特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

東日本大震災10年 「週末一人駅伝」(2021年1月9日~3月11日)をおこないます(コース一部改訂)

2020年10月17日 15時37分35秒 | 週末一人駅伝

代表の久田です。

来年3月11日、東日本大震災10年を迎えます。

2016年に旅行業法と道路輸送法に抵触するとのことで、ボラバス運行を抜本的にかえざるをえなくなってから、
愛知ボラセンとして十八成浜へのボランティアが困難になってしまいました。

しかし、十八成浜を継続的に応援していきたいという思いは持ち続けています。

ささやかでも私にできることとして、
私が顧問を務める東海高校カヅラカタ歌劇団本公演では、くぐなりアーモンド苑応援寄付をお客様にお願いし、
これまで十八成協議会に60万円程度の寄付を続けています。

さて、10年を迎えるにあたり、しかもコロナ禍の時代に、何かできないかと考えました。
震災翌年に「すずらんチーム」が十八成・白山神社から名古屋・東別院まで
昼夜兼行で白山神社のご神火をリレーしました。

時がたち、さらにコロナ禍で、同じことはできません。

そこで、私一人ならできるのではないかと考えました。
それが「一人週末駅伝」です。
少し見にくいかと思いますが、下図をご覧ください。

1月9日(土)午前7時、十八成復興住宅の海の見える丘の阿部恭一さん、沼倉憲一さんのお宅近くの公園を出発します。
その日のゴールは約69㎞先の宮城県多賀城駅。
1月10日(日)は、多賀城駅を出発し、福島県相馬市までの約62㎞。
1月11日(月)は、相馬市から福島県楢葉町の竜田駅までの約63㎞。
この週はここで終わり、竜田駅から名古屋へ帰ります。

2週間後の1月23日(土)は、竜田駅から茨城県高萩駅まで。

これを隔週で続け、箱根駅伝のコースも走ります。
伴走はありません。一人で走ります。

3月6日(土)は、午前中に焼津駅から静岡駅を通過し掛川駅まで。その後、JRで静岡駅に戻り、
静岡市で開催される教育現場でのLGBTに関するシンポジウムで講演とパネルディスカッションに参加。
懇親会後に、再びJRで掛川駅に戻る予定です。

そして、3月11日(木)に、豊橋駅から鶴舞公園(名古屋市昭和区)へ。
鶴舞公園では、東日本大震災犠牲者追悼式が開催されていますので、
黙祷前の午後2時に到着する計画です。

12日間で、十八成→名古屋約784㎞を1日平均約65㎞を走ります。

私は還暦1年前の2015年から本格的にマラソンを始めました。
2015年、初ハーフマラソンの尾張旭マラソンで、1時間49分台。
2016年、豊田マラソン10㎞を49分台、初フルマラソンのホノルルマラソンで、4時間35分台。
2018年、二度目のフルマラソンの世界遺産姫路城マラソンで、3時間59分35秒。
2019年、三度目のフルマラソンの湘南国際マラソンで、4時間18分台。
フルマラソンは4時間そこそこで走ることができます。
そして今年になって、ウルトラマラソン(100㎞)の練習を本格化し、
50㎞、60㎞といった長い距離を走っています。
エントリーしていた3月、5月の2つの大会はコロナ禍で中止になり、
100㎞マラソンはまだ完走できていませんが。
体重はかなり絞り、現在は52㎏前後。BMI値は20くらいです。

たぶん実現できるだろうとは思います。
これを青年ではなく、前期高齢者直前のおじさんがやろうとすることが皆さんの興味をひくようです。

10月10日に開催した東海高校演劇部・カヅラカタ歌劇団公演。
この会場で、今年はアーモンド苑の応援で走る私の応援寄付をお願いしました。
一口1,000円、返礼品はカヅラカタ特製クリアファイル3枚セット。
なんと約22万円もご寄付をいただきました。
(なお、このご寄付は私の交通費、宿泊費などに当てます。食費などは自己負担。
 余剰がでれば、十八成協議会に寄付します)

寄付を集めるのは東海高校中学サタデープログラム生徒実行委員有志。
彼らが応援しようと思わなければ、この寄付のお願いは成り立ちません。
事前に説明したところ、すこぶる好評。応援しますとのこと。
教室で授業中に生徒に話しても、いい感じです。

当日、会場にいたサブ3.5でフルマラソンを走れるOBが、
どうせならスタートの十八成から一緒に走りたいと連絡してきました。
すると、すぐに小渕浜の民宿めぐろさんと、多賀城市のホテルを予約し、
私の宿泊費まで負担してくれるとのこと、ありがたいことです。

震災孤児遺児応援企画「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ」で知り合った仙台のお母さんは、
息子さんも誘って、多賀城あたりをいっしょに走ってくださるそうです。

走って復興できるとは思ってもいません。
ですが、アーモンドの花をプリントしたTシャツを着て、
くぐなりアーモンド苑をアピールしながらのランニングは、かなりの共感を呼ぶということを確信しました。
(もちろんそうではない方もいらっしゃることは承知しています)
youtube生配信やツイッター投稿もするつもりです。


一人で走るとはいいましたが、
いっしょに走ってみたいという方がいらっしゃいましたら、メールでお尋ねください。
1㎞7分~8分くらいで走り、10㎞くらい走って休憩するつもりです。
私のペースにあわせてください。
参加される方のお世話はできません。自分のことでいっぱいだと思います。
どこをどれだけの距離でもかまいません。
3月11日は鶴舞公園に午後2時にゴールするため、東別院で1時間くらい時間調整をする予定です。
東別院から鶴舞公園までの約2㎞も歓迎です。

また、お金の寄付をという方も大歓迎です。
前述のように余剰は十八成協議会に寄付します。
少しでも多く寄付をできればと思っています。

 メールアドレス:aichiborasen@gmail.com

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の追悼キャンドル作製に... | トップ | 9/26ワンコイン事務作業のご報告 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (阿部邦子)
2020-10-17 21:20:38
十八成からスズランチームが名古屋までマラソンをしてくれた時は、十八成住民と鮎川住民がマラソンスタートを見守ってから、飛行機で名古屋に招待いただき、東別院でマラソンの方々をお出迎えするという、とんでもないことを久田ボスは実現させてくださいました。私は正直、「なんでマラソンが復興応援になるんだろう??」と思えていました。でも、私たち被災者のことを思いながら走り続けてくださるランナーの方を見ていると、心から、「頑張れ!!」「私も負けない!!」という思いになれました。私は今日 10月17日、70才となり、三度のがん、子宮外妊娠、東日本大震災の被災者、そうして今は透析患者となって、何度も何度も「もう終わりか」と思いながらも、何とかこれまで生き続けることができました。思えばマラソンも、炎天、強風、雨、坂、寒さなどと戦いながら、走る続ける。人生の縮図ではないかと、感無量です。64才!!完走を心からお祈りいたします。
返信する

コメントを投稿