エルラシディアの街を抜けて
ズィズ渓谷沿いに走る。
再び ズイズ渓谷を望める高台で休憩。
こちらの渓谷は 先ほどの荒涼たる
グランドキャニオンとは違い
眼下には オアシスのナツメヤシ林が
長い緑の絨毯を敷き詰めたように 遠く先まで延びて
モロッコ最大のオアシスになっている。
約80万本ものナツメヤシが ここで生育され
人々の生活を支えているようだ。
対岸は 茶褐色のテ-ブルマウンテンが
城郭のように見える。
高台には この景観を借景して
レストランが店を開けている。
また 広場では ベルベル人が
干したナツメヤシの実とイチジクを売っていたが
ツアー仲間が 買い占めたのか
今日の売り上げを達成し
さっささっさと 店じまいを始めた。