媛は両サイドバックが高い位置をとってくるので、(ウイングのポジションの)自分が守備に行くのか、それともサイドバックの(和田)拓三が行くのかというのがあったけど、今日に関しては、自分が守備に行くようにした。後半は、自分の位置が低くなってしまって、もっと攻撃に出たかったけど、相手の守備もあったし、スコアも3-0だった。今日に関しては勝つことが一番大事だったので。
次の甲府戦は、勝って勝点を追いついていくのか、負けて勝点の差が開いてしまうのかというところで、状況として重要な試合。絶対に勝ちたい」
●青木良太選手(千葉):
「前半はセカンドボールが取れていたのが大きい。ディフェンスラインを高くすることを心がけてやっていたけど、それも前の選手がしっかりボールを追ってくれたから。その点では、今日の前の選手は前半、素晴らしかったと思います。後半は相手がダブルボランチにシステムを変えてきた。スコアが3-0になっていたから、相手が何か変えてくるというのはわかっていた。
疲れが出てきたこともあって、相手に押し込まれて下がってしまったけど、落ち着いて対応して失点しなかったのはよかったと思う」
●金守智哉選手(愛媛):
「今日は、前節の甲府戦で、前半は縦にシンプルにやっていたけど、後半はボランチから展開してうまくいっていたので、その後半のイメージのまま試合に入ってしまったように思う。先制されたことで自分たちとしては戦い方を変えないといけないんだけど、そこでしっかりできなかった。
先に失点した時に、今はまだ0-1でいいというふうに割り切って前半を戦えればよかったけど、それができなかった。
攻撃に関しては、サイドを攻める時にはもっとサイドをえぐっていくようにできればよかった。ペナルティエリアの中にどんどん入って行って、一対一の勝負ができれば、逆にウチのほうにも事故のような形で得点が入ることもあったかもしれない」
●渡邊一仁選手(愛媛):
「ウチみたいなチームにとっては早い時間に相手に先に点を取られてしまうとゲームプランが狂ってしまう。前半は相手にボールを取られて、その後の相手の圧力に押し込まれてしまった。こんなふうに3失点したのは今季初。しかも2失点目は僕のせいです。自分たちがボールを取って相手に圧力をかけていきたかったのに、千葉に逆にやられました。後半はこっちが圧力をかけていけたけど、なかなか点が取れなかった」
3-0で愛媛に完封勝利、ほっとしました。
洋平と青木良太のCBコンビは、3戦目なのでだいぶ息が合ってきたのではと勝手に思っています。
今日23時からJスポーツ1で録画放送がありますので、眠気を我慢して観戦したいと思っています。
Wカップ前の試合は後1試合、それも2位の甲府との直接対決、今度も完封で勝利を!
【J2:第16節 千葉 vs 愛媛】
試合終了後の監督、各選手コメント(J's GOALより)
6月6日(日) 2010 J2リーグ戦 第16節
千葉 3 - 0 愛媛 (16:03/フクアリ/11,324人)
得点者:1' 倉田秋(千葉)、18' 米倉恒貴(千葉)、38' 米倉恒貴(千葉)
【先発】
ジェフ市原千葉
GK 17 櫛野 亮
DF 13 和田 拓三
DF 15 福元 洋平
DF 31 青木 良太
DF 3 アレックス
MF 24 太田 圭輔
MF 7 佐藤 勇人
MF 10 工藤 浩平
MF 14 倉田 秋
FW 22 米倉 恒貴
FW 18 巻 誠一郎
【控え】
GK 1 岡本 昌弘
DF 2 坂本 將貴
MF 6 山口 慶
MF 16 谷澤 達也
FW 9 深井 正樹
FW 26 金沢 亮
FW 29 青木 孝太
後半31分 倉田 秋 → 谷澤 達也
後半36分 米倉 恒貴 → 青木 孝太
後半42分 太田 圭輔 → 深井 正樹
【先発】
愛媛FC
GK 21 山本 浩正
DF 13 関根 永悟
DF 5 アライール
DF 3 金守 智哉
DF 28 高杉 亮太
MF 4 渡邊 一仁
MF 7 持留 新作
MF 16 赤井 秀一
MF 23 杉浦 恭平
FW 24 福田 健二
FW 8 内田 健太
【控え】
GK 35 兼田 亜季重
DF 2 吉川 健太
DF 15 松下 幸平
MF 6 田森 大己
MF 17 大山 俊輔
FW 9 ジョジマール
FW 11 石井 謙伍
ハーフタイム 内田 健太 → ジョジマール
ハーフタイム 赤井 秀一 → 田森 大己
後半23分 持留 新作 → 大山 俊輔
●江尻篤彦監督(千葉):
「先にああいう形で先手を取れるとやっぱり、前にも話をしたんですが、楽なゲームになる。ゲームというか展開になりますね。それと、うーん、ある意味、少しスタイルを変えながら今日は戦わせてもらいました。
必ず勝点3をあげなきゃいけないという今日のゲームの状況だったので、理想とはちょっと離れていたかもしれませんが、スタイルを変えながら戦った結果が、今日はいい方向に転んだかなというふうに思っています。
まあ、あとは失点をゼロで抑えられたということは、今の我々にとったらすごくプラスになる部分だなというふうに思っています。それはリスタートも含めてです。
久しぶりに試合に出た選手がいい働きをしてくれたかなと。まあ、皆さんが言う、これがチーム力なのかもしれませんけども、まだまだ課題があります。
次の甲府戦に向けてしっかり課題を修正して、(J2リーグ戦)中断期間の(前の)ラストのゲームを思いっきり戦いたいなと思っています」
Q:今日は勝つためにというお話があったが、中盤の選手の並べ方を変えたことによる効果で手応えを得たというかハマったなと思われるところは?
「やっぱり相手の嫌がるスペースに出て行けたシーンが何回か、特に前半は作れたので、それは今までなかったというか、いい時には出ていたんですけども、ここ何試合か見られなかったランニングが相手の嫌がるところに出て行けたのが良かったなというふうに思っています」
Q:そのランニングという意味では、米倉選手の飛び出していくというプレーに対しての評価はいかがか?
「もう少し90分ぐらい続く体力が必要かなと。今日改めて見ていて、60分ぐらいでアゴがあがっていたので。まあ、彼はもう一つランクを上げるためにもやっぱり90分間しっかり戦える、昔、千葉にいた、今、F東京にいる羽生のような、まあ、高校も同じ八千代ですから、やっぱり羽生選手のようなプレーを彼がああいうポジションでできたら、もっと上のレベルを狙えるんじゃないかというふうに思います」
Q:後半、途中で倉田選手がセンターに入って、米倉選手が位置を入れ替わったが?
「受け手の選手が多くなってしまったというのと、やはりあの時間帯はボールを愛媛さんに支配される時間帯の中で、奪った時に受け手になる選手がなくなってしまったと。巻も消えている時間帯だったので、どうしても起点を作りたかったということで、そういう選択肢もあるかなという感じです。
(記者会見を終了しようとしたところで、江尻監督から話を切り出して)
あと、先週の水戸戦でやっぱり戦う気持ちのない、不甲斐ないゲームをしてしまったということを、選手がすごくプライドを持って今日はしっかりホームでサポーターの皆さんの声援にしっかりプレーで応えようというような結果も、前半の立ち上がりからのギアを入れて戦えたところにつながっていると思いますので。やっぱり水戸戦で2000人の(千葉サポーターの)お客さんが来てくれたアウェイの地でしっかり戦えなかったということが、今日は選手が本当にプライドを持って戦ってくれたなと。
やっぱり毎試合続けられるようにしっかりトレーニングしていきたいなというふうに思っています。サポーターにはすごく感謝しております」
●青野慎也コーチ(愛媛):
「前節の甲府さんとの試合の逆転負けをちょっと引きずって、前半の入りがものすごく悪かったなというのが、それが全てかなとは思います。
千葉さんが前から激しいプレスをかけてきたので、それにちょっと萎縮してしまって、ボールもつなげない。球際も勝てない。全てにおいて完敗したかなというような印象は受けました。
後半は、千葉さんもちょっと運動量が落ちて、前からのプレスが激しくなくなってきたところでしっかりウチのやりたいことを少しはできたかなと思うんですけど、それが全てうまくいかずに、得点も奪えずに、うーん、今日はあまり言うことがありません」
Q:後半の立ち上がりから田森選手とジョジマール選手を入れたが、その意図を教えていただきたい。
「前半はああいう形で、0-3という形で折り返してしまったので、何かを変えないとという。まず、あの2人(交代した持留選手と内田選手)のパフォーマンスに対してはそんなに、何ていうんですかね、こっちとしては不満ではないんですけど、何かを変えないと点を取れないということで、それが選手交代であったり、システム変更だったりということで、それを考えて。あとはジョジマールのシュート、田森のビルドアップ能力というのをちょっと出そうかなと思って、そこは投入しました」
Q:中盤のシステムをダイヤモンド型からオーソドックスな4-4-2のダブルボランチの形になったが、そのあたりの狙いは?
「向こうの22番の米倉選手がけっこう運動量が多くて、ウチの渡邊がそこで引っ張られて、相手のフォワード、ウチのセンターバックの前が空いてしまったので、そこに対して3枚、4枚で(相手の)3枚を見るという形で修正しながらということで、米倉選手の対策もあります」
Q:3失点は今季の最多失点だが、今日はボールの奪われ方も悪かったと思うが、失点についてはどういうふうに思われるか?
「そうですね。最初の失点はもう(試合の)入り方がフワフワと入ってしまって、ああいう形でセカンドボールに対しても対応も遅かったし、3失点したが、ウチとしてはいつもと同じような形でやろうと臨みましたが、それを上回る千葉さんの出来だったということだと思います。それを修正できなかった僕の問題というのも大きいと思います」
●米倉恒貴選手(千葉):
「(米倉選手の今日の1点目は)(佐藤)勇人さんが裏に抜けてきたので、ニアサイドに走って行ったらちょうどいいところにパスがきました。ここに来そうだなと思ったところにうまくパスが来た。
(米倉選手の今日の2点目は)今日の僕のポジションだと、裏に出るプレーをどんどん狙って行けと言われている。DFの選手や勇人さん、工藤さんがボールを持ったら、裏を狙っていた。
あの場面は走って行ったらちょうどボールが来て、GKの位置も見えていたので、あとは(ヘディングで)触るだけだった。触ればもう入ると思いました。チームメートには『髪形がパンチパーマだから点が取れたんだ』と言われました(苦笑)」
Q:今日は愛媛が前から激しくプレスがくる中でも、米倉選手は競り合いで負けずに頑張っていたが、中盤の勝負は意識していましたか?
「自分がフィジカルで負けないで、体にボールを当てれば、こぼれたボールを勇人さんや工藤さんが拾ってくれる。こぼれ球を拾えれば相手に勝てると思っていました。自分が出た試合は勝ちたいし、フクアリで試合に出たかったので、今日は勝てて点も取れてよかったです」
●佐藤勇人選手(千葉):
「前半に関しては良かったけれど、後半に関しては反省しなければいけない。相手が選手を代えて、システムを変えてきたのもあったけど、3-0というスコアでハーフタイムに入って、少しフワフワした感じで後半に入ってしまった。ウチは足が止まってしまっていて、2-0のスコアだったら危ない展開になっていたんじゃないかと思う。今日は若い選手が試合のメンバーに多かったし、若い選手が点を取ったけど、後半の戦いについてはメンタル的なものを学ばないといけないと思う。
ただ、相手に押されて守備に回ることが多かった中でも失点しないで試合を終えたことはよかった」
●巻誠一郎選手(千葉):
「自分にとっては久々のゲームでゲーム間隔が空いていたので、不安もある中での試合で、個人的には難しい試合だった。個人的にはゴールが取れなかったので50点。
チームとしては、前半の早い時間に点が取れて満足いく内容だったと思うけど、後半はペースが落ちて相手に押し込まれた。自分や倉田、米倉が前に飛び出していく動きがうまくいかなかった。でも、チームが勝ててよかった」
●太田圭輔選手(千葉):
「前からプレスをかけて、守備から入って攻撃に出るというサッカーが前半はうまくできたと思う。愛媛は両サイドバックが高い位置をとってくるので、(ウイングのポジションの)自分が守備に行くのか、それともサイドバックの(和田)拓三が行くのかというのがあったけど、今日に関しては、自分が守備に行くようにした。後半は、自分の位置が低くなってしまって、もっと攻撃に出たかったけど、相手の守備もあったし、スコアも3-0だった。今日に関しては勝つことが一番大事だったので。
次の甲府戦は、勝って勝点を追いついていくのか、負けて勝点の差が開いてしまうのかというところで、状況として重要な試合。絶対に勝ちたい」
●青木良太選手(千葉):
「前半はセカンドボールが取れていたのが大きい。ディフェンスラインを高くすることを心がけてやっていたけど、それも前の選手がしっかりボールを追ってくれたから。その点では、今日の前の選手は前半、素晴らしかったと思います。後半は相手がダブルボランチにシステムを変えてきた。スコアが3-0になっていたから、相手が何か変えてくるというのはわかっていた。
疲れが出てきたこともあって、相手に押し込まれて下がってしまったけど、落ち着いて対応して失点しなかったのはよかったと思う」
●金守智哉選手(愛媛):
「今日は、前節の甲府戦で、前半は縦にシンプルにやっていたけど、後半はボランチから展開してうまくいっていたので、その後半のイメージのまま試合に入ってしまったように思う。先制されたことで自分たちとしては戦い方を変えないといけないんだけど、そこでしっかりできなかった。
先に失点した時に、今はまだ0-1でいいというふうに割り切って前半を戦えればよかったけど、それができなかった。
攻撃に関しては、サイドを攻める時にはもっとサイドをえぐっていくようにできればよかった。ペナルティエリアの中にどんどん入って行って、一対一の勝負ができれば、逆にウチのほうにも事故のような形で得点が入ることもあったかもしれない」
●渡邊一仁選手(愛媛):
「ウチみたいなチームにとっては早い時間に相手に先に点を取られてしまうとゲームプランが狂ってしまう。前半は相手にボールを取られて、その後の相手の圧力に押し込まれてしまった。こんなふうに3失点したのは今季初。しかも2失点目は僕のせいです。自分たちがボールを取って相手に圧力をかけていきたかったのに、千葉に逆にやられました。後半はこっちが圧力をかけていけたけど、なかなか点が取れなかった」