セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

シルバー大学後期 室町時代①

2010-09-17 | セカンドライフ
気温30℃と思っていたより高めなので驚いたが、湿度が低い分とても爽やか気分。
初秋と言う感じがぴったりの一日の始め。

先週よりシルバー大学、後期のスタート。
私は室町時代も歴史の改革の時代だった様で楽しみにしていた。

鎌倉時代から引き続き受講出来るのは本当にラッキーな事だ(と皆に言われる)。
鎌倉時代は全10講座の内最終時クルーズと重なってしまい欠席してしまった。
残念な思いは残るが遊びが優先してしまった。

今度は6班になり初対面の方ばかり。男性3人女性4人のグループ。
私は2年生だが5名は3年生なので色々教えて頂く事が多い。

不思議な物で、ここでも学年が上だと先輩に感じてしまう。・・・・で甘えてしまおう。
会場は前回と同じ区の歴史館。



平成22年度 後期いきいきコース 歴史

「室町幕府は、日本中世史の中でも特徴的な時代。平安・鎌倉の貴族・武士による
上流階級者により形成されて来た時代とは打って変わり、武士・貴族・民衆が交じり合い
変化に富んだ新しい社会文化が誕生した。

今回の講座では、貿易による東アジアとの関係や貴族中心の華やかな文化から、民衆による
力強い文化への変換等、民衆にも焦点を当てながら、室町がいかにして始まり、終焉を迎えて
行くのかを探っていく」ー企画担当者ー


室町に思いを馳せる~激動する変化の時代~

第一回 9月10日(金)
    講師  家永 遵嗣(イエナガジュンジ)氏 学習院大学文学部教授                                   専門 日本中世史(室町政治史)

  
14世紀半ばから15世紀にかけて、室町幕府体制の元で日本列島の内部には、活発な
交易、交流がみられます。
これが後に「日本的」な物と感じられる様になる様々の事象、例えば日本画、茶道、生け花、能狂言、
和風住宅(書院造)等を生み出しました。

14世紀は足利将軍を中心とする、中央集権的な政治体制の形成期です。
荘園制の構造変化による社会的紛争の構造変化に対応する現象で、朝廷主導で対処するのか、
幕府裁判制度の発展で対応するのか、ここに「南北朝」の対立の源がありました。

15世紀には「惣村」や「町衆」が力を強めて社会が分権化してゆくため、鎌倉府・守護大名 更に
室町幕府自身も体制を組み替えて対処しようとし、激しい葛藤が生じました。
ここに「戦国」時代への糸口が有ったと言う事をお話します。-講師からのメッセージー


私は家永教授は初めてだが、歴史の好きな方には人気の有る方らしい。
うっとり聞き入っている受講生も多かった。
先生は民間会社の部長さんの様な風貌でとてもいい雰囲気の男性。
一つ気になったのは(私だけかも)講義をされる時に、受講生の顔を見ながらでは無く
教室の前方の天井の両角を見ながら話される。

質問の時間になると、優しい笑顔で質問した人の顔を見ながら丁寧に説明されていた。
雰囲気は素敵な教授でした・・・・

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