あかない日記

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インド紀行 97 廟の内部

2016-02-09 | インド紀行

 

入場制限があるなど非常に混雑で 

警備員のホイッスルが鳴り響く廟内に入る。


中央に王妃の石棺が置かれ 扉で見えないが 


その左横には皇帝シャー・ジャハーンの

石棺が安置されている。


棺は イスラム教徒として 

頭をメッカの方角に向けているが 


皇帝の石棺の方が王妃の棺よりやや大き目。


息子のアウラングゼーブは 

父親の廟を造らずに 亡骸を王妃の隣に安置した。


このことが 完璧な左右対称(シンメトリー)を誇る

タージ・マハルで
唯一左右対称でないのが
 
この棺の安置室で “左右対称を壊した”と言われている。

なお この石棺は レプリカで 

本物は地下に安置されている。

大理石の棺には草花を連続模様にした象眼細工が施され

花の1つ1つに貴石が嵌め込まれている。

 

 


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