A:コバルトの季節の中で
作詞:小谷夏/作曲:沢田研二/編曲:船山基紀
B:夕なぎ
作詞:山上路夫/作曲:加瀬邦彦/編曲:船山基紀
(1976年9月10日発売)
詞も曲も、そしてじゅりの歌声も、すべてが切なく優しく美しい。
好きなじゅり曲No.1にあげる方も多いこの曲をレビュー最後に選びました。
「ロイヤルストレートフラッシュ2」の曲順でも最後の曲です。
(お忘れの方も多いかもしれませんが、この曲レビューは「ロイヤルストレートフラッシュ2」の全12曲を取り上げる、
というのがとりあえずの企画ですよ~)
ベストアルバムの最後にふさわしい名曲ですが「チャコール・グレイの肖像」のほうで
「何をなくしてもかまわない」からの流れで聴くとまたジーンときます。
(「あなたの心を取り戻せるなら」の次に「あなたを見失いたくないのです」って
出来すぎでしょ?)
あまりにも久世さんの思いが凝縮された歌詞には、年月を経ても色あせることのない
普遍性があります。
(ここの読者様には言わずもがなですがいちお:小谷夏=久世光彦のPN)
「コバルト」と聴いても、腐女子の必読書コバルト文庫くらいしか思い浮かばない、
発想が貧困なアテクシなんですが、ここで言うコバルトは
コバルトブルーの空色の季節=秋ということで良いんでしょうか。
秋の空の青さが目にしみる、ということであってますか?(不安)
イントロについて、ラジオ(三昧)で、加瀬さんに手直ししてもらったという
エピソードを紹介してましたね。
じゅりの原曲では(イントロの)後半部分が少々違うものだったようです。
それで「危険なふたり」の「うっつくしぃすぎぃる~」のところは逆にじゅりの意見で
加瀬さんのメロを変更したとか。
二人で仲睦まじく音楽を語りあう姿を想像し思わずウフフなのでした。
曲構成はAメロを2回繰り返し+サビ、というひねりのないシンプルなものです。
ただ、このサビが、これから盛り上がっていくのかな~?と思わせておいて落とす
と言うなかなかに寸止めジラし系ですよね。
作曲者の性格が・・・ってイエナンデモアリマセン。
足早に過ぎてゆく この秋の中で
あなたを見失いたくないのです
Bメロかと思ったらこれがサビだったのね~曲終わっちゃったわ~みたいな感じです。
もうちょっとこの曲の世界に居たいのに・・・と思わせる、この"引き"感が切なさを
かき立てるのかもしれませんね。
サウンドはアコースティックな印象が強いですが、よくよく聴いてみると
"合いの手"としてシンセ系の電子音がわりと入ってました。
しあわせの手ざわりが チャラ ウ~ワウ~ワウ~ とか(←わかるかいな
そのせいか、アコギが前面に出ているのにさほどフォークっぽくならず、あくまでPOPSに
聴こえるので古く感じないですね。
そして何十回も続けて聴くと(←聴くなよ・・)ガゼン気になってしまうのが、
なぜか、Aメロでチリンチリン鳴り響くトライアングルです。
しかも裏拍!何でやねん!!と関西人でもないのに言いたくなります。
いや、いいんですけど、いくら考えても何を狙っているのか全然わからなくて
安心して眠れません。
船山センセイ・・・教えてクダサイ~
そして、歌詞は2番が特に心に沁みます。
一人ぼっちだったから 優しさが好きでした
もしアテクシのようなド素人が作詞したら(・・・需要は皆無ですけど考えてみた)
一人ぼっちだったから 優しさが欲しかった とか
一人ぼっちだったから 優しさを探してた とか
になっちゃうと思うのよね。
優しさが好きでした、のような秀逸な表現は100年経っても出てこないわ~。
欲しがったり探したり求めたり、そういうウザイ発想をしてるようじゃダメですよ。
せっかくの曲が陳腐になっちゃいます。
やっぱり久世さんは天才です!そして・・・じゅりへの愛がある!
彼のおかげで、沢山じゅりのすばらしい歌や映像が生まれたんですものね。
どうか、これからもたまには下界へ降りてきて下さいね(?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ロイヤルストレートフラッシュ2」全12曲のレビュー:(いちお)完
レビュー用推定再生回数:11曲×30=330回、1曲×20=20回 合計約350回くらい
身についたこと:リードギターとサイドギターのききわけ
失ったもの:夫婦の会話
今一番気になること:明日の正月コンでのじゅりのモフ度
作詞:小谷夏/作曲:沢田研二/編曲:船山基紀
B:夕なぎ
作詞:山上路夫/作曲:加瀬邦彦/編曲:船山基紀
(1976年9月10日発売)
詞も曲も、そしてじゅりの歌声も、すべてが切なく優しく美しい。
好きなじゅり曲No.1にあげる方も多いこの曲をレビュー最後に選びました。
「ロイヤルストレートフラッシュ2」の曲順でも最後の曲です。
(お忘れの方も多いかもしれませんが、この曲レビューは「ロイヤルストレートフラッシュ2」の全12曲を取り上げる、
というのがとりあえずの企画ですよ~)
ベストアルバムの最後にふさわしい名曲ですが「チャコール・グレイの肖像」のほうで
「何をなくしてもかまわない」からの流れで聴くとまたジーンときます。
(「あなたの心を取り戻せるなら」の次に「あなたを見失いたくないのです」って
出来すぎでしょ?)
あまりにも久世さんの思いが凝縮された歌詞には、年月を経ても色あせることのない
普遍性があります。
(ここの読者様には言わずもがなですがいちお:小谷夏=久世光彦のPN)
「コバルト」と聴いても、腐女子の必読書コバルト文庫くらいしか思い浮かばない、
発想が貧困なアテクシなんですが、ここで言うコバルトは
コバルトブルーの空色の季節=秋ということで良いんでしょうか。
秋の空の青さが目にしみる、ということであってますか?(不安)
イントロについて、ラジオ(三昧)で、加瀬さんに手直ししてもらったという
エピソードを紹介してましたね。
じゅりの原曲では(イントロの)後半部分が少々違うものだったようです。
それで「危険なふたり」の「うっつくしぃすぎぃる~」のところは逆にじゅりの意見で
加瀬さんのメロを変更したとか。
二人で仲睦まじく音楽を語りあう姿を想像し思わずウフフなのでした。
曲構成はAメロを2回繰り返し+サビ、というひねりのないシンプルなものです。
ただ、このサビが、これから盛り上がっていくのかな~?と思わせておいて落とす
と言うなかなかに寸止めジラし系ですよね。
作曲者の性格が・・・ってイエナンデモアリマセン。
足早に過ぎてゆく この秋の中で
あなたを見失いたくないのです
Bメロかと思ったらこれがサビだったのね~曲終わっちゃったわ~みたいな感じです。
もうちょっとこの曲の世界に居たいのに・・・と思わせる、この"引き"感が切なさを
かき立てるのかもしれませんね。
サウンドはアコースティックな印象が強いですが、よくよく聴いてみると
"合いの手"としてシンセ系の電子音がわりと入ってました。
しあわせの手ざわりが チャラ ウ~ワウ~ワウ~ とか(←わかるかいな
そのせいか、アコギが前面に出ているのにさほどフォークっぽくならず、あくまでPOPSに
聴こえるので古く感じないですね。
そして何十回も続けて聴くと(←聴くなよ・・)ガゼン気になってしまうのが、
なぜか、Aメロでチリンチリン鳴り響くトライアングルです。
しかも裏拍!何でやねん!!と関西人でもないのに言いたくなります。
いや、いいんですけど、いくら考えても何を狙っているのか全然わからなくて
安心して眠れません。
船山センセイ・・・教えてクダサイ~
そして、歌詞は2番が特に心に沁みます。
一人ぼっちだったから 優しさが好きでした
もしアテクシのようなド素人が作詞したら(・・・需要は皆無ですけど考えてみた)
一人ぼっちだったから 優しさが欲しかった とか
一人ぼっちだったから 優しさを探してた とか
になっちゃうと思うのよね。
優しさが好きでした、のような秀逸な表現は100年経っても出てこないわ~。
欲しがったり探したり求めたり、そういうウザイ発想をしてるようじゃダメですよ。
せっかくの曲が陳腐になっちゃいます。
やっぱり久世さんは天才です!そして・・・じゅりへの愛がある!
彼のおかげで、沢山じゅりのすばらしい歌や映像が生まれたんですものね。
どうか、これからもたまには下界へ降りてきて下さいね(?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ロイヤルストレートフラッシュ2」全12曲のレビュー:(いちお)完
レビュー用推定再生回数:11曲×30=330回、1曲×20=20回 合計約350回くらい
身についたこと:リードギターとサイドギターのききわけ
失ったもの:夫婦の会話
今一番気になること:明日の正月コンでのじゅりのモフ度
というのがとりあえずの企画ですよ~>
ええー。そうなんですか!!
でも『夜の河を渡る前に』ありましたよね~
残念です。私の好きな曲出るの楽しみにしてますた。
お疲れ様です。あいら様、ipod様。
アリガトウ~サンキュウ~アリガトウネ。
おお!あの音を文字で表現するとまさにこうですよ。あいら様 凄いわ!!
DVDのレビューなども書いてくださると楽しいし、購入の参考にもなり
ありがたいと思います。
どうか企画につまったらお考えになってみて下さい。
まき様
モフ度のご報告、手に汗握ってお待ちしております。
一段落付いたとこですし、chopinでも流して仲良く鍋などつっついてみては?
音を擬音に起こすクセが出そうですけど。クラリネットがピロピロピ~、なんて。
殆ど読み逃げでしたが、レビュー面白かったですよ!
この根気とセンス、少し分けて下さいなー
モフ苦悩、止まず、ですね。ドーム時のじゅりは、私もセーフです。
花道をゆくお姿を見ながら、なぜが耳元でじゅりに「茶~まだかいな」と
怒られる自分を想像して「イケる!このじゅり全然イケる!」と悶えてました。
でも、あのサイズが上限ですわね~。ストップ・ザ・シーサイド・リバウンド!
>でも『夜の河を渡る前に』ありましたよね~
アレは、曲レビュー記事じゃなかったんですけど、好きな曲なもんで
ついつい「ギターのジャッジャ~が」とか横道にそれて書いてしまいまして・・・
ちなみに、12月29日の記事に書いたんですけど、ロイヤル2のシングル曲のあと、
ポリドール時代のシングルについては全曲取り上げるのがいちおう目標となってます。
アルバムの曲については、アルバムレビューとして書くつもりで
全曲は取り上げられないと思いますので、しずえ様のお好きな曲が挙がるかはわかりませんが。
何しろファン歴やっと3年になろうかというペーペーファンですので、
コメントを下さる方々のご指導を頼りにしつつ(←他力本願じゃの~)じゅりベンはライフワークとして続行致しますよ~~。
(・・・・・え、育児?仕事?キコエナーイ。)
まき様
待ってるよ~んワクワクテカテカ
想像が膨らみすぎて、仮想MCが色々浮かんでしまい・・・
レポ期待してま~す。
くまちゃん様
>チャラ ウ~ワウ~ワウ~
わ、わかって頂けて嬉しい・・・音を文字にするのって難しいですよね。
今年はとりあえず70年代~80年代前半の黄金期15年にスポットをあてて
シングル、アルバムを順次取り上げる予定です。(基本から入るタイプです。)
リアルタイムで当時のじゅりをご覧になっているくまちゃん様には
ぜひぜひ「この曲のときにじゅりが・・・」的なエピソードが
ございましたら教えてくださいませ~~(ヨダレ
DVDはモフ・・・いえ90年代以降のものがほとんどなのでナカナカ買う勇気が出ないです・・・音楽系はあんまりもってません。(96年くらいまではGOOD
悪魔~や魔界~や太陽~とか映像作品は(若いのは)あるんですけど~~
去り~st様
>chopinでも流して仲良く鍋などつっついてみては?
7時ごろ起きたらダンナが朝っぱらからラフマニノフのピアノコンチェルトを
聴いていたので、脳内で晴れのちブルーボーイで対抗しておきました。
じゅりがシーサイド・リバウンドしてたら、
「ヘイヘイヘイ、ワンモア!」って超低音であおったさりぃのせいですからね。
馬主さんには責任をとって、お馬さんの調教をしていただきますよ~!
そういえば最近脳内にジュニア一子がでてこない・・・90年代Ver.ばっかりだわ~
今、恋に夢中だから?