セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

書聖 王 義之(オオギシ)展覧会

2013-02-21 | セカンドライフ
     

又々頂き物の貴重な、書聖 王 義之(オウギシ)展覧会に誘って頂き、ゆっくり観て回った。書道人口が減っている様であるけれど、会場の平成館に入って見ると、想像以上の入館者。担当の方は大きな声で「混み合っていますので足をお止めにならないで下さい」何だか最近になく笑えて仕方が無かった。

絵画を見に来ているわけじゃないのよね。王義之の書かれた書を皆さん読みたいし、じっくり見たいのに止まっちゃって「素晴らしい」「凄い」と呟きながら読んでいる。
毎度の友達と二人でガイドを借りてゆっくり回った。NHKの加賀美幸子(カガミサチコ)さんの落着いた心地良い案内に導かれて歩いた。

兎に角内容が多過ぎて説明出来ないので端折って書きます。

私は読売新聞で知り、肉筆も全く残っていない人の書が余りにも素晴らしいので、精巧な複製を作らせて本物と寸分も違わぬ作品を、技術を使った見事な作品に驚かされた。
NHKテレビでも詳しく説明していたので、事前学習が無ければ全く分らなかったと思う。


中国4世紀の東晋(トウシン)時代に活躍した王羲之(オウギシ)(303〜361)は、従来の書法を飛躍的に高めました。生前から高い評価を得ていた王羲之の書は、没後も歴代の皇帝に愛好され、王羲之信仰とでも言うべき状況を形成します。
王羲之の神格化に拍車をかけたのは、唐の太宗(タイソウ)皇帝でした。太宗は全国に散在する王羲之の書を収集し、宮中に秘蔵するとともに、精巧な複製を作らせ臣下に下賜して、王羲之の書を賞揚したのです。
しかし、王羲之の最高傑作である蘭亭序(ランテイジョ)は、太宗が眠る昭陵(ショウリョウ)に副葬されたため、後世の人々が見ることは出来なくなりました。その他の王羲之の書も戦乱などで失われ、現在、王羲之の真蹟は一つも残されていません。そのため、宮廷で作られた精巧な複製は、王羲之の字姿を類推するうえで、もっとも信頼の置ける資料となります。
この展覧会では、内外に収蔵される王羲之の名品や歴代の優品を通して、王羲之が歴史的に果たした役割を再検証いたします。


           

何時間歩いたかしら、つい夢中になってしまい、気が付いたらお腹が空いていた。
平成館の横の建物で、食事をする事にした。ガッツリ系を食べたくて、かつ重にした。何年振りかしら?一人では作ってまでも食べ無いし、ましてやお店にも入らないので味は兎も角嬉しかったね。

友達は、黙って食べていたけど私に合わせてくれたのかしら?何でも「私、嫌だわ」なんて事を聞いた事も無いけど、それをいい事に、自分の食べたい物、行きたい所何でも付き合わせてしまって。
お陰で旅行でも何でも成立して、私は本当に友達には有難いと、うんと感謝しないとね。一緒に遊んでくれるからこそ私のセカンドライフも彩りの有る、豊かな楽しい物になっているんだものね。有難う!感謝。

☆おっと忘れるところだったわ。今日のチケット彼女から頂いたんだった。彼女がお友達と行く予定だったのに、私の方へ廻って来てしまいました