夕方4時26分の九商フェリーに乗り込んだ。

夕暮れが迫る島原港をゆっくりと離岸する。

出航の汽笛とともにどこからともなく、かもめが数羽船を追うように乱舞し始める。

この時期に見られる風景だ。
だんだんと数が増え、50羽ぐらいの群れが船にまつわりつくように飛び始める。

デッキでは若い女性たちが歓声を上げ餌を与えている。
かもめも猫のような奇声をあげ餌を奪い合っている。
甲板は人の奇声とかもめの奇声が鳴り響き、異様な風景となる。
女の子は餌のポテトチップスを頭に載せて、かもめがとりに来るのを不安そうに待っている。
うまいものだ、数羽のかもめが奪い合うように彼女の頭にのったポテトを奪っていく。
餌を片手にカメラを向ける。
近すぎてピントが合わない。

おまけにフレームでとらえきれない。
レンズをマクロにセットした。
マクロでオートフォーカスというのもおかしな話なのだが、片手しか使えない。

かもめをマクロで撮るというのも初めてで連写すれば何枚かはものになるだろう。
甘い考えだった。
ほとんどがピンボケだった。
でも数枚はなんとか見れるのかな?
1時間という乗船時間も、かもめたちとの戯れであっという間だった。

宇土半島の山々や天草の山々が迎えてくれた。
かもめの乱舞も終わり、夕暮れの船内に到着のアナウンスが流れた。

夕暮れが迫る島原港をゆっくりと離岸する。

出航の汽笛とともにどこからともなく、かもめが数羽船を追うように乱舞し始める。

この時期に見られる風景だ。
だんだんと数が増え、50羽ぐらいの群れが船にまつわりつくように飛び始める。

デッキでは若い女性たちが歓声を上げ餌を与えている。
かもめも猫のような奇声をあげ餌を奪い合っている。
甲板は人の奇声とかもめの奇声が鳴り響き、異様な風景となる。
女の子は餌のポテトチップスを頭に載せて、かもめがとりに来るのを不安そうに待っている。
うまいものだ、数羽のかもめが奪い合うように彼女の頭にのったポテトを奪っていく。
餌を片手にカメラを向ける。
近すぎてピントが合わない。

おまけにフレームでとらえきれない。
レンズをマクロにセットした。
マクロでオートフォーカスというのもおかしな話なのだが、片手しか使えない。

かもめをマクロで撮るというのも初めてで連写すれば何枚かはものになるだろう。
甘い考えだった。
ほとんどがピンボケだった。
でも数枚はなんとか見れるのかな?
1時間という乗船時間も、かもめたちとの戯れであっという間だった。

宇土半島の山々や天草の山々が迎えてくれた。
かもめの乱舞も終わり、夕暮れの船内に到着のアナウンスが流れた。