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『鬼滅の刃』が大ヒットをした理由を、恐れ多くも考察してみた①

2020年11月03日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です。

今日のお話は大ヒット中の「鬼滅の刃」から、ヒットの方程式を読み解く・・・

という、鬼滅ファンの方から怒られそうな無謀なことを行いたいと思います。

 

今回の記事を書くに当たり、映画 & アニメ & マンガを一応、全て観る&読ませて頂きました。

マンガは、現在単行本で販売されている22巻まで読ませて頂き、ジャンプで掲載されたすべてを読んでいるわけではありませんのであしからず・・・。

 

まあ、ズバリ言ってしまってスゲー面白かったですね☆

映画なんて、人目をはばからず号泣してしまいましたもん!

ただ、子供 & 妻 も一緒に映画を観に行っていたので、グッと堪えておりましたが、それでも号泣せずにはいられない。。。

 

「こんだけ感動するんだもの・・・こりゃあ売れるよ!」

 

と、割り切ってしまうのは簡単なのですが、

一応、草の根ではありますが『商売人』でもありますので、ここまでメガヒットした理由を考察し、自分たちの商売に生かさねばいけないのです。

 

ただ・・・

こう言ってしまうと元も子もないと怒られるかもしれませんが、『ヒットする』という現象は、正直『運』の善し悪しの世界だと思っております。

 

『鬼滅の刃』のヒットの理由を正確に読み解き、同じような作品を作り上げたとしても、同じようにヒットするのか・・・?

と問われると、正直そこまで簡単な世界ではないと思います。

まあ、それなりにはうまく行くかもしれませんが、それでも同じように大ヒット・・・まではしないでしょう。

 

マネをして大ヒットをするくらいなら、苦労はしないのです・・・。

しかし、僕みたいな理屈っぽい人間からしたら、色々と参考にはなると思います。

 

さて・・・

それでは本題に入りたいと思いますが、ネタバレ必至の記事になりますので

「まだ『鬼滅の刃』のストーリーの内容を知りたくない!」

という方は、注意をしてください。

 

まず、僕が考える『鬼滅の刃』ヒットの理由を箇条書きにすると

① ストーリーの分かりやすさ

② 心に刺さる言葉

③ コロナ禍のヒマつぶし

④ アニメ・映画の美しさ

⑤ 個性あふれる登場人物とその人たちの過去 ※鬼も含む

 

という5つに分けてみました。

まずは、①の「ストーリーの分かりやすさ」です。

 

舞台は日本の大正時代。

「鬼」という人間を食うの存在がいる世界。

平和に暮らす主人公は、ある日家族を鬼に殺され、かろうじて生き残った妹も鬼になってしまった。

妹を人間に戻すために、主人公は過酷な試練に立ち向かう・・・

 

超簡単に説明するとこんな感じです。

恐らくですが、西洋に伝わる「ヴァンパイア」の物語をモチーフにしていると思われ、さらに往年の少年マンガで「売れる要素」と言われているものが、これでもかってほど練り込まれております。

「戦い」「刀」「必殺技」「修行」「血縁」「組織」「仲間」・・・

ドラゴンボールであり、ワンピースであり、ジョジョであり、るろうに剣心であり・・・

主人公は天空の城ラピュタのパズーってくらいに純粋でイイヤツなんすよ。。。

たまたまなのか、人気少年マンガの要素を、色々練り込んでいるように感じております。

 

それにしてもマンガ&アニメの第1話が凄い!

家族が殺されて、妹も鬼になる・・・。めちゃくちゃ重いストーリーに加えて血がびっちょり・・・と、かなりグロい。

僕の大好きなアニメ「進撃の巨人」の第1話も、主人公のお母さんが巨人に食べられる・・・

というエグいものだったのですが、掲載は別冊少年マガジンで、購読している年齢は10代後半から20代半ばが中心。

しかし、『鬼滅の刃』が連載された少年ジャンプは小中学生が中心。

子供が見るにしては1話目からかなり重々しいもので、連載開始当初はそこまで人気はなかったそうです。

ただ、僕のような人生にイイ感じにやさぐれてきた30代後半のオッサンには、これくらい刺激的じゃないとつまらんとです。

 

まあ、話を戻しますがこの第1話が重要で

「2話以降も見るか、見ないか」

が決まります。

で、1話にぎゅぎゅぎゅって詰め込んでいるのですよ。

 

鬼になってしまった妹を殺そうとする「鬼狩」が現れて

「妹を殺さないでくれ!」

「妹を人間に戻す方法を俺が見つけるから!」

と、主人公は泣いて土下座をして頼み込みます。

しかし、ここで「鬼狩」は一括をするのです。

「生殺与奪の権利を相手に握らせるな!」

「そんなことが通用するなら、お前の妹は鬼になどはされていない!」

と・・・

そして「鬼狩」の心の声がナレーションとして入るのです。

「辛いだろう。泣きたいだろう。叫びたいだろう。家族を殺され、妹は鬼にされ・・・」

「でも、今すべきことはそんなことではない。」

「そんなことでは、妹を人間に戻すことは出来ない。」

 

この傷口に塩を塗り込むくらいの厳しい言葉。

「怒られる」「怒鳴られる」

って、人の注意をスゴイ引き付けるのです。

アニメや漫画を見ている人が、グッと引き込まれ・・・

そのあとに、とても愛のある言葉(心の声)が発せられる。

心理的なメリハリがしっかりされていて、作品の中にどんどんと引き込まれるのです。

 

長くなりましたので、続きはまた今度気が向いたときに書きたいと思います☆

 

 

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