魚河岸魚○本店・有楽町

　　　　　



　　　　　　　　　　　　

　

　　　　　　　　　　　　　

高校時代の友達が、用事で行った軽井沢から東京駅に着くと言うので、千葉・鴨川からも来た
一人と3人で会う事になった。

お酒好き男二人と下戸の私。お酒好きＫ君は以前から一度行きたかったお店があると
楽しみにしていたのは、有楽町駅近く。「魚河岸魚○マル本店・有楽町」。

山手線下に有る居酒屋、まあサラリーマンの良く行く様な、お店が並んでいる。
彼はサラリーマンじゃないので、こんなお店でお酒を飲みたいと思っていたらしい。
男性二人共高校時代から、ずーっと金魚のフンの様にくっついて行動している。

私が鴨川に行っても二人で宿まで来るし・・・・40年以上も一緒で、余程馬が合うに違いない。
下戸の私は、本当はお酒飲みの付き合いなど、面倒臭いのだがクラスメートのよしみで出かけた。
私の事を女性とも思っていないし。気が楽なもんで。

お店は混んでいなかったが、時間が経つに連れ満席になった。日曜日の夜はガラガラと
思いきや、結構普通のお客さんで席が埋まっている。活気が凄い。

彼らは、ご機嫌でお酒を飲み続け、私はひたすら、食に走った。
今期後半に入って豊漁と言われるサンマが新鮮で肥っていて美味しかった。やはり店先の
炭火で焼く美味しさは家では真似のできない事。

魚介類も美味しかったけれど、北海道産のフルーツトマト、アスパラが特に甘くて美味。
普通、お酒飲みは余り料理を食べないものだが、食べる専門の私に気を遣ってか沢山
オーダーしてくれた。二人共結構食べていたが…。

まあ15歳と言う詰襟の学生服と、紺の制服を着た男女学生気分の(自分達だけの思い)話題は
漠然としているが、全く話が尽きない。
食べるも食べ、喋るも喋ってＫ君が十分納得して真っ赤な顔が笑顔一杯になって帰って行った。
Ｋ君孝行が出来た感じだ。二人共となが～い付合いが続いている。