太陽が山に沈み空がほんのりと赤く染まる頃、十数台の山笠が町の中心部にあるフェスティバルパークへと集結する。
道幅がそう広くない通りを、山笠が窮屈そうに抜けるてくる。
重さ２トンの山笠の重みがかき棒を伝わり、男たちの肩に悲鳴を上げさせる。
広場は大勢の見物人であふれかえっている。広場を取り巻くように屋台も出ている。
祭りムードが一気に高まった頃、山笠に明かりがともされ白いバレンが闇に浮かび上がる。
山笠の動きと人の動きが錯綜しながら祭りは盛り上がっていく
ひと通り撮り終えてエンャーヤッサの掛け声を背に、まだまだ盛り上がる会場を後にした。
この祭りを見に糸田町に足を運ぶ価値は十二分にある。
