こんにちは!
(株)あいすくむり の加勢健吾です☆
この会社はソフトクリームやジェラート、アイスクリームが大好きな人たちが集まる会社・・・ではなく
ソフトクリームやジェラート、アイスクリームという商材を活用して商売をしたいと思う方々を対象に、オリジナルアイスの商品開発から、小ロットから製造。最近ではコンサル業のお仕事をメインにさせて頂いております。
で、そのコンサルタントのお仕事で、少々気になっている傾向があるのです。
それが・・・
「凝り固まった価値観を持っている」
と、思われる若者(経営未経験者)からのご相談が多いんですよね。。。
ちょっと一言では表現は出来ないのですが
「オレ(私)、ちゃんと勉強しています!」
みたいな・・・。
(・・・ちょっと違うかな?)
恐らく、本やYouTubeなどの動画で知識を得たんでしょう・・・。
最近お会いさせて頂いた方(パッと見たところ僕と同世代の方)は
「サラリーマンは馬鹿のやることだ!」
「自分の商品を作って売らないと、これからの時代は搾取されてしまうんです!」
という熱い思いを僕に語ってくださいました。
「ああ・・・きっとイケハヤさんの影響かな?」
と思い確認してみると、案の定イケハヤさんの信者でしたし、その他にも多くの著名なビジネス系ユーチューバーの方々の影響を受けていましたね(^^;
まあ、勉強熱心で素晴らしいのですが
「イケハヤさんが正しい!」
という意見に凝り固まってしまっているようなのです。
ここが一番の問題かと僕は思います。
これはあくまでも僕の意見ですが、この凝り固まった価値観こそ、これからの多様性の時代に最も危機感を感じなければいけない心理状況だと思うのです。。。
「サラリーマンは馬鹿がすること」
って、確かにそういった意見もあるかもしれません。
しかし、サラリーマンをしている僕の友人(大手企業のエリートリーマン)がいるのですが、彼の意見は全くの逆で
「自分から進んで起業するやつは、9割以上が馬鹿だ」
「自分でリスクを取らなくても、同じ目標を持った優秀なリーダーについていく方がよっぽど利口だよ」
と、言い切ってしまっています。
どちらの意見も極端で
どちらが「正しい」とか「間違っている」とかは、判断できるものではないのですが
そもそも「正しい」とか「間違い」とかではなく、どちらの意見も尊重すべきものなのです。
そういう僕も10年前はとても極端な思考の持ち主で、自分の意見を他人に押し付けていました。
「オレは誰よりも努力している!」
「オレはこれから日本の農業界を変えてやる!」
「オレのやり方が正しいんだ!」
なんて鼻息を荒くして、スゴイ勢いで仕事をやっていましたが、結局会社の外部だけでなく内部にも僕のやり方に不満を持つ人間がどんどん増えていったのです。
幸い(?)仕事の成果は出ていたので、声を大にして僕に異を唱える人間はいませんでしたが、評判は良くなかったのは間違いなかったです。
ただ、だんだんと仕事量が増えてくると、一人でガンガンやって行くには限界がでてきます・・・。
その時に、さらに規模を大きくしようと考えたら他人の協力は必要になります。
これは絶対です。
自分の「価値観」をゴリ押ししていては、誰も協力はしてくれません。
特に起業時にはそこまで多くの資金も持っていないと思うので、お金で解決をする・・・というのも限界があります。
その第一歩が、価値観を固定化させず、他人の考えや意見を柔軟に取り入れることができる人間になること・・・
ではないかと思います。
僕も正直、まだまだ100%出来ている・・・とは言えませんが
それでも、後々振り返って
「失礼があったな・・・」
と思ったら、それが自分の部下であってもちゃんと謝るようにしています。
そうゆうことができるようになってから、飛躍的に仕事が楽になりました。
僕の所に相談にくる方々は僕のお客様です。
お客様に「成果を出して頂くこと」が我々のミッションです。
いきなりは難しいとは思うのですが、価値観を固定化せず、常に柔軟になって欲しいと心より願っています。
あいすくむり → https://aisukumuri.com/
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