セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

自己嫌悪のアミー

2014-07-15 | セカンドライフ
暑かったからではなく、書道が上手く書けなかったわけでもない・・・。
久し振りの自己嫌悪で帰宅しても元気が出ない。

万年筆を持った中学生頃から私って「万年筆貸してー」と言われるのが嫌だった。私には宝の万年筆を貸してと言われるのが何よりも嫌だった。他の物は何でもないのに。「うんいいよ~」と言えるのに。久し振りに「筆かして~」と私の琴線に触れる事を言われたのだ。

お習字をして居て「アッ筆忘れちゃった―ねえ貸してくれない」と言われ、本当は貸したくなかった。ケチね私。悪い人じゃないんだけど、こればかりは・・・と思っていたのに、貸さない訳にはいかなくて、大好きな中筆を貸した。「いや―これ書き易いね~」と言われたけれど、一枚書き終る毎、筆先がバラバラに曲がっているのを見ると嫌で仕方が無かった。帰す時は半紙でギュッと絞る様にしたし
そんな思いの繰り返しで、書道サークルから帰って来た。それ位良いじゃないなんて言う人もいるかもしれない。なので尚更、私って若い頃から変わってないのね~。良いじゃない気持ち良く貸して上げれば、いや私の大事な筆だもの貸したくない。
そんなこんな気持ちが錯綜して、帰宅しても良い気持ちがしない。たった2時間貸したって何の問題があろうか。今日は楷書の添削は家から書いて行ったものだけ。彼女は楷書書くなら行書用と交換しようかとの気持ちも無かったらしい。貸す時に「行書用、楷書用」と説明したのに・・・・・。何だか意地悪な私の様で自己嫌悪に陥った私

いい歳をして、こんな私から抜け切れていないアミーです。