打越通信

日記ふういろいろ

震災から3年

2014-03-11 21:15:00 | 写真投稿
写真は甥っ子の淳から(2011.05)

あの日私は博多事務所で打ち合わせだった。
すると茨城の客と電話している同僚が
「なんかすごい事になっているようですよ」
と話をする。
そのときはそんなに気にもせず、リレーつばめのラストランということもありそっちの方に気が行っていた。
熊本駅に8時過ぎだったろうか、家に着きちょうど9時のニュースを見て、唖然となった。
大津波が田畑や家を次々に飲み込んでいく。
津波のすぐそばではクルマが逃げ回っている。
そんな地獄のような画像だった。
その後、福島の原発で事故が起こり、いったい何があっているのかしばらくは分からなかった。
結局、メルトダウンしてしまった。
そして爆発が相次ぎ深刻な放射線漏れにつながった。
あれから3年経つが、先日テレビの報道で復興の建物が人件費の高騰や資材の高騰でとても自治体の予算では建てられないという。
そして東京オリンピックの建設が始まれば人手がとても足らない状況になると言っていた。
やはり国主体で進めないとなかなか進まないのが現状のようだ。
そして震災の次の日は九州新幹線の全線開業の日だった。
だけどテレビでは<ぽぽぽぽ~ん>などの広告機構のコマーシャルだけで、九州新幹線のコマーシャルは自制した。
あの日の事ははっきり覚えている。
でもどうすることも出来ない歯がゆさに、この先どうするべきなのか答えも出ていない。
頑張れ日本!だけではどうしようも無いのか。