ひと際高く見える教会は、
旧市街の北側、ライ通りとピック通りの間にある
124mの高さの塔をもつ
ゴシック様式の「聖オレフ教会」
ノルウェーの聖人王を祀った教会で、
13世紀ごろに建てられ、159mの巨大な尖塔は、
当時世界一高い塔で寄港する船への道標となるとともに、
避雷針として、とても役立った。
しかし、落雷が繰り返し尖塔を直撃し、
建物自体は3度、完全に焼け落ちてしまったが、
1840年には現在の姿になった。
この教会の真裏
外壁にキリストの受難を描いた8枚のレリーフと
最下部に「石になったオレフ」の像がある。
この像の由来は、
この教会の完成直前に塔の頂に
十字架を取り付けていたオラフという職人が転落し際、
彼の口からヒキガエルとヘビが飛び出し
体はすぐに石になってしまったという。
オレフを哀れんだ市民たちは
彼の名前を教会の名前とした。という。
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