おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

扇田と新緑とライダーと私(阿蘇産山村扇田)

2015年05月24日 06時30分49秒 | 日記

 

バイクすぐにどけますからといってライダー5人が見晴らしの利く小高い山に向かった。

「いいよ、絵になるから撮らせてもらうよ」といって、扇田を見下ろせる農道を少し歩き三脚を据えた。

 

初夏の阿蘇谷の風景を見終え

湯布院へ向かい水を張った田んぼに浮かぶ、逆さ由布でも撮るかと考えていたが

阿蘇谷もまだ水が張ってない田んぼがあり、ここより更に70kmも走ってがっかりしても仕方がないので

湯布院の初夏の風景はボツにした。

単に100km近くもハンドルを握るのが嫌だったのかもしれない。

そこで、産山村の扇田を覗いてみることにした。

水を張った扇の形をした山奥の田んぼは、今年も夏の季節を伝えてくれる。

 

そばの牧場では、鉄条網の近くに寄ると人馴れした牛が近づいてくる。

頭をゴシゴシとしてやると、気持ちよさそうな目をする。

頭を撫でながら「すき焼きを食べることはないよ、だって牛は食べないから」そう言ってやった。

もともと、肉といえば豚が鳥しか食べない。

 

年に数回食べるステーキは、赤みの多いオーストラリア牛だ。

ステーキ食べたとしても、頭を撫でられ気持ちよさそうな眼差しを向けた

あの牛を思い出すこともたぶんないだろう。