INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

ミランがリベンジを果たした、UEFAチャンピオンズリーグ決勝

2007-05-24 23:41:50 | サッカー関連
今日の早朝に行われたサッカー・UEFAチャンピオンズリーグ決勝。
2年前と同じ組み合わせ、ミランーリヴァプールとなった。

ミランは布陣は今までと同じ。4-4-1-1。
ワントップに経験豊富なインザーギ、1.5列目という形でカカ。

対するリヴァプールはカイトのワントップ。
トップ下の位置にジェラードを構える、4-5-1の形。

序盤からリヴァプールが攻勢。
前半9分、ミランの左サイドバック、ヤンクロフスキがトラップミス。
それを右サイドのペナントがカットして、ジェラードとのワンツーでフリーになる。
シュートを放ったが、キーパー・ジダが右足で好セーブ。

ミランのファーストシュートは前半17分、カカが上手いトラップから、マークを一人外してミドルシュート。
しかし、ここはレイナがセーブ。

前半はミランのパスミスやトラップミスが目立ち、リヴァプールが何度もチャンスを迎えたが、シュートを決められない嫌な展開。

そして前半終了間際、カカがシャビアロンソからファウルを受け、ゴール前絶好の位置でフリーキックを獲得。
そのフリーキックをピルロが直接狙う。
シュートは壁の横を抜けて、インザーギに当たった。
ピルロのシュートコースに反応していたレイナは、さすがに反応出来ない。ミランが先制。
そのまま1-0、ミランリードで前半を終了。

後半は両チームが中盤でボールを奪い合う展開。
そんな中、リヴァプールがキューウェルを投入してから、流れが若干リヴァプールに。
左サイドからリーセが、さらにはジェラードがミドルシュートを放つが、得点出来ない。

そして後半37分、フリーでボールを受けたカカが絶妙のタイミングでインザーギにスルーパス。
インザーギはレイナを交わして落ち着いてシュートをゴールへ転がした。追加点。

リヴァプールは後半終了間際、カイトのヘディングシュートで1点を返したが、結局2-1でミランが勝った。
2年前のリベンジを果たすと共に、4年ぶり7回目の優勝を飾った。

前半は本当にリヴァプールが攻勢を仕掛けていた。
特に右サイドに入ったペナントがかなり機能していて、何度も決定的なチャンスを迎えていたが、得点出来なかった。
ディフェンスもカカを徹底的にマークする形を採り、前半は殆どボールを触れてなかったように思う。
しかし、そんな中でもカカは、随所にディフェンスのマークを外したりしていた。
それが活きたのが、前半終了間際にファウルをもらったシーン。
上手いトラップでボールをディフェンスが届かない位置に入れ、シャビアロンソのファウルを誘った。

インザーギのゴールについて、翌日のイギリスの新聞はハンドや、と書き立てているようだが、あれは胸に当たっているから問題ないでしょ。
ミランは確実にワンチャンスをモノにした。
インザーギのゴールがクローズアップされるが、やはりこの試合の殊勲者はガットゥーゾ
随所に激しいディフェンスを見せ、ジェラードやシャビアロンソを自由にさせなかった。

リヴァプールは前半終了間際のあのファウルが唯一悔やまれるシーンとなった。
それまでは本当にカカを機能させなかったからなぁ…。
攻撃はやはり序盤の攻勢時に入れたかったな。
でも最後のところでマルディーニ・ネスタが立ちはだかっていたから仕方ないか。
ただ、クラウチをもう少し早い時間に投入しても良かったのではないか?
かなりロングボールで競り勝ってたからなぁ、残念。
でもバルセロナ・チェルシーと、強豪を破っての準優勝。その快進撃は称賛されるものだろう。

ミランがこれで、年末に日本で開かれる、クラブワールドカップに来る事になった。
今回出れなかったロナウドも出場するし、さらにはシェフチェンコが復帰するとか??
こりゃ面白いかも知れんね。

ビデオに録って見る価値はありました。非常に面白かったです。
最後に、この試合2得点したインザーギに向けて、ウイニングイレブンのジョン・カビラ風に…
「ゴール前の稲妻、
何でいつもそこにいるんだ、
フィリッポ・インザーギ!!」
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オークス&シンガポール国際競走回顧

2007-05-24 00:04:36 | 競馬回顧
オークスの回顧を。

<ラップタイム>
勝ち時計 2:25.3
ハロンタイム 12.6-11.0-11.6-11.8-12.1-12.8-12.7-12.5-12.4-11.8-11.4-12.6
上り 4F 48.2-3F 35.8


ザレマが大外から前を主張したが、大方の予想通りスマートストームがハナを奪った。
後続を4馬身くらい離しての逃げ。1000m通過が59秒1と、去年より1秒遅いが、平均より少し速いペース。
かなりスタミナを要求される展開になった。
直線に入って抜群の手応えでベッラレイアが先頭に立ち、抜け出しを図ったが、大外から強襲したローブデコルテが懸命に追い上げて最後ハナ差抜け出して優勝。
外国産馬のクラシック制覇は史上初の快挙。
2着にはベッラレイア、3着にはローブデコルテのさらに外から追い込んできたラブカーナ。
2番人気に支持されたザレマは10着に敗北。

勝ったローブデコルテ。
道中はベッラレイアを前に見る形、8番手の内を進む。
4角から外に持ち出そうと馬を運び、直線勝負に賭けた。
しかし、直線入り口でミンティエアー・トウカイオスカーに挟まれる形となり、身動きがとれない。
坂を上るくらいでようやく進路が開き、大外から懸命の追い込みをかけ、最後はハナ差抜け出した。
この馬阪神ジェヴェナイルフィリーズの時も有力候補に挙がっていたが、出遅れて届かずの4着。
さらに桜花賞でも出遅れての4着と、不本意なレースが続いていた。
しかし、今回はゲート練習を入念に行っていたようだ。そこでも鞍上の福永が付きっ切りで跨っていた。
今回は福永と陣営の努力の賜物であろう。
モニターで見ただけだが、馬体も桜花賞のデキをキープ出来ていたように思う。
この後は6月22日、イギリス・ロイヤルアスコット開催のGⅠ、コロネーションステークスか、7月7日のアメリカンオークスのどちらかを使うようだが、サンスポの書き方を見ると、前田オーナーはアメリカンオークスに向かうようだ。
どちらにしても好勝負を期待したい。
さらには秋に今回出走しなかったウオッカ・ダイワスカーレットとの再戦も楽しみになった。

2着のベッラレイア。
先行集団の直後、6番手辺りの真ん中を進む。
4角で上手く前が開くと、直線秋山のムチに応え、残り200で一旦先頭に立ったが、最後の最後でローブデコルテの末脚に屈した。
しかし、この馬のレース内容はほぼ完璧ではなかっただろうか。
秋山の仕掛けが早いと言われるかも知れないが、それは結果論で、一頭違う脚色で来られただけと思いたい。
デビューから減り続けていた馬体重も今回、さらに2キロ減ったが、そんなに気にするほどでもなかったように映った。
ただし、フローラステークスにたどり着くまで、かなり除外の憂き目に遭ったので、一旦休ませる方が良いだろうとは思う。
今回のように、前が引っ張ってくれる展開の方がこの馬には向くと思うので、個人的な見解だが、ローズステークスを使わずに直接秋華賞でも、この馬は好勝負出来ると思う。

3着のラブカーナ。
ローブデコルテの外、8番手辺りの外を進む。
直線、大外に持ち出して伸びてきたが、前を捕らえるまでには至らず。
でも忘れな草賞、スイートピーステークスに続き、GⅠでも好走。
この馬は忘れな草賞で見たが、小さくて細いイメージがあったのだが、それがこの距離には合ったのかも知れない。
3着ということで、本賞金を加算出来なかったので、夏使うか、トライアルで一発勝負するかのどちらかになるが、
12戦使えるタフさを考えれば、夏使って、もう一度牝馬3冠路線に戻ってきてもらいたい。
2強が戻ってきても、堅実に着を拾ってきそうな感じがしているので。

4着のミンティエアー。
ベッラレイアの外、7番手辺りを進む。
直線この馬も上手く外に出せたと思ったが、直線入ってすぐにベッラレイアと接触。
審議になるほどでもなかったが、あの分で多少ロスはあったかも知れない。
立て直して伸びてきたが、最後は前3頭と同じ脚色になってしまった。残念。
でもキャリア4戦目ということを考えれば、十分な結果か。
2強に迫っていくには、馬体の成長を促す必要がありそうだ。

5着のピンクカメオ。
道中はローブデコルテの内、同じ8番手辺りを進む。
直線は着順掲示板に載った中で唯一内を突いて伸びてきたが、前4頭とは少し離された。
前が飛ばして上がりが多少掛かる展開で伸び切れなかったのは、やはり中1週でのGⅠ連戦の影響があったのだろう。
やはり切れる脚が無いので、2強が戻ってくる秋華賞も厳しいと思う。

6着以下では…
10着に敗れたザレマ。
積極的にハナを主張し、道中は3番手の外を進んだが、直線で伸びを欠いた。
この馬も切れる脚が無い。
そこで前に行ってロングスパートを駆ける作戦に出たが、この流れだとそれも出来なかった。
今回は何も出来ずに惨敗。ユタカの乗り方は責められない。ただ馬が弱いだけ。
このままだと秋も厳しいというのが、個人的な見解。

私が本命に推したカタマチボタンは13着。
この馬も桜花賞同様、積極的なレースを展開。道中は3番手の外。
4角回って、直線入り口まで手応えは良い。
しかし、いざ追い出した途端、全く伸びを欠いてしまった。
見ていておかしな歩様をしていたので、嫌な予感はしていたが…。その辺が影響したのかも知れない。
いずれにしても今回は、実力負けとは思わない。精神的な問題だろう。
立て直して、秋に奮起を期待したい。


そして同じ20日、シンガポール・クランジ競馬場で行われた、シンガポール・エアラインズ・インターナショナル・カップの回顧も書いておこう。
日本からはシャドウゲイト・コスモバルクが参戦。
ドバイシーマクラシックで2着に粘ったオラクルウエストと、コスモバルク・シャドウゲイト・クルーソーが先行集団を形成。
1000m通過が61秒くらい。若干スローペースと見ていいだろう。
4角で外からシャドウゲイトが先頭に立つと、そのまま後続の追撃を振り切って優勝。勝ち時計は2分4秒01。
2着には最後もう一伸びしたコスモバルク。3着には後方から追い込んできたドクターディーノ。

勝ったシャドウゲイト。
1~2角にかけて、若干行きたがる素振りを見せていたが、向正面に入ってからは落ち着いて追走していた。
4角で先頭に立つと、そのまま先頭でゴールイン。もちろん初のGⅠ制覇だ。
この馬は、速い脚はそんなに無いように思うが、良い脚を長く持続出来る。それが今回は活きたように思う。
この後は宝塚記念を予定している。積極果敢にハナに立つだろうが、速い上がりを求められると辛い。
その辺を考慮して予想していきたいと思う。

連覇を狙ったコスモバルクは2着に敗れた。
道中は前を常に捕えられる位置の2番手。
4角でシャドウゲイトに先に動かれると、一旦伸びを欠いたように思った。
しかし、そこから再度伸びてきた。最後は追い込んできたドクターディーノとの争いになったが、頭差退けた。
惜しくも連覇はならなかったが、この馬のレースは出来たのではないだろうか。
この馬も宝塚記念に駒を進めるようだ。
3年前のセントライト記念で見せたような、先行策を採ってみたら面白いと思うのだが…。


オークスは、桜花賞の1・2着馬が抜けるという異常事態であったが、レース自体は非常に見応えのある内容であった。
売上も前年比99.5%の203億円余りで収まった。
ダイワスカーレットが回避したことで、一気に混戦となったことが、レース自体を面白くして、ファンの購入意欲を上げたのかも知れない。
個人的にはカタマチボタンを軸で買ったので、完全に外れてしまった。
桜花賞直行組を中心視するというところまでは問題無かったんやろうけど…。
まだまだ予想の精度が低いと思う。
その辺は大いに反省して、今週のダービーに活かしていきたい。

一方、シンガポールに出走した2頭はこの後、宝塚記念出走を表明している。
宝塚記念は思ったよりメンバーが揃いそうな感じがしているので、とても楽しみだ。
当日は毎年現場に行ってて、グラスワンダー・スペシャルウィークのマッチレースやった99年からやから…これで9年連続ですか(苦笑)
また現場を楽しめればいいな、と思う。
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