あかない日記

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小説家 三浦綾子 2

2020-10-15 | 人物忌


( 朝日新聞 1964/7/10 )

 

前回 小説家 三浦綾子 に続いて

小説家へのデビュー作
「氷点」について触れる。

1963年に朝日新聞による
大阪本社創刊85年
・東京本社75周年記念事業の

1000万円懸賞小説公募に
小説「氷点」を投稿し当選する。

作品「氷点」は 
1964年12月から翌年11月にかけて
朝日新聞朝刊に
連載された。

内容は 継母による継子いじめ
義理の兄妹間の恋愛感情など人間関係

加えて  キリスト教の概念 “原罪” が
重要なテーマとして背景となっている。

つまり ”氷点” は 
人間には 心が凍り付く瞬間がある
ことを表している。

1965年に朝日新聞社より出版され
71万部を売り上げている。

なお当時の1000万円は
現在の物価指数に換算すれば

4000万円に相当する。
 


  (Web資料から)


“氷点”は 大ベストセラー
となり映画化されている。

映画「氷点」(1965年・大映)
監督:山本薩夫 脚本:水木洋子
配役:若尾文子(夏枝)大楠道代(陽子)

また ラジオ テレビでも放送されている。

なお テレビ番組 “笑点”
(1966年放送開始)の題名は

この氷点から付けたとも言われる。

 

 



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