あいすくむりの加勢です。
僕には現在、小学4年生 & 小学3年生 になる2人の息子がいるのですが
絶賛夏休み中・・・
ということもあり、次から次へと生じる仕事の合間を縫って子供たちとの時間を作らなければいけない・・・
という ジェイムズ・ボンド でも躊躇うようなミッションを日々こなしているのです。
ちなみに・・・
これは「価値観」の話になるのですが、僕は「仕事」以上に「家族との時間」を大切にしたいと思っております。
父親になったばかりの頃は「家族との時間」よりも、「仕事」の方に大きな偏りがあったために
仕事に対して理解をしてくれている妻も、あまりにも僕が家族との時間をないがしろにしてしまっていたので
それはそれは機嫌が悪くなり、夫婦の危機を何度も迎えることになりました・・・。
若かりし頃の苦い思い出です(=_=)
まあ、バランスの問題なのですが
「仕事も大切だけど、家族との時間を捻出しなければいけない」
「どうすれば膨れ上がる仕事量に反して、家族との時間を作れるのか?」
というのっぴきならない課題になるのです。
今では、より効率的に成果を上げるために、 機械化・自動化・システム化 さらには IT化 なんかが注目を集めていますが
ジェラート店や、ソフトクリームの専門店などの少資本の飲食店ビジネスでは、さすがにやれることには限度があり、
「人材」でカバーをしなくてはいけない状況になることの方が多いかと思います。
特に起業・開業したばかりであれば、初期の段階で採用した人材が有能か無能かで
その後の会社の発展スピードが大きく左右されると言っても過言ではないかと思います。
なので、今日は僕の独断と偏見で、人材の「採用」&「教育」について綴ってみたいと思います。
まず、小資本の飲食店ビジネスのスタートアップ時に「採用」したい人物は
「体育会系の人材」一択です。
とにかく、元気で笑顔で
「先輩(上司)の言うことは絶対!」
という、ノリと勢いがあって、ブラックな環境でも戦い抜けるような屈強な戦士を欲する・・・
と、いうのもまあ、間違いではないのですが
もう少し具体的に言うと、起業・開業当初は体力勝負のタフさが必要だからです。
小資本の飲食店を運営をする・・・ということは、熾烈な競争社会に飛び込むのです。
参入障壁が低く、誰でも簡単にスタートが出来る商売のため、10年生存率は1割にも満たない。
どんどん新しい店舗が出来て、どんどん潰れていき、また新しい店舗が出来る・・・という業界なのです。
そんな中で、頭一つ飛び出して、利益を出し、商売を継続するためには、他にはない斬新な商品を作ってSNSでバズらせるか
誰もがやってない、奇抜なアイデア商品で勝負をかけるか
ブラック企業の代名詞である「長時間労働」という名の力技に持って行くしかないのです。
昨今では、それら全てを持ち合わせていないと、戦いきれない・・・という見方もあります。
起業・開業当初はPDCAサイクル(計画・実行・確認・改善を繰り返すこと)を、猛スピードで行い、たくさんの失敗を重ねながらも修正に修正を重ねて、なんとか熾烈な競争の中でも戦い抜けるだけの仕組みと組織を作りあげていく必要があるのです。
そこには膨大なエネルギーが必要になり、その膨大なエネルギーを維持しながらやり抜くだけのタフさが必要になってきます。
元甲子園球児が良い!
とか
格闘技で全国チャンピオンになったヤツが良い!
と、言うつもりはありません。
ただ、学生時代に、部活動などで、強制的でも自発的でもなんでもいいので
「目標に向かって、徹底的に努力して、結果を残す」
というものを叩きこまれた人材なんかは、黎明期の企業や店舗には、重要な人材になることと思います。
ただ・・・
オーナーはその人以上にタフに戦わなければいけないので覚悟してください。
「社長がいつまでも会社に残っていると、部下が帰りにくい。だから社長は早く帰るべき。」
とか、たまに聞く言葉ですが、それは会社が安定してからのもので
起業・開業したての頃は、社長は会社に寝泊まりするのは当たり前ですので、絶対に勘違いしないでください。
タフな人間は、自分よりもタフな人間を好む傾向にあります。
なので、一番タフでないといけないのはオーナー自身なのです。
続きはまた次の記事で・・・。