三月七日の雪

朝から雨で気温が低い、それが時間と共にみぞれになり、10時には雪に変わった。
38年前の今日、三日三晩苦しみぬき長女を産んだ日。
本当は2月末の予定日だったけど、丁度浅間山荘事件でそれどころじゃなく、私も
テレビの前から離れられない状態が続いた。

大人になって初めて見た大事件に恐怖を覚えていた。総括の言葉によってリンチや殺害・・・・
が、起き山荘に犯人が立てこもり、銃撃戦も有り殉職者も出した。
昼夜テレビで中継していた。強烈な印象は今も鮮明。

山荘は雪も深く、厳寒の中、国内戦争の様相で怖くて震えた。
漸く解決し、産院に入院、三日三晩十分に産みの苦しみを味わいましたです。
その後の娘の病弱との戦いは余りにも長くなるので省略です。

あの時、東京は晴れていた筈、3月7日に雪が降るなんて初めてじゃないかしら？
色々な事件や事故にいつ巻き込まれてもおかしくない時代、ひたすら生きている、それ自体が
奇跡の様に思える。

なので、親としての思いは、既にハードルは下がり今や元気でいてくれれば幸せ、と言う所に
達している。
私の中では既に子離れしているので(お互いに)私自身穏やかな日々を過ごせている。


これを書いている間にも、雪はどんどん大粒になっている。既に畑も白くなり始めた。
これじゃ、外に出る事も出来ない・・・・こんな時はお決まりのストーブにお鍋をかけて
煮物をする。

そうだ、小豆の2.5倍位の大きさのお豆、金時が買って有った。ふふふ急に楽しくなったわ。
小豆も有るしお汁粉にしようか～？と迷ったが煮豆にした。
これで一日が楽しくて、美味しく過ごせるわ。
忘れてならない事は娘へ「おめでとう」メール。 だけど思い返せば
「あの時産んで呉れてありがとう」と思って欲しいわね。無理でしょうけど…元気ならいいわよ。


　　

長友選手初ゴールおめでとう！
前原外務大臣の辞職、これが最善なのか？・・・・と思考不能状態。