あかない日記

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ポルトガル紀行192 リスボン34 マリア2世国立劇場       

2019-09-27 | ポルトガル紀行

 

      正面 ロシオ広場側

 

       ロシオ駅側

 

 

ロシオ広場の北端に建つ建物は
「マリア2世国立劇場」

 

劇場は、1450年に建てられた
古いエスタウス宮殿のあった場所
(ロシオ広場北側)に建てられた。


1755年のリスボン大地震で
倒壊を免れたが 
1836年の火事で全焼してしまった。

女王マリア2世により
ロマン派
の詩人で劇作家でもある
アルメイダ・ガレットの功績に
謝意を示し新しい劇場のため
宮殿跡地が提供され 
イタリア人建築家
フォルトゥナート・ローディによる

ネオクラシカル様式の劇場が
5年の歳月を経て
1846年に完成した。

 


ファサードは 
6本のイオニア式円柱のあるポルチコ
(屋根付き柱廊玄関)である。

ペディメントには、ルネサンス期の
劇作家でポルトガル演劇の祖といわれた
ジル・ヴィセンテの像が立つ。

破風のティンパヌムは、
アポロンとミューズの
彫刻レリーフで装飾されている。


劇場内部には、多くの重要な
19世紀ポルトガル芸術家の
作品で飾られていたが

これらの多くは1964年の
火事で焼失してしまった。

1978年 劇場は完全に修復され
再度落成している。

 

 

 

 


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