(株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会

あなたのお店でしか食べられないオリジナルソフトクリームの開発・製造を通し、売り上げ向上のお手伝いをさせて頂きます。

赤字店舗の経営改善4

2024年06月15日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

6月に入り、本業の牧場経営の方でもジェラート&洋菓子の新店舗をオープンしてしまったので

ここ最近はずっとバタバタしております(=_=)

 

そんなこんなで、今回は以前書いていた記事

赤字店舗の経営改善1 - (株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会 (goo.ne.jp)

赤字店舗の経営改善2 - (株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会 (goo.ne.jp)

赤字店舗の経営改善3 - (株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会 (goo.ne.jp)

 

の続きになるのですが、赤字店舗だった「甘味処 六」のレイアウトを変更し、作業効率の向上と

店舗としても売上が上がらない場合でも、ちゃんと収支のバランスが整えることができる仕様にチェンジをしましたので

その内容をお伝えします。

 

今までは、単純にお店を開き、お客様がたくさん来て売上が良ければ利益になりましたが

悪天候などで集客が出来ないと、単純に赤字になっておりました。

そして、年間トータルで赤字・・・という状況だったのです。

 

なので・・・

まずは人員を減らし、ワンオペレーションでの店舗運営を行いました。

当然、人件費が圧縮できたため収支のバランスは取れるようになりましたが

スタッフの体調不良や、トラブルが生じた際にフォローが出来ない状況になり

休憩もロクに入れる状況ではありませんでした。

なんとか仕組みを整えて、常時2人以上の体制で店舗運営をして収支のバランスを取る・・・

という、都合の良い事を考えていたのです。

 

そして、それを可能にしたレイアウトがこちら・・・

パッと見ただけでは分からないと思いますが、スチームコンベクションオーブンを新たに導入しました!

平日は、常に2人態勢で店舗を回すのですが

その内の1人がひたすらクッキーを製造します!

 

このクッキーは、あいすくむりの親会社であり、僕の本業でもある加勢牧場の直営店で

ソフトクリームやジェラートを購入してくださった方に『オマケ』として商品に乗せるクッキーなのですが

このクッキーのお陰で、とっても人気があるんです☆

 

ただ・・・

このクッキーの製造がかなりの手間で、加勢牧場の製造スタッフの負担になっていたこともあり

これを機に「甘味処 六」で製造を請け負うことにしてのです。

1ヶ月に 約10,000枚 の製造が必要で、1日600枚程度を焼かなければいけないのですが、

1日600枚焼いて加勢牧場に卸すと ザックリですが 9,000円 の売上になります。

材料は加勢牧場からの提供になるので、頂戴する9,000円 がほぼ粗利になる・・・とういう計算です。

 

そして・・・

クッキーを焼く人とは別に、お客様対応をするスタッフがいるのですが・・・

常時、お客様が沢山来るわけではありません。

沢山来るタイミングもあれば、全然来ないタイミングもあります。

 

そこで、クッキー作りをしていない店番担当のスタッフは

店番をしながらタグを作ってもらうことにしたのです。

ちなみにこのタグも、加勢牧場の商品である『ガンジー牛乳』に付けている商品説明のものなのですが

これも1枚1枚丁寧に、加勢牧場に務めるパートのお姉さんたちが一生懸命に作ってくださっていたんです・・・。

わざわざお家に持って帰って作ってくれることもありました(;´Д`)

このタグ作りも、とっても手間がかかるのですが、これを請け負うことにしました。

 

タグ作りをお店番をしながら、ヒマなときに作ってもらう・・・。

そして、お客様が来たらタグ作りの作業をやめて接客。

複数のお客様が並んで来たら、クッキー作りのスタッフも、生地を冷蔵庫に片付けて応援に行く。

休憩もちゃんと回すことができるので、労基からも怒られないで済む・・・。

という、体制にさせて頂きました。

 

このような体制を組むと

最悪、店舗の売上がゼロでも利益は出せるので

(実際にゼロではダメですが・・・)

この仕組みであれば、赤字は脱出できるのではないかと思いますので引きつづき頑張ります☆

 

 

全部で4つの記事にわたって「経営改善」を説明してきましたが

何かの参考にして頂ければ幸いです!

 

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「あんみつソフト」の効果

2024年05月04日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

今日は「あんみつソフト」の効果についてご説明したいと思います!

「あんみつソフト」の効果・・・

というよりも、「あんみつソフト」のような限定商品の効果・・・と言った方が正しい表現になるかもしれませんね☆

 

去年の12月まで あいすくむり が運営し、今年の3月から僕が代表を務める

「スイーツラボ見附」という会社が運営することになった「甘味処 六」。

ソフトクリーム と 大判焼き をメインで販売している店舗なのですが

そこで販売している「あんみつソフト」。

実はこの「あんみつソフト」・・・そこまで売れてはおりません(^^;

作り方も、

・フルーツみつ豆の缶詰を容器に適量入れる

・その上にソフトクリームを巻く

・黒蜜をソフトクリームかける

・あんこをスプーン1杯分乗せる

・専用のお団子を乗せて完成!

といった感じで、結構な工程を踏むので実は作るのが面倒な商品なんです。

売価は1個660円。

そして、全体の売上の3~4%しか売れなていないという商品になります。

 

では、なぜ「売れていない」&「作るのが面倒な商品」なのにも関わらず提供するのか・・?

ポイントは「期間限定商品」ということです。

「期間限定商品」というキャッチフレーズは、日本人の心をグッと掴むそうです。

そして、こういった商品を定期的に提供することで「宣伝」がしやすくなります。

 

「新商品のお知らせです! しかも期間限定商品です! 沢山の方に食べて頂きたいので、お知らせします! ぜひ買いに来てください!」

 

という感じで、自然な形でお店の宣伝が可能となります。

 

店舗運営をすると「宣伝」がとても重要だと気付くと思います。

確かに世の中には、一切宣伝をせず、広告も出さない店舗があるのも事実です。

しかし・・・

残念ながらよっぽど特徴の有る店舗でない限り、どんどんと新規参入してくる飲食業界で生き残ることは出来ないと思っています。

「町中華」とか「定食屋」が、広告宣伝をしない店舗ってイメージがありますが

「安い」「ウマい」「ボリュームがある」

という感じで、一度来店された方が、定期的にリピートをしやすくしており

こういった店舗は、家族経営であったり、自分の土地で商売をしていたり

1人でお店を切り盛りが可能の規模であったりと、コストを抑えているからこそ出来る商売方法になるかと思います。

 

様々な環境や条件があるので一概に言えませんが

あくまでも一般的に考えると、きちんと宣伝広告をしていくことが戦略的には正しいものと考えています。

そして、その広告宣伝を行うために「あんみつソフト」のような商品を定期的に作り情報発信をする・・・。

そして、それを定期的に繰り返しを行うのです。

これは、飲食ビジネスの基礎基本だと思って欲しいのですが、なかなか出来ていない店舗が多いのです。

なので、これをちゃんとやるだけで、一歩抜きに出るんじゃないかと思いますので参考にしてください☆

 

 

 

 

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ジェラート屋さんはモテるのか?

2024年05月03日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です!

GWも終盤戦に差し掛かってきましたね(^^;

今年は、全国的に天気に恵まれているGWなので皆様頑張って行きましょう!

 

さて・・・

それで今日の記事の内容なのですが

先日、あいすくむりに届いたお問合せに面白いものがあったので、その内容について書いて行きたいと思います!

細かい内容は省略しますが

これからジェラート屋さんを行いたいと考えている男性(たぶん若い方)からのお問合せでした。

で・・・

ターゲット層は「女性」にしたいと考えているようで、女の子が喜んでくださるような商品を提供したいとのことです。

 

まあ、ここまでは良いのですが

最後の一文に

「ジェラート屋さんは女の子にモテますか?」

という質問が書いてあり、ついつい笑ってしまったので 今日はそれについて答えて行きたいと思います。

 

結論から言うと

「モテません!」

と言いたいと思います☆

何をもって「モテる」「モテない」と定義するかですが

仮に複数の女性にキャーキャー言われるような「モテ」であれば残念ながら

ジェラート屋さんをやっただけでは難しいかと思います。

※イケメン高身長なら話は別ですが・・・

 

ちなみに僕も若い頃は

「ジェラート屋さんをやればモテるようになるかも・・・」

と思っていましたが、残念ながらキャーキャー言われることは無かったです(=_=)

ただ・・・

ジェラート屋さんをやっていたお陰(?)で、素敵な女性(妻)と結婚が出来て、2人の子供に恵まれましたので

そういった誠実な意味での「モテ」であれば

「ちゃんとモテていた」

と言えるのかもしれませんね。。。

※自分で書いていてとても恥ずかしいっすね・・・;^ω^)

 

ジェラート屋さんを運営して、ガッツリと利益が出せる運営をして

有名なお店になると、もしかしたらモテるようになるかもしれませんので

是非とも頑張ってください☆

 

 

 

 

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効率良く売上を一気に向上させた和菓子屋さんのテクニック!

2024年04月26日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむり の加勢です☆

このブログは「あいすくむりの 売上向上委員会」 というタイトルになっております。

なので、今日は、僕が

「これはスゴイ!」

と思った、売上を上げるためのテクニックをお伝えしたいと思います!

 

このブログを読んでくださる方は、アイスビジネスを含む「飲食店ビジネス」を既に行っている方・・・

もしくはこれからそういったビジネスをスタートしたいと思っている方が読んでいる・・・と思っております。

そんな人にぜひ聞いて頂きたいお話です!

 

「売上向上」は、全ての飲食店をはじめ、ビジネスマンの目標だと思います。

ただ・・・

例えば本屋に行って、売上を上げるためのテクニックを学ぼうとすると

本当にたくさんのことが書かれていて、何から手を付けて良いのか分からないのが多くの人の本音だと思います。

私も、かれこれ15年飲食ビジネスを実務で行っており

ジェラート店をはじめ、クレープ店、定食屋、イタリアンレストラン、ソフトクリームと大判焼のお店、洋菓子店など

様々な飲食店ビジネス行い、成功したものもあれば、大失敗したものも多々あります。

さらには、コンサルタント業 としても、様々な飲食店様を裏側でサポートしている経験があるのですが

その経験の中で、効果の高いテクニックもあれば、低いものも多々あります。

 

しかし、今回は、自分のお店で経験したことでもなければ、お客様が行った秘策でもなく・・・

たまたま近所の和菓子屋さんが実行していた

効率が良い売上を向上させるテクニックをお伝えしたいと思います。

 

が・・・

そのテクニックをお伝えする前に、一般論を書こうと思いますが

「売上向上」に最も効果的な対策を2つ挙げるとするならば「広告宣伝」と「売場を増やす」だと私は考えております。

お金がかかりますし、どの媒体を使用するかや、どこに出店するかで

効果の高い・低いがありますが、間違いなく速攻性があります。

なので、タイムパフォーマンスとして考えると、多少お金をかけてでも宣伝&売り場を増やすことが効率が良いと言えます。

 

ただ・・・

「それは分かるが、あまりコストをかけられない」

というのが、本音だとも思います。

では、コストをかけないで「広告宣伝」と「売場を増やす」ためにはどうしたら良いかを考えてみてください。

 

無料、もしくは低コストで「宣伝」をするためにはどうしたら良いか?

無料、もしくは低コストで「売場を増やす」ためにはどうしたら良いか?

 

特殊過ぎて参考にならないかもしれませんが、我々の会社 「(株)あいすくむり」を例にしたいと思います。

我々あいすくむりは、ブログの記事を書いたり、YouTubeの動画を作成してアップロードしたりしています。

ブログは平均すると、毎日100人くらいの方から読んでもらっていますし、YouTubeにいたっては月間2万再生くらいしてもらっています。

もちろん、無料で記事を書かせて頂き、無料で動画をアップさせて頂いております。

 

手間はかかりますが、1円も出していませんし

YouTubeにいたっては、毎月少額ですが、Googleさんから広告費まで頂いているくらいです。

宣伝効果としても非常に効果は高く、結果として

お客様が増え、売り場も増え続ける・・・という良いスパイラルが回っています。

ただし、これは当然ながら手間もかかりますし時間もかかりますが、金額的コスト面から見たら非常に効率が良いと思います・・・。

 

が・・・

この記事を読まれている多くの人は

「ブログ記事や動画にそんなに時間を費やせない!」

「そもそも、文章を書いたり、人前で喋るのが苦手!」

と、思う人も多いと思います。

多くの人が情報発信に挑戦し、そしてほとんどの人が脱落していきました。

私が言うのもおこがましいですが、それだけ情報発信を継続して行うことはとても難しいことなのです。

 

そこで・・・

情報発信のように難しいことをせず、タイムパフォーマンス & コストパフォーマンス共に両立ができ

さらにはきちんと売上が向上する、実に都合の良い手法を

悔しいですが近所の和菓子屋さんがやっていたのですよ!!!

はじめて聞いたとき

「はぁぁぁ、そう来たか!!!」

と、感動したくらいです☆

 

その和菓子屋さんですが

もともと運営している店舗の他に、近隣の道の駅や、観光地などの集客スポットで、ブースを設けたりテントを張ったりして和菓子の出張販売を行っています。

それで、1人の販売員が店頭に立って6時間、出張販売を行うとのことなのですが

「売り子さん1人につき、6時間で25,000円(1時間あたり 4,166円)以上の売上が上がるのであれば平日でも出店するようにしているんだ」

と、和菓子屋さんの社長がおっしゃっていました。

 

平日でも出店を続ける・・・というのは、実はとてもポテンシャルが高く

「道の駅や集客スポットで出店したい!」

と、手を挙げる多くの企業は

土日祝日の集客が大勢見込めるときのみに出店を希望されることが圧倒的に多いのです。

結果、平日はの出店希望は少なくガラガラなんです。

でも、道の駅や、観光スポットの運営会社からしたら

「平日でも出して欲しい」

というニーズがあるらしく

※もちろん場所にもよりますが。。。

そういったニーズに応えることで、結果として休日でも良い場所をもらえるとのことです。

店舗運営は「場所(立地)」で、売上が大きく変わりますので、立地条件が良い所で販売できるのは、とても大きなメリットになります。

 

ここで問題になるのは「人員」ですが

そこの和菓子屋さんは 60代、70代の元気のイッパイの奥様方をパートとしてお雇いしているとのことでした。

さらにそういった奥様方は、最低時給でも元気イッパイに働いてくれるらしく

さらには平日の観光スポットや、道の駅には年配の方が大勢来ており

結果、同じ世代の人同士で、会話も弾みやすいのだとか・・・。

 

また・・・

販売員1人あたり、6時間で 25,000円を上げてもらえれば、十分おつりが出るくらい利益が出るそうです。

 

売上  25,000円

家賃  -5,000円(売上の20%と仮定)

人件費 -6,000円(時給1,000円と仮定)

原料費 -9,000円(販売額の36%と仮定)

利益 5,000円

 

ザックリ計算でこんな感じになり、1日5,000円程度の利益が出るそうです。

※もちろん 5,000円がそのまま利益になることは無いですが、普通に営業してても赤字にはならないとのこと。

 

で、良い立地条件を頂いた状態で、土日祝日で大幅な売上を出す・・・というスキームなんだとか。

 

もちろん、「売場を増やす」からの、自分たちのお店の「宣伝広告」も同時に行っており

しかも、年配の方の雇用だけでなく、臨時の販売ブースで働いてくださるパートの奥様方が

「仕事が楽しい」「仕事が生きがい」

と、思える場を創っているという事。

 

さらに、面白かったのが

その和菓子屋の社長が、同時に3つの出張販売を行っていた・・・

ということです。

オープン前の設営と片付けを、社長自身が行い、

パートの奥方は、時間になったら売場に来て、時間になったら帰るだけ・・。

面倒な搬出入はしなくてOK!

という、やり方をしていたことでした。

 

分かりやすく書くと

・Aという売り場では 9:30に開店準備。 10:00 ~ 16:00 の営業。 16:30に撤収。

・Bという売り場では 10:30に開店準備。11:00 ~ 17:00 の営業。 17:30に撤収。

・Cという売り場では 11:30に開店準備。12:00 ~ 18:00 の営業。 18:30に撤収。

 

というスケージュールで、準備と跡片付けを、時間差を作って社長自身が各売り場を回って行っていたのです。

 

僕は、この話を聞いたときに

「スゴく頭がイイやり方ですね!!!!」

と、心の底から感銘を受けたので、記事にした次第です!

 

出店という形で、自社の店舗の「広告宣伝」を行いながら「売場を増やす」ことを行い、

時間差を作って、同時に3つの集客スポットで、臨時販売を行う・・・。

 

実に素晴らしいスキームだと思いましたので、参考にしてみてくださいm(__)m

 

 

 

あいすくむり →  株式会社あいすくむり|オリジナルソフトクリームの開発・製造 (aisukumuri.com)

 

 

 

 

 

 

 

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赤字店舗の経営改善3

2024年04月08日 | ビジネス

こんにちは!

あいすくむりの加勢です☆

ようやく子供たちの春休みが終了しました(^^;

可愛い我が子と言えど、毎日ずっと家にいられると、鬱陶しく感じてしまうもの。。。

そんな春休みも無事に終了し、今日から僕も仕事モード全開でやりたいと思います!

 

そんなこんなで、前回の記事の続き

赤字店舗の経営改善1 - (株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会 (goo.ne.jp)

赤字店舗の経営改善2 - (株)あいすくむり の 売り上げ向上委員会 (goo.ne.jp)

になるのですが、今回から実際、我々あいすくむりが運営していた店舗(現在は、あいすくむりの関連会社が運営しています)である「甘味処 六」の「がっかりポイント」を洗い出し

どのように改善をして、収支のバランスを取るかと言う具体的な改善計画についてお話していきたいと思います!

 

まず、改善点として・・・

これが、お客様の位置から見える店舗内になります。

基本的に物が多いのです。

お客様は、この状況を見て「汚い」なんてことは言いませんが、実際は良く思わないでしょうね。。。

もちろん「気にしない」というお客様もおられます。ただ、忘れてはいけないのは気にするお客様もいるということです。

お客様から見える場所は、いくら作業スペースと言っても、物を最小限にして、整理整頓を行う必要があります。

掃除道具や洗剤などは、必ず目隠しをして、お客様の目に触れないところに置かなければいけません。

当然、お客様から見えないところであっても、整理整頓は必要なのですが

お客様の位置から見える場所が、このような状況・・・

というのは、「がっかりポイント」を 見つけて改善する以前の話で

そもそも整理整頓が出来ていない店舗には

「お客様が気持ちよくご来店できるための準備」

が整っていない状態と言っても過言ではありません。

 

なので、まずは整理整頓を行う・・・

という作業からスタートなのですが、実はいきなり整理整頓を行っても

恐らく時間が経つと、すぐに元通りになってしまうのです。

 

だからこそ

① このお店で何を売るのか? 

② このお店ではどんな作業を行うのか?

③ 「①」「②」を行う為に必要な道具や備品は何か?

④ 「③」の 配置や置く場所は?

 

と、スタッフ全員で①から順番に決める必要があるのです。

ただ・・・

「①」と「②」については、いきなり集まってパッと決めてしまってはダメだと感じています。

これについては賛否両論あるかと思いますが、僕個人の意見を書かせてもうあるのであれば

すぐに決めようとすると、その場で出たアイディアが なんとなく良くて話が盛り上がり

半分ノリで決めてしまったり

役職が上の人の意見が強くなり過ぎるので

各スタッフが1~2週間くらいしっかり熟考した上で

話し合いの場を設ける方が良いかと考えています。

 

↑ これが実際にスタッフの意見を吸い上げたリストの一部ですが

こうしてリストを作り上げ、スタッフ全員が納得&変更後のイメージを共有して見落としが無いかを確認し

後は実行あるのみです。

今回、「甘味処 六」の変更事項について、新たにスチームコンベクションオーブン&コールドテーブル (浮いている機械があったのでそれらを活用します)を導入る運びとなったので

GW前後に、一気に店舗内の配置を変更、そしてそのタイミングで、内部の一斉掃除をする手はずとなっております。

 

これで、良くなるかは正直やってみないと分からないのですが

まずは、店舗内がスッキリして

物が多すぎる・・・

という事態から脱却すること・・・

が経営改善の第一歩だと考えておりますので、気を引き締めて掃除をしたいと思います!

 

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