映画村

西本願寺を出て堀川通りを北に向かう。
西本願寺で戸惑ってしまい妻と娘に後れを取ってしまった。
ケータイに連絡がありもう彼女たちは四条大宮の駅に着いたようだ。
堀川通りを左折して四条大宮駅に着いた。
でもここは阪急の駅だった。
対角線の京福電鉄嵐山線の四条大宮駅だ。



待っているとかわいい電車がやってきた。
ガタンゴトンと動き出す。
どうもこれって電車というより路面電車のようだ。
地元では＜嵐電＞と呼ばれているようだ。
途中、クルマと同じように赤信号で停まってしまう。
太秦法隆寺駅まで１５分くらいだろうか、のんびりと進む。
太秦法隆寺駅からは＜太秦映画村＞までは歩いて３分くらいだろう。
入場券を買って先ずは館内で軽食をとった。
太秦映画は私は今回が二回目なのだ。
数年前、会社の旅行で来たことがある。
娘が行きたいというので、別行動でカメラを片手にお寺の梅を撮りに行こうか迷った。
ただ天気も悪いし５時間という時間制限もあるのであきらめたのだ。
食事を終えて園内に入る。



御利益大明神の前にやってきた。
するといきなり木や小屋が揺れ出す。
何ともかわいらしい大明神が体をゆするように現れる。
娘が腹を抱えて笑っている。
しょうがない今日はガイドも兼ねて妻と娘に御奉仕なのだ。



江戸のまちなみをゆっくりと歩く。
娘のやつ、家にあがりこみ２階まで見に行く。
チャンバラのショーとロケーションスタジオで実際映画撮影のコメディを見る。



園内では本番の撮影があっていた。
たぶんＣＭ収録なのだろう、ふざけた踊りで何度も何度も撮っていた。



映画文化館で展示物を見て、少し早いが映画村を出てタクシーで花園駅まで戻りＪＲで京都駅に向かった。
娘たちは京都駅でショッピング、疲れた私は一杯飲み屋でお酒を飲んだ。