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あかない日記

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台湾紀行(126) 中山と中正

2014-01-05 | 台湾紀行

 

 

  台北市をはじめ 台湾各地に 「中山」とか「中正」と
  名のつく地名 施設や公園 道路が多くある。

  その「中山」は孫文 「中正」とは蒋介石のことで 
  中山は、孫文が自分でつけた号
  中正は号ではなく 蒋介石の本名の方だそうだ

  しかし 二人の人気度については 大きな違いがあるようだ。
  孫文(1866年生)は、アジアで最初の民主主義革命
  辛亥革命の指導者であり 大きな権力を握ることなく亡くなったため
  今でも 大きな人気と尊敬を集めている。

  また 蒋介石(1887年生)は 戦後戒厳令をしき
  自分に反対する人たちを弾圧した時代もあり 

  228事件や白色テロで多くの台湾人が犠牲となっている。

  特に、中国大陸からやってきた外省人でもあることから
  台湾出身の本省人の人たちから見れば 侵略者としての
  一面も持っているのでので 嫌っている人も多いようだ。

  そんなことから 2000年以降 民進党政権になってからは
  脱「蒋介石」が進んでいる。

  「中正国際空港」が 今は桃園国際空港になったことは
  先に話題にしている。


    中国・広州 「中山祈念堂」(資料から)