宇佐神宮の赤い大鳥居をくぐって、拝殿に向かって歩くと左手に菱形池がある。
八幡大神が現れになった神聖な池である。
この池の周りにモミジが見られる。日当たりがいいので赤く色づいていた。
色づいた向こうに能楽堂があり、手摺や基礎杭の赤とマッチして絵になる。
日当たりひとつで色づきが変わるのだが、根幹たる幹が早く落ちろと葉っぱに指令を出すのか
枝か勝手に葉に指令を出し色づき始めるのか。
それとも葉っぱが、各々で頃合いを見計らって、勝手に色づきはじめてしまうのだろうか。
枝葉末節なことなのだが、考えると深みにはまる。