INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

2週間遅れですが…エリザベス女王杯回顧

2007-11-28 00:52:33 | 競馬回顧
マイルチャンピオンシップの翌日と言いながら1週間経ってしまいました…
エリザベス女王杯の回顧を。

<ラップタイム>
勝ち時計 2:11.9
ハロンタイム 12.7-11.1-12.4-12.1-12.3-12.6-12.8-11.8-11.1-11.4-11.6
上り 4F 45.9-3F 34.1


ハナを奪うと思われていたアサヒライジングがスタートで後手を踏んだ。
ということで、すんなりダイワスカーレットがハナに。
前半1000m通過が60秒6と、若干スローペースで流れる。
3角の下りを使って好位で構えていたフサイチパンドラが早めに動くと一気にペースアップ。
瞬発力勝負になったが、スピードの違いでダイワスカーレットがそのまま逃げ切り優勝。
2着にはフサイチパンドラ、3着には内を救って伸びてきたスイープトウショウ。

勝ったダイワスカーレット。
アサヒライジングの出方次第と戦前から思っていたが、スムーズにハナを切る。
3ハロン目から12秒台を刻み、スローに落として逃げる。
外からフサイチパンドラが早めに動くと、こちらもロングスパート。
結局上がり3ハロン34秒1で振り切ってしまった。
初の古馬との対戦であったが、全く問題なく勝った。本当に強い。
この後は有馬記念へ向かうようだ。ダイワメジャーも出走するということで、安勝がどちらに乗るのかが注目だ。
そして、来年はドバイから海外遠征を考えているようだ。
牝馬重賞3勝、有馬記念の結果次第では年度代表馬の可能性も十分ある。

2着のフサイチパンドラ。
今回はルメールに乗り替わって、どういう競馬をするか注目されていたが、早めに5番手から競馬を進める。
3角坂の下りを使って、早めにスパートをかけ、ダイワスカーレットに迫ったが、最後まで捕えられず。
しかし、後ろから追い込んで来たスイープトウショウ・ディアデラノビアの追撃を振り切って2着は確保。
上がり3ハロンはスイープトウショウと並んで最速タイの33秒9。
当初はエルムステークスの後、天皇賞を目標に調整していたが、上手く行かずにここに目標を切り替え。
それが功を奏した形だ。
この後は…って日曜日のジャパンカップに出走したが、9着に敗れた。
有馬記念に向かうのかどうかは分からないが、このまま年内は休養に充てても良いかも知れんな。

3着はスイープトウショウ。
道中はフサイチパンドラの直後、6番手の内を進む。
4角まで追い出しを我慢し、直線勝負に賭けた。
フサイチパンドラと同じ上がり最速タイの33秒9で追い上げたが3着まで。
秋は京都大賞典を目標に調整を進めていたが、調教で坂路に入れずに出走を断念。
スワンステークスに使って4着に追い込んでいたが、やはり距離が伸びて良い馬なのだろう。
このレースを最後に現役を引退。繁殖に上がることとなった。
良い産駒を輩出してもらいたい。

4着はディアデラノビア。
道中は後方3番手の外を進む。
直線大外に持ち出して伸びてきたが、スイープトウショウも捕えられなかった。
切れる脚はあるのだが、どうも活かせずに、レースも勝ち切れないのだろう。
この馬はマイルでも2000mでもオールマイティに使える。来年はヴィクトリアマイルを目標にしていきたい。

5着のアドマイヤキッスはGⅠになると善戦で終わってしまう。
切れるような脚が無いので、やはりGⅠでは辛いか。
これからもGⅢくらいでは狙っていくか、個人的には。

アサヒライジングはスタートの後手が全て。
すぐに2番手に上がったが、直線入り口で早くも失速。終始チグハグな競馬で終わってしまった。
自分で流れを作れれば強いので、そういう時には狙っていきたい。

ダイワスカーレットの強さが目立ったエリザベス女王杯。
前日まで1番人気であったウオッカが当日取消になったことで、約20億が返還に。
売上は前年比85.9%の158億円余りに終わった。
ここ3年、牝馬戦線はかなりレベルが高いので、来年以降も良いレースが期待出来そうだ。

個人的にはフサイチパンドラ本命でしたが、ディアデラノビアと2頭軸で3連複に行ってドボン。
スイープトウショウを見限っていたので残念やった。

ジャパンカップダート・ジャパンカップは出来るだけ早く回顧したいと思います。
コメント
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