書名: 常識を超えれば夢は叶う -問いかけ、気づかせ、導くコーチング-
著者: 永里正彦
発行所: 出版芸術社
定価: 1,200円+税
運動会休みで毎日暇なもので、紀伊国屋で購入し読んだ本です。ご紹介します。
さて著者の永里氏は、ご存知のように、長男・源気さんが、Jリーガー(ガイナーレ鳥取所属)、長女・(大儀見)優季さんが、なでしこジャパンの不動のFW(独ポツダム所属)、次女・亜紗乃さんも2013年3月になでしこジャパンに選ばれた(独ポツダム所属)という、子どもさん3人共がプロサッカー選手である方です。
ある意味、稀有なサッカー子育て経験をされた方だと思います。
ご自身も、お父さんコーチ(サッカー未経験)からスタートし、今はプロのサッカー指導者としてジュニアからジュニアユースまでは指導をされておられます。
この本は、著者の子育て論でありますが、サッカーの指導者としても納得する、或いは同じような思いを持つフレーズがたくさん出てきます。
例えば、「父性と母性」という言葉がたくさん出てきます。これは、家庭環境の中に、厳しい理不尽を伴う子どもに対する要求(父性)と、全てを受け入れる優しい感情(母性)の二面がないと子どもの心は成長しないというものです。
当団のS代表も『子ども成長には怖い人(父)と優しく甘えられる人(母)が必要』と言っていますが、正に同じことです。
また、「徹底的にやりきった経験が伸びしろにつながる」というフレーズも大いに共感できます。
わたしも、何事もやりきらないと次のステップ、道は見えないという気持ちをいつも持っています。中途半端の経験では、本当の力はついてこないし、そこからしか見えない高い課題も明確にはならないはずです。
自分で限界の線を引いたり、情報過多で不要なものを捨てさることが出来ない子になり、能動的になれず、いつも受け身の姿勢になってしまいます。苦しさの中にこそ、次元の高い本当の楽しさや解決能力が身につくものです。
その他にも納得共感できる子育て論満載です。
子育てに悩んだり、子どもとの接し方に不満/不安がある方には一読をお勧めします。
目次(抜粋)
Ⅰ サッカーとの出会いから
子供たちで決めあう経験
最善を考えられるために
偶然を必然にとらえる/他人と比較することなく自分を創造する
念ずれば花開く - 常識に・理屈に屈さない
一徹であること
理性と現実を理解させる/親子ともに自ら学ぶ
理性と感情の狭間にいるということ/父性と母性、理性と感情
子供を目的地に導く
Ⅱ 地域で育まれることから
習うより慣れろ
子供の器を育むためには
「普通でいい」「皆と同じでいい」では器は大きならない
百を知らせるより一を経験させる/夫婦で夢中になれる共通項を
子育ては親の学びである/子供の使命、親の使命
一生懸命は誰のため
能動的に動くには
毎日がセレクション/迷った時には困難な道を選ぶ
徹底的にやりきった経験が伸びしろにつながる
「出し切ること」と「吐き出す」
挑戦することから
Ⅲ 歩み続けることから
創意工夫を生むためには
工夫が必要な環境に身を置かせる/子供への厳しさは自分への厳しさでもある
子供への厳しさは自分への厳しさでもある
心の中から
子供の「楽しい」=「意志」を感じ取る
「本当の楽しさ」が、無から有を生み出す
真の楽しさとは/自分で気づかせる/問いかけることで大人も成長する
一つのことに入り込むかことから、物事の深みを知る
視野を広げて
隠されている真実に
著者: 永里正彦
発行所: 出版芸術社
定価: 1,200円+税
運動会休みで毎日暇なもので、紀伊国屋で購入し読んだ本です。ご紹介します。
さて著者の永里氏は、ご存知のように、長男・源気さんが、Jリーガー(ガイナーレ鳥取所属)、長女・(大儀見)優季さんが、なでしこジャパンの不動のFW(独ポツダム所属)、次女・亜紗乃さんも2013年3月になでしこジャパンに選ばれた(独ポツダム所属)という、子どもさん3人共がプロサッカー選手である方です。
ある意味、稀有なサッカー子育て経験をされた方だと思います。
ご自身も、お父さんコーチ(サッカー未経験)からスタートし、今はプロのサッカー指導者としてジュニアからジュニアユースまでは指導をされておられます。
この本は、著者の子育て論でありますが、サッカーの指導者としても納得する、或いは同じような思いを持つフレーズがたくさん出てきます。
例えば、「父性と母性」という言葉がたくさん出てきます。これは、家庭環境の中に、厳しい理不尽を伴う子どもに対する要求(父性)と、全てを受け入れる優しい感情(母性)の二面がないと子どもの心は成長しないというものです。
当団のS代表も『子ども成長には怖い人(父)と優しく甘えられる人(母)が必要』と言っていますが、正に同じことです。
また、「徹底的にやりきった経験が伸びしろにつながる」というフレーズも大いに共感できます。
わたしも、何事もやりきらないと次のステップ、道は見えないという気持ちをいつも持っています。中途半端の経験では、本当の力はついてこないし、そこからしか見えない高い課題も明確にはならないはずです。
自分で限界の線を引いたり、情報過多で不要なものを捨てさることが出来ない子になり、能動的になれず、いつも受け身の姿勢になってしまいます。苦しさの中にこそ、次元の高い本当の楽しさや解決能力が身につくものです。
その他にも納得共感できる子育て論満載です。
子育てに悩んだり、子どもとの接し方に不満/不安がある方には一読をお勧めします。
目次(抜粋)
Ⅰ サッカーとの出会いから
子供たちで決めあう経験
最善を考えられるために
偶然を必然にとらえる/他人と比較することなく自分を創造する
念ずれば花開く - 常識に・理屈に屈さない
一徹であること
理性と現実を理解させる/親子ともに自ら学ぶ
理性と感情の狭間にいるということ/父性と母性、理性と感情
子供を目的地に導く
Ⅱ 地域で育まれることから
習うより慣れろ
子供の器を育むためには
「普通でいい」「皆と同じでいい」では器は大きならない
百を知らせるより一を経験させる/夫婦で夢中になれる共通項を
子育ては親の学びである/子供の使命、親の使命
一生懸命は誰のため
能動的に動くには
毎日がセレクション/迷った時には困難な道を選ぶ
徹底的にやりきった経験が伸びしろにつながる
「出し切ること」と「吐き出す」
挑戦することから
Ⅲ 歩み続けることから
創意工夫を生むためには
工夫が必要な環境に身を置かせる/子供への厳しさは自分への厳しさでもある
子供への厳しさは自分への厳しさでもある
心の中から
子供の「楽しい」=「意志」を感じ取る
「本当の楽しさ」が、無から有を生み出す
真の楽しさとは/自分で気づかせる/問いかけることで大人も成長する
一つのことに入り込むかことから、物事の深みを知る
視野を広げて
隠されている真実に