あかない日記

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東欧旅行(17) 幸福の鐘

2012-11-14 | 東欧5カ国紀行

 

   天井中央から祭壇前に1本のロープが垂れ下がっている。
      このロープを引き 鐘「Wishing Bell」を3回鳴らすと
         幸せがやってくるといわれる。

 ある資料では 7回とも この紐の引き方が難しいようで
   要は鳴らすことができればよいのでは・・・? 

 特に この鐘を鳴らす時に 恋愛に関する願い事は叶うそうだ。

    ツアー中の女性群も挑戦し 鐘が鳴り響いていた。

    当方は もう “幸せを願う歳” でもないので 遠慮する。

 この鐘のいわれは

   『 昔々 夫が殺され深い悲しみを持った若い未亡人がブレッド城に
     住んでいた。
  未亡人は持っていた金銀をすべて集め 夫への
     思いを託し 鐘を鋳造したが
完成した鐘を島へ運ぶ途中に
    激しい嵐に遭い 鐘は船とともに
湖に沈んでしまい 
     今でも湖の底からこの沈んだ鐘の音が聞こえる。 
      完全に絶望した未亡人は 身の回りのもの全てを売り払い
     そのお金で島に教会を建て 自らはローマの尼僧院に入った。
     死後にローマ法王がこの話に感動し 
      “すべての人の願いがかなうこと”
     を祈って この教会に新しい鐘楼を寄付した。』

   と資料にある。