愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
過去に十八成浜ボランティア活動に参加された皆さんへ
こんにちは。愛知ボランティアセンター田中です。
キャンセルが出て、次回(5/8~10)のボランティア活動の参加者が4人足りておりません。
ご協力いただける方はいらっしゃらないでしょうか。
先日アーモンドの花が開花しました。しかしながら、アーモンド付近に鹿の足跡が見つかっています。
鹿害対策は急務です。
また、5班に分かれて行う心配り活動も、4班しか編成できておりません。
ご都合がつき、ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、是非お申し込みをお願いいたします。
お申込みはこちらから
こんにちは!
3月に開催した第5回「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト」の実行委員長を務めました、高瀬実恵です。
今回の「でらえぇ~」でも、1泊2日の濃い時間を共に過ごすごとで、東北の学生同士、東北と名古屋の学生に間に「でらえぇ~友だち」という一生の関係がたくさん生まれました。
これからも、東北の学生たちの笑顔を作られるような活動を続けていきたいです。
第5回「でらえぇ~」にご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。
さて、この活動を今よりも多くの方に知っていただくため、また今回の「でらえぇ~」の成功と感謝をお伝えするために、活動報告会を開催いたします。
日時と場所は以下のとおりです。
・5月10日(日)14時30分~16時
・東別院会館 第4教室(地下)
報告書やブログ、SNSなどではお伝えできない、学生たちの生の声をこの機会にお届けできたらと思います。
またこの日は10時~14時に同じ場所で愛知ボラセン運営会議も行われるので、ご都合のつく方はそちらと合わせてご参加ください!
いつも「でらえぇ~」を応援したくださっている方はもちろん、
「でらえぇ~」の活動自体は知っているけれど、中身は詳しく知らないという方、
現地ボランティアやエールの活動に参加されたことのある方、
ワンコインサポーターズの方、
何か自分に出来るボランティアをお探しの学生さん、(第6回のお知らせもするので、ぜひ!)
どなたでもご参加いただけます!!
ぜひご家族やお友達と一緒にご参加ください。
お待ちしています!!
代表の久田です。
4月25日に発生したネパール大地震。
死者8,000を超える可能性があるとの報道もあります。
愛知県内では、安城学園岡崎城西高校が、1999年からネパールのNGO「コピラネパール」(貧困の解消と教育について活動するネパール人の組織)の活動に協力し、
2002年、2003年に2つの学校を建設し、その運営を支えてきました。
岡崎城西高校が建てた2つの学校は震源地の近くですが、幸いにも大きな被害はなかったとのことです。
しかし、コピラネパールは震源地近くのポカラを活動拠点にしています。
そこで、「コピラネパール」をネパールのカウンターパートと して、
岡崎城西高校、愛知ボランティアセンター、愛知県高校生フェスティバル実行委員会、大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会が中心となって、
ネパール大地震倒壊学校応援募金を実施することにしました。
今週にも、名古屋市内、岡崎市内で高校生を中心にした募金を行います。
ご寄付頂ける方は、下記へお願いします。
振込先 ゆうちょ銀行
口座名:被災者応援愛知ボランティアセンター義捐金
記号12140 番号34298531
他行から
店番218(にいちはち)
普通預金 3429853
※義捐金口座ですが、今は使っていない口座のため、一時的に義捐金口座を使います。
※名義の後にネパールと入れてください。(書けない場合もありますので、その場合はけっこうです)
こんにちは。田中です!!
現地ボランティアバスの申し込み状況です。以下ご確認ください。
次回5/8~のボラバスは3人の空きがあります。
暖かくなりアーモンドも花も咲きました。鹿害対策や階段作りなどやらなければいけないことがまだたくさんありますので、
是非ともお力をお貸しください!!よろしくお願いします!!
【5月】
第139回 5月8日(金)~5月10日(日) 空席3
第140回 5月22日(金)~5月24日(日) 空席9
【6月】
第141回 6月5日(金)~6月7日(日) 空席13
第142回 6月19日(金)~6月21日(日) 空席11
【7月】
第143回 7月3日(金)~7月5日(日) 空席17
第144回 7月18日(土)~7月20日(月・祝) 空席15
※土曜出発です。ご注意ください。
代表の久田です。
第138回被災地ボランティア、2015年4月25日の十八成浜は快晴。
ほとんどのアーモンドの木で花が咲きました。
十八成浜の可憐なアーモンドの花をご覧ください。
アーモンドの花言葉は「希望」。
十八成浜再生の「希望」の花ですね。
こんにちは!!田中です。
暖かくなってきましたね。洗濯をするのが大好きな私は洗濯物がカラッと乾いて嬉しいです(笑)
先日、くぐなりに植えたアーモンドのお花が咲いたことをブログでお知らせさせていただきましたが、もう嬉しくて嬉しくて!!
お花が咲いてこんなにも心が明るくなったのは初めてかもしれません。
アーモンドの花言葉は[希望]。
私たち愛知ボラセンは、諦めません。
十八成浜が復興し、日本全国から人が足を運んでくださる浜になりますように。
そして、そこでたくさんの笑顔が生まれつながることを願っています。
さてさて。
今週末に138回目のバスが出発しますが、以降のスケジュールと空席状況をお知らせいたします。
暖かくなると、団体で参加される方も増えバタバタっと席が埋まっていきます。
まだお席は空いておりますので、ご検討ください。
【5月】
第139回 5月8日(金)~5月10日(日) 空席4
第140回 5月22日(金)~5月24日(日) 空席14
【6月】
第141回 6月5日(金)~6月7日(日) 空席13
第142回 6月19日(金)~6月21日(日) 空席13
【7月】
第143回 7月3日(金)~7月5日(日) 空席17
第144回 7月18日(土)~7月20日(月・祝) 空席15
※土曜出発です。ご注意ください。
こんばんは!田中です。
先日のエール総括会議の時にもお伝えした、新しくボラセン運営会議の日程が決まりました!
5月10日(日)10時~14時
東別院会館 地下第四教室
※お昼ごはん持参 みんなで一緒に食べます!
団体設立から4年。今まで関わり支えてくださった皆さんと一緒に愛知ボラセンのこれからについて考える会議を行います。
HPがこうなると見やすいなぁ、とか。
現地ボランティアの栞にこれ載せて!とか。
ずっと愛知ボラセンを応援してくださっている皆さんには様々な想いがあると思います。
そしてまた、私たちスタッフにも想いがあります。
普段なかなか聞けないことも是非この機会に聞いてくださいね!
そして、より皆さんが参加しやすい団体になれるよう、是非お知恵をお貸しください!
よろしくお願いします!
また、14時半~第5回でらえぇ友だちつぐっぺぇの報告会もあります。
※報告会については
http://blog.goo.ne.jp/aichiborasen/e/049d1f83511227d507081e467a6aa318
ご都合がつく方は是非ご参加くださいm(_ _)m
こんにちは。スタッフ田中です。
表題の件お知らせ・お手伝いボランティアさんを大募集します!!
東別院さんのご厚意で、団体設立以降ずっと貸していただいているガレージが取り壊されることになりました。
つきましては、中にあるものの移動や、もう使用しないものの処分などを行いたいと思いますので、
4/26(日)10:00~
ご都合のつく方はご参加いただけると大変助かります。
また、各チーム(でらえぇ・牡鹿工房・すずRUNなど)バラバラになってしまっているものがありましたら、ひとまとめにしておいてください。
よろしくお願いします。
エール総括会議の際に29日です!!と言ってしまったような、そうでないような・・・
という曖昧な記憶がありますので、お間違えないようよろしくお願いいたします。
倉庫のお掃除&お引越しは4/26(日)10:00~です!!
みなさんどうぞよろしくお願いいたします!!
代表の久田です。
見出しの通り、フィリピン・キナタルカン島スタディー&ボランティアツアーの参加者を募集します。
日程:8月11日(火)~8月16日(日)
定員:10人
締切:定員に達し次第締め切ります
参加費:参加者が確定した時点で航空券の予約となります。利用航空会社、航空券費用など未定のため、参加費は15万円~18万円程度とさせて頂きます。お盆時期ですので、座席確保が難しくなっています。早めにお申し込みください。参加者確定しだい、航空券を確保し、参加費を確定します。ご了承ください。
スケジュール案
11日(火)中部国際空港発(航空会社など未定のため詳細未定)セブ国際空港着 セブ市内ホテル泊
12日(水)セブ市→(専用車、約4時間)→セブ島北部のハグナヤ港→(フェリー、約1.5時間)→
バンタヤン島サンタフェ町、サン・ホセ町長表敬訪問後 チャーター漁船でキナタルカン島へ
※なお、町長のスケジュールがあわない場合は、サンタフェ町には行かず、セブ市からセブ島北部のダンバンタヤンへ行き、
チャーター漁船でキナタルカン島へ行きます。
13日(木)キナタルカン島でアクティビティ(海ぶどうの湖へピクニック)NGO FOUR MPPP キナタルカンコープの人たちとの交流会
14日(金)子どもたちと遊ぶプログラム
15日(土)キナタルカン島→(チャーター漁船)→セブ島ダンバンタヤン町→(専用車)→セブ市内 セブ市内泊
※12日に町長と会えず、15日に会える場合はサンタフェ町を経由して、町長表敬訪問後に、セブ市へ行きます。
町長とのスケジュールは直前になるまで確定しないことがあります。
16日(日)セブ国際空港→(詳細未定)→中部国際空港着
セブ市内2泊、キナタルカン島愛知ボラセンハウス3泊 合計5泊6日
キナタルカン島での宿泊は愛知ボラセンハウス。なんとか10人宿泊できます。
トイレは水洗ですが、自分で流してください。
シャワーは水です。シャワーというより行水に近い感じですが、個室です。
食事はお魚中心。フィリピン料理は薄味です。
必要なものは、好奇心と多少のことをおもしろく思うタフな心です。
キナタルカン島。
「地上の楽園」ということばがふさわしい島と私は感じています。
電気はいの6時~11時まで。ガスなし。水は配給。携帯電話はつながりますが、インターネットは繋がりません。
車は水の配給用に3台くらい。貧しいです。人口約8,000人に約1,000世帯。8人家族くらいの1世帯が、1日300円くらいで暮らしています。
自然は豊かです。島の周りで魚がとれます。島の森にはココナッツ、パパイヤ、バナナ、その他、私が名前を知らないフルーツがたくさんなっています。
取り放題、食べ放題という感じです。
食べるものは薄味で、たぶん日本人好み。星は恐ろしくなるほどたくさんみることができます。月夜でなければ。きもちいい風がふいいています。
自然は賑やかで、鳥のなきごえ、虫の声、小動物の声が聞こえます。時間はゆるやかに流れています。
子どもがたくさんいます。みんな仲良しです。いっしょに遊んでいます。いじめも不登校もありません。引きこもる家も部屋もありませんから引きこもりもいません。
人間の好き嫌いは聞いてますが、大声をあげた喧嘩をみたことがないと愛知ボラセン現地スタッフのルーさんはいいます。
日本にある便利なものは何もないキナタルカン島ですが、日本にはないものがたくさんあるとてもすてきな島です。
キナタルカン島の人たちもキナタルカン島が大好きです。
大都会のセブやマニラでの便利な暮らしではなく、キナタルカン島での不便な生活を、貧しくても食べることに困らないこの生活を愛しています。
「豊かさ」とは何だろうとこの島に来るたびに、私の価値観は揺さぶられます。
2013年12月から2015年3月までの15か月間に、6回もキナタルカン島を訪れた日本で随一のキナタルカン島愛好者の私といっしょに
「地上の楽園」候補の一つを訪れませんか。
現地での活動が人間関係を深め、今回はこれまで以上に島の人たちとの交流を深めることを目的としています。
今まで、皆さんがどこでも体験したことのないようなプライスレスのスタディー&ボランティアツアーをご体験いただくことができます。
お早目にお申し込みください。
お申し込みはしめきりました。
お問い合わせは愛知ボラセンメールか、久田携帯まで
愛知ボラセン aichiborasen@gmail.com
久田携帯 090-6571-1239
代表の久田です。
超満員の路線バス5時間の一人旅
3月31日~4月4日に、15ヶ月前から愛知ボラセンが応援しているフィリピン・キナタルカン島へ6回目の視察に行ってきました。
今回は初の一人訪比。一人旅のため、コースの短縮をはかり、これまでとは違うコースでキナタルカン島へ行くことにしました。
セブ市北部バスターミナルから、約120km離れたセブ島北部のダンバンタヤンまで、路線バス一人旅。
バス料金は154ペソ。 1ペソ=約2.6円なので、約400円です。換算は円を3倍して、1割ちょっとマイナスしてください^^
折からのホーリーウィークス(日本のお盆のようなものですね)休暇のためか、バスは大混雑。でっかいザックを座席の間に押し込み、
かなり窮屈な姿勢に。なにせ路線バスで、120kmを普通の市バスのような感じの停留所に停まっていきます。約5時間のバス旅。
エアコンもないバスですが、全開の窓から入ってくるセブの風は快適でした。普通の市民の生活の息吹を感じ、5時間、飽きることなく乗っていました。
ダンバンタヤンからは小さな漁船でキナタルカン島まで30分。 乗客5人で満員のほんとに小さな漁船です。でも、海は凪いで快適な船旅でした。
さて、ここからは今回の視察の活動報告です。
コメを共同購入するキナタルカン・コープの活動が、愛知ボラセンが提供した資金で始まりました
愛知ボラセンが12月末に7万ペソ(約18万円)を提供した「キナタルカン女性協会=キナタルカン・コープ」(会員65人)の活動が始まりました。このプログラムは愛知ボラセン・キナタルカン島現地スタッフのルー・テネリンさんが島民に提案したものです。
キナタルカン・コープでは、愛知ボラセンが提供した資金により、2月にコメ750㎏を35,475ペソ(10㎏=473ペソ)、コーン245㎏を8,295ペソ(10㎏=約339ペソ)で共同購入し、そのコメ10㎏=510ペソ、コーン10㎏=350ペソで会員は購入します。2週間以内に代金を支払わないと1週間ごとに代金の5%をペナルティとして支払い、支払いが完了しないと次回の購入ができない仕組みになっています。
フィリピンでは、コメは1袋50㎏が小売としては最も多い分量です。単位が小さくなればなるほど割高になるのは日本でもフィリピンでも同じです。1家族が7~10人のキナタルカン島では、1家が1日100ペソ程度の現金収入のため、多くの家庭ではコメを50kgで購入できません。
そこで、キナタルカン・コープでは、コメとコーンを共同購入して、できるだけ安くコメを仕入れ、いささかの利益を乗せて会員に販売します。
キナタルカンコープの主要メンバーのミーティング
実績をあげると国家食糧庁から安いコメを買えるようになります
このプログラムが順調に進み、実績を積み重ねていけば、フィリピン農業省の管轄下にある国家食料庁(National Food Authority:NFA)から、50㎏を800ペソ(10㎏=160ペソ)で仕入れられるようになります。
これがこのプログラムの最大のポイントです。NFAからコメを買えるようになれば、会員の家庭では、コメの出費を1/3近く抑えることができるのです。現在、1世帯(7~8人)の年間コメ消費額は推定25,000ペソ。これが8,500ペソ程度に抑制できるようになります。
予定通りに購入が繰り返されれば、会員はさらに拡大していきます。会員が65人なのは、現在の力量に見合った会員数で、入会希望者はすでに多くいるといいます。将来的にはキナタルカン島約1,000世帯のほぼすべて会員になる可能性を持っています。主食のコメの支出を抑制できることは島民にとって大きな恩恵もたらします。島民のほぼ全員がキナタルカン・コープの会員になるとすれば、200万ペソ以上の収入をもたらすことができます。ちなみに町長の給与は月額5万ペソ程度と聞いたことがあります。
サンタフェ町長もキナタルカン島の3村の村長も支援を約束
このプログラムで重要なことは、サンタフェ町ホセ・エスガナ町長とキナタルカン島にある3つの村の村長が支援の約束していることです。私は訪比のたびに町長や村長を表敬訪問しています。その中で、ホセ・エスガナ町長は、「世界中から多くのNGOがキナタルカン島に来たが、成果をあげているのは愛知ボラセンくらいだ」と、社交辞令でしょうが、愛知ボラセンを評価してくださっています。手前味噌ですが、現地スタッフを雇用し、島民と日常的な関係を築き、団体のプログラム責任者が2013年12月以降現在までの15か月間に6回も訪問している団体は、キナタルカン島では他には見当たりません。
愛知ボラセンの被災者応援活動は、緊急時の応援から、長期的な復興応援まで、被災者に寄り添って
愛知ボラセンは石巻市牡鹿半島十八成浜で、瓦礫撤去の応急段階から、徹底的に被災者に寄り添い、被災者の声に耳を傾け、押しつけにならない自発的な復興計画を長期的に応援してきました。これと同じような実践がキナタルカン島ではじまったといっても過言ではないと思います。
前述の最大200万ペソの収入は島民からもたらされたものです。その点ではこのプロジェクトは相対的な豊かさをもたらすものといえるかもしれません。しかし、今、満足にお米を食べられていない家庭ではもっと多くのお米を食べられるようになります。また、コメの支出額が下がり、エンゲル係数が低下することで、収入は変わらずとも、消費を他のものに向けたり、将来のための貯蓄にまわしたりすることも可能となります。
共同購入を適切に進めるようにとアドバイス
ですが、このプログラムは2月に第一回のコメの購入・販売が行われたままで、まだ第二回目の購入・販売が行われていないことがわかりました。代金の支払いを待っていたためです。ルーさんには、代金を払った人たちは次の購入を待っている。ルール通りにしている人が不利益を被ってはいけない。至急、第二回、第三回・・・の購入・販売をし、実績を上げ、できるだけ早くNFAからお米を買えるようにすることを伝えました。
村民のNGO「FOUR MPPP」のミーティングに参加
一方、キナタルカン・コープとは別に、キナタルカン島にある3つの村(フィリピンでは村のことをバランガイといいます)ハグダン村で、NGO FOUR MPPP(代表ウィリアム氏)が最近結成され、愛知ボラセン現地スタッフのルーさんもメンバーとして参加しています。目的は島民の生活の向上。村民への炊き出し、ソーラー発電、健康・医療に関するプログラムの提供をめざしています。
私は4月1日夜にFOUR MPPPのミーティングに参加しました。この夜、集まったのは10数人の中高年の皆さん。キナタルカン島を心から愛する人たちです。代表のウィリアム氏の夫人ビヒーナさんはビッグママといった感じの頼りがいのありそうな女性で、実質的な中心はビヒーナさんと思えました。
ミーティングはウィリアム氏の自宅で開かれました。普通の人の家に入るのは初めてでした。ウィリアム氏の自宅はいまだに屋根がブルーシートのままで、そのブルーシートのあちこちに穴があいています。この夜は風が強く、つねにブルーシートが風に揺られ音をたてていました。被災地にいることを改めて実感しました
ミーティングではこういう施設を作りたいとメンバーは熱く語ります。確かにそういう施設ができ、村民の生活向上を図ることができるのはよいことでしょう。しかし、施設を運営していくのには費用がかかります。その費用はどうするのかと尋ねました。私の質問の意図が通訳をしているルーさんにうまく伝わらなかったのかもしれないが、運営するための費用捻出などのプランを聞くことはできませんでした。
NGO FOUR MPPPの皆さんと記念写真^^ 天井はブルーシートのまま
愛知ボラセンは被災者が継続的で自立的な活動ができるような応援活動をしたいと考えています
外国のNGOなどからの補助金でハコモノを建築し、運営も補助金を頼ることは途上国支援ではよくあることです。現に、滞在中に2つのグループが愛知ボラセンハウスを訪れ、バスケットボールチームのユニフォーム代金の提供を求めてきました。1チーム2,000~3,000ペソ程度です。私の考えを理解しているルーさんは丁寧にお断りしました。たいした金額ではありませんから、私のポケットマネーで提供できなくもありません。ですが、外国のNPOなら資金をだしてくれると思わせてしまうことはおそらく正しいことではないでしょう。
応急段階で丁寧な活動をして、被災者との基本的な信頼関係を築き、ささやかな知恵を提供し、被災者の皆さんが前向きな姿勢になり、継続的に自立的な活動ができるような応援方法を提供したい、というのが愛知ボラセンの被災者応援の基本的な考え方です。
キナタルカン島の魅力を語り、日本からスタディーツアー客の誘致をFOUR MPPPに提案
私は、私がなぜキナタルカン島を15か月に6回も訪問しているかの理由を皆さんに語りました。島民は貧しいのですが、自然は豊かで、島民の心も豊かであり、キナタルカン島の人びとはこの島で暮らしていることを積極的に選択し、貧しいから不幸ではなく、貧しいけれど幸福であり、日本にはない「地上の楽園」のようなものを私は感じていること。そして、私といっしょにキナタルカン島にきた愛知ボラセンのボランティアさんたちも同じようなことを感じ、ほとんどの参加者はまたキナタルカン島を訪れたいと考えていることを伝えました(どれだけ伝わったかはわかりませんが^^;)。
そこで、私は日本からのスタディーツアー客を誘致することをFOUR MPPPの皆さんに提案しました。キナタルカン島が観光地になることを島民は望んでいません。今の暮らしが劇的に変わることも望んでいません。ですから、1回5人程度の小規模で、島滞在3泊~4泊程度の日程で、年間10数回のプログラムに合計100人程度の参加者を誘致できれはいいと私は考えています。
手始めに今年8月11日~16日に計画している愛知ボラセンスタディー&ボランティアツアーの受け入れを依頼したところ、大歓迎されました。FOUR MPPPに手数料を支払います。愛知ボラセンのプログラムがキナタルカン島に多少なりともの経済効果をもたらすことになります。東北の被災地ツアーが被災地復興の一助になるというのと同じことです。
スタディーツアー誘致は1年間の準備をおき、2016年に50人程度、2017年に80人程度、2018年に120人程度の参加者をみこし、Tシャツなどのおみやげなどの販売も含んで、年間50万ペソ程度の経済効果が生まれるといいなと思っています。ささやかな収入ですが、FOUR MPPPが自立的な活動を続けていくのには十分だと思います。
現地スタッフ・ルーさんの日本語能力向上がこのプログラムのカギ
このプログラムのキーパースンは、島民と日本人スタディーツアー客をつなぐ愛知ボラセン・現地スタッフのルーさん。現在、ルーさんはある程度の日本語能力はもっています。ですが、ひらがなはなんとか読める程度。英語教員の資格をもっていることも関係あると思いますが、独学で日本語を学び、来日したことはありません。言語能力はかなり優れていると思われます。
ツアー客誘致となると、日本語で参加希望者とのメールのやりとりもできなければなりません。ルーさんの日本語能力を飛躍的に高める必要があります。
ル-さん
ルーさんが日本で1ヶ月の語学留学をするための資金30万円を愛知ボラセン・FOUR MPPPに出資してください
ルーさんの日本語能力を向上させるために、ルーさんを日本に招き、4週間の日本語レッスンを受けさせる必要があると考えました。
そのためには、ルーさんの生活費なども考慮して、30万円ほど必要と思われます。
そこで、皆さんにお願いがあります。
愛知ボラセンとFOUR MPPPは、30万円を援助してくださいとはいいません。
30万円を出資してください。30万円を出資してくださる方を募集することにしました。
5万円一口で、このプログラムの収益が出たら、全額返金します。
さらに、お礼としてスタディーツアーに参加される場合、ツアー現地参加費(航空券は別途)を25%OFFとさせていただきます。
10万円の出資は50%OFF、20万円の出資は100%OFF、
30万円は100%OFF1回と50%OFF1回(3人参加で50%OFF1回という利用も可、他も同様に分割使用可)とさせて頂きます。
また、ルーさんが来日した場合のホームスティを受け入れてくださる家庭も募集しています。
お礼はツアー現地参加費25%OFFとさせて頂きます。
ご協力頂ける方は、愛知ボラセンまでメールをお願いします。
aichiborasen@gmail.com
愛知ボラセンが提供した応急仮設教室をFOUR MPPPの事務所とすることも大筋で了承
FOUR MPPPの施設については、ミーティングで以下のことを話し合いました。愛知ボラセンはハグダン小学校に2棟の応急仮設を建てましたが、ハグダン小学校にはキリスト教のボランティア団体である国際カリタスによってきれいな校舎が建てられています。
そこで、愛知ボラセンが提供した2棟のうち1棟をFOUR MPPPの施設として利用するのはどうかというFOUR MPPPからの提案がありました。愛知ボラセンとしてはハグダン小学校がOKなら、喜んで提供したいと答え、FOUR MPPPがハグダン小学校と話し合うことになりました。当面はこの応急仮設教室で活動をという方向になりました。
活動費・運営費の多くを補助金に頼らず、自前で工夫することがNPO、NGOのポイント
自分たちで活動費を作り出すことが、自主的な活動の基本です。とはいえ大きな活動には補助金は必要です。ですが、自分たちで活動費を作り出す意志のない災害ボランティア団体の活動は、その活動が依存的になり、それは被災者に対しても依存的なプログラムを提案してしまうことにつながる、と私は考えています。
キナタルカン・コープもFOUR MPPPも自分たちで活動を担っていこうとしています。愛知ボラセンはこの2つの団体の活動を応援することを、今後のキナタルカン島応援活動の柱としていこうと考えています。皆さんのご協力をお願いします。
FOUR MPPPの皆さんとピクニック^^
FOUR MPPPのミーティングの翌日、キナタルカン島のとりわけすてきな所へピクニック。
とれたてココナッツのジュースと果肉、コンデンスミルクにクッキーをいれた「ラマオ」。
ココナッツとり名人のジョンウェイさん 「ラマオ」美味です!
レイク・ラアウ 海ぶどうの湖=久田命名 泳いでしまいました^^
とったばかりの海ぶどうと焼き魚。これをココナッツビネガーで食す。美味!
ビンに入っている白濁した液体がココナッツビネガー。奥でご飯をよすっているのがビッグママ^^
キナタルカンの海~この写真を見た副代表・田中「鳥肌たちました」~