愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
こんにちは!スタッフ田中です☆
代表の久田です。
12月21日~22日に、愛知ボランティアセンターと愛知県高校生フェスティバル実行委員会の共催で、
愛知ボラセン第6回、高校生フェス第2回の長野応援ボランティアを行いました。
高校生・中学生21校66人、教員9校10人、大人11人、合計87人
発災から2か月以上たち、被災地ボランティアが激減している中での、
大型バス2台での活動は瞠目すべきことと思います。
11月の第一回高校生フェス長野ボラに参加した高校生たちが口々に、
ぜひまた参加したいと語るほどに充実した内容であったことが、今回の中高校生66人参加につながっています。
また、今回の中高校生に対して、タケウチテクノ株式会社様より、活動費補助のご寄付を頂いております。
活動のお世話は今回も中村農園の中村太士さん。
活動場所は、中村さんのお知り合いの82歳の田中さんのリンゴ園です。
リンゴ園のあまりの荒れように、田中さんはリンゴ農家を続ける気力を失っていらっしゃるとのこと。
中村さんとそのお友達の皆さんによって、前日までに、片づけるべき幹や枝ははらわれています。
私たちは、その枝、幹をそれぞれ集めて、落下しているリンゴの実を拾い集めました。
中高校生はそれぞれ自分なりの知恵を使い、工夫をして、効率的に集めることを考え、実践しました。
その姿を見るのはとても楽しいことでした。
ボランティア活動を、単なる作業にはしたくない。
楽しく、やってよかったと思える活動にしたい。
そして、これから先も、アップルラインにきてもらえるきっかけにしたいと考える中村さん。
午後からは、特別にジンギスカンのバーベキューなどもあり、
みんなでおいしく、楽しくいただきました。
中村太士さんから、参加した中高校生へのメッセージをご紹介します。
皆様、昨日は遠く愛知の地から、この長野市アップルラインにお越し下さり誠にありがとうございました。
元来ここは、毎年10月位から、りんごと笑顔で溢れる素晴らしい通りでした。
しかし、それはたった一日で壊れました。
そこには元々あった、笑顔、活気、りんご、便利な機械達は全て無くなりました。
僕もこれは夢じゃないか?
座り込みタバコを吸って、軽い現実逃避モードでした。
しかし、気付けば仲間(青年会議所、先輩、後輩、友達、他地域の農業仲間)が集まり、座っていた僕を引きずり立たせ、背中を押し出しました。
中には自分の会社が被災した奴もいました。
僕は問いました。
「何故仕事休んでまで助けてくれるの?」
そしたら、みんな思い思いにこう言います。
「お前は過去の仕事より、りんごの仕事(農業)やってる今が1番輝いてたよ。お前またやりたいんだろ?だったら俺らが助けてやるよ。だからお前も頑張れ。」
そんな仲間が毎日30人以上集い、周りの人たちが、まだ家の片付けをしている中、店舗の清掃まで終わり、誰よりも早く畑に立つ事が出来ました。
そして、感じたこと、それは、僕だけの復興は本当の復興じゃない。
本当の復興とは、産地を戻すこと、色んな人と絆を深め、この通りを思いやってくれる関係性を作ること。
結果、何年経ってもこの通りを通ってくれる。
ゴールは何となく見えてきました。
ならば最初に、、仲間を助けて一緒に畑の事を考えたい。仲間を助ける方法は?
毎日考えて、監督しなくても勝手に動ける、主婦の軽作業特化(洗浄)部隊を設立。
多くの仲間が会議の議席に座れました。
それと並行して、畑を直す。
やればやるほどゴミが出る。
ゴミ、ゴミ、ゴミ、、、
みんな狂ったように捨てていく。
ちょっと待てよ。
これ本当にゴミなのか?
発想を転換したら「資源」になり得るんじゃないのか?
そこで生まれたのが、りんごの「薪」の販売事業。
今までは→無償
これからは→有償に
みんなありがとうって言いますが、1回ゼロになって悪いとこまで元に戻すことはないからね。
被災してから今日まで、述べ1200人以上の人と関わりました。
君たちもその中の1人。
君たちには、久田理事長と色々と話し、学習の場として提供致しました。
みんななんで「ゆとり、さとり」なんて言われちゃうと思う?
それはね、みんな素直に大人(先生)の言うこと聞いちゃうからなんだ。
大人や周りがやってくれる=考えなくても用意されてる。
結果、自分で考えることはしなくても良い。
でもね、社会に出れば考えて意見言って、自発的に動かないと使えないって言われちゃうからね。
ボラ参加勇気振り絞ったね。
色んな人いたでしょ?
でもね、みんなが今LINEで言ってることみんなで言い合ったら、それは口論かもしれないけど、議論になってきっと多くにフィードバックされると思うよ。だから、これからもいっぱい人と関わっていって下さい。
最後に、コンサル時代に好きだった言葉を数点。
人は考える葦である(柔軟な発想を持つ)。
3人揃えば文殊の知恵(4人以上は?)
明日やろうはバカヤロー(失敗の典型例)
思い立ったら吉日(計画練らないで動いちゃだめよ)
思い(自分だけ)は想い(伝播するよう仕組みを作る)に
みんなの行動力、昨日はこれに82歳のおじいちゃんが助けられました。
みんなの笑顔、それに僕らも救われました。
本当にみんなありがとう。
もし楽しかったっておもったなら、また仲間連れていらっしゃって下さいね。想いが一緒ならきっとみんな仲良くなれる。
そして、短時間で効率よく作業も出来る。
僕が仲間を集うのも今日で最後。
あっという間だったけど、とんでもなく濃い時間を過ごしました。
そして昨日は一番濃い時間🎶
明日からは1人で、来年の復興計画を模索して、また来年みんなの輝ける笑顔に癒されること願っております。
繰り返しにはなりますが、昨日は本当にありがとう。
この経験絶対損にならないからね。
アップルライン近隣代表し御礼申し上げます。
fruit farm 中村農園
代表 仲間太士
りんごの灯火
代表 中村太士
そして、高校生からはとてもすてきな感想がたくさん寄せられています。その一部をご紹介します。
◎安城学園1年 男子
今回の長野ボランティアへの参加は2回目でした。
前回は泥メインで、今回は木メインの撤去作業で、木で出来た山の大きさを泥の山と頭の中で比べると、その大きさに驚きました!!
今回良かったのは、工夫しより効率のいい方法を見つけられた事です!
倒れそうな木とそれを支える支木が、結んであった紐を縛って木を運んだら、もっと効率よく出来るのではと思ったのがキッカケでした。
ボランティアに行くにあたって自分達が迷惑(倒れる、ケガする)をかけては行けない!でもやるからには、全ての木を無くしたいと思ったことから、自分達で工夫して行ったその行動が少しでも復興の貢献になったのならと思いました!
今回改めて感じたのはコミュニケーションです。安全面のために「せーの」や「車行きます」などを大きい声で言う事は当然ですが、その大きな声や僕達高校生の笑顔で作業しながら話し合ってる姿は、僕たちは普通にしていても現地の人にとっては、凄い励みになることなどが分かりました。
短時間に集中して作業を終えたのは、今回の参加者が学校内や仲のいい子だけで繋がらず自分の友達からその子の友達となどして、1つの固まりになれたからだと思います!!
ボランティアは自分を凄い成長させました!ありがとうございました。
◎名古屋高校2年 男子
災害が起こったとき、メディアは災害の状況は一日中報道しているが、復興の現状を報道することはあまりない。復興の現状は現地に行くことでしかわからない。
今回現地に行って、10月に長野を襲った台風19号の影響が凄まじいことを知った。仕事をやめざるをえない高齢者がいるという現状、新幹線が動かないでずっと止まっている、川が黄色く濁っている、りんごの木に稲が引っかかっている、その高さまで水がきていたことをうかがわせる。
いままで、僕たちが当たり前の生活を送ってきた時、すごく近い場所で当たり前の生活ができていない現状があることをいままでは深く考えていなかったし、これほどまでだと知らなかった。
災害は何もしないでも勝手に起こるものだか、復興は何かをしなければならない。今回行ったりんご農家の中村さんは主体的になにかをしようといろいろなアイデアを出して、いち早く復興するために全力を尽くしていた。そこには学ぶべきことがあるだろう。
1番は日本人に足りない行動力だと思う。日本人はなにかをやろうと思った時、他人任せで、自分のことを自分で決められない人が多い印象がある。
中村さんの自らどんどん進めていく行動力は見習うべきではないか。
地元の人は僕たちのことをとても歓迎してくれていた。人と人とのつながりがこれほどまでに温かいものなんだとかんじた。仕事を終えて、食事の時、やり終えた達成感も感じたが、ほんとに感謝されているなということが感じられて嬉しかった。
いつか自分の身にも災害が起こるかもしれない。その時きっと今回の経験からが生かされると思う。
◎高蔵高校2年 女子
私は、ボーイスカウトに入っており、ボランティア活動をしたことがあるのですが、毎回間接的なことばかりで直接被災地へ行き活動することはありませんでした。なので、とても有意義な活動を経験することができたと思っています。
長野は、本当に空気が澄んでいて、山々も美しく日々の生活のリフレッシュにもなりました。台風19号によって木は折れ、林檎は落ちて腐敗してグチャグチャというような酷い光景を目にした時は、人間は自然の力には叶わないなと痛感しました。
ゴミをゴミとして考えずに再利用する方法を考えた中村さんに私は胸を打たれました。これまで、これは使えないから捨てようと諦めていました。でも、何かに再利用できないかと考えるきっかけになりました。
また、このように実際被災地へ行き、お手伝いをして色々なことを感じることが出来るのは自分自身の成長にも繋がるので、今後も是非参加したいと思います。
◎愛知淑徳高校2年 女子
今回ボランティアに参加するのは2回目だったんですが、1回目のボランティアとやる作業が違って、とてもいい経験になりました。
今回は、1回目より参加者の人数が多いくて、みんながみんな同じ作業をするのではなく、班ごとに分かれて違う作業をしていたので、はじめは違う班の子とあまり喋れなかったけど、午後の午前集めた枝を焼いているときに自分から話しかけるのは苦手だけど、名古屋や東海の子と喋れてよかったです!台風で落ちてしまった木をまきと枝に分けてゴミにするのではなく、再利用する考えがすごいなと思いました。そして、私は落ちているリンゴをひたすら拾っていたんですけど、ぐにゅってする腐り切っているりんごは土の栄養になると中村さんに教えてもらって、自然界のサイクルってすごいなと思いました。
また、1箇所にリンゴを集めるためにコンテナケースにリンゴを入れては集めてる場所に運んでと何往復もしてたけど、コンテナの10分めまで入れると重たすぎて、りんごの収穫の大変さを知りました。それと同時に何往復もするだけのリンゴがダメになってしまったと言う被害の大きさを改めて実感しました。
まだまだ、復興して無いところもたくさんあると思うのでまた機会が有れば参加したいです!
◎愛知黎明高校2年 女子
私が今回ボランティアに参加したきっかけは、以前参加したことのある高校生フェスの仲間からの報告を受けて、現地に行き自分の目で現状を見ること、環境や自然に触れ学ぶことの大切さを感じたからです。でも、話を聞くだけで長野のことを調べる訳でもなく、ただただ自分の想像だけで長野に行きました。
りんご農園を見て驚く光景ばかり広がっていました。足の踏み場がないほどに落ちている林檎、足がとられるほどドロドロしている泥、体に触れたら怪我をしてしまいそうな鋭くトゲトゲしている木、今まで生きた中で見たことも無い悲惨な光景でした。普段当たり前のようにスーパーに並んでいる林檎が形も崩れ色もくすんでいたし、匂いも甘い匂いではなかったことはすごく印象に残ってます。
“ 誰かの役に立ちたい!”って参加したボランティア。こんな私でもできることってあるのかなって不安だらけだったけれど、現地の方々は私たちを暖かく迎え入れてくれたし、参加したみんながボランティア精神豊富でみんなと一緒に作業をしているうちに不安はどこかに消えました。ほとんどの人が初対面なのに『やっほー!』って話しかけたらみんな優しく応えてくれて本当に嬉しかったしひとつの作業をするだけでこんなにも色んな人と関わり交流できる素敵な場所に参加することが出来て本当によかったです。
でも、中には食べ物である林檎で遊んでいる人や自分たちの知り合いの中だけで楽しんでいる人や、場を勘違いしている人が少し目立っていたのではないのかなって感じています。出発する前の話の中であった、ボランティアってなんだろう。っていう部分、しっかり見直して欲しいなって思う部分も多くありました。私も気づいていたのに、注意することは出来なかったので私の反省点です。
そして今、私たち高校生にできること。それは沢山の人に長野の現状を伝え続けることだと思います。私は高校生フェスに関わっています。色んな場面でこの長野の現状を発信していきたいし、このボランティアで交流出来たみんなと一緒にボランティア報告をしていきたいって強く思っています。自分の意思で参加した人が多いからこそ、色んな感情があると思います。だからこそ今みんなと発信をしていきたいって思っています。
とても被害が大きかった場所だったけれど、素敵なみんなと充実した時間が過ごせたことは本当に良かったです。
被災地である長野が少しでも早く復興できることを応援しています。
本当にありがとうございました。。
◎東海高校1年 男子
今回のボランティアに参加させて頂いて、天災というものがどれだけ人の人生を狂わせるのかというのをより身近に実感できたと思います。
10年後どうなっているのかな?楽しみだなぁと今思っていても、地震や津波、台風などで全てまっさらな状態にしてしまうのはとても怖いです。
リンゴ農園の方々が今まで育ててきたリンゴさん達があんなふうに地面におちて腐っているのを見て心が痛くなり、失礼かもしれませんが、その光景を今見られたことに感謝、とも思いました。
また活動する上で周りを見ながら時分が何を今しなければならないのかというのがとても大事だと思いました。人手が足りてない場所はあるかな?とか様々なことを考えながら作業すれば、もっともっと効率が上がるんじゃないかと思いました。その事は今している部活の上でも、将来就くであろう仕事の上でも役立つ大切なことだと思います。
本当に今回このボランティアに参加させて頂いて感謝しています。皆さんありがとうございました!
◎日本福祉大学付属高校2年 女子
今回被災地に訪れてのボランティアは初めてで、ちゃんとできるのか、不安がありました。しかし、周りの人たちが優しく接してくれたおかげで、不安はなくなりました。
リンゴを落とす作業をしてる中で、美味しそうなりんごを見つけてこれも落としてしまうのかという気持ちでした。落としたりんごを少し割ってみると、りんごのいい匂いがしてほんとにもったいないと思いました。木の枝や薪を集めると、農園ひとつでこんなにも枝があるのかと驚きました。荷台に積む作業では、量も多く大変な作業でしたが、怪我なくできたのでよかったと思います。
作業が終わってから、リンゴやジンギスカン、ミネストローネ、焼き芋、全部すごく美味しかったです!!
ボランティアに来た人たちをもてなしてくれたり、リンゴの木を薪にしたり、ゴミをゴミにしない中村さんの考えは、すごいなと思いました。次もボランティアに行ける機会があれば、また行きたいと思います!ありがとうございました!
◎岡崎城西高校2年 男子
今回人生で初めて、ボランティアに参加して、そして初めて被災地に行きました。
なんで参加したかというと、被災地をテレビや新聞などでしか見たことがなかったからです。なので、実際被災地に行って、被災地というのは、どういう所なのかなど、いろんな事を学んでみようと思ったからです。
最初長野に着いた時は、本当に緊張しました。自分はちゃんと動けるのだろうか?など色んなことを考えてしまいました。
そして、活動が始まって、大量の枝や薪を拾いました。そうやって班員や他の方々と協力し合いながら作業をやっていくうちに、たくさんの方々と仲良くなって、色んな話をすることが出来ました。改めてコミュニケーションって大事なんだな!って思いました。
ボランティア全体の感想はここまでとして、次はりんご農家についての感想を述べたいと思います
その事で1番驚いたのは、折れてしまった、枝や薪を資源として、使うことです。僕は枝や薪はすべて処分するのかと思ってました。しかし、中村さんは、処分はせずに、火をおこすのに使うなどしていて、すごいなと思いました。自分はいつもなんも考えずにゴミを捨てていますが、中村さんの行動を見て、再利用できる方法とかを考えてから
処分しようと思いました。
今回のボランティアを通して、僕は、今回学んだことを、これから、自分の生活に活かせるようにしたいです。
またこういう機会があったら参加してみようと思います
ありがとうございました!
◎岡崎城西高校2年 男子
僕がこのボランティアに参加しようと思ったきっかけが、生徒会長として避難訓練のアップデートをいろいろな高校を巻き込んでやろーかなって思ってて、その活動をする上で被災された現地に行くという経験は絶対に活かせると思って話をもらった瞬間に親を通さずに即決しました。
そう言った思いもあり、挑んだ今回のボランティアはすごく刺激的でした。被災されたリンゴ農場は大量のリンゴが地面に広がって、リンゴの甘い香りと腐って発酵したのか、お酒のような匂いが充満していました。長靴から伝わる地面は凍るように冷たく、足がジンジンと痛みました。
そんな中での作業。折れた枝や幹を運んだりと単純でそこまで力の使わない作業ではありましたが、枝が積み重なって大きくなった山を見たときは大きな達成感で満たされました。達成感を持てるような作業を考えていただいたおかげで楽しく、辛さを感じることなく作業できました。
そういったボランティアするひと側の立場を気にしたりする気遣いをご自身も被災されたのにもかかわらずにできるということ、愛知県の高校生と繋がるだけでなく他の地域の方々との交流をもち、アップルライン全体の復興に尽力できる企画力と行動力が素晴らしいと思いました。
しかし、この気遣いも命がなければできないことで、この避難訓練のアップデートを確実に成功させなければならないと再確認できました。今回の見た光景、匂い、吸った空気、聞こえた音。全てを生かしていきたいと思います。
今回はありがとうございました。
◎名古屋大谷高校 3年 女子
今回、私は初めて災害復興のボランティアに参加しました。活動する前は被災状況をメディアでしか知ることができなかったので、自分には関係ないことだろうと思っていました。しかし、実際に被災地に来て、がれきの山や土がついたままのアスファルト、濁流の跡が残った窓や家具がない家屋、木の枝やリンゴが地面に落ちたままのリンゴ農園を見て、台風の恐ろしさを実感しました。それとともに、元通りになるのだろうかという不安も感じました。
およそ80人で数時間かかってようやくひとつの農園が綺麗になったことに、復興することはこんなにも難しいことなんだと感じました。
でも、そんな中でどういう風に行動したら効率よくできるかを考えながらやるみなさんの姿勢や、災害によって出てきたものをゴミとして処分せず、肥料や商品として再利用するという中村さんの考え方に、自分も見習わなければと思うところがたくさんありました。
作業後にみんなで食べたご飯は特別に美味しかったです。大学に進んでも、このような機会があればぜひ参加したいです。ありがとうございました。
◎誉高校2年 男子
僕は今回初めて、被災地支援ボランティアに参加しました。きっかけは、誉高校の子2人が、前回のリンゴ農園のボランティアに行き、話を聞いて、自分も行ってみたい、力になりたいと思ったからです。
実際に参加してみて、まず衝撃的でした。現地につくと、テレビなどのメディアには映されない光景が目の前に広がっていました。
畑一面にリンゴが転がり落ちていて、枝や幹などが山積みになっていて、正直これを片付けるのは無理だとさえ思いました。災害が起きたとき、テレビのニュースでは、災害が起きたときは報道するけど、復興の様子はあまり報道されない。現地に行かないとわからないことが多くありました。
作業をしていく中で、人間の力って凄いなって思いました。中村さんがおっしゃっていた、機械で作業をするのではなく、人の力で作業することで、その気持ちで勇気づけられる人もいるということから、人と人のつながりが大切なんだと改めて感じました。リンゴの産地は一人で作れるものじゃない、協力してできること。だから、自分の農園だけが復興して、販売してもそれは産地にはならない。すべてが復興してアップルラインになるので、他の畑の復興も考えている中村さんはすごいと思いました。
中村さんの、枝や幹などのゴミをゴミとして考えない、なにかに使えないか考えている部分は、自分も、見習わなければいけないと思いました。
今回ボランティアに参加して、作業は大変だったけど、現地の方や普段あまり関われない他校の生徒と交流しながら、作業が出来て、良い経験になりました。
災害はいつ、どこに起こるかわかりません。もちろん起きないことが、一番ですが、災害は起きてしまいます。自分たちの周りにもいつ災害は起こるかわかりません。そんな時に、大切なのは、人と人とのつながりなんだってことを今回のボランティアで学びました。
今回のボランティアで感じたこと、学んだことを、そこままにせず、学内で共有したりしながら、一人でも多くの人に伝えていきたいです。
ほんとうに、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました!
◎金城学院高校1年 女子
今回のボランティア活動の参加のきっかけは、友達からのお誘いでした。
はじめてのボランティアということもあり、何をするのかということも分からず、とても不安でした。しかし、たくさんの方が気さくに話しかけてくださったおかげで、私の不安は消えていき、協力して作業に取り組むことができました。
実際にこの農園に訪れてみると、そこには悲惨な光景が広がっていました。りんごは落ち、折れている木もありました。私は、テレビで見たことがあった光景が目の前にあることに衝撃を覚えました。災害というものが遠くの存在だと思っていましたが、すごく身近にあるものなんだなと思いました。
自分の大切に育てたリンゴが一瞬にしてなくなってしまうことを考えると、農家の方の心の痛みは計り知れません。その痛みに少しでも寄り添えることができたなら、こんなに嬉しいことはありません。
具体的な作業は枝拾いや薪を集めるという内容でした。ボランティア活動は重労働だというイメージを持っていたので、このような作業を通して人の役に立つことができることに驚きました。小さな積み重ねが大きな実を結ぶことを心に刻み、これからの生活に活かしていきたいです。
ありがとうございました!!
◎名経大市邨高校 2年 女子
私は今回のボランティアを通じて大きくわけて2つの事を学びました。
1つ目は災害はどこに居ても被災するという事です。
災害というのは私達にとって遠い存在であるという認識を持つ中で、今回ボランティアに参加し被災地を見て、なおかつ中村さんのまさか自分が被災するなんてと仰っていた事を聞いて、今までの認識が崩れました。災害は身近な物でありいつ、どこで、誰が被災してもおかしくないという認識になりました。
2つ目は人の集団の力は凄いという事です。1番最初に荒れ果てたりんご農園を見て私は「短い時間でここを…」
という思いを抱きました。
しかし、そんな思いとは裏腹にとても素早く作業は進んでいき、最初の農園とは見違える姿になった様子を見て、
人の力が束になったらこんな事ができるんだ、と感動しました。
中村さんの言う「本当の復興」は少し時間がかかると思うけれど、これは私たちにも出来る事だと思います。だからこそ今回のボランティアで学んだ事をまずは身近な人に伝えていく、そしてその輪を広げて行く。そして人が集まればさらに凄い力を発揮出来る。理想論ではあるけど、こんな事になったら嬉しいと思いました。
改めて皆さん、ボランティアお疲れ様でした。
◎犬山市立東部中学校2年 男子
今回2回目ということで前回の経験を生かして動けたと思います(あんまり生かすところ無かったけど)。前回から1ヶ月経っての参加だったのですが、大きな変化があまり見られなかったので、まだまだ人手が必要だなと感じました。また今回高校生の方々と一緒という事で少し緊張して話せなかったところを向こうから話しかけてもらえて、中村さんが仰っていた交流の場とはこういうことなんだなと思いました。
中村さんのボランティアはただの作業ではなく楽しむ場として動けたのでとても良かったです。また行きたいです。
ありがとうございました。
追伸 マシュマロ美味しかったです。
◎東海高校1年 男子
林檎の木の花言葉は「名誉」だそうです。僕らは名誉を集めさせていただいたわけですが、すっかり忘れていました。
ボランティア活動が楽しすぎて!
「人助けに行くぜ!」と意気込んでいましたが、ボランティアって意外とそう言うものでもないですね。
実際には、部活動みたいな「交流の輪」みたいなところが大きかったりします。
僕は東海高校なので、普段の周りは男子ばっかりだったりします。今回の活動で色々知りました……(共学の人、すげぇ)。名古屋高生いわくキリスト教の授業後に板書の写真が出回るそうです。また、僕は久しぶりに女の子と喋って緊張しました。(あれ、俺こんなに焦るの?目を見て話せないんですけど…)ああ、もちろん嫌ってわけじゃなくて、可愛くて照れてるだけです。連れの友だちは驚異のコミュ力を発揮してました(カッコいい)。
まぁ、ようするにボランティア楽しい!ってことですね。林間学校みたいなところありますしね。あーまた行きたいなぁ〜!
ただ、LINE交換をできなかったのが悔しい!コミュ力を磨きますわ!連れの友だちをはじめ、しゃべった皆さん(仮面ライダー好きも入ってる)マジですげぇなと……憧れる。
あと、林檎の花言葉には「選ばれた恋」ってのもあるそうです。(ふざけてすみませんでしたァァア!!)
代表の久田です。
25年前の阪神淡路大震災で、被災者ほどではありませんが、私の人生もかわりました。
大阪・朝日放送はホームページで阪神淡路大震災の映像記録を公開しています。
その中で、25年前の私(当時の体重は約63㎏、今は約53㎏なのでちょっと小太りです^^;)が
約100人の高校生を前に語っています。
朝日放送のHPでは、「語る男性」としか紹介されていません。
この活動が、今もっと大きくなっているとは、当然のことながらご存知ないと思います。
https://www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/
まずこのページを開いてください。
震災の動画がでてきます。スキップすることも可能です。動画が終わると地図がでてきます。
105をクリックしてください。動画は日付順になっています。
2月11日までいくと「愛知県から高校生ボランティア」がありますので、それをクリックしてください。
次に地図上の49をクリックしてください。
やはり2月11日の日付をさがしていくと、愛知県の高校生ボランティアに関する動画が4本あります。
避難所での仮設トイレや、高層マンション上層階への水運びボランティアをした高校生のインタビューです。
合計5本、とても貴重な動画です。
なお、この情報を寄せてくれたかつての参加者から、
「(この参加者の中には)分かっているだけで、救命救急医が2人、アフリカで開発支援に当たってる人が1人、
病院介護の事務を取り仕切る人が1人、青年海外協力隊に行き、その後、養護教諭の指導者が1人がいます。
みんな大きな影響を受けたと思います。その節はありがとうございました。
とメッセージが届いています。
0泊3日のボランティアバスはこの時からです。
1995年2月11日(土・祝)で連休でした。
そこで、2月10日(金) 夜に大型バスで、名古屋を出発し、未明に神戸着、
終日活動して、12日(日)早朝に名古屋に帰ってくる高校生ボランティアを企画しました。
これなら宿泊施設の問題もなく、多くの参加者を組織できると考えたからです。
当初はバス1台のつもりでしたが、参加希望者が多く、急遽バス2台となりました。
これが私にとっての第一回の災害ボランティアバスでした。
それが、愛知ボラセンの石巻への0泊3日のボランティアバスに繋がっています。
この時、私は支援物資の仕分けをしました。
全国から神戸に寄せられた膨大な数の段ボール箱を開き、仕分け・分類しました。
私の記憶では、100メートルくらい連なったテントが5列くらいありました。
これはまったく正確ではありませんが、そのくらいの主観的にはとんでもない量の物資が届いていました。
責任者からは、中古衣類はすべて捨てる。
タグのある新品衣類だけを男性、女性、子どもに分類する、ように指示がありました。
この作業を続けながら、私は、次に大災害が起きたら、愛知で集めて、分類して被災地に運べば
もっと多くの人が仕分け・分類ボランティアに参加できる、
私がこの程度のことを考えつくのだから、もっと優秀な人たちがもっと見事なことを考えるであろう、
と思っていました。しかし、その後の大災害でもほぼ同じようなことが繰り返されました。
そこで、愛知ボラセン発足にあたって、新品衣類だけを東別院にもってきていただき、
愛知・名古屋の皆さんにご都合のよい時間に集まっていただき、仕分け・分類ボランティアをはじめました。
やはり、この時に、愛知ボラセンの応援衣類活動に繋がっています。
この時、中央区葺合中学校で炊き出しを行っています。
そのご縁で、春休みに3泊4日の宿泊ボランティアを3回連続で行いました。
つまり9泊10日の高校生ボランティアで、常時80人を超える高校生が葺合中学校を宿舎として活動しました。
この時、葺合中学校には100人ほどの避難者がいました。
そこで、夕食の炊き出しは自分たちと避難者と学校周辺の方々に提供しました。
これが、石巻市十八成浜で、仮設住宅と地域全体を対象にお弁当を提供した「くぐなり食堂」に繋がっています。
この活動の前には、1月28日に神戸へ視察に行っています。今もボラバス派遣の前には視察に行っています。
震災でお父さんお母さんを亡くした子どもたちを応援する活動は、すでにこの時に決まっており、
活動主体は「震災孤児遺児に奨学金を贈る会」でした。
もう1つ重要なことは、私の「特技」です。
医者でもなく、重機を操れるわけでもなく、調理もできず、
被災地で活かせる「特技」は何もない、こんな自分がボランティアにいってもしかたがないなと思っていました。
しかし、重要な「特技」に気づきました。
それは、人を組織する立場と経験がある、ということです。
愛知県私立学校教職員組合連動という私立高校の教員のネットワークがあり、
愛知県高校生フェスティバル実行委員会顧問団長として大きなイベントの責任者の経験がありました。
この「特技」と経験を活かして、多くの高校生を組織しようということです。
20年間の高校生ボランティアで、のべ約1万人がいろいろなボランティアに関わりました。
これも今の愛知ボラセンにとっては重要な考えです。
愛知ボラセンほど、多くの市民の皆さんが活動に参加される災害ボランティア団体は
全国でもないだろうと自負しています。
さらに、今後愛知で大災害が発生すれば、
参加した高校生は真っ先にボランティアに駆けつけるだろうとも思っていました。
愛知ボラセンスタッフのほとんどは、高校時代にこの活動に参加していました。
つまり、1995年2月11日に、愛知ボラセンの活動に繋がることがすべてあったということです。
もちろん、当時は先のことは何も考えず、今やるべきことを懸命に考えて、行動していただけです。
結果として、朝日放送はとても大切な瞬間を記録し、公開してくれました。
ありがとうございます。
こんにちは
スタッフの武内です。
先週に引き続き、長野市赤沼地区の中村農園さんのプルーン畑での泥だし活動を行ってきました。
今回は16人(スタッフの久田、武内含む)とこれまででは少人数でしたが、全員が1か所での活動をしましたので、
コミュニケーションよく、活動を進めることができました。
はじめに中村さん、青木議員からご挨拶をいただきました。
開口一番、お二人の口からは、
「いや~もうすぐ12月なのに、今日はあったかいね~。」でした。
バスの車内では、「きっと寒くなるからみんな暖かい格好で臨んでね!」
と伝えたばかりなのに大はずれ。
未明に、小雨がぱらついていたことが嘘のように、いいお天気に恵まれました。
その後、中村さんから、
「自分たちがつくったものを食べておいしいと笑顔になってもらえること、これが一番の喜びなんです。」
と、生産者としての熱い想いを伺いました。
また、「活動はただ作業するだけでは続かない、楽しみを積極的に作っていくことが大切。」
と、中村さん自身大変な状況の中、これから活動をすすめるメンバーに対しての心くばりをいただきました。
ラジオ体操で体をほぐし、活動は7時からスタート。
前回の続きで、前回、参加された方も何人かいらっしゃって、泥だしは順調に進んでいきました。
小一時間もたつと、みんな汗ばみはじめ、
裏起毛シャツを脱ぐ人も。
そして、だんだんスコップの扱いに慣れてくると、
ヒビの入った湿って粘り気のある泥の層と、
元々の土の層との間がぺらっとはがせるようになり、
その層の間からは、ミミズが次々と出てきました。(写真は控えます。)
先回の活動では、ミミズが泥から這い出せないと言うお話を伺っていたため、
その状況を目で確認し、多くのミミズを救出することができました。
また、掘り進めるにつれて、
冬眠中?のカエルたちにもたくさん出会い、
あちこちから、
「ぎゃ~、また出た!だれか!だれか!」とか
気づかずうっかり
「ごめんなさい。安らかにお眠りください。」とかいうこともありました。
中村さんの提案で、
「できた山に名前でも付けてみたら?これだけ山があったら観光名所にでもなれるかな!」
との冗談も飛び交い、
雑草を頂上に刺した、葉っぱ山
流れ着いた栗や桃を頂上においた、栗山、桃山など
高さ80cm級の山が山ほど完成しました。
ずいぶんと活動が進み、休憩をはさみながら、心地よい疲労感を感じるも、
「みんな、まだ朝の9時だからね。まだまだ頑張ろう!」
と、笑いながら一生懸命に汗を流しました。
そして、13時頃には一通りの活動を終え、
これまで、高校生をはじめとした多くの力を合わせてやっと、
百数十本のプルーンが植えられている農園の活動を完了することができました。
その後、中村農園直売所に移動し、
道具の片付けなどを行いました。
直売所の奥にはたくさんのリンゴの木が植えてあり、
樹齢50年以上の木もあるのだそうです。
直売所も被害にあい、屋根の近くまで水が来たそうです。
左が直売所の裏側。屋根のすぐ下、色が変わっているところまで水が来ました。
また、水につかってしまい販売できなくなった大量のリンゴがすでに落としてありました。
帰りは、恵那山トンネル付近での工事渋滞にあいながらも、無事に帰ることができました。
ドライバーの林さん、お見送り・お出迎えに来てくださった皆さん、ありがとうございました。
代表の久田です。
今回も、先週の高校生ボランティアに続き、長野市赤沼地区の中村農園さんのプルーン畑での泥だし第2回と
豊野地区中央組コミニュティ―センターの泥だし第3回。
参加者は21人のため、大型バスではなく、マイクロバスでの運行となりました。
最高齢は79.5歳、最年少は11歳。愛知ボラセンらしい年齢差と思います。
泥をなんと木の幹のあたりに集めました。
木の幹あたりの根は栄養や空気をほとんど吸わないのだそうです。
そうした働きをするのは枝先あたりの細い木の根。
ですから、枝さきから2メートルにある泥(約10cm)を掘り起こし、泥を出します。
午後からは、中村さんの提案で、寒いのでりんごの枝を燃やして暖をとろう。
そして、焼き芋を作ろうということになりました。
実は、りんご農園の泥だしの中で、大量のりんごの樹木が出てきます。
そのりんごの樹木で、薪ストーブの薪を作ろうと中村さんは考えています。
りんごの薪は、フランスではお客さんが来たときに使うようないい薪なのだそうです。
それを農家さんから有料で買い取り、薪ストーブ利用者に買ってもらう構想です。
さらに燃やした枝の炭を掻き出して山にした泥土にまぜることで、泥土をりんご農園で使えるようにできると考えています。
ですから、今回の焚火も実は実験の一貫。
とてもおいしく焼き芋&焼きリンゴができました。
食べている写真は、あまりのおいしさに撮り忘れました・・・
いろいろな方が活動中にお越しになられましたが、
中村さんの左の方は、マラソンの川内優輝さんの弟さんの川内鴻輝さん。
Wikipediaによれば、2015年にカンボジアで開催されたアンコールエンパイアマラソンでは猫ひろしさんに10分差をつけて優勝し、
カンボジアにおけるフルマラソン国内最高記録保持者となったとのことです。
さらに、埼玉県久喜市の市議会議員でもいらっしゃいます。
そして、中村さんはフルマラソン3時間15分という市民ランナーとしてとても速い記録を持っていらっしゃいます。
ちなみに私の自己ベストは3時間59分35秒。私としては個人的にかなりテンションがあがりました(笑)
中央組コミセンの「もぐら」泥だしは都合6人(中学生3人を含む)で。
中学生の活躍もあって、なんとかフローリング床下の泥だしを終えることができました。
なお、この日の早朝の活動がNHKニュースで夕方にOAされ、なんと全国で放送されたとのこと。
どうぞご覧ください。
こんばんは。愛知ボランティアセンタースタッフの田中です。
先ほど、中部キャラバンより最少人数に達しないため、今週末の長野市台風被災応援ボランティア活動は中止となっていまいました。
それを受けて、愛知ボランティアセンターからマイクロバスを独自で運行することにしました。
ぜひとも、一緒に活動していただきたいと思っております。
また、先週もマイクロバスは満席での運行でしたが、今週末は、荷物が置けるよう若干数の余裕をもって運行する予定をしています。
報道も減り、ボランティアの足も遠のいており、愛知ボラセンが募集を行う台風19号に対するボランティアバスでの活動は今回が最後になるかと思われます。
どうか想いをつないでいただけたら幸いです。
■ 24日(日)
06:30 長野市赤沼地区着
07:00 活動開始(りんご農園)
14:00 活動終了、片付け終了、移動
15:00 バス出発
15:15 おぶせ温泉着
16:00 同発 (上信越自動車道・信州中野IC→名古屋高速・東別院IC)
17:00 梓川SA着(夕食)
17:45 梓川SA発
21:00頃 金山着/東別院着 解散
※飲酒は活動参加前も、活動後もご遠慮ください。
【活動に際し用意していただくもの】
◎必ずご持参ください。
・作業用の長袖シャツ、長ズボン、帽子、タオル
・カッパ(安いものでけっこうです。衣類の泥対策とお考えください)
・手袋
・マスク
・長靴 ※長靴をしまう袋も
・バス内履物(泥のついた長靴は必ず履き替えてバスに乗ってください)
・昼食(途中のSA、コンビニなどで購入可)
・水分(スポーツ飲料や経口補水液でも可。多めにご持参ください)
・防寒着(かなり寒くなってきています)
・入浴セット、着替え
(おぶせ温泉あけびの湯 https://obuse-akebinoyu.co.jp/)
(おぶせ温泉穴観音の湯 http://www.obuseonsen.sakura.ne.jp/)
代表の久田です。
参加した高校生からたくさんの感想が寄せられています。
実は参加者のグループラインを作り、そこに書き込んでもらいました。
そして、バスの中で感想を語るということはしませんでした。
今回、思いと写真をしっかりと共有できてよかったなと思っています。
ということで、高校生の感想を引き続き紹介します。
〇テレビなどで被災地の現状などをよく目にして自分にも何か出来ることはないか被災された方たちの力になれないかとずっと思っており、高校生フェスティバルの活動で、台風19号復興支援募金活動という形で被害に遭われた方たちに支援をしていました。
その時にこのボランティアの募集がかかり、これは直接現地にいって力になれるチャンスだと思い参加することを決めました。
現地に着いて実際に足を運び、自分の目で見た時、テレビ等では知ることのできなかったことがたくさんありました。
農園に向かう途中には道路が砂まみれで、コンクリートがどれか分からない状態のところがあったり、線路の上には浸水して使えなくなってしまった電車がそのまままだ残っていたり、流されてきたのか傾いた小屋もそのままで、川や道端には腐ってしまったリンゴがたくさん落ちていたり、と爪痕がまだまだたくさん残っていて、被害の大きさを思い知らされ、自然災害というのはどれほど恐ろしいものなのかがとてもわかり怖いなと思いました。
泥はけの作業はとても大変で思っていた以上に土の上に泥が積もっていて、中村さんがおっしゃっていたように、これでは木も息はできないなと思ったし、早く息ができるようにしてあげないとって思いながら作業をやりました。
今回のボランティアで作業を行ったところはほんとに一部で、こういう所がまだまだ沢山あるんだなと思いました。募金で助けるというの必要だけど、やっぱり今は現地にいってボランティアするということが、今一番必要なのかなと思い、またこのような機会があれば行きたいと思ったし、今回参加してない子達にも声をかけて被災地の今を知ってほしいと強く思いました。
〇今回初めてボランティアに参加しましたが、沢山の貴重な体験をさせていただきました。ニュースなどで見た映像よりも実際に現場を見て受けた衝撃は大きかったです。ありふれた日常が一瞬にしてかわってしまうということが自分にも伝わってきました。また自然の恐ろしさ、人間の非力さを強く感じました。
中村さんのお話では、言葉の1つ1つに重みがあり、これが実際に体験した方の想いなんだなと、思いました。また自分たちの理解が及ばないほどの苦労と努力があるということも察しました。
作業では、僕はラグビー部ということもあり、パワーには自信がありましたが、思うように進めることができず、試行錯誤の繰り返しでした。しかし、他の高校生や大学生、愛知ボランティアセンターの方たちと良い方法を探りながら協力し、泥を積み上げていくことはとても達成感がありました。
中村さんから、お礼の言葉を頂いた時は、そこまでの働きができただろうかという不安もありましたが、本当に参加してよかったとも感じました。
今回、ボランティアに参加したことでさまざまなことを学ぶことができました。また自分の行いに意義を感じ、やりがいを感じることができました。またこのような機会があれば積極的に参加したいとおもいます。今回はありがとうございました。
〇今回初めてボランティアに参加しましたが、沢山の事を学び感じ取る事が出来ました。
被災地の様子は想像と違っていました。ICを降りた時や千曲川から離れたところでは名古屋と変わらない日常が広がっていましたが、千曲川に近づくにつれ、アスファルトに付着する泥、道路脇に転がるりんご等の被害状況が露わになるにつれて、自然災害の恐ろしさを感じました。
りんご農園の中村さんのお話では「それはたった一日で崩れてしまった」という言葉や、その時の瞳の奥の悲しさや、悔しさが受け取れる表情がとても印象的でした。また、作業効率のお話もあり「もっと良い方法があればどんどん僕に伝えて欲しい」という言葉から、絶望的な環境下でも立ち上がり、効率を求める姿に心を打たれました。
作業自体はシンプルでしたが、自分は泥出し作業は初めてだったので、大学生に助けて貰ったり、自分の中でより良い方法を模索しながら泥を積み上げていきました。他校の高校生や大学生、大人のボランティアの方々と交流することは楽しく、協力しながら泥を積み上げていくことはとても達成感がありました。
作業が一段落した時の中村さんからの感謝の言葉で今回参加して良かったと思いました。
ボランティアを通して困っている人を助ける事のやりがい、短時間でも自分でも誰かの役に立てること、高校生が協力すれば誰かの心を動かせること、主体的に参加し自分で感じることの大切さを学ぶとこが出来たと思います。これからも可能な限り参加していきたいと思います。
〇被災地のことをテレビで放送しているのを見ると、私もボランティアやってみたいな、ボランティアに行けなくても、何か力になりたいなと思っていたので、今回、台風19号のボランティアに誘われて、被災地が少しでも被害を受ける前の状態になるお手伝いができるならと思い、参加しました。
参加してみて、思っていたより見た目はひどくなかったけど、それでも、りんごが川に落ちていたり、新幹線が止まっていたり、小屋が傾いていたりと、台風の被害を受けた後が残っていて、自然の力の怖さを感じました。
見た目は普通の果樹園とあまり変わらないなぁと思っていたんですが、中村さんの話を聞いて、元の地面の上に泥が乗っていて、泥が乗っていると、木が呼吸できなくてダメになってしまうというのを初めて知ったので驚きでした。
土を掘るのは単純な作業だけど、めっちゃ力いるし、重労働だし、とても疲れました。でも、一本の木が終わったら、達成感もでるし、どんどん土を積んでいる山が大きくなるほど嬉しかったです。農家さんだけじゃ、おじいちゃんおばあちゃんが多いから大変だなと思いました。フルーツ好きな私にとっては、木が死んでしまうのは悲しいので、また、機会があれば、やりたいです。
果樹園のボランティアだけでなく、こんな私が被災地の方々の役に立てるならぜひ、参加したいなと思いました。
〇私が今回のボランティアで参加しようと思ったのは、台風19号で大きな被害が起きて、私にも何か手伝えないかなと思った頃に、先生から「至急で長野のりんご農園でのボランティアを募集します」ということを聞いて、行く事を決めました。
バスが長野に到着した時、外を見て、パッと見田舎でりんご農園があるなーとしか思っていなかったけど、バスを降りて歩いてくと、腐ったりんごが草に紛れていたり、歩くとスリッパや、靴が落ちていたりしていました。そして私が一番驚いたのは、小さな小屋が今にも川に落ちそうなくらい倒れていたことです。私はその光景を見た時から今起きてる被害を実感しました。
そして、プルーン&りんご農園で、中村さんの話を聞いて一番印象に残っていることは、自分のことより他の人たちの心配をしていたし中村さんの周りの人達も中村さんを助けていることです。
その後作業に入り最初はプルーンの木の周りの泥を掘る作業を始めました。
それはたったの5センチくらいでしたが、とても疲れました。木が枯れるのも無理ない泥の粘りを知りました。昼休憩になり、そこでは違う学校の子とも話せて、とても楽しい時間でした。
午後の作業はもう少し大きな木の泥を約15センチ掘ってやっと土が見えました。この作業はとても辛かったです。でも近くの子と話してるととても楽しく作業も進みました。途中疲れて周りを見していたら、みんなが協力して掘ったり運んだりしているのを見て、めっちゃいい眺めでした。
今回私が最後まで諦めずに出来たのはこの43人の高校生と大人含めて55人の人達がいたからからだと思います。たかが、泥を掘る作業だけだったけど、それが中村さんはとても喜んでいるように見えたので、私もとても達成感を味わうことが出来ました。
この2日間で体験したことはいろんな人に伝えたらいいなと思います。
これからもこのような機会があればぜひ参加したいです!
2日間ホントにありがとうございました✨
そしてお疲れ様でした🍀
〇ボランティア活動については、今まで父が行った話とか、被災者の方の話を聞くことはあっても実際に現地に行ったのは今回が初めてでした。今回のボランティアには、父に声かけてもらって参加しました。その誘いにのったのは、被災地のことを自分で体感してしりたかったからってゆーのと、ただただ人の役に立つことをしたかったからです。
自分は被災地をテレビやSNSでしか見たこと無かったので、もっとガレキだらけで建物とかも壊れてて、みたいな状況を想像していました。実際行って見てみたら、そんなことはなくて、見ただけでは被災した、と分からないぐらいでした。農園も、農業のことをあまり知らない自分から見たら、ただ気が枯れてるなぁぐらいでした。久田さんや、中村さんの話を聞いて、自分の知識不足や、被害の大きさをすごく痛感しました。
実際活動してみて、思ったより地味な作業かつ大変な作業で、どろどろになったし、汗もたくさんかいたけど、自分よりも実際被害にあった被災者さんの方が絶対大変だし、自分が人の役に立っている、という気持ちが自分を動かしてくれました。
今回のボランティアで、被害の大きさや被災者の気持ちは、実際に行って聞いて見てしないとわからないこと、また、自分にはわからないぐらい復興作業は大変なことを知りました。
今回は高校生ばかりだったのもあるかもだけど、色んな人のいろんな話を聞けて、たくさん友達もできて、本当に行ってよかったし、次にまた機会があったら行きたいし、次はもっと効率的に作業できるよう、少しでも勉強してから行こうと思いました。
自分の友達や、先輩などにも話をして、意見や募金、等の小さなことだけでもできるだけ多くの支援をしたいと思います。
2日間本当にお世話になりました。ありがとうございました!
お疲れ様でした。
〇ボランティア活動は今回が初めての参加でした。今まではメディアで被害状況を見ることはあっても、募金などでしか携われなかった被災地に対する支援を、このボランティアに通してより身近に感じました。また、学生には大変そう、つまらなさそう、というあやふや且つネガティブであった印象を考え直すきっかけとなりました。
今回やった泥避けや、コンテナを一般の主婦の方が掃除された話を聞いて、力のいる仕事や金銭・物資の支援でなくとも、自分のできる事から部分的にサポートができることを知りました。それによって敷居が高く思えたボランティアに対する印象が変わりました。
また、今回のボランティアではなかなか出向くことのない農地の復興に参加させていただき、農家さんだからこそ聞くことのできた話や、普段まじまじと見ることのない畑の様子なども体験することができました。
そういった小さなことや自分のできることから被災地の支援ができること、普段聞けない話や被災した際の体験談が聞けたりすること、このような学生中心の活動であれば、話しやすく雰囲気の良い活動ができること、などを学校の友人や家族に伝え、この様な活動に興味を持ってもらうことも私ができるひとつの支援かなと思います。
また機会があれば参加したいと思っています。2日間お疲れ様でした!そして、ありがとうございました〜!
〇色々とご迷惑かけてすみません。そして貴重な経験ありがとうございました!!
<応募動機>西日本豪雨の災害ボランティアに行った時自分にも何かできることがある!!助けたい!!自分が動けるうちに何かできることをしよう!!という思い。そして、西日本では自分から主体的に行動できなかった時があり、今回は、積極的に行動しようと思い応募しました。
<2日間を通して>泥かき作業は経験がありましたが、畑の泥かきは初めてでした。むしろ、畑には湿った土が必要なのではと考えていました。でもそれは全く逆で根が呼吸できなくなると聞いて驚きました。
その後、班に別れて作業している時、中村さんが、普通はこの泥を捨てるけど、再利用すると言っていた事や、コンテナの話しのことといい中村さんの常識に囚われない考えは凄いなと思いました!!
そして、確かに人間の力は重機より効率悪いのかもしれないが、本当に皆が合わさった力は偉大だなと感じました!?
<今後に、、、>
今回の経験をまとめ見える化させ、より多くの人に伝えようと思います!!
そして、積極的にボランティア団体の活動に乗っかったり、時には自分たち自ら計画し実行できたらと思います!!
本当に2日間お疲れ様でした!!
〇このボランティア活動に参加してよかったなと思いました。
私は今まで災害に巻き込まれたことがなく、テレビや新聞でしかその場所の様子を見たことがなく、実際に被害にあった現場がどれだけ大変で、どれだけ残酷かがわかりませんでした。ですが今回この活動に参加して災害の恐ろしさがわかりました。
このボランティア活動で思ったことは、最初はすぐ終わるだろうと思っていましたが、りんごの木一本をきれいにするために30分以上かかりました。台風被害にあった地域を元の状態に戻そうと思うともっと沢山の人の協力が必要だと思い、私はこの活動をもっとたくさんの人に伝えていきたいと思いました。
2日間お疲れ様でした!
〇過去に東日本大震災のボランティアにも参加させて頂きましたが、その時の作業は草むしりなど当時の私でもできる簡単な作業でした。
今回も泥かき出しと、高校生の私でも出来る範囲で、ボランティアに参加することが出来ました。
無理に自分の能力より上の作業をしなくても、自分のできる範囲の事で被災地の復興のお手伝いができ、それによって現地の人達に笑顔になってもらえるということを、周りの友達などに知ってもらい、参加してもらいたいと思いました。
募金なども大切ですが、現場に行き現地の人と直接触れ合って笑顔になってもらう、現場の声を直接聞いて災害についての知識、聞いた事を周りに発信していくことも募金と同じぐらい大切だと改めて思いました。
また、このような機会があったら参加したいと思います!
お疲れ様でした!
〇参加した理由は、このボランティアのお話を聞いた時に、実際に被災地へ行き、ほんの少しでも力になりたいと思ったからです。
参加が決まってから、初めての経験で沢山の不安がありました。ですが、台風で被害に遭われた方の話や倒れかけた倉庫などテレビで見ていた光景を目の前にし、災害の怖さだけでなくこのような状態でも復興に力を入れ、一生懸命地域のために頑張っている方々の強い気持ちが伝わり、実際にその場に行かないと分からない思いを感じることができました。このボランティア活動に参加して良かったと思いました。
これからも機会があれば参加していきたいと思います。
ありがとうございました。
〇僕は今回のボランティアに参加するまでは、高校生フェスティバルの活動の中で「台風19号復興支援募金」をひたすらに行ってきました。11月3日の高校生BIGフェスティバルでも場を設けてもらって発信したりしました。
でも、被災地に実際に必要なのはお金だけじゃなくて、人であり、その人がもたらす笑顔なのだと感じました。
中村さんは冒頭に「みんなの目が輝いている」「今まで来てくれた人達は過酷さを知って目が暗かった」と仰っていました。
愛知にいるだけでは、現地で必要とされるものは分からないけど、実際に足を向けることで、それがなにかを知り、また、行くことだけでも意味があるんじゃないかと思いました。
今回参加してみて、最初はボランティア経験ゼロから始まるので不安ばかりでした。聞いた話で力仕事ばかりで辛いものという偏向的なイメージだけを持っていました。ですが、実際に作業に取り掛かると同じ班に入った人同士、もちろん大半が初対面と言う中で和気あいあいと話しながら畑が一皮むけていく様は、やってて楽しかったです。もちろん辛い部分もあったけど、みんなで協力して進めていく中で、友達も増えていくし、畑は綺麗になっていくしで、やりがいというものを大いに感じることができました。
普段から高校生フェスで被災地には何かしらの形で目を向けています。でも、それでもやっぱり自分の目で見ないと分からないこともあるし、自分の目で見たからこそ、これからの活動に対する体裁も変わると思います。自分の足で直接赴くボランティアはなかなか難しいかも知れないけど、機会を見つけて参加すると同時に、「被災地復興」という抽象的なものを具現化していきたいと思います。
2日間お疲れ様でした!ありがとうございました!
〇最初、ボランティアのお話を聞いた時は行くかどうかすごい悩みました。
でも、自分になにかできることはないのか、と西日本豪雨や東日本大震災の時から思っていて今回参加しました。
最初はとても不安かなくて、色んな人と話せるか、友達はできるか、自分がちゃんと動けるか、などなど色々思っていましたが、同じ班の人初めたくさんの人が声掛けてくださったりして場に馴染めとても楽しくボランティアが出来ました(^_^)
この2日間、普段の生活では出来ないことが体験できました。この経験を自分の周りの人に伝えていきたいと思っています。
またこの機会があれば参加したいと思ってます。
ありがとうございました!!!!
〇ボランティア活動に参加することが初めてで、色々な不安があったけど、今助けを求めている1人でも多くの人を支えたい、と東日本大震災の時から思っていて、今回勇気をだして参加してみました。
初めは不安しかなかったけど、同じ班の先輩や先生、農家さんのサポートのおかげで場に馴染めて楽しみながら参加する事が出来ました。
1人では出来ないこともみんながいればできる事を改めて実感できたいい2日間になりました、この経験を周りのいろいろな人に伝えていきます。
またこのような機会があれば参加したいと思います
2日間ありがとうございました!
〇正直このボランティアがあると聞いた時、高校生の私には参加費が高くて本当に悩みました。でも、このボランティアに参加して多くのことを学びました。
農家さんの日々どんな気持ちで育てているか、この台風でどれだけの被害が出たか、中村さんのお話だけではなく、農園の状態などから、台風のひどさがよく分かりました。
このボランティアを通して、私たちが何気なく食べている食べ物には沢山の方の想いが込められてること、こうしてたくさんの方のボランティアのおかげでいつも復旧作業が進んでいることを改めて実感し、これを私だけでなく、学校の友達などにも伝えていきたいと思いました。
またこのような活動があれば、参加しようと思いました。
昨日と今日、ありがとうございました!
お疲れ様でした☺
〇ボランティア活動をするのは今回が初めてでした。テレビでしか見たことない景色を見て、唖然としてしまいました・・・。思った以上に被害が出ていてビックリしました。
このボランティア活動を通して思ったことは、泥(土)かき出し作業は率直に大変なんだな、愛知もこんな被害を受けたら、どういう気持ちになるのだろうかと思いながら、ひたすら泥(土)かき出しをしてました
色々苦労したところは、仲間で助け合うといことを学びました
また、こういうボランティア活動があれば参加したいと思いました‼️
昨日今日とありがとうございました‼️
〇期待と不安に挟まれながら参加した今回のボランティア。農園に近づくにつれて現れてきた災害の恐ろしさや悲惨さに驚きました。山積みになった製品、故障した泥だらけの車、乾燥した肌のように地割れした土地、私がそれを感じるには十分すぎる程の環境でした。看板に書かれた「がんばろう長野」の文字がとても重く思え、議員さんがおっしゃった「川の氾濫は津波と同じだ」という言葉にも深く同感しました。
そして農園の泥出し作業では、いたってシンプルな作業でも時間と労力と多くの人手が必要なことを身を持って知ることができ、復興することがどんなに大変なことなのか学べました。
今回行ったこと学んだことを経験とし、今後に活かせていければいいなと思います。このような機会を作っていただき、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
〇被災者の話をテレビで聞くのと、実際に被災者から話してもらうのでは全く印象が違い 、テレビで聞く以上に被害の深刻さが伝わってきました。自分達高校生でも出来ることがたくさんあるのだと分かったのでこれからも積極的にボランティア活動に参加していきたいと思います。今日は1日ありがとうございました。
〇本日参加させていただいたボランティアを通して、土を運ぶと言った単純な作業でも復興に貢献できるということを実感し、今後もボランティア活動に参加していきたいと思いました。
自分にもできることとは、今日やった土をかき出す作業や、箱洗い、また体験したことを周りに伝えて、その人達にもボランティアに興味を持ってもらうと言ったことです。興味を持ってもらうだけでも大きな1歩になると考えます。
〇去年僕は西日本豪雨のボランティアに愛知ボランティアセンターから参加させていただいたことがありましたが、主に成人の方との作業だったので、今回の高校生が主となってする活動は連帯感があり、疲労を感じさせないボランティア活動でした。
発生から1ヶ月経とうとしている中、災害の影響で今も苦しんでいる方がいます。今回だけではなく、可能な限り今度もボランティア活動を続けていきたいと思っています。本日はありがとうございました。
〇ぼくの属しているボランティア団体は、通常県内の事案に対応しています。しかし、県外での活動は新しい発見をすることができました。帰ってから、長久手市に報告するとともに。県内での災害発生に備え、栄徳高校ボランティア部で今一度災害事案への効果的で効率的な活動ができるように思考しようと思います。
また、今後もリンゴ農園さんへの県外からできる最高のフォローを栄徳高校からできるように、栄徳高校ボランティア部から栄徳高校へ支援できるよう要請したいと思います。
なかなか難しいことではありますが、試行錯誤して取り組んで行きたいと思います。
この度は、本当にいい経験と新しい発見ができました。今後にいかしていきたいと思います。ありがとうございました。
代表の久田です。
中村農園到着後、代表の中村太士さんから、たくさんの熱いお話を聞きました。
その中で、被災後の中村さんを支えていることを紹介します。
中村さんは中村農園の3代目ですが、工業高校を卒業後、金融関係や司法書士関係の仕事をされていたそうです。
就農したのは、おじいさんが亡くなった4年前。
実は就農当時、自分だけ儲かれば良いとの考えで営農していました。
毎日どうすれば稼げるか、規模を増やせば、もっと稼げるか。
人を使っても、金と力で押さえつけていた毎日。
だから僕には仲間なんていませんでした。
でも、転機は訪れます。
当時の農協青年部部長から、宴会の席でここに座れといわれました。そして、
「お前1人が儲かってリンゴ産地維持出来るのか?
お前はリンゴ産地があるから商売出来てるんじゃないのか?
そのリンゴ産地を作ったのは誰だ?
お前の親か?
ちげーだろ、お前の祖父や曽祖父がみんなで力を合わせて作ったんじゃないのか?
お前はリンゴ産地に生かされていて、リンゴ産地がなかったらって考えたことないのか?
お前の役目はそれを後世に伝えるため、仲間と共にリンゴ産地を盛り上げなきゃならないんじないのか?
僕は号泣しました。
そして、その言葉が僕を変えました。
農協青年部の活動にも積極的に行くようになりました。
結果、慕ってくれる仲間も出来ました。
僕を嫌っていた先輩方からお酒を誘われるようになりました。
本当に農業って楽しいって思いました。
でも、それはたった一日、10月12日に崩れました。
でも、僕には青年会議所の仲間や友人、皆が集まってくれて、
他の人たちより2週間も早く自宅、倉庫、店舗の清掃を終えることが出来ました。
でも、僕の農園だけが元に戻っても、リンゴ産地は維持出来ません。
皆が農園に立って議論をする事がスタートラインです。
でも、仲間はまだ自宅の清掃、倉庫の清掃、農園のことを考えられる余力はありません。
だったら、恩返しじゃないけど、今度は僕が仲間を助ける。
それで議論の席に座って欲しい。
そんな気持ちで毎日仲間の家に行っています。
僕ら若手全員立てれば、こんな困難簡単に乗り越えられると信じて・・・
青いジャンバーを着た中村さんの熱い想いを高校生は正面から受け止めました。
13人4班で活動。
活動場所は、リンゴ園ではなく、プルーン農園。
若い木は、幹から2mの泥をすべて取り除きます。
大きな木は、伸びた枝の先から1mの泥を取り除きます。
泥の厚さや質は、同じ農園でも少しずつ違っています。
ひたすら泥との闘い。
泥かきをしながら、中村さんが大切なことを教えてくれます。
ミミズは土を食べて、浄化するから、農園には大切なんだ。
そのミミズも泥がたまって、息ができなくなって、土の中から出ようとするんだけど、
泥からは抜け出せない。ミミズも助けてやってほしい!
バスの中であいさつをしていただいた、市会議員の青木さん、元衆議院議員の若林さんのフェイスブック投稿を引用します。
〇若林さん
赤沼地区にて。
JC後輩でもある中村君。専業でリンゴやプルーンを作っています
今日は地元A市議と一緒に、朝6時半、愛知県から来た高校生ボランティアを迎えました
中村君のプルーン畑で泥撤去。
愛知ボタンティアセンターの皆さん、三週連続で長野入り。有難い事です
中村君からの提案は、参加してくれた皆さんへ、来年プルーンを送るよ。
そして、出来たら、落ち着いたら、桃の木でも植樹してくれ。
ず~っと、リンゴ産地の我々と繋がっていて欲しい。
彼の被災経験の話の中で、
自分一人だけ立ち直っても意味がない。
仲間が一緒に立ち上がり産地を守っていかなくちゃ、
とても胸を熱くする話でした。
被災して、苦しい思いを外に出さず
笑顔で語る姿に固い信念を観ました。
頑張れ!!太士
One Nagano!!
〇青木さん
今朝は愛知県の14校から高校生43人、大学生2人、引率の先生を含めて総勢55人のボランティアの皆さんに、
長野市赤沼地区のプルーン畑の泥出し応援に来て頂きました!
地元若手農家さんが高校生にアップルラインに広がる農地の復興にかける思いを語って頂いた後、作業にかかりました。
所要の為、一緒に活動出来ませんでしたが、高校生の真剣で輝く瞳が印象的でした。
高校生に応援して頂いた畑のプルーンの木に、来年見事に実をつけたら、
園主から、高校生にプルーンをプレゼントして下さるとの事。楽しみですね!
そして若林さん、青木さん、中村さんはフェイスブックで以下のようなやりとりをされていました。
〇中村さん
青木先生、素敵なめぐり逢いの機会を作って頂き、誠にありがとうございました。
また、若林先輩も多忙の中いらっしゃっていただき、重ね御礼申し上げます。
高校生の素直な心、自然な笑顔に癒され、とても楽しい時間を過ごせました。
高校生には常に疑問を投げかけ、物事を掘り下げる重要性を伝えました。
また来るよ!
そんな生徒さんたちの言葉で、明日も今日より元気に頑張れそうです。
みんな、本当にありがとう。
君たちのこと、ずっと忘れないよ。
だから君たちも、アップルラインの事覚えていてね。
〇青木さん
正直、中村さんの話に、泣きそうになりました!
高校生が真剣に中村さんの言葉に耳を傾けている姿に、明日への希望を感じました。
〇若林さん
中村君の話も良かったよ。いろいろと困難な事も多いと思いますが、是非、頑張ってください。
〇中村さん
青木先生、彼らが僕の長話を真摯に話を聞く姿、学校では見ないと先生方が仰っていました。
今回彼らが体感した復興支援、きっとたくさん学べたでしょうね。
問題を掘り下げ、精査し、検証する。
これは社会に出れば至極当たり前の事です。
僕の姿を見て、少しでも考え方が変われば、若者の未来はきっと明るく、日本も明るくなるでしょう。1
〇青木さん
中村さん まさに言霊だと思います!心の底からの言葉は、説得力があります!
参加した高校生からはすてきな感想をたくさんいただいています。その一部を紹介します。
〇本当に本当にお疲れ様でした。
今回のボランティアに参加するまでは、台風19号ので被害を受けた被災地に向けて、
愛知でも募金活動や先発で行ったボランティアの報告会などをしてきていたので、なんとなく被害について知った気でいました。
それでも、現地に実際に足を運び自分の目で見ることで、やっぱりテレビ等では分からなかったことがたくさんありました。
作業に取り掛かる前に中村さんのお話を聞き、
その中で「来年もまた美味しいりんごを届けてね」と、お客さんからのこの一言で頑張ってきたものが、
たった一日の災害でマイナスからのスタートになってしまったこと、
アップルラインの復興や後継に全力を注いでいる人達の存在、
そして何より「今日はみなさんに畑を綺麗にしてもらうために来てもらったのではなく、
これからも見守り続けてもらうためです」という中村さんからの言葉が印象に残っています。
この言葉から、これからも繋がり続けていたいと強く思いました。
泥が視界一面に広がる中での泥の撤去作業は、本当にできるのか?と思っていましたが、
みんなと一緒だったから最後までやり抜くことが出来ました。
積み上げられた泥をこれからどうするのかと中村さんに質問したところ
「掘った土に微生物をいれて、もう一度元のところに戻そう」という話をされていて、
ポジティブに変換して、中村さん自身も前を向いて進んでいるんだと感じました。
愛知に帰った後も愛知でできる募金活動や、この活動の報告会などを通してたくさんの人に伝えていきたいと思いました。
全長10kmものアップルラインを復興させるにはまだまだ時間がかかると思いますが、
たくさんの人が集えばできることがたくさんあるということを改めて教えてもらえたので、
また必ず長野へ行きたいと思います!
本当にありがとうございました!!
〇これまでイベント等のボランティアはした事がありましたが、災害のボランティアはした事がありませんでした。
学校で募集がかけられた時に自分にも災害にあってしまった方々に何か出来ることはないかと思って参加させて頂きました。
長野市に着き、バスから降りて畑に向かう道中で泥まみれになってしまったりんごの木や腐って道端に転がっているりんごを見て、
災害の深刻さを改めて実感しました。
畑に着き、中村さんのお話しを聞き、泥があると木や土の中の生物たちが息が出来ないということを初めて知ったり、
自分だけがではなく周りも一緒に復興しなければ意味が無いという中村さんの気持ちを知り、
少しでも作業が進めれるように頑張ろう!と思いました。
作業に入ると、想像していないくらいの大変さで1つの小さい木を救うのに10人くらいで30分くらいかかりました。
泥がとても重く、5~10cmくらいの深さまであり、1回スコップで掘ってもほんの少しだけしか進みませんでした。
しかし、途中で挫けそうになっても周りの子達と励ましあって頑張る事が出来ました。
今回、このボランティアに参加して本当によかったと思います。
復興の手助けに少しでもなれたらいいなと思って参加した事で、たくさんの経験たくさんの友達と達成感を得る事が出来ました。
これからもこのボランティアで経験したことを活かしていきたいと思います!
最初はバスで長い時間知らない人と一緒にいることに不安がありました。
しかし、みんなで作業している中でお話ししたりしてたくさんの友達が出来てとても嬉しかったです!
ありがとうございました!
〇このボランティアには国語の先生の紹介で参加しました。
初め話を聞いた時、少しでも災害地の方々の力に慣れればと思い参加しようと思いました。
また私は人の笑顔を見ることが好きなのでこの機会にたくさんの喜ぶ顔がみたいと思い参加しました。
作業をやっていて農園の方が君たちが来てくれたおかげて木が行できるようになったよ、
1日遅くて明日だったらもう死んじゃってたかもしれない、今日来てくれてほんとに嬉しいよ、ありがとうね、
と言われた本当に私は嬉しかったです。
BeforeとAfterの写真を比べるとかなり違ったので頑張った達成感があってとても嬉しかったです。
他の高校の人たちも積極的に話しかけてくれて安心しました。
金曜日の夜ということで、どたばたしていて、とても心配でしたが、先生方が支えてくれたので安心でした。
長いバスで疲れてしまいましたが、農園の方の笑顔を見てとても元気がでました。
作業中に声をかけてもらった時もすごく心強かったです。
今回ボランティアに参加して応援されて自分がどれだけ元気がでるかよくわかったので、
私も応援された分被災者の方々にも少しでも応援したいと思いました。
被災地の方の話を直接聞くことでテレビで見るよりも怖さを知りました。
だからこそ、ボランティアに参加した私たちがもっと色んな人にその事を伝えていきたいと思いました。
そうすることで被災地の方々に少しでも多くの応援が届くと思いました。
災害は自分たちが困ったときに来てもらうのではなく、普段から困ったところがあれば助けにいく、
そうすることで自分たちが困った時にも来てくれる、助け合いだと思いました。
〇自分は去年西日本を襲った豪雨の災害復興ボランティアに参加しました。
中村さんがおっしゃられていた、『たった一日で全てが壊れた。』その言葉と同じことを、昨年被災された方々から聞きました。
その言葉を2回も聞いた事によって、『今あることは当たり前じゃい。逆に幸せなんだ。』と、思いました。
災害の怖さを知っている被災者からの、言葉、メッセージを、その場で聞くことによって、自分の気持ちが変わりました。
ボランティア活動は、どうしても交通費がかかったりしてしまいますが、
被災地に行くことが1番いい経験になると思います。お金以上の、宝物がいっぱい作れます。
ボランティアは、色んな人がいます。なので、人と人が繋がれる、すっごいいい機会だと、思えます。
自分も初めて行った時、今回行った時に、『友達出来るのかな?大丈夫かな?』って、すっごい不安でした。
でも、そう思っていても、被災者の方々から声をかけていただいたり、
ボランティアに参加されている方から、声をかけていただいたりと、その場でしか体験出来ない人の優しさや、強さが体験できます。
どこでもそうですけど、被害が出ないのが1番です。
でも、災害はどうしても起きると思います。だからこそ、人と人との関わりが1番大切だと思います。
自分が被災した時に助けてくれるのは、知らない人です。その時にあなたは、声をかけることが出来ますか?
そうゆう事を体験出来る場所がボランティア活動だと思います。
今回行った時中村農園さんは、りんごの木を助けることがメインでした!
土砂に埋まったりんごの木をみんなで一生懸命掘って、また、美味しいりんごを食べたい。その一心で頑張りました。
中村さんも、人手が足りない中で、『本当に助かりました。』とおっしゃられており、本当に嬉しかったです。
やりがいをその時一番感じることが出来ました!!
力がない人には無理なんじゃない?って思う方がいらっしゃると思うんですが、大丈夫です!
力仕事以外にも、まだまだやることはあります。なので、1人でも多くのボランティアさんが必要です。
中村さんが
『被災された方は、明日への未来を失っています。
明日への未来を作るのも、ボランティア活動してくれてる、皆さんです。
ボランティア活動をしている皆さんは、被災者を笑顔にする、希望の光です。』と、
おっしゃられていた時に、もっとたくさんのボランティアさんが増えれば、
もっともっと被災者の方の笑顔を見られる、助けられる、と思いました。
テレビでは感じられないもの、テレビでは報道されないが、すっごい被害が出ているところは山ほどあります。
繰り返しには、なりますが、本当にボランティアさんの人手が足りないのが、現状です。
ボランティア活動は、一生懸命やることに意味があり、その場でしか体験できないことが、沢山あります。
なので、1度被災地の長野や、千葉、茨城、東京、埼玉の、復興ボランティアに行ってみてください。
自分もまた、機会があれば絶対行きたいと思っています。
被災者の方々が笑顔になる時、その時が一番嬉しくて、一番泣ける場所だと思います。なので、絶対行きたいと思います。
〇今回初めての被災地支援ボランティアに参加させていただいたのですが、
初めは右も左も分からない中に放り込まれて何から手をつければいいかわからないなどと言ったことを連想して、
とても不安な気持ちでいっぱいでした。
実際に行ってみると、土は約15センチぐらいの水気混じりの土があたり一面を占めていました。
でも、ゴミはおちておらず、とてもやりやすい環境の中ボランティア活動の方を出来たことを
不幸中の幸いと言った言葉で表したいと思います。
中村さんの話を聞き、自分はとても涙が出るくらい深入りしてしまいました。
中村さんが言っていたように、「まず第一に、畑の復旧」この言葉を聞いた時、自分は涙腺が崩壊しました。
この意味は、自分の土地のアップルラインが治って直売してもそれでいいと思うのか?
もしもそれでお金を儲けたとしてもそれは意味がない!
この言葉を聞き自分は深く考えさせられました。
自分がだけ復旧して、販売を始めてもそれじゃあ、意味がない。
すべてがそろってやっとアップルラインになる、とおっしゃっていて、
自分のことよりもまずは周り、そして周りの人のことまで気にかけている中村さんがとても輝いていました。
みんなとこうして一緒のところで一緒に働く、笑顔があり、やっぱり、どことなく別れが寂しくなった。
またこういったボランティア活動は積極的に参加をし、そして、もっと多くの人に知ってもらえるように、
少しでもいいから他の人に伝えて、
「今、こうしている間にもたくさんの人が困難な生活になり、助けを求めてる人が沢山いるんだよ」と、伝えていきたいです。
こうして人と人との繋がりをもっともっと、おこしていきたいです!!
今回、参加していた人や、中村さん、看護師の方、先生方、そしてずっと運転をしていた、運転手さんにおおいに感謝を込めて、
このボランティアの感想とさせていただきます。
次週(11/23~24)の第5回長野応援ボランティアに、ぜひご参加ください。
(↑ここをクリックしてください)
現在のところ、最低催行人数に達していません!
皆さんの力が、今、必要です!
代表の久田です。
長野応援活動第3回(11月8日~9日)は、愛知県高校生フェスティバル実行委員会との共同企画。
14高校43人と先生4人、それに愛知ボラセンのボランティアさん5人、現地交流の大学生2人、
そして、私を入れて、総勢55人。(ちなみに第1回55人、第2回41人、3回で151人にもなります)
愛知県高校生フェスティバル実行委員会は、愛知ボラセン専務理事の田中は高校生時代に実行委員長を務め、
スタッフの武内、徳倉も元実行委員で、私は元教員顧問団長。
愛知ボラセンとは深いつながりのある団体です。
その高校生フェス実行委員会は、11月3日に高校生BIGフェスティバル(参加者15,000人、@モリコロパーク)後に、
長野ボランティアを提起し、募集期間1週間もありませんでしたが、47人も高校生と先生が参加しました。
愛知ボラセンは、社協災害ボランティアセンターでは請けにくい被災者への応援活動を第一にと考えています。
まず2週に渡って豊野地区で地域住民の自治的公共施設の泥だしを行い、だいたいのメドがたってきました。
そこで、長野視察当初から気になっていたリンゴ農家への応援活動を始めました。
長野での活動でお世話になっている青木敏明長野市議にお願いし、
フルーツファーム中村農園代表の中村太士さんをご紹介して頂きました。
中村農園では、りんごの他、プルーン、もも、ネクタリンなども栽培し、アップルラインにある直売所でも販売されています。
中村農園 ホームページ フェイスブック
中村さんの自宅、倉庫、直売所は、これまで築いてこられた豊かな人間関係によって、いち早く泥だしをすることができました。
しかし、中村さんは自分の農園だけがアップルラインで復興してもダメだ。
みんなが復興して、アップルラインを守っていかなければと考え、他のリンゴ農家への応援活動を始められました。
中村農園では収穫直前のリンゴの大部分が被害を受けました。
農家さんの規模にもよりますが、5000万円~8000万円のうりあげがあり、そこから生産にかかったお金を支払います。
つまり、とんでもない借金を背負うことになってしまいました。
さらに中村農園では、総額3,000万円を超える農機具が水に浸かり、使用不能になってしまいました。
他の農家さんでも同じような状況に陥っています。
それに自宅や倉庫、直売所などが浸水被害。
リンゴ農家さんはたった1日にして、大きなマイナスを背負ってしまいました。
さらにリンゴなどの果樹が、これまでのようにおいしい果実を実らせるようにするためには膨大な作業をしなければなりません。
その中で最も大変な作業が、農園の泥だしです。
農園には5~15センチほど泥が堆積しています。
この泥をとらないと、根が呼吸できず、果樹は死んでしまいます。
この作業、農園は果樹が生い茂っていますから、重機では簡単にはいきません。
人がスコップを使って取り除くことが求められていると思います。
中村さんの農地は2.7ヘクタール(27000平方メートル)。
ここに堆積した泥を10㎝と仮定すると、中村農園に堆積した泥は、2700立方メートル。
一般的な教室は約7m×9m、それに1階の高さを3mとすると、教室は約200立方メートル。
中村農園に堆積した泥だけでも、13教室いっぱいという途方もない分量になります。
yahoo知恵袋では、土嚢袋100袋で砂1立方メートルとありました。
これによると、中村農園に堆積した泥を土嚢袋に詰めるとすると27万袋という計算になります。
ちなみに土嚢袋は大量購入した場合、1枚約10円。
従って、中村農園に堆積した泥を土嚢袋に入れた場合、土嚢袋の代金は270万円ということになります。
さらにyahoo知恵袋によると、1立方メートルの土を土嚢袋に詰めるとすると、スコップ400~500杯になるとあります。
中村農園の場合、スコップ100万杯以上になります。
1人が機械のように動いて、2分に1杯のスコップとすると、6時間の作業で約1800杯。
泥を出すのに450人、それを運びだす人などを考慮すると、
中村農園の泥だしにはおよそ1,000人が必要となると考えられます。
簡単にいえば、長野のリンゴ農園全体で、想像を絶するとんでもない事態が発生しているということです。
しかも、できるだけ迅速にこの泥だしの作業をしなければ、果樹が死んでしまいます。
そうとう大規模なスコップ団を組織する必要があるということです。
愛知ボラセンの50人そこそこのボランティアでは間尺にあいません。
昨日、共同通信と信越放送の取材がありました。
実は2社の記者さんとも、それぞれ別に北陸新幹線の写真を撮りにこられました。
その途中で、大勢の若者がリンゴ園で作業をしている様子が珍しくて、何事かと思い、取材に来られたとのことでした。
私たちのたかが50人ほどのリンゴ園での活動が珍しいようでは、かなり深刻な状況ではないかと私は思います。
焼け石に水のようなものかもしれません。
それでも、長野リンゴ農園泥だしボランティアを続けていきたいと考えています。
次週(11/16~17)の第4回長野応援ボランティアに、ぜひご参加ください。
(↑ここをクリックしてください)
皆さんの力が、今、必要です!
なお、高校生活動の報告は明日に。
作業終了後、みんなでガッツポーズの
記念写真。後ろの高校生は取り出した泥の山に登っています。
なお、信越放送で放映されました。こちらをご覧ください。
信越放送
こんばんは。スタッフ田中です!!
嬉しいお知らせです。前日ボランティアに参加されたボランティアさんの中に、刈谷市のケーブルテレビ・キャッチネットワークの方がいらっしゃり、
(以前岡山でも一緒に活動していただいています!!)
明日の放送で愛知ボラセンのことを少し取り上げてくださるとのご連絡をいただきました!!!!!
現地の支援に行かれた方のお声を拾いながら被災地支援について考えていただく特集を放送する予定
とのことです。
「ボランティアに参加したいけど…と二の足を踏んでいる方にこのボランティアバスをぜひ知っていただきたい。
一人でも多くの方に被災地のことを考えてもらうきっかけを作ることができたらと思っています。」
と動いてくださいました。
たくさんの方の応援とパワーがどんどん集まっていることをうれしく思うと同時に、
力を合わせないといけない現場がたくさんあるのだということです。
皆さんの想いを乗せて、今週末も来週末も可能な限りボランティアバスを運行していきたいと思っています。
どうかご協力をよろしくお願いいたします。
刈谷市、安城市、高浜市、知立市、碧南市、西尾市の6市の地域のコミュニティニュース【KATCH TIME 30】
11月7日(木)20:00~20:30
放送を通じて、「私にはできないかなぁ」通っていた人が、「私にもできるかも!!」となってくださるといいなと思います。
是非ご覧くださいね。
代表の久田です。
第2回長野市豊野地区台風19号被災者応援活動は、11月2日~3日に行いました。
今回の参加者は私を含んで39人。
男性19人、女性20人。災害ボランティアに初めて参加される方は16人。
最年少16歳、最高齢は79歳6か月の島岡さん。平均年齢は46.2歳。
活動は、中央組コミュニティーセンターと、豊南町公会堂。
中央組コミセンは先週の続きで、フローリング床下の泥だし。
意外にも難航しました。
理由は2つ。床下への動線確保が困難でした。
床材のコンパネは水を吸って膨れてしまったこと、端が固定されていたことの2点ではがすことに意外にも難航。
さらに、床下は細かく仕切れていて、簡単に行き来しにくい構造になっていました。
女性も含めて、何人もの人たちが、何回も床下にもぐりました。
もぐら隊隊長の三輪田さん。三輪田さんは先週に続いての参加でした。
しかし、まだフローリングの泥だしが残っています。
さらに、フローリング材にカビが生えている箇所も発見されました。
フローリング材のカビを拭き取り、消毒をしなけばなりません。
女性は、コミセン倉庫と倉庫内の器具の掃除。
きれいにするとともに、倉庫に戻す際には、次に使いやすいようにはと考えて戻されました。
単なる「作業」ではない、「愛」を感じる活動だと思います。
豊南町公会堂
Before
3週間たってもまったく手のついていなかった公会堂。
手付かずの状態で片付けをすることは、意外にも珍しく、
皆さんには貴重な経験となりました。
床下には生チョコ状態の泥が1~2センチ。気をつけないと足を滑らせて転びかねません。
初めてこうした惨状をご覧になられた方々は、一日で片付くのだろうかと思われたようです。
process
みんなで、力をあわせ、知恵を出し合って活動していきます。
汚れたカーテンは捨てますが、その前に床の泥を吸わせて、捨てます。
かつてカーテン会社で営業部長をされていた島岡さん。
まさかカーテンで泥だしをすることになるとは思ってもみなかったことでしょう。
外のゴミステーションに泥に浸かった道具を仮置き。
今週も軽トラを運転して参加された林さんと千田さんが、ゴミ集積所へ運搬。
自己完結の活動をすることができたと思います。
なお、フローリング床下に潜る口がなく、地域の方も床下まで潜ることを望まれなかったため、
泥だしまではしていません。
さらに、公会堂の外にある物置の整理、公会堂周辺の泥かき、側溝の泥だしもしました。
After
活動後は、おぶせ温泉に。硫黄泉で信州五岳を望む露店風呂。
疲れた身体を癒し、帰りのバスは皆さん熟睡。
恵那山トンネル工事渋滞があり、金山駅着は午後10時30分。
皆さん、お疲れさまでした。