(株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会

あなたのお店でしか食べられないオリジナルソフトクリームの開発・製造を通し、売り上げ向上のお手伝いをさせて頂きます。

利益の出ているお店は「専門性」の中に「多様性」がある。

2019年10月28日 | ビジネス

 

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

ここ最近、大雨が続いておりますね・・・。

先々週の台風19号が日本に上陸した際、東京に単身赴任をしている僕は、超絶ビビッて東京から地元の新潟に逃げようとした結果、高速道路が途中で封鎖され、にっちもさっちも行かなくなり東京に逆戻り・・・。

普段、東京では地下生活をしているのですが

「地下水没」

の4文字が目の前にチラつき、1階にある店舗のソフトクリームサーバーの前で寝て・・・

否・・・。

全然寝れなかったことは記憶に新しいことであります。

でも、本当に多くの被害をだしているここ最近の台風&大雨・・・。

被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

さて・・・

この記事を読んでいる方々はきっと飲食関係の商売と関係が深い方々だと思います。

で・・・

台風&大雨も当然怖いのですが、商売をしている人間にとってそれと匹敵するくらい恐ろしいこと・・・

それが

「売上不振」

の4文字。

我々あいすくむり・・・

というより僕個人ですね☆

僕は過去、ジェラート屋さんを2店舗、クレープ屋さんを1店舗、定食屋さんを1店舗、潰した人間でございます。

すべて「売上不振」が原因でお店を潰しました。

で、こんなオリジナルのアイスやソフトクリームを作る会社を運営しているわけでございますから、潰れていく店舗もたくさん見ているわけでございます☆

ここで、皆さんが気になること!

「売上不振」に喘ぐお店と、そうでないお店。

言ってしまえば

「儲かっているお店とそうでない店の違いってなんなの??」

という素朴な疑問について、あくまでも僕の経験をもとに書かせて頂きます☆

 

で、僕は過去の記事で「新商品・新サービスの開発」や「情報発信」をはじめ「店舗の立地」などが大切ですよ!

と書いて来ましたが、今日はそれとは違う、もう少し根源的なことを1つだけご紹介します。

 

まず・・・

「あいすくむりさんに作って頂いたオリジナルソフトクリームを、当店の目玉商品にしたい!」

というお客様は、あえなく潰れて行く傾向が強いように感じます。

いきなりで申し訳ないのですが、僕らの作る商品でガンガン稼ぐ・・・

と言うのは少し難しい・・・と言うのが実態です。

「所詮」という言葉を使ってしまうのは不本意ではありますが、厳しいビジネスの世界・・・。

ここはあえて心を鬼にして申し上げますが「所詮」はソフトクリームなのです。

ソフトクリームは常に脇役。

もしソフトクリームを主役にしたいのであれば「ソフトクリーム」の専門店を作ってください。

 

先日、お豆腐屋さんが、自社で製造したお豆腐のソフトクリームを作りたいとのことでお問い合わせを頂きました。

そして

「このお豆腐のソフトクリームを看板商品にしたい!」

というお申し出を頂いたのです。

ソフトクリームやアイスを専門に開発・製造をする当社に対するリップサービスで言っているのであれば全然問題ありません。

恐らく、このお豆腐屋さんはリップサービスでそのように言ってくれたのだとその後の会話で感じておりましたが、お豆腐屋さんであれば、原則としてはお豆腐で勝負をしていくべきなのです。

「自社のお豆腐の美味しさを多くの人に知って頂く!」

という目的が仮にあったとします。

で、その目的を達成するために様々な作戦案が立てられます。

その案の中に

「自社の豆腐を老若男女、多くの人から人気が高いソフトクリームにしてご提供し、その美味しさに触れ合う機会を増やしてみたい!」

というものがあったとします。

で、数ある作戦案の中から

「今回は、ソフトクリームを失敗上等で挑戦してみよう!」

という心理状態で臨むのであればなんら問題はありません。

ただ・・・

「お豆腐のソフトクリームを出したら、きっとたくさん売れる!」

「ソフトクリームをご提供するのに全力を尽くそう!」

という、根拠のない自信・・・・というよりもタチの悪い思い込みで多額の資金を突っ込んで失敗してしまう・・・。

で・・・そのままズルズルと引きずって廃業・・・。

こういったケースが、年間何人ものご依頼人とお話をしていると、結構お見受けできてしまうのですよ。

で、気づいたのです。

僕も何店舗も潰してきましたし、たまたま数多くの潰れていくお店を見てきました。

潰れない店舗型の飲食ビジネスで重症なのは「専門性」とその「専門性の中にある多様性」なのです。

例えば、お豆腐屋さんなのであれば、絹ごし豆腐に木綿豆腐、油揚げ・・・

あんまり出てきませんが、きっとお豆腐屋さんならではの商品がたくさんあると思います。

それに加えて、お豆腐のお菓子。お豆腐のお惣菜。お豆腐に関する珍しい商品。

例えばお豆腐専用のふりかけや、しょうゆが売っていても面白いですよね。

しかも、めちゃくちゃたくさんの種類が・・・。

その「お豆腐」という専門の食材をキーワードにし、お豆腐に関するたくさんの商品を揃え、その1つにお豆腐のソフトクリームやアイスがある・・・と言うのがとても望ましいのです。

 

僕が潰したお店や、潰れていく多くのお店は確かに専門店ではありましたが、ことごとく多様性が少なかったと感じます。

ちなみに・・・

我々あいすくむりの親会社であり、僕の父が代表を務める「加勢牧場」は、実に多様性に溢れています。

搾りたての牛乳を使ったアイスにヨーグルトだけではなく、ケーキや総菜。

地域の企業や農家とのコラボレーションを行い、実に種類は豊富です。

で、毎年増収増益を続け、ここ10年で売上は3倍以上となっております。

搾りたての「牛乳」を軸に、その牛乳から作る様々な商品を作っているだけでなく、グッツまでつくり販売しているのです。

 

でも、ここまで読み進めた方の中には・・・

「商品が1種類しかない専門店でも、実際やっていけてるお店もあるじゃないか?」

と、思われる方もいるとは思います。

ただ、そういった店舗はもともとはたくさんの商品があり、長い経験と歴史の中で、1種類の商品に絞ってご提供している・・・。

という店舗がほとんどです。

スタートから極端に専門性を絞ってしまうと、万が一失敗したときに修正が難しくなります。

仮にスタートから専門性を極端に絞って店舗展開を行い、成功している店舗があるのだとしたら、よっぽど運が良いか、リーダーがその専門分野のことにめちゃくちゃ精通していて

「絶対に成功する」

という信念のもと、実務に落とし込んでいったか・・・

どちらにしても、商品1本で戦い、勝ち続けることが出来るのは正直言って「カリスマ」です。

 

あなたは、今の自分自身が持つ知識や技術で「カリスマ」になれる自信がありますか?

 

 

何かの参考にいて頂けたら幸いですm(__)m

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/


「かかと落とし」 と 「集客」のお話。

2019年10月12日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの代表で、昨晩就寝中に4歳の息子が寝ぼけながらかましてきた 伝説の格闘家である アンディー・フグ さんを彷彿とさせる かかと落としを股間にくらい、深夜の3時くらいに悶絶をしていた加勢健吾です。

 

僕は現在35歳です。若いころと違いなかなか股間を強打するってないんですよ。。。

久しぶりに感じる股間から腹部にかけてジワジワと上がっていく独特の痛みに悶え苦しんでおりました。。。

さて・・・

我が息子が我がムスコに対して凶悪な必殺技をかましてきたことはどうでも良いのですが、このブログを見ている人・・・は、きっと飲食関係のお仕事をされている方か、もしくはこれから飲食関係に携わる方で・・・特にアイスやソフトクリームの商売をやってみたい・・・

という方がほとんどだと思います。

ちなみに言っておきます。

飲食関係のお仕事は、なかなか「儲かりにくい業界」となっております。

これは TKC の BAST という経営指標を参考にして頂ければ分かりやすいとは思いますが、業界全体で一人当たりの付加価値があまり高くないのです。

 

TKC BAST (経営指標) → https://www.tkc.jp/tkcnf/bast

 

しかし

「それでもその業界で戦いたいんだ!」

「そしてアンディー・フグのような最強の生物になるんだ!」

と、闘志を燃やす方に対して、僕は全力で・・・

ごめんなさい。

正直なことを言うならば、あくまでも「無理のない範囲内」でのご協力はさせて頂きたいと思います。

で、ユーザー様に対して我々あいすくむりはどんなご協力が出来るか・・・。

それは、ユーザー様が

「こんなアイスをお客様に食べて頂きたい!」

「こんなソフトクリームをお客様にご提供したら、喜んで頂けるのではないか?」

という思いや理想を具現化することができます。

例えば・・・

アンディー・フグ さんにちなんで

「お魚のフグのアイスをご提供したいんだ!!!」

というご要望があれば、フグを使ったアイスを作ることが可能です。

※僕はフグの毒の処理はできないので、きちんと毒を抜いたものを副原料としてご提供してください。あと、まあフグですからね・・・きちんと保健所に話を通してフグのアイスを作ります。

ちなみに・・・

正直、フグのオファーは過去1度もありませんが、コーヒーや甘酒、様々な農産物でオリジナルアイスやソフトクリームを開発・製造することが可能になります☆

 

でも、ここまで読み進めてくださった方で

「でも・・・・オリジナルアイスってちゃんと売れるの?」

と思う方も多いはず。

ここでハッキリと申し上げます。

売れるアイスのフレーバーというものは決まっているのです!!

それは、なんだかんだ言いながらも、バニラ、イチゴ、チョコ と定番商品が結局はたくさん売れている現実があり、ご当地の食材を使用したものでも、はちみつ や フルーツ を使ったものは人気がありますが、野菜やキワモノのアイスは正直なかなか売れない・・・

という現実が確かにあります。

 

しかし、重要なのはその向こう側にあります・・・。

「売れる」「売れない」。「利益が出る」「出ない」ということも非常に大切なのですが、それ以上に「新しいものに挑戦する」「変化を起こす」ということが、いかに商売をするうえで重要なことなのかを、商売を行っている方々は容易に想像できるかと思います。

 

ここで話は変わって僕の若いころの話になるのですが、お恥ずかしながら、僕は24歳で独立し「ジェラートショップ」「クレープ店」「レストラン」「定食屋」の企画運営を行い、そしてことごとく失敗に導いてきた人間です。

では、なぜ失敗したのか・・・?

様々な要因がありますが、あえてギュギュっと絞って2つにまとめました。

一つめは適材適所の人材を配置できなかったことにあります。まあ、スタッフ教育が出来ていないにも関わらず、どんどんと新しい事業を進めてしまったことです。 若かったこともあって、勢いだけで突き進んでしまった結果ですね(^^;

このことはまた後日述べますが、今日はもう一つの要因・・・

「新しいものに挑戦する」ことや「変化を起こす」ことをしなかったために、だんだんと売り上げが低迷していった・・・という事実があったのです。

確かに僕は色々な店舗の運営はしてきましたが、1つのお店を作り、そのあとは人に任せて次のお店を作る・・・

というようなやり方をしており、1つ1つの店舗を見ると、「新しいものに挑戦する」ことや「変化を起こす」ことができてなかったのです。

そして、少しずつ売り上げを低下させていった・・・

という苦い経験をさせて頂きました。

当時、売上低迷の原因が分からず、長時間労働をして売上維持に努めましたがそれでも毎年10~20%程売上が下がっていったのです。

 

で、

「さすがにやばいな・・・」

と思った僕は、ビジネス本を読んだり、先輩経営者に相談をしたりしながら勉強をしました。

そのときに気づいたのです。

店舗型の商売を行うときは 定期的に新商品や新サービス、イベントを企画をし、その情報発信をガンガン行うことにより集客や売上の向上につなげて行くのです。

新商品や新サービスを作ること・・・

すなわち「新しいものに挑戦する」こと。そして「変化を起こす」ことです。

で、この「変化」がない状態では、なかなか情報発信をしたくてもできないのです。

 

すなわち店舗型の商売を行う場合「新しいものに挑戦する」「変化を起こす」ことをしなければ、基本的には売上が低迷していきます。

なんのカラクリも無しに増収増益を続ける店舗はありえないのです。

たまたまタピオカ専門店を営んでいたら

「タピオカブームが来たーーー!!!」

「競合が勝手に倒産してくれたーーー!!!」

なんて事情で運よく売り上げが上がることもあるかもしれませんが、それはあくまでも「運」が良いだけなのです。

 

さて・・・

僕の過去の失敗談と、その失敗から学んだことを簡単に書かせて頂きましたが、ここで話をもとに戻し、我々あいすくむりは、アイスクリームやソフトクリームの開発・製造を通し、ユーザー様の店舗に「変化」を発生させることが出来るのです。

ただ単純にソフトクリームを販売することも、素晴らしい変化だと思います。

しかし、そうではありません。

オリジナルアイス・ソフトクリームは、あなたの「こだわり」を商品に込めることで、よりインパクトの強い「変化」を表現することが可能になるのです。

 

また、日本のアイス市場は年々増加しており2018年度は5000億円規模にまで成長しています。今やスイーツの代表的な商材の1つになっておりますし、個々人の趣味嗜好が細分化されている中、今後は「オリジナル製品」は増加の一歩をたどることは容易に想像できると思います。

そういう未来が待っているのであれば

「ライバル店に先を越される前に、早々に新たな挑戦をしてみてはいかがでしょうか!?」

という啓発を込めて、この文章を書かせて頂きました。

 

我々あいすくむりは

あくまでも「無理のない範囲内」ではありますが、全力でサポートさせて頂きます!!

 

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/

 


勘違いする正社員さん。

2019年10月07日 | ビジネス

こんにちは!

消費税8%で良いのに、過ったレジの設定によって10%にして売っていた痛い男。

あいすくむりの加勢です。

ちょっとレジの設定を間違えたくらいで、ぎゃあぎゃあ言うなって言いたいです。

そもそも軽減税率ってものが面倒すぎるから、いっそのこと 全部 10% にしてくれ!!!

と・・・、

おそらくレジの設定間違いで、こんな心境になっているのは僕だけではないはず。

 

さて・・・

僕のレジの設定ミスなんてどうでも良いのですが、最近目についた「勘違いする正社員」についての内容です☆

ちょっと前、お客様の店舗に顔出させて頂いたのですが、

そこの店舗には正社員の雇われ店長さんがおられたのです。

その雇われ店長さんが、パートさんやアルバイトさんに対してとても偉そうなのですよ。

で、パートさんやアルバイトさんの表情を見る限り

「うんざり・・・」

 って感じなのです。

あくまでもお客様のスタッフさん事情なので、僕は何も言いませんでしたが、

「お前はそんなに偉いのか???」

ってくらいにすごかったんですよ。。。

「しっかりやれよ! クビにするぞ!」

って本気になって怒鳴っているのです。

人気店の料理長が見習い料理人に激を飛ばすならまだ理解できるかな・・・とは思うけど、ただの販売店の雇われ店長ごとき・・・

「ごとき」って表現はよろしくないですね(^^;

が、パート、アルバイトさんを恫喝しているのです。

完全にブラック企業・・・いや・・・

「ブラック社員」

って表現が正しいかもしれません。

で、その雇われ店長を見ている限り、会社の偉い人や、その人たちと繋がりが強い人にはペコペコしているのです。

なので、僕にはとても腰の低い対応をするので、そのギャップが激しいのです。

でも、自分がコントロールできる人に関しては横暴極まりない。

そもそもそーゆー人を上に上げてしまった会社側に問題はあるとは思うのですが、多かれ少なかれ

「正社員 > 非正規」

「正社員は勝ち組で偉い。非正規は負け組で偉くない。」

という感覚が世の風潮としてあるのではないでしょうか。

なので、その横暴な雇われ店長は

「正社員の自分の方が、非正規のお前たちより偉いんだ!」

みたいな感覚に陥ってしまったのではないでしょうか?

 

でも、我々経営者からみると

正社員だろうが非正規社員だろうが、より大きな付加価値・・・言い換えるならよりお客様により喜んで頂き、その対価としてお金を頂戴する行動がしっかりできる人を重宝したいのです。

しかし、今日の日本の制度として、非正規社員よりも圧倒的に正社員さんの待遇が良すぎるのです。

 

一度雇ったら、65歳まで雇わなければいけない。しかも、そのうち70歳までになると思います・・・。

1週間に働かせて良い時間は40時間まで。

仕事が出来なくてもクビにできない。

有給や賞与を与えなければいけない。

社会保険の半額を会社側が負担しなければいけない。

横暴なことを言うとすぐに「ハラスメント」と咎められる。

長時間働かせれば「ブラック企業」というレッテルを張られる。

etc・・・

 

これじゃあ、企業側は正社員で雇いたくないですよね・・・。

日本には労働人口が約3800万人いるといわれ、そのうちの37%に該当する1400万人が非正規社員となっているそうです。

だからこそ、正社員になりたくてもなれない人・・・

すなわち非正規社員は負け組。

正社員は勝ち組。

・・・みたいな感覚に陥るのでしょう。

 

しかし、だからと言って偉いわけでもなんでもないのです。

変な勘違いをして、せっかく働いてくれている優秀なパートさんやアルバイトさんを流出させ、会社の大切な人的財産を放出してしまう・・・。

そんなことはあってはならないのです。

 

会社の経営者としては、正社員も非正規社員もお互いの「立場」の違いでたまたまこういった役回りになっているけど、どちらも同じで人間で、同じ目標をもっているチームの仲間なんだ・・・

と、スタッフ全員にしっかりと教え込むことの必要性がある・・・

と感じた出来事でした☆

 

何かの参考にして頂ければ幸いです☆

 

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/


「ブラック企業 = 悪」という考え方は、優秀な人材を育てない⁉

2019年10月03日 | ビジネス

こんにちは!

(株)あいすくむりの加勢です☆

いよいよ消費税が 10% になりましたね・・・。

あいすくむりが行うサービスは、

 

① コンサルタント業務   

② ソフトクリームやアイスの製造  

③ オリジナルソフトクリームやアイスの開発

 

になり、各々のサービスにかかる税率を税理士さんに確認したところ・・・

 

① コンサルタント業務は 10 %。

② ソフトクリームやアイスの製造は 8 %。

③ 新商品の開発は 10 %。


と、こんな感じになるそうです。

実に面倒。

いっそのこと全部10%にしてくれ!!

と言いたいですね。。。

 

ただ・・・

今回の消費税増税。

我々あいすくむりのお客様は小さな飲食店様が多くおりますので、おそらく増税分を商品価格に転嫁できずに廃業される店舗もあるのでは・・・

と心配になります。

いや・・・その前に

「もしかしたら我々あいすくむりの方が先に廃業に追いやられる・・・!?」

とも思ってしまい、終いには

「税金でメシを食ってる連中・・・お前たちがちゃんと仕事しないから、俺らがこんな面倒なことをしなければいけない上に、結果としてお金を持っていかれるのでヤキモキしちゃうんだよ!!!!」

と、半分泣き言にも近いグチをお酒を飲みながら言いまくっている始末でございます。

 

で、増税の話でも気が病みそうなのですが、もっと深刻だと思うのが

「ブラック企業は悪」

という世間の風潮です。

僕は思うのです

「一概にブラック企業も間違いではないでしょ!?」

と・・・

あくまでも僕はそう思っております。

 

よく甲子園で優勝を狙う野球部で例えられるのですが、強いチームは基本的に夜遅くまで練習を行い、土日祝日も当然のように朝から晩まで練習をする。その理由は甲子園で優勝したいからです。

そんなチームと、

平日は16時から19時の3時間練習。土日祝日は休み! 練習量は少ないかもしれないけど甲子園では優勝したい! を豪語するホワイトチームでは、どんなに優秀な選手たちを集めても甲子園で優勝するなんて限りなく不可能だと思いますし、地区大会すらも勝ち上がることは難しいと思います。

「ブラック部活」と言って叩く方もおられますが、甲子園優勝という神々しい目標に向かって一心不乱に頑張る若者の姿を熱闘甲子園で見て、僕のような30代後半のオジサンはエモる(感動する)のですよ!!

 

でもわかります!

世の中には本当にクソみたいな「ブラック企業」があるって知っておりますし、実際に多くの顧客を抱えておりますので

「この会社はブラックだな・・・」

と思える組織も何社か見てきています。

従業員をモノみたいに扱って、残業代すら払わず、精神的に追い詰める会社があるって・・・。

そういった会社は声を大にして「叩くべき」と言いたいです。

でも、そんな組織は結果としてどんどん人が辞めていき、最終的には淘汰されていくものだと思うのです。

 

僕は言いたいのは

「より良いサービスと商品をお客様に届けたい・・・」

という素晴らしい目標に向かって頑張っている会社組織があって、仮に夜遅くまでスタッフがその目標を達成しようと残業をしたとします。

イメージするなら「下町ロケット」のような感じです☆

でも、結果としては長時間労働をさせてしまっているのです。

で、今の世間の風潮はこうです。

「長時間労働は時代錯誤だ! 長時間労働をさせた会社はブラック企業に認定だ!」

少し言い過ぎ化もしれませんが、世の中の風潮はこんな感じになっているのではないのでしょうか?

で、そこで働く若いスタッフがいたとして、その若いスタッフの友人・知人・家族は

「お前が働いている会社・・・今流行りの「ブラック企業」ってやつじゃないの?」

と言ってきたとします。

人間・・・特に若いうちは周囲の意見や風潮というものに流されやすいですから、ついついその若手スタッフも

「自分の働いている会社はブラックかもしれない・・・。」

と考えてしまう可能性があるのです。

で、今の日本の多くの労働者は成果給ではなく時間給で物事を考えるの当たり前になっています。

「〇〇時間も残業したのだから、その分の残業代が欲しい!」

若手スタッフはこんな風に思うと思いますし、実際に働く多くの労働者の方々はそう思っているんじゃないかと思います。

仮にそうゆうグチみたいな話を同僚にします。

巡り巡って上司や経営者の耳に入ります。

「あの若手スタッフは、そういう考えを持っているんだな・・・」

と、経営者が判断したら何が起こるのか・・・。

ということを考えてみてもらいたいのですが、

僕なら 「難しい仕事」 や「新しいプロジェクト」 をその若手には任せないな・・・と思います。

理由は、難しいことや新しいことに挑戦する場合は、とにもかくにも「時間」がかかるからです。

時間給でしか物事を考えられない人に対しては、難しいことや新しいことを任せるのではなく、あくまでもルーティン作業・・・

既に、毎日決まった作業をする頭を使わずに出来る仕事・・・。

仮にあいすくむりだったとしたら、ひたすら量販用のアイスを、すでにあるマニュアルに従って、ひたすらアイスを作らせる仕事のみを任せます。

で、難しいことや新しいこと・・・

例えば新商品や新サービスの考案やマニュアル作りなどの知的労働を任せてもらえないので、結果として、その若手のスタッフは成長しないのです。

で、言われたことしかできない・・・。

もう少し辛辣な表現をするのであれば給料がなかなか上がらない単純労働者が完成していく・・・。

新しいこと、難しいことから「ブラックだ!」と、さも世の中の風潮を味方につけて逃げ切った労働者の末路・・・がこんな感じになるんじゃないかと思うのです。

面倒な仕事や難しい仕事は、どんな人でも

「可能であればしたくない・・・」

と思うのが当然だと思いますが、実際にしなかったら成長はしないのです。

で、今の日本の「ブラック企業=悪」という風潮は、スタッフ側からしたら逃げの口実になりますし、結果としては優秀な人材を育てないのではないか・・・?

・・・

・・・

・・・

という問題提起をさせて頂いた次第でございます。

 

ビジネスはもうすでにグローバル化しております。

日本人の多くが「ブラックだ」のなんだのと言っているときに、諸外国の若者たちは、必死になって努力をしている・・・

というのを頭の中に入れておいて頂ければよろしいかと思います。

 

ちなみにですが・・・

あいすくむりは「ブラック」なの!?

と疑問に思われた方も多くいるのではないかと思いますが、我々あいすくむりの社員は、僕と妻の2人だけで当然2人とも役員でございます。で、お客様への商品・サービスの提供は 100% 外注になっているので、ブラックもヘッタクレも無いのです☆

 

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「東京のお店」と「お詫び」と「東京と地方の違い」について☆

2019年10月02日 | ビジネス

こんにちは!

(株)あいすくむりの加勢です!

ここ最近色々と忙しくしており、ブログの更新を全然していなかったのですが、やっぱり情報発信って大事だよな・・・

と思い、久しぶりにPCの前に座っております。

実は あいすくむり の親会社で、僕のオヤジが社長をしている (有)ケーエスファーム 加勢牧場 が東京の新宿区に新たなお店を設けたので、僕が現在新店舗の立ち上げメンバーとなって単身赴任をしております。

 

 

自分で言うのもなんですが 「結構イイ感じのお店」 に仕上げっております☆

8月22日からスタートしているのですが、思った以上にお客様が来てくれるので商売としては長くやって行けそう・・・とは考えているところです☆

ですが・・・

正直、僕のプライベートでの性格は 『一人でラーメン屋に行けないくらいのビビりで寂しがり屋の人間』 なので、単身赴任で毎日一人でいるのは辛いのですね・・・。

ちなみに加勢牧場のスタッフで、あいすくむり の看板娘も務めてくれている 町屋 彩 さんも一緒にお店を切り盛りしてくれているのですが、仕事が終わったら、彼女は楽しそうに

「じゃっ!」

と言って、夜の東京に消えていきます。。。

たまに食事に誘っても・・・

「謹んでお断りさせて頂きます!!」

と丁寧にお断りをして去っていくのです。。。

 

さて・・・

そんな上司としての威厳が一切皆無な僕のプライベートなことはどうでも良いのですが、まずは皆さんにお詫びです!

あいすくむり のホームページでは 現在でも

 

『2019年7月まで、新規のお客様はお断りをさせて頂いております』

 

となっております。

で、あいすくむり のホームページを作ってくれた(?) 管理をしてくれている(?)企業の担当者の方が先日独立をされたようで、是正に手間取っておりますが、今しばらくお待ちくださいm(__)m

で、順次ご連絡があったところから開発をさせて頂いております☆

また、現在僕がいる東京都新宿区に、あいすくむりの開発室の道具を一式持ってきてたので、今まで通り新潟でもオリジナルソフトクリームやアイスクリームの開発は出来るのですが、新宿でも出来るようにしましたので、いつでもお問い合わせくださいm(__)m

 

で・・・

今日は新潟のような「地方の商売」と、東京都新宿区で行う「都会の商売」の違いについてお話させて頂こうかと思います☆

まず 「地方の特徴」 ですが、当然都市部と比較すると人口密度が少ないです。

人口の絶対数が少ないと、当然ライバル店も少ない。ライバル店が少ないというのは、それだけで生き残りやすいのです。

続いて 「都市部の特徴」 は人口は大勢いますが、当然ライバル店も多い。

強力なライバル店があれば、多くのお客様がそちらに流れる・・・。

でも、自分たちがライバル店より強力であれば、地方では考えられないほどの多くのお客様が来てくれるため、その分たくさんの売上を上げることが可能になる・・・。

ここまではビジネスやお店を運営している人にとっては当たり前の話だと思います☆

 

問題は 

「ライバル店に負けないよう、どうしたら強くなれるのか?」

という点。

で、結局思うのです。

地方だろうが首都圏だろうが、

『 自分たちの商品の素晴らしい所(お客様に魅力を感じてもらえる所)をしっかりと繰り返し繰り返しお客様に伝えること 』

・・・

 

これに限るよな・・・と思うのです。

で、繰り返し繰り返しお客様に情報を発信する方法が問題で

加勢牧場の場合では、基本的には新商品を作り

「新しい商品を作りましたので、ぜひ食べに来てください!」

であったり、

イベントを計画し

「〇月〇日~△月△日までイベントをやってますので、ぜひ来てください!」

というPRをします。

 

新潟県長岡市の 『加勢牧場 ‐わしま本店‐』 では新聞の折り込みチラシが最も効果があったように感じます。

東京の店舗はこれからで、ご祝儀来店(オープン直後のお店には、お客様が一時的たくさん来る現象)も一段落し、これから実験も兼ねて、一番効果的な情報発信を模索していきますが、まずはインスタグラムやツイッターといったSNSをはじめ、チラシのポスティングから実行してみたいと考えております☆

 

今日は久しぶりにこんな感じで書かせて頂きましたが、これからどんどんと情報発信をしていきたいと思います!

 

ちなみにですが・・・

東京と新潟では、東京の方が圧倒的に商売はしやすい・・・と現時点では感じておりますので、参考にして頂ければ幸いです☆

 

 

(株)あいすくむり → http://aisukumuri.com/