表題はなかなかサイケなデザインなのね。
ということで。先日購入した虎映画3部作のDVD、まずは公開順に
「世界はボクらを待っている」から観てみました。
2年ぶりの鑑賞で、けっこう忘れているシーンも多かったです~。
40年以上前の作品ゆえ、内容については既に語りつくされ、じゅりの画像も
貼られつくした感がございますので、今回は、一風変わった視点から
この映画を眺めて見たいと思いますわ。
さて、このお話のヒロインと言えば、いわずと知れたこのお方
"アンドロメダの王女"シルビーなんですが。
この映画の中で、ある意味シルビー以上の存在感を放つ女性がいることに
アテクシ気がついたんでございます。
なんてったって、タイガースのマネージャ役の、なべおさみさんよりも出番が多い!
それはズバリ、彼女です。
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「そうなのよ~心を込めて作ったもんだから、ふた月もかかっちゃった」
・・・・ジュリーロゴを縫い付けた、ド派手なクッションを手に、
鼻息も荒く出待ち中のこのお方。
メインキャラ扱いではないものの、この映画において、ものすごい存在感を
発揮している彼女・・・またの名を「ジュリーの奥様」 。
今回は彼女のシーンを検証していきたいと思いますの。
ちなみに、Qピー人形を持っているのが「ピーの奥様」、
サリーの写真を貼っつけた虎の空気人形を持っているのが「サリーの奥様」ですわ。
タイガースメンバーの住まうアパートの前でたむろっていると、
なんと偶然にもww、刑事である父親と遭遇。
彼女の父親は、先日、出待ちの混乱の中で起きた"シルビー転落事故"の
捜査にやってきたのです。
これからタイガースのところへ事情徴収に行くという父に、
「そんじゃさあ、お父さん。ジュリーに会ったらこれ渡しといて!」
と、じゅりへのプレゼントを託そうとせまっておりますわ。たくましいです。
ある時は、収録スタジオの前で出待ち。
(おまいら、部活とかやってないんかい・・・)
転居先を知られまいとするメンバー達に逃げられてしまいますが、
「ジュリーの奥様。私達も負けてはいられませんわ!」
「タクシー!」
と、タクシーまで使ってオッカケしてます。
家に帰れば、タイガースの出演番組を食い入るように見ています。
お勉強は大丈夫なのかしら~?
と、父親の手が伸びてきて、ブチッとテレビを消されてしまいます。
この前後のシーンから察するに、"ジュリーの奥様"のおうちは、
どうやら父子家庭のようですわ。
刑事として忙しい父が不在がちで、娘に目が行き届かないから、
彼女はこんなにオッカケしまくれるのかもしれません。
うーん、中々よく練られた設定なのか・・・もしかして?
しかしテレビを消しても曲が鳴り止まないので、
「どこだ?」と、音のするほうを辿って抗議しにいくお父さん。
すると隣のマンションで、犬のぬいぐるみをダッコしたじゅりが、
「僕のマリー」を歌っているではありませんか。
なんと、偶然にもww、隣のマンションに引っ越してきていたのです!
想定外の生ジュリーに、「ジュリーだ!」と気絶してしまう"ジュリーの奥様"。
(どうでもいいけどこのシーン、もしシルビーなら、きっと気絶なんかしないで、
取って食いそうな視線でじゅりをガン見するような気がします・・・・)
気絶した時、父親が呼んだ彼女の名が「みどり」「いずみ」のどっちかに
聞こえるんですが、あまりにもダミ声で、なんと言ってるかわからないという・・・
まあ、思いっきしどうでもいい話です・・
そして夜、寝る前。
「ティーンルック」なる雑誌の、じゅりの顔写真のページの反対側に
わざわざ拡大したと見られる自分の顔写真を挟んでますわ。
一体何をするのか?と思えば・・・・
そのままページをそおっと閉じていくと・・・・
いやあ~ん ちゅううう~~
「・・・・おやすみなさい」どうやら、寝る前の日課のようですわね。
これは、リアルでも似たようなことをなさっていたJ先輩、カナーリいると思われますね。
ポスターにチューとかwww
そして明かりを消して夢の中へ・・・・・見るのはもちろんじゅり夢ですわ。
黒いマントを羽織ったタイガースのメンバーが、落葉の物語を歌いながら歩いてきます。
夢の中の彼女は、マイフェアレディよろしく、着飾りマクリマクリスティですわ。
なんでや~ww
そして王子様じゅりが、落葉の物語を歌いながら、彼女に近づいてきます。
まあ、夢ですから・・・そして、なぜか"明治チョコレート"が手渡されましたわ。
そりゃあハッキリと、"Meiji"のロゴが見えるように・・・スポンサー様なんですのね。
夢の中のみどり(いずみ)ちゃんは、微笑む王子様じゅりにうっとり・・・
どんだけご都合主義ww・・・まあそれが、乙女のドリームってものです。
しかしこの後、ファンにとってショックな出来事が勃発よ!
シルビー扮するバンドボーイが、じつは女の子だということが、
週刊誌に載ってしまったのです!!!きゃ~~~!!!!
・・・・・って、よく考えたら別に、バンドの末端スタッフの一人が
女性だからって、なんなんだよって話なんですが・・・
しかし、我こそは"ジュリーの奥様"という乙女達には、大ショックのようです。
いつものようにジャズ喫茶のステージで
「それではまず1曲目おおくりしましょう」と、
微妙に悩ましい腰つき?のポーズで言うじゅりに、雑誌のページを掲げ
「ジュリー!これは何よ!」と最前列で抗議する彼女。
そして、ムキー!とばかりに、容赦なく週刊誌を投げつけるファンたち!
こ、こえええ~~~~~ガクプル・・・
実際にはこんなこと、絶対出来ないですよね~?
じゅりにモノ投げるだなんて・・・・
これも愛ゆえなのね・・・・
さて話は飛びまして、いよいよラストシーン近く。
タイガースのライブが日本武道館で行われるのですが、
ステージにじゅりの姿がありません。
じゅりはこの時、UFOでアンドロメダへ連れ去られそうになってるんですね~ww
ステージに声援を送るピーの奥様、サリーの奥様の横で、
「あら、ジュリーがいないわ」
と心配そうなみどり(いずみ)ちゃん。
(しかしこの子たち、いっつもいい席を確保してます。当時は早いもの順??)
しかし最後は、みんなでシーサイドバウンドを歌いまくり、歌の力でじゅりを
地球に呼び戻しwwめでたしめでたし。
5人が演奏する「銀河のロマンス」に、乙女ポーズでウットリするのでした。
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とことんファン心理で行動する彼女には、当時のリアルファンたちも
非常に感情移入しやすかったのではないかしら?
シルビー役の久美かおりさんは、ホリが深く(でもちょっとボーイッシュ?)
華やかなお顔立ちなのに比べ、こう言ってはナンですが、いわゆる
普通っぽいお顔も、等身大のファンという感じがして、親しみが湧きそうです。
まあ、シチュエーションとして、じゅりとのカラミがほぼ皆無なので、
久美さんのように、ファンから嫉妬されることも無かったでしょうね。
こうしてみると"ジュリーの奥様"の彼女、かなり重要な役どころだったんじゃ
ないかしら~と思うんですが、当時注目されたりとかはあまり無かったのかしら・・・
いずみかみどりか気になって観てみました^^
イメージ的にはいずみだったけどみどりちゃんのような気がします
「寒くない?」って気付かってもらえて歌まで歌ってもらえるシルビィではなく
より身近なみどり(多分)になって眠りに付くまで何度もジュリーから板チョコもらいました
「だってステージが僕たちの命だし、生きがいだもん」の台詞スキです
王子様じゅりは別人じゃなくてフトした所で今の運動会じゅりとつながりました
TGライブのCDを聴いているとホントに魅力的であの時もう少し大人だったらなぁと
叶わない願望にキリがなく切ないです
ジュリー大好き
>実際にはこんなこと、絶対出来ないですよね~?
ふる~いファン(笑)なら、知ってることなんだけど、これ、実際にジャズ喫茶であったことなの。
週刊誌に載ったの覚えています。
じゅりの初恋の人とかいういい加減な記事だったんじゃなかったかな。
おとなのライターにこんなエピソード、思いつかないと思う。
お父さん役だった小沢昭一さんが、多摩川撮影所での撮影の時に、じゅりをめがけて女の子たちが川を渡って来た時には、大変な事が起こっていると感じたという意味の話をしてらしたこともありましたよ。
空前絶後のアイドルって、そういうものだと思います。
虚構を現実が追い越してるの。
ちょっと、驚いちゃうでしょ(笑)
いいな~いいな~じゅりと近くにいられて~とひたすら裏山でした。
この映画 何回観たことか…。映画館はもちろん 上映後もファンクラブ主催の上映会まで何回も何回もあったのですよ~。
そうそう! じゅりパパまで来て下さったこともありました
当時、がんばってる息子のためならとお父様も思ってわざわざお出まし下さったのですね~。
ただし映画は…。チャチな円盤が出てきたところで 早速退いてしまい…
いくら昔の少女でも、生意気中学生にはすでに甘ったるく…えッ??と じゅりへの愛と葛藤しながら観ていた記憶が…
虎時代もよ~~くご存じのお姉サマ方が
ホント~~~~に羨ますぃーです。
じゅりとの想い出が、ケタ違いですもんね(泣)
その想い出を、惜しげなく教えて下さってて~
感謝感謝でございます~~。
で、こんなひよっこなワタクシなんて
中抜けてた頃のじゅり収集でもうあっぷあっぷで、
まだもちろんこの映画も観れてません(号泣)
えっと、
虎ファン仲間で、メンバーそれぞれに奥様が一人ずつなのでせうか??
実際は、じゅりの奥様だらけで大変そうですわ~~。
あ、奥様なだけでも恵まれてるのかも。
だってワタクシ達は順番待ちの愛人ですもの・・・。
>シルビーなら(中略)取って食いそうな…
で爆笑しました。
タイガースの思い出をたくさんお持ちの先輩方がもっっっのすごく羨ましいんですけど、
アマノジャクなところのある私、同じ時代にいたとしても
「キャー! タイガース~」と素直に言えてない気もいたします。
この映画の一番のツボは、「イエローキャッツ」のイントロでのタローです。
なぜ…いきなりあの格好…?
(でも何気にタロー好き)
※昨日、海女ぞんから「センセイ送ったよ」メールが届きました。
ご心配おかけしました。
ご確認ありがとうございます
アテクシも、どっちかと言うと「みどり」って聞こえたんです。
ですので、箱的には「ジュリーの奥様」=「みどり」ってことで。
記事タイトルもそうさせて頂きます~
シルビーは出会いから、じゅりにお姫様ダッコしてもらってるし、
(じゅりが細いから、大変そうに見えるわ・・・あのシーン)
自分だけのために、浜辺で歌ってもらったり、手もつないでるし(←ココ重要
スゴイ特別扱いですよね~
でも、みどりちゃんのほうが、普通のファンだけに親近感が湧きます(笑)
アテクシも、もしあの時代に生まれていてファンだったら、
あんな風になってるかしら~なんて。
>「だってステージが僕たちの命だし、生きがいだもん」
今のリアルじゅりも、全く同じですよね
じゅり~~~、好きっ
momo様
ひえ~~~、実話ですか本当に投げちゃってたんですね。
それは、存じませんでしたわ。
じゅりにも、そりゃあ初恋の人ぐらい居たでしょうに(記事の真偽はともかく)、
みなさんキビシかったのですね・・・・純真な乙女だけに。
きっと、そういう"リアル恋バナ"は、王子様じゅりにはタブーだったんですね。
ファンが川を渡ってくるって???
多摩川を、ですか・・???
ま、まさかmomo様も・・・・・・・は冗談ですけど。
すみません・・・・今ちょっと、どういうリアクションを
していいのかわからなくなってます
momo様は、アテクシの想像を超えた"じゅりワールド"のお話を、
た~~っくさん、ご存知なのでしょうね(←羨望のまなざし
いつか、じっくりお話をお伺いしてみ・た・いです。
OH~さすが、お詳しいですわ。
小橋玲子さんのお名前でググッたら、経歴にセカボクも載ってました。
子役出身で当時ご活躍の女優さんだったんですね。
オシャレして、じゅりからチョコを手渡してもらえるなんて、
そのワンシーンだけでも羨ましいですよね~
> じゅりパパまで来て下さったこともありました
ファンクラブの上映会に来て下さったんですか
息子のために・・・お父様、なんていい方なのかしら~
映画の内容や、セットのチャチさ(特に宇宙カンケイ・・)は
さすがに中学生ともなれば、???ですよね
でも歌のシーンが満載なので、タイガースの演奏シーンが
今となっては超お宝ですわ♪
まゆ様
虎映画、オススメよ~~
話の内容はツッコミ所だらけだけど、
ACBのステージとか出てくるし、ヨダレが出ちゃうわよ。
ほんと、先輩方のお話には、ヨダレが止まりませんわ~
(ヨダレばっかりでごめんよ)
>虎ファン仲間で、メンバーそれぞれに奥様が一人ずつなのでせうか??
いちおう、この仲良し3人組は、じゅり、ピー、さり、
とお目当てが違うみたいですわ。
まあ実際には、おっしゃるとおり、ものすごいカズの・・・じゃない、
数の「ジュリーの奥様」が居たんでしょうけど。
ちなみに、乙女には「愛人」なんて発想は無くってよ。
フリーンなんて、60年代にはありえ茄子!
じゅりの歌も虎時代はまだ、「年上のひと、美しすぎる~」な
キャラじゃなかったものね
・・・・ところで。順番、まだ来ないの?
なにげにスゴくないですかー?
宇宙人役だけに、目ヂカラ系の方を選んだのかしら~(違
>アマノジャクなところのある私、同じ時代にいたとしても
>「キャー! タイガース~」と素直に言えてない気もいたします。
まあ、そうですか。王道より、ちょっとマイナーを好むタイプの
少女でいらっしゃいました?
アテクシ逆に、虎全盛当時に少女だったら、ぜ~~~ったいに、
じゅりファンになってただろう、という自信がありますわ。
ドはまりして、日常に支障をきたしていそう・・・
>「イエローキャッツ」のイントロでのタロー
あの、子守のねえやみたいなカッコですわねwww
そして、黒鍵の無いおもちゃのようなピアノで猫踏んじゃった・・・
でも私も、そんなタローさんが好きですわ。虎に欠かせないナイスキャラ!
センセイ、今日あたり届きそうですね。良かったわん。
ヒマを見つけて、楽しんでくださいまし~グフフ
センセイ♪ だんぼさん♪
センセイ♪ だんぼさん♪
センセイ♪ センセイ♪ センセイ♪
・・・・・
あいら様~雑誌のチュウ~シーンアップさすがHです。
ティーンルックも雲の上の雑誌で、漫画がせいぜいでしたわー。
じゅりの奥様は、注目は、どうだったのかしらねぇ?雑誌のモデルで、でてたと思うけどー
小6の私は、なんとなく知ってたタイガースを映画観終わったら、はっきりファンになってました、地元の小さい映画館では、キャーキャーとゴ―バウンドを座ったままみんなで、やってたので、私も~。あと、一つ、二つ早く生まれたかったわー。思い出がいっぱいあるなんて、裏山~。ファンクラブなんて、知らなかったしー、テレビは、覚えてないしー、とうとう一度も会えなかった。(ビェ~)
思い出話を教えてくれて、感謝です。
私のツボは、夢の中、落ち葉の物語のマントで、大きな犬をつれて歩くシーンから、チョコを渡すとこ~。タイガースカラ―のシャツ着てますね。(嵐も嵐カラ―があるの、やっぱ蛇にさん、さすが。)
イエローキャッツの踊りもー、バラバラだけど、可愛いー、☆のプリンスの海でのシーンも。 う~、きりがない~
この頃から、クラス女子の話題は、タイガース一色になりました。
ご無沙汰してます。
九州ジュリー連ちゃんにすっかり浮かれておりました。
ジュリーの博多弁も毎年聞けて、盛り上がりましたよ。
ところでDVDは持っていてもスクリーンで大阪で久しぶりに観るTGはよかったです。
久美かおりさんに、やっぱりファンは嫉妬してましたね。
♪くちづけが怖い
1968年レコード大賞新人賞でした。
右側のレコードのも聴いてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=Rk3JcEQBucQ
ジュリー サリー ピーの奥様の他に
わがままなお嬢様が出てきますよね。
上の写真ではピンクのお洋服
一番下の写真では右端。
松本めぐみさん
加山雄三さんの奥様です。
先日NHKで加山さんの50周年特集で
インタビューに答えられていましたが
ついついTGの映画を思い出してしまいました。