打越通信

日記ふういろいろ

長崎は今日も寒かった

2017-02-11 23:25:17 | 小旅行
休みの日なのにやっぱり早起きしてしまう。
コーヒーを飲みながらパソコンを開きニュースを確認する。
今日はJRの時刻表を調べメモ用紙に時刻を記録した。
それからいつものように1時間ばかり本を読んで過ごした。
妻が起きてきて朝食を作ってくれた。
朝風呂に入り、しばらく横になり寝込んでしまった。
時計を見ると11時を過ぎていた。
あわてて着替えて博多駅に向かった。
駅の地下にある格安チケット売り場で、長崎までの特急券を2枚買った。
片道2700円、2枚で5400円だった。
JRの2枚切符だと確か6300円だからそれなりに安いわけだ。
2枚切符ということは往復分ということで「何か飲みたいよ」とか「おなかがすいたよ」とか「脚が痛いよ」とか「早く帰ろうよ」とか「疲れたよ」とか、きょうは確か「寒いから嫌だよ」とか言っていた人の分は無いわけだ。
改札をくぐり「かもめ」の出るホームに行ってみた。
かなりの人が列を作って待っていた。
12時15分発の列車(これがなんと787系)だった。
乗車が始まり乗り込んでみたがなんと満席だった。
立っていくのもせっかく本も持ってきたことだし、早く行く必要もないもんね、と40分ほど後の列車を待つことにして降りてしまった。
これが後あと大変なことになるのだが。
あわてて出てきたのでジーパンに長袖シャツ、それにジャンバーとネックウォーマーといつもの格好だった。
駅のホームの寒い事、約40分の待ち時間にすっかり体が冷え込んでしまった。
おまけに今朝は積雪があるくらいの寒気だった。
ついでのおまけに朝風呂まで入ってきている。



ガチガチになった体でラッピングされた白いかもめに乗り込んだ。
しばらくは音楽を聴きながら目をつぶりそのまま寝込んでしまった。



気が付いたころには鹿島の手前で、ちょうど一週間前に見た雲仙の山々が遠浅の有明海に浮かんでいた。
長崎駅には午後3時半ころの到着だった。
改札を抜けると駅前には粉雪が舞っていた。
路面電車に乗ろうと電停に行ってみたが長い行列が出来ていた。
冷え切った体にさらに粉雪が舞う寒さ。
中華街まで歩くことにした。
腹が減ったのでとりあえず中華街で何か温かいものを食おう。



出島の横を歩き、中華街の真横の出た。
多くの人であふれんばかりだった。
人の波に押されるように中華街を漂った。
飲食店はどこもお昼の時間帯を終わり、準備中の看板がかけてある。



湊町まで来たが人が多くて身動き取れなかった。
強引に横に入り込み、人ごみから離れた。
人通りの少ない横道を思案橋に向かって歩いた。



思案橋の横道に入ってみたが人通りは少なかった。
小汚い中華料理屋が営業をやっていたので入ってみた。
長崎に来て初めて言葉をしゃべった。



言葉に出したものがちゃんと出てきたので通じたようだ。
夕暮れも迫ろうかという時間帯に、うす暗い店内のどことなく哀愁のある雰囲気のなかでいただく「特製ちゃんぽん」のうまかった事、これは忘れられない味になることだろう。