帝国劇場・♪ミュージカル

「エニシング・ゴーズ」
新脚本ティモシー・クラウス＆ジョン・ウェイドマン.
作詞・作曲コール・ポーター.上演台本・演出山田和也.
出演 瀬奈じゅん 田代万里生 吉野圭吾 すみれ
　　　玉置成実 大澄賢也 保坂知寿 鹿賀丈史他　
トニー賞を獲得した、ミュージカル・コメディの最高傑作!!

　　いや―両手を広げてかけ出して行きましたー。久しぶりのお遊び。
私のブログの読者でも無いのに、以心伝心の様に私の気持ちが分かったのかしら？有難い事、たまたま予定も空いていたの。こんなタイミング良くチケットを頂くとは。助け船を出して頂いた様な

早速ランチを友達として、開演まで、時間が有るので、カラオケルームで吠える事にした。思いっ切り頑張って見たけれど、力が入り過ぎて10曲も歌えなかった。時間がたっぷり有ったので、後はお喋りをして過ごす事にした。カラオケルームって個室だから、何をお喋りしても、大声で笑っても、何でも有りなのでお茶を飲みながら過ごした。
余りのんびりし過ぎて、友達が時計を見て飛び上がって驚いた。開場時間になってしまったのだ。まあ近くに居たのだけれど、焦る事焦る事、大笑い。あの、のんびり感は何だったのかしら。

この内容が船好きの私の為に有るの？と言う様な内容。ニュウーヨークからイギリスへ向かう大型客船内でのコミカルな話。思うに10万トン位の大型客船。
ニューヨークを発つ時の舞台装置がなかなか凝っていた。船の大きな煙突二本から黙々と煙をはき、バックに自由の女神や摩天楼などが見えて自分が乗船客かのように引きこまれてしまった。

歌も踊りも、気合の入った正統派なので見応え聴き応えが十分。
石田純一さんの長女すみれさんは八頭身の長身なので目立った。
未だ新人で初々しさが目立ち、敢闘賞って感じ。大澄賢也さんはダンサーとして目立つかと思ったけれど、他の皆さんが玄人なので、40人でデッキで踊っても全く目立たなかった。宝塚他などで長い事プロとして訓練して来た人達の中に入ると、ごくごく普通の役者さんと言うのが納得。名前は世に出なくても、素晴らしい舞台役者さん沢山居るんだわ～と感心しきり。
オーケストラは船のトップの所で演奏して見易く聴き易かった。素晴らしい舞台に大満足。余りに興奮してしまって、夜は寝付けなかったと言うおまけ付き。