セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

三菱一号館美術館 鑑賞

2013-12-02 | セカンドライフ
       東京駅・丸の内南口
  近代への眼差し 印象派と世紀末美術と題されてる絵画展を鑑賞した。
いつも、この界隈に来ると、中庭を通らせて頂きながら、建物を見上げたりお花を観賞したり楽しんでいた。
思えば叶うって近年いつも感じている気がする。色々な事を思う欲張りでもあるけれど。
当日の待ち合わせは、30年来の知人で、丸の内でOLをされていたと言うOさん。「懐かしいので南口で待ち合わせましょう」と言う事になった。定時より少し前、相変わらずスレンダー美人のOさんは現れた。細かい事は知らなかったが「何かスポーツされていました?」「バレーボールを・・・」と言われ大いに納得。身長も私より10㎝位高いしバネの有る素敵なアタッカーだったのでしょう。同じクラブでも、ずんぐりむっくりの私は必死でジャンプしていたのに。

丸ビルでランチと思っていたが、少し前に三菱一号館美術館の招待券が有るので、ご一緒しましょう、と言われた。全く憧れだけの私だったのに、現実になってしまった。信じられない事。まさか!と喜んだ。まさに思えば叶う。
        
        撮影禁止ですのでcopyで雰囲気を。        
        
その建物に一歩踏み込んで、明治時代の建物と言う重厚感と、三菱財閥の風格を感じた。床にはハイヒールで歩いたと思われる細いヒールの跡が廊下にきっちり残っている。それが美しく磨かれている。天井も高く心地良い時間を歩いた。

ルノワール、モネら印象派。そしてルドン、 トゥールーズ=ロートレック、ヴァロットンの画家たちの個性溢れる作品に魅せられた。Oさんとゆっくり、鑑賞出来て感激の至り。そこそこの入館客が、丁寧にゆっくりと鑑賞していた。美大生かしら?ノートに細かく記録している女性もいた。学習熱心さん「良かったわ~」としか感想のない私とは大違い。あるカップルは男性が女性に説明して上げていた。
ビルの2.3階が展示場になっていて、周って行くと息抜き(気分転換?)の様に中庭が見える一辺が有り、おしゃれな感じ。そして又気持ちを切り替え三階から二階に下りて鑑賞。贅沢な時間でした。

理知的なOさんは、ほんのり優しい感じ。山を駆けまわて育った私とは大違い。その落差が笑えてしまうのだけど(内心)。
ご縁と言うのは、不思議。私はいつもそのご縁を有難いと思っている。ミーハーの私はそれでも、未だ未だ訊きたい事をひかえている状態。
早朝に作られたと言う、テーブルロール迄持って来て下さって、益々私を喜ばせて下さる。私の気持ちを慮って下さってのプレゼント。何から何まで温かく、接する事が出来る。同年なのに、人生感の違いもひしひしと。1時間半後に丸ビルのランチへ。
  
        
     彼女のお気持ちのこもったテーブルロール自宅で美味しく頂きました。