セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

息子からお歳暮

2008-12-23 | スウィーツ
                      とらやの羊羹    

久し振りに息子から電話が有り夕食を一緒にしましょうと言う事だ。
1年に数回しか無い連絡。娘にもすぐ連絡。
私が現役の頃は私の方から声をかけ呼び付けていたが今は無職なので
「お母さんからご馳走するからいらっしゃいって言えない」と
宣言してある。

我が家の”みんな大好き”は近くの【B&M】と言うステーキ屋さん。
20年ほど前には近所の子供達はアルバイトの場として皆お世話になった。
当時はカウンターだけの間口1間半のこじんまりした店だった。が
何時行っても行列の人気店だった。

程無く二階建ての大きなステーキハウスに建て替えた。
お店と言うのは大抵大きく広げると閑散としてしまうのが相場だが
ここだけは例外だった。
白い丸木のコテージ風のレストラン(1.2階で50テーブル)
PM5:30開店なのだが暑くても寒くても遠くから車でやって来る
お客様で行列。

店長さんのお心遣いか並んだ方にはドリンク券が配られる。
我が家は事有るごと「今回何が食べたい?」と聞くと口を揃えて
「B&Mビーエムのステーキー!」と決まって言う。
ステーキかお寿司が好物だったのだが成長するに連れステーキに人気が。

浅草に住んでいる息子が初めて「とらや」の歳暮を持って現れた。
「ど、どうしたの?」「いやーお歳暮です」
ずっとマンガばかり描いている息子は世間常識に遠い所にいるのに。

あんこが何より苦手だった彼が選りによって羊羹とは・・・・・
私、鳩・豆状態だが「いろいろ迷惑をかけているので」・・・・・・
せっかくそう言うので、あれこれ突っ込まずに
「そうですか有難く戴きます」

何か感じる物が有るのかもしれない……。
勿論ステーキの支払いも彼が。
息子に支払って貰うと言うのは有難いと思うより不安が先行する。
生活は大丈夫?思うのはこればかり。
マンションも借りて更新もしていると言うので
何とかやっているのだろう・・・・・

親心子知らず