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セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

記憶に深い事件現場

2009-07-07 | 旅行 見学


私が初めて寸又峡温泉と言う名前を知ったのはあの忌まわしい立て籠り事件だ。
こんな静かな山奥深くで・・・とても信じがたい。

1968年2月2階屋の旅館で5日間も人質を・・・・ライフル銃を持ち・・・・・
あの時の衝撃は未だ感受性の強い20歳の私には恐い恐ろしい事件だった。

既に犯人は刑期を終え外の世界に出た人では有るが忘れられない大きな事件だった。
「山芋餅今出来立てだよー。味噌も家の秘伝だよ」なんて呼びかけられ迷いもせず
飛び込んだ。美味しいみそ味で重くなくスッとお腹に落ちて行った。

件の事を尋ねると当時の週刊誌が1頁ずつクリアファイルに保存してあるからと直ぐ見せてくれた。
事件現場もすぐそばに静かに佇んでいた。

やはり私の様に忘れられない人が多いんだと思う。
「で、あの事件後は観光客は如何でした?」と尋ねると「それが日本中に名前が知れ渡ったお陰で
暫くは押すな押すなだったよ」と詳しく説明してくれた。ホッとした。
            




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