特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

「十八成浜・桃源郷プロジェクト」 はじまります

2014年10月06日 15時44分44秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

代表の久田です

「桃源郷プロジェクト」・・・事の始まりは仮設住宅にお一人でお住まいのKさんが「十八成はお花がいっぱい咲いていて、海も砂浜もきれいで、それはもう“桃源郷”のようでした。皆さんに昔の十八成をお見せしたい」と、2013年8月の第100回現地ボランティアの時におっしゃったことからです。

それから数ヶ月後、仮設住宅班長の阿部恭一さんが、「十八成浜の砂浜が戻るのにはもう少し時間がかかる。その前にきれいな花が咲く、きれいな十八成浜にしたい。十八成浜を昔のような桃源郷にしたい。震災後、初めて何かやろうという気になった」と話されました。そして、阿部恭一さんは何人かの地権者の方から、山林に植樹をする許可をもらわれました。

一般社団法人十八成ビーチ・海の見える丘協議会は2014年7月20日に役員会(参加:沼倉健一、及川伸太郎、阿部恭一、阿部邦子、久田光政)を開催し、誰が責任者になって進めていくのかという議論の中で、今まで下準備をしてきた阿部恭一氏が「今後の生きる目標と思って精一杯させていただきます」と力強く述べ、十八成協議会役員会で桃源郷プロジェクトを承諾しました。

阿部恭一氏は愛知ボランティアセンターに協力を依頼。愛知ボラセンは十八成協議会が進める「桃源郷プロジェクト」を全面的に協力させて頂きたいと考えています。

さて、今年の植樹は、神明神社付近(老人憩いの家近く)の山の斜面と、葉の木沢の土の仮置き場になっている所の北側の斜面を予定しています。10月~11月にかけて、両地域に鹿害対策のネットを張り、その上で、神明神社付近には1月にヤマザクラ30本、葉の木沢付近には11月にアーモンド100本を植樹をする計画です。

そのために、当面10~1月の「くぐなり食堂」はお休みさせて頂きます。その後はネット貼りの進行をみながら「くぐなり食堂」の再開時期を判断したいと考えていますが、遅くとも2月からは再開する予定です。12月20日(土)餅つき大会です。

なお、くぐなり食堂ニュースを持参して、十八成浜の皆さんのお宅を訪問させて頂く「心配り・心拾い班」の活動は従来の5班体制から3班体制で継続します。

125回 10月11日(土) 葉の木沢鹿害対策ネット張り1

126回 10月25日(土) 葉の木沢鹿害対策ネット張り2

127回 11月 1日(土) 神明神社付近鹿害対策ネット張り1

128回 11月22日(土) 葉の木沢アーモンド植樹

129回 12月 6日(土) 神明神社付近鹿害対策ネット張り2

130回 12月20日(土) 歳末吉例 餅つき大会

131回  1月 3日(土) 鹿害対策ネット張り 予備日(必要なければ「新春くぐなり食堂スペシャル」=12月6日に判断)

132回  1月24日(土) 神明神社付近ヤマザクラ植樹

133回  2月 7日(土) くぐなり食堂再開

  

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