特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.4.7)

令和6年1月1日に発災した石川県能登地方を震源とする能登半島地震により、
お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
被災された皆さまに衷心よりお見舞い申し上げます。

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
 現在ボランティアバスの募集はありません。

熊本地震義援金を平成音楽大学に贈りました

2016年11月28日 11時24分51秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

代表の久田です。

熊本地震に際して、5月末までに愛知ボラセンにお寄せいただいた義援金は、御船町にお届けしました。
その後、(株)遊都さんが各店舗でお集めになられた義援金(104、088円)とあわせ、総額234,088円をお預かりしていました。

そして、この度、その全額(送金手数料を除く)を、御船町にある平成音楽大学( http://www.heisei-music.ac.jp/ )に寄付させていただきました。

断層の上に位置していた平成音楽大学は、グランドピアノがひっくりかえるような大きな揺れに襲われ、
ホームページ(http://www.heisei-music.ac.jp/sien.html)にあるように大きな被害をうけました。

私は5月に平成音楽大学をたずね、学校の関係者の先生にお会いし、校舎の中も見学させていただきました。
音楽の単科大学では財政的にはそうとうたいへんなことと思います。
そこで、そのご縁で、平成音楽大学熊本地震復興支援基金に寄付させていただきました。

愛知ボラセンは、熊本地震被災者の皆さまへ、今後もできるかぎりの応援活動を続けて参りたいと思っています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第7回熊本ボランティアを中止させていただきます。

2016年07月16日 14時09分25秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

代表の久田です。

7/22~24に予定をしていました第7回熊本ボランティアですが、
旅行業法に関する準備をまだ整えることができていませんでした。
来週には準備が整えられるはずですが、募集期間が1週間に満たず、
満足に募集をすることができないと判断しました。
被災者の皆さん、DAWボランティアセンターの皆さん、参加を希望される皆さんには、
誠に申し訳ありませんが、 今回の熊本ボランティアは中止させていただくことにいたしました。
度重なる中止で、たいへん申し訳ございません。

なお、8月19日~21日の十八成ボランティアは実施にむけて、参加者の募集を来週から改めて行います。
どうぞよろしくお願いします。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/10~6/12 第6回熊本地震被災地応援ボランティア活動報告。

2016年06月28日 23時59分28秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

こんばんは。

愛知ボラセンの徳倉です。

さて、少し前になってしまいましたが、
第6回熊本地震被災地応援ボランティアの報告をいたします。

今回は、愛知県の高校生そして、豊田市にある株式会社 遊都さん
そして、一般参加された方やリピーターの方総勢71名です。

少し、ボラセンの理念に関する話をします。
理念や目的と呼ばれるもの。。。
愛知ボラセンとしてそれはなにか?
愛知ボラセンはなにをするところか? 

私たちの目的は、「被災者を仲間として応援すること」
最近、バスの中でその目的をはっきりと告げます。

そうすると「なんのために」ボランティアに参加したか、
改めて考え直していただけます。

まあ、参加の動機はなんでもいいんです。

けれど、私たちのボランティアの募集にはきちんと目的があること。
そして、愛知ボラセンは作業する人を募集していません。
ボランティアは無償の労働力ではありません。
被災された方の役に立ったり、喜んでもらえたりした時に、
ボランティアとして参加された方が「また行きたいと思う」
そして実際に2回目、3回目と回数を重ねて、主体者となっていくのです。
それが一番いいのです。

年齢はバラバラ。
第6回熊本ボランティアに参加した最年少は2001年生まれです。
21世紀に生まれた方が参加したり、76歳の方が参加したり、
愛知ボラセンは年齢制限がないことも、広範な活動の原動力のひとつかもしれません。

さてさて、熊本の報告をします。
今回も熊本県西原村で活動してきました。

・さつまいも貯蔵庫の整頓班
地震で貯蔵庫の中のさつまいもが大変なことに。
2人の老夫婦が管理されている貯蔵庫を整理していきました。

・高齢者宅の家具運び出しなど
高齢の方のため、いろいろと家の中の家具をボランティアさんが運び出したり、
整頓したりしました。

・さつまいも植え付け
2か月ほど遅れてのさつまいもの植え付けです。
農家にとってはやはり死活問題。重要なボランティアです。

・道路の法面の土嚢積み。
雨など地盤が緩んだ時に、道路が崩落しないように土嚢を積んでいきました。


現在、九州地方は大雨となっています。
地震、そして長引く雨で地盤が緩んでいます。

ボランティアバスが出せるような状況が整い次第、
バスを出し、
被災者に寄り添って活動をしていきたいと思います。

もちろん、東北での活動もです。

その折には、ブログやHPでご報告させていただきますね。

参加された方、差し入れをくださった方、お見送りお出迎えに来てくれた方、
そしていつも場所を貸してくださる東別院さん。

本当にいつもありがとうございます。

今後も愛知ボラセンもよろしくお願いいたします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本で、屋根に登ってブルーシートをかけられる人をNPO法人愛知人さんが募集しています

2016年06月28日 08時23分38秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

代表の久田です。

各地での大雨がたいへん心配です。
とりわけ熊本では、屋根にかけたブルーシートが風でずれて、雨漏りの被害が出ています。
業者に依頼してもなかなかきてもらえず、詐欺まがいの高額な費用を請求されるケースもあると聞いています。

そこで、熊本市東区で地震発生直後から活動されているNPO法人・愛知人が、
7月の連休に下記の要項で、ボランティアを派遣されます。

特に
屋根に登っての作業ができる方
ブロック塀を壊せる方を募集されていますが、
特別な力のない方でも大歓迎とのことです。

日程(予定)
7月15日(金)夜 春日井市発
7月19日(月・祝)夜 春日井市着
参加費:無料(交通費、宿泊費)
ワゴン車2台で実施予定。運転ができる方、大歓迎です。
詳しくは、愛知人さんのHPをご覧ください。




 


 

 


 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第7回、第8回の熊本ボランティア中止、十八成ボランティア活動の再開について

2016年06月20日 12時16分53秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

代表の久田です。

先にお知らせしました
第7回熊本ボランティア(7/1~3)、第8回熊本ボランティア(7/8~10)は、
旅行業法適用の厳密化にともなう準備が間に合わず、
参加者の正式な募集ができないことが判明しました。
仮申し込みをしてくださいました皆様には申し訳ありませんが、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。

なお、次回の熊本ボランティアは、ニーズと参加者がいらっしゃれば、ですが、
7/22(金)~24(日)または、7/29(金)~31(日)に実施することを考えています。

また、第153回東日本大震災被災者応援ボランティアは、
7月16日(土)~18日(祝・月)を予定しています。
十八成浜では、仮設住宅から復興住宅の移転が今月中に完了します。
移転お祝い会、チーム恭一=アーモンド苑整備、心配り・心拾い班の活動を予定しています。
準備が整いました段階で募集を行います。
参加をお考えの皆様、よろしくお願いします。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第7回熊本地震被災者応援ボランティア参加者募集 7月1日(金)~3日(日)

2016年06月12日 13時53分19秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

 

代表の久田です。

第6回熊本地震被災者応援ボランティアが最後のボラバスになるかもしれません、と申し上げましたが、
しばらく続けることにしました。

当面は、
第7回 7月1日(金)18:00集合~3日(日)7:30帰着
第8回 7月8日(金)18:00集合~10日(日)7:30帰着
活動は、
1)熊本県阿蘇郡西原村 農家さん応援活動
2)災害ボランティア連盟DAW(熊本市東区)を予定しています。

このうちDAWさんでは、屋根にあがってブルーシートをかけられるボランティアさん、
倒壊しかかっているブロック塀を破壊するボランティアさんを募集しています。 
梅雨が本格化し、これまでに屋根にかけたブルーシートを補修してほしいという要請がきています。
危険な作業だけに誰でもできるというものではありません。
業者に依頼すると10万円以上は請求されるとのことです。
詐欺まがいのことも横行しているとのことです。
屋根にあがってブルーシートをかけられる方、特に募集しています。

また、倒壊しかかっているブロック塀の撤去を希望される方も大勢いらっしゃいます。
実は行政の災害ボランティアセンターではこの作業を引き受けていません。
ですが、愛知ボラセンはこれまでも自前でハンマーなどをもっていき、
ブロック塀の撤去をしています。
ガテン系の活動を希望される方、ぜひご参加ください。

また、西原村で農業をされているのは高齢の方が圧倒的です。
草刈り、植え付けなど、いろいろな作業があります。
どなたでもできる作業です。

参加を申し込まれる方は、西原村とDAWのどちらを希望されるか、備考欄にご記入ください。
また、屋根の作業ができる方はその旨をお書きください。

なお、西原村での農家応援作業は実施しないこともあります。

活動終了後は、天然温泉嘉島湯本水春さんで、汗を流します。


最低催行人員:35人
参加費:18,000円 ボランティア保険(必須)400円 

なお、旅行業法とのかねあいで、現在、実施方法について愛知県観光振興課と打ち合わせ中です。
そこで、とりあえず、参加を希望される方の意志確認をさせていただきます。
打ち合わせ後、具体的な実施方法を確認した段階で、
正式な募集とさせていただきます。 

参加を希望される方の意志確認はこちらからお願いします。

必要なものなどは、これまでのブログなど参考にしてください。
実施が確定した段階で、参加される方にお知らせします。

 お申込みはこちらから→http://aichiborasen.org/kumamoto_volunteer

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本ボランティアバス出発しました!!

2016年06月10日 23時45分22秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

こんばんは!スタッフ田中です。

本日19時、駆けつけてくださったボランティアさんに見送られ、

71人を乗せた熊本ボランティアバスが出発しました!!

   

そしてそして。

いつもたくさんの方から、ご寄附や差し入れなどをいただくのですが、

今日は珍しく写真を撮ることが出来たのでご紹介。

森林を守るバナナくらぶの皆さんより、新鮮なバナナ。

ゆうゆう木工くらぶさんより、お菓子(おせんべい)。

ボランティアの新木さんよりペットボトルのお茶。

今回22人で参加されている(株)遊都さまよりトヨタの美味しーーーーいパン。

 

参加者全員分の差し入れをいただきました。

みなさん本当にありがとうございます!!

熊本へ応援に行くボランティアの皆さんへも、

「頑張ってね!いってらっしゃい!」という応援の気持ちが伝わったかな、と思います(*^-^*)

 

また、今回はメ~テレさんが取材同行しています。

被災地の様子や変化をちゃんと伝えたい、そんな想いから、

定期的に同行し、取材を続けてくださっています。

【定期的】にって本当にすごいなと思います。

そこにある想いをちゃんと感じられる、担当チームの方々です。

いつも本当にありがとうございます。

放送日は・・・知りません(笑)

また伺ったらお伝えしますね☆

 

今回も、安全に活動し、全員元気に名古屋へ帰ってこられますように★

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本地震被災者応援ボランティアバス派遣は、今回が最後になるかもしれません。

2016年06月06日 14時22分29秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

代表の久田です。

今週末に第6回活動を実施します。
今のところ、この後の熊本ボランティアバスを予定していません。
これが最後の熊本ボランティアバスになるかもしれません。
いずれ熊本へとか、もう一度熊本へとお考えの方はぜひご参加ください。
まだ、空席があります。 
お申込みはこちらから→ http://aichiborasen.org/kumamoto_highschool_vol

今週末の熊本地震被災者応援ボランティア活動の内容についてお知らせします。
活動場所は、熊本県阿蘇郡西原村下小森区です。下小森区の渡辺区長さんからの直接の依頼に基づく活動です。

内容は
1班 サツマイモ貯蔵庫の整理=約20人
 サツマイモ貯蔵庫が地震によって、雨漏りをするとともに、出荷直前のサツマイモを満載した貯蔵コンテナが傾いています。
 コンテナを整理し、雨に濡れないようにするためには、それなりの数の人手がないと整理できない作業です。


貯蔵庫内部 ブルーシートの箇所で雨漏りしています。黄色いコンテナの中には出荷前のさつまいもがたくさんはいっています。
西原村のさつまいもは世界農業遺産になっています。
また被害状況はこちらの西日本新聞の記事をお読みください。

2班 玉ねぎの収穫=約5人

玉ねぎはすでに掘り出されています。
出荷できるものとできないものに選り分けます。
出荷できない形の悪いものでも味は変わりません。
鉄腕ダッシュ(日本テレビ・中京テレビ)の「0円食堂」で「セーフ」のものばかりです。
作業後は3班に合流します。 


3班 道路法面(のりめん)修復=約30人

 
近くから土嚢袋に土を詰め、法面が崩れた場所で、土嚢袋を積み上げて修復します。

4班 岩やブロックの撤去=約20人
  
3班と同じ場所です。道路に放置されている岩やブロック塀の残骸を軽トラに積んで、
瓦礫集積場所に捨て、道路を拡げます。人手のいる作業で、しっかりと肉体を使う作業です。

危険はほとんど伴いませんが、余震なども考えられますので、細心の注意を払って活動をしてください。

11日(土)の熊本県地方の天気予報は6月6日(月)現在、曇のち雨で降水確率50%です。
ご用意いただきたいものは、雨具、雨合羽、長靴、バス車内履き用のスニーカーやサンダル、軍手、長袖シャツ、長ズボン、昼食用食事。
なお、作業後には、天然温泉の嘉島湯本水春さんに立ち寄ります。入湯はオプションで、入浴料は500円です。
入浴を希望される方は入浴セットもお忘れなく。
夕食も水春さんで予定しています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第5回 平成28年熊本地震被災地応援ボランティア活動報告

2016年06月05日 18時40分10秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

こんばんは。

愛知ボランティアセンターのスタッフの倉です。

先週、5/27~5/29まで第5回の熊本地震被災地応援ボランティアに行ってまいりました。
今回は同行スタッフが久田、倉の2人でした。

今回は、全員が熊本県西原村での活動。
下小森の区長さんから、非常に農作業が遅れているというSOSがあり、
農業ボランティアをメインに活動してまいりました。

名古屋を19時に出発し、朝8時30分ごろに西原村につきました。

熊本の農家の方の要請にて、班分けし活動。
さつまいもの苗を植えたり、いも貯蔵庫の整理や畑の草ぬきなどを行いました。

熊本では、地震でドタバタし、家の片づけなどが手一杯であり、
植えなければけない作物が1か月半も遅れているという事実がありました。

本業で2月から農園を営んでいる私には、とても他人事には思えませんでした。
うちの農園も5月初めにサツマイモなど植えたばかりです。
熊本のほうが南のほうになるので、作付けはさらに早くなります。

そして、天気が心配でしたが、午前中はなんとか持ち、
午後からはやや降りましたが、作業後のお風呂(今回も華ホタルさん)
があったため、みなさん、一所懸命がんばりました。

私も、農園経験を活かし、午前中はサツマイモの植え付け、午後は草ぬきをしました。

草ぬきってバカにできないんです。
やらねば、ずっと雑草は伸びてきます。

農家にとっては本当に、雑草との闘いです。

どうやら、この1年で私には身に染みているようです。

さてさて、午前中に、区長さんに下小森を案内していただきました。

 

 

外で洗濯をする男性、壊れた民家、石垣、神社、
何よりも、田んぼ用のため池が地震で決壊。
早く直さないと田んぼに水が入らず、田んぼが死んでしまうという話でした。
今年の田植えは絶望的。
米農家にとっては死活問題です。
けれど、それはもういち農家というよりは、全体で考えなければいけないことだと思います。

「西原村は水もきれいで、おいしいお米がとれる」と、歩きながら、区長さんは話されていました。

ボランティア活動が完了した後、ボランティアの要請をしてくださった熊本の方の笑顔が
とても印象的でした。

「ありがとうね」「本当に助かったよ」
被災に遭われた方に、寄り添い、少しでも元気になってもらえたらと思います。


さて、そんな西原村へ今週末、6/10~6/12にも、ボランティアへ行く予定です。
詳しくはこちらへ
http://blog.goo.ne.jp/aichiborasen/e/d702931d970a0e659d11061f6aff16bc


中高校生ボランティアとなっていますが、一般の方の参加も可能です!

一緒に活動できることを、楽しみにお待ちしております!
「明るく 楽しく そしてまじめに」
が愛知ボランティアセンターのモットーです。

一緒に熊本を応援していきましょう!

お見送り、お出迎え、西原村のみなさま、名古屋のみなさま
ありがとうございました!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【6/10~12】熊本地震被災者応援 中高校生ボランティア大募集(5月26日加筆修正)

2016年05月26日 17時36分33秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

代表の久田です。

私は東海高校で教員をしています。
愛知ボランティアセンターの活動は、1995年2月設立の「阪神淡路大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会」(奨学金を贈る会)が基になっています。さらにその基は愛知県高校生フェスティバル実行委員会です。
奨学金を贈る会は、阪神淡路大震災で中高校生ボランティアを派遣するところから活動を始めました。
愛知県高校生フェスティバルに関係する私立学校を中心とした先生たちは、奨学金を贈る会の呼びかけに応えて、
自分の学校の中高校生に参加を呼びかけました。
以来、中越大地震、東海豪雨水害をはじめとして、各地の自然災害に中高校生ボランティアを派遣してきました。
東日本大震災では、2011年6月に大型バス7台280人の中高校生ボランティアを派遣しました。

先生たちは、中高校生のボランティアが被災者への応援になることはもとより、
参加した生徒自身の人間的な成長につながることを自分の目でご覧になっていらっしゃいます。
ですから、学校で生徒たちに呼びかけられるのです。

1995年1月、私が初めて神戸でボランティアをしたときです。
私は当時高校1年生の担任をしていました。そのクラスにやや不登校気味の生徒M君がいました。
M君のお母さんは私が神戸に行くことをお聞きになり、ウチの息子もつれてってほしいといわれました。
私は神戸市中央区社会福祉協議会の活動で、避難所の障がい者の安否確認をしました。
その頃の神戸はまだ電線も垂れ下がり、道も傾き、かなり危険な状態でした。
M君は何も話さず、ただ黙って、自転車でついてきただけでした。
月曜日、学校に登校したM君は「柔道部に入ります」と私にいいました。
それだけです。私も理由は問いませんでした。
そのM君、今は産婦人科医師として活躍しています。

生徒が変化し、成長した事例は多かれ少なかれ、参加した生徒の数だけあるのだと思っています。
ですから、愛知ボラセンのボランティア活動は、保護者の同意さえあれば、中学生、高校生の参加も認めています。
おそらくこうした災害ボランティア団体は全国でも例はないと思います。

 

さて、熊本地震被災者応援中高校生ボランティアを下記の要領で募集をします。
日  程 2016年6月10日(金)~12日(日)
集合時刻 10日(金)午後6時 
集合場所 東別院境内 (地下鉄名城線東別院駅下車徒歩3分)
解散時刻 12日(日)午前8時頃
解散場所  東別院境内
参加費  18,000円
※ボランティア保険 400円
 未加入の方は必ず加入してください。手続きは愛知ボラセンで代行します。この保険は2016年度1年間有効です。
定員 160人(バス1台) 

活動場所 熊本県上益城郡西原村下小森地区(予定)
活動内容  農家さん応援活動
まずはこちらの西日本新聞(5/25付)の記事をご覧下さい。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/247422

今回の活動は、ここで紹介されている団体さんからの紹介ではなく、
西原村ハイパーボラセンを起ち上げて活動されている岐阜県の川上さん経由の依頼です。

事情は新聞記事とまったく同じです。
下小森地区には20~30軒の農家さんがあり、田植やさつまいもの植え付けの時期を迎えています。
しかし、地震の片付けで農作業まで手が回らない状況になっています。

そこで、愛知ボラセンへの要請となった次第です。
農家の応援は被災地の応援につながっていきます。

中高校生の皆さんはほとんど農業経験がないかと思いますが、これもいい経験です。
下小森地区の区長さんは中高校生が大勢くることをとても喜んでいらっしゃいました。

参加される皆さんはメールでお知らせしましたが、
長靴と、日焼け防止のグッズを必ずご持参ください。
瓦礫撤去はありませんので、ヘルメット、ゴーグル、安全靴、マスクは不要です。

 
必要な物 
 ・長靴(必ず用意してください)
 ・バス車内用のサンダル、スニーカーなど
   ・軍手
 ・長袖、長ズボンは基本スタイルです。
  日焼けの危険があります。半袖での活動はけっしてしないでください。
  また、長袖着用は引っかき傷や虫よけ対策とともに、ほこりに混じっているダニやカビの胞子などが皮膚に付着し、アレルギーになることも防ぎます。
     これから暑くなりますが、作業中の長ズボン、長袖は災害直後のボランティア活動の基本中の基本です。
  ・帽子、日焼け止めグッズ
  ・土曜の昼食
   途中のサービスエリアなどでご購入できます。
   現地でのお湯の用意はありませんので、カップラーメンは食べられません。  

 ▽お申込みフォーム
http://aichiborasen.org/kumamoto_highschool_vol


参加費はお申し込み後にお知らせする愛知ボラセン口座にお振り込みください。 
 ※愛知県高校生フェスティバル実行委員会関係の学校は、学校ごとにとりまとめて、お振り込みください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第4回 平成28年熊本地震被災地応援ボランティア活動の報告

2016年05月24日 22時36分48秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

第4回熊本地震被災地応援ボランティア活動について報告いたします。

スタッフは久田、石田、武内の3人でした。

今回は、益城熊本インターから先が停滞していたので、
早めに高速道路を降りて、益城町の中心部を通って行きました。
倒壊しかかった家屋は、前回(4月30日)通ったときと同じ状況のままでした。

無事にグリーンヒルみふねに到着し、今回は4班に分かれて活動しました。
1班は介護関係の資格を持つ2人で、施設内での活動でした。
指の体操をしたり、高齢者の方のお話し相手をしたり、職員の方の補助をしました。
そして、女性の利用者の方が涙を流しながらこんなお話をしてくれました。、
「みどりの丘にいたの。地震で家具が倒れ、そこに挟まれている時に職員に引っ張り出してもらってはいつくばって逃げたの。」と。
そして、「今日会ったばかりなのに、、もう帰ってしまうのがとても名残惜しいわ。また来てくれますか?またお会いしましょう?」とおっしゃられ、また来ますね!と約束をしました。

 

2班の活動は、同じ敷地内にあるグループホームでの活動でした。
1号館と2号館があり、それぞれ9床ずつ、合計18床あります。

※写真は許可をいただいています。

1号館は地盤が下がった影響で建物がほんの少し傾き、
利用者の方は2号館で生活をされていました。
そこで、利用者の方が1号館へ戻れるようにするための活動を行いました。

まずは、外にある3つの倉庫内の整理です。
日中活動で使うものを取り出しやすくし、不要となったものは処分します。
3人ずつに分かれ、午前中で終えることができました。

 

それが終わると、建物と地面の間にできた隙間を埋める作業をしました。
地震で地盤がずれたために、できてしまったようです。

雨などで、水が浸水しないようにとのことでしたので、
スコップなどを使い、土や砂利を奥まで詰め込みました。

 

1号館の中では清掃活動をしました。
女性を中心に、モップを使って各居室をきれいにしていきます。

ベッドの下や廊下や窓など隅々まで丁寧に仕上げていきます。

「主婦の私たちには、日常のことだからなんでもない活動だわ」
と心強い主婦のパワーを発揮してくださいました。


午後からは、2号館から1号館へベッドや布団を運び込み、ルームメイクをしました。

 

比較的作業が早く終わった外の班は、
1号館と2号館の間にある、利用者の方が作っている畑の周辺を草取りしました。


また施設周辺もきれいに清掃することができました。

 

最後に、プランターのお花の植え替えをして
利用者の方が少しでもこころ和ませられるお手伝いをすることができました。

 

 

3班は初めて西原村での活動を行いました。
活動場所は、となりのトトロに出てくるような雰囲気の緑が多い場所で、近くには牛などもいました。
伺ったお宅には高齢の方がおられ、となりの建物には赤色の応急危険度判定が貼ってありました。
活動は、重機で解体された母屋で、建物に使われていた資材を分別し集積場へ運ぶことです。
まずは、木材や竹や瓦などをすべて手作業で分別します。
バケツリレーでどんどんと運びながら、細やかに分別を進めていきました。
午後からは、別の団体が合流してくれました。
たくさんの男性ボランティアの加勢で作業がぐんと進みます。
そしてトラックに積み込み、集積場へと運びました。
分別作業には人手がかかり、今シーズン一番の暑さに
熱中症に十分注意しながらの活動となりました。
たくさんの人数をかけてやっと一軒という現状に
まさにいま、多くのボランティアが必要とされていることを実感しました。 

 

 

4班は、個人宅ブロック塀の片付けを行いました。

写真は撮っていませんので、文章での報告となります。

崩れかけたブロック塀を壊して、大きな破片の撤去までは行われていたので 手で持てる大きさの破片をトラックに乗せ、集積所へ行くメンバーとトラックが帰ってくるまで、お宅の倉庫を片付けるメンバーに分かれて活動を行いました。

もともと、農家を営んでいらっしゃったようで、倉庫には年代物の脱穀機などがあり 、大型の機械が倒れかかっていたりしました。

人力では引きずる事すら容易ではない物でしたが、要らない鉄パイプを車輪にして運び出しました。 地震で2階部分の土壁や、瓦が落ちてしまっているお宅でしたが、おばあさんが家が崩れて潰されても、この家で住んでいたい。と仰っているとのことでした。

そして、瓦を直すにしても、職人さんが足りておらず、見積もりも高額になってしまうという事に悩んでいました。 それでも、倉庫が整理されると、若干心持ちが軽くなったご様子でした。 最後はグリーンヒルみふねまで送っていただき、活動終了となりました。


そして今回も活動後は、華ほたるで温泉に入りました。
低周波風呂に浸かっている時に1人の地元の方とお話ししました。
その方は、熊本市秋津地区にお住まいで、建設業の方。
本震のときは寝ていて、突き上げられるような衝撃だった。
50センチくらい体が浮いたような感覚だったと教えてくれました。
その後、ロッカーで着替えていると、もう1人地元の方とお話しする機会がありました。
その方は、ロッカーのカギを何度も確認していて、最近忘れっぽいんだわと顔をしかめていました。
体調が思わしくなく、食べても食べても痩せていく。
震災後は、車内泊をしていて、2週間ほど便秘が続いた。
友人から薬をもらい少しは良くなった。と体調の不安をお話しされました。

出発式を終えて、グリーンヒルみふねを後にするとき、
今回は、グループホームの方も手を振って見送ってくださいました。

名古屋では、お見送りやお出迎えに多くの方が来てくださり
またバナナくらぶさんから毎回の差し入れをいただき、
多くの人たちの応援で第4回を終えることができました。
ありがとうございました。

 

余談
九州自動車道のサービスエリアなどで見つけた
うまかもん勝手によだれ率ランキング(武内調べ)
1位 一口からし蓮根 古賀SA上り 手軽に食べられる。職場のお土産に(※要冷蔵)
2位 からし蓮根スナック(袋入り) 広川SA上り ビールのおともに(活動中はもちろん飲酒禁止)
3位 からし蓮根風味ふりかけ 華ほたる 毎日の食卓に。
4位 広川SAの久留米ラーメン 広川SA下り バスが着くのは早朝です。
5位 からし蓮根サブレ 北熊本SA上り 期待を裏切らない辛さ。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3回平成28年度熊本地震被災地応援ボランティア活動報告

2016年05月17日 23時42分54秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

みなさま、こんばんは。

スタッフ徳倉です。

さて、5/13-5/15に、掲題の通り、熊本地震被災地応援ボランティア活動にバス1台でいってきました。

今回も社会福祉法人恵寿会「グリーンヒルみふね」さんからの要請で職員さんのお宅の片づけや、名古屋栄にある「ソウル家」さんの避難所前での炊き出し、前回のご縁でつながり、ニーズのあったお宅の片づけなどをいたしました。

では、さっそく報告していきます。

まずは、3班の班長のNさんから、活動報告が届いています。

以下、メール本文

--------------
【AM:職員Aさんのお宅の片づけのお手伝い】

午前中は、グリーンヒルみふねからマイクロバスで益城町まで移動し、倒壊したアパートの2階(職員Aさん宅(3人家族))から使用可能な家具、家財道具、衣類や娘さんの想い出の品等の運び出しと運搬をおこないました。
移動の道中、益城町に入ると極端に倒壊家屋が増え、町のメインストリートからも全壊家屋が多く見受けられ、地震の凄まじさ、被害の大きさを目の当たりにしました。
被災したアパートに到着し建物を拝見した時は、1階が完全に潰れていて、2階のお宅の奥の部屋も床部分がかなり斜めに傾いている状況を見て、作業を行うべきか正直判断に迷いましたが、
依頼者さんと建物内に入って床の安定度等を確認し、特に奥の部屋には極力負荷をかけないよう少人数のみ入る事等を打ち合わせし、「実施」と判断。作業に取り掛かりました。
1階が完全に倒壊している為、道路から少し高い所に2階の玄関があって段差部分に足場がかけられており、建物内から数名がバケツリレー式に運び出した荷物を、道路側で受け取って軽トラに積み込む流れで搬出作業をおこないました。
冷蔵庫と洗濯機は引越先の許可を得て、新たな住居に運び、その他の荷物は軽トラ2台に積み込んで、御船町にある別のAさん宅の倉庫まで運んで下しました。
取り掛かった時にはかなりの時間を要するかと思いましたが、Aさんとコミュニケーションを取りながら効率よく作業をおこなうことができ、午前中で終えることができました。
 
 
荷物を下ろした後、一度グリーンヒルみふねに戻って施設内で昼食をとり、
午後からは、1名は他の班の方3名と別の現場へと向かい、残り9名で久田代表が運転するグリーンヒルの車で移動。
 
【PM:職員Bさんのお宅の片づけのお手伝い】 
御船町山間部の集落にある職員Bさんの実家で家財道具の運び出しや傷んだ畳のはぎとり作業をおこないました。
こちらのお宅は何間もある平屋建ての広い古民家で、建物自体は大きな被害は受けていませんでしたが、震災で瓦が落ち、屋根部分がやられた為、
震災後の大雨で雨水が屋内に入り込み、多くの家具や畳がずぶ濡れになってカビが生え、傷んで使い物にならなくなっていました。
 
使えそうな家具・家財道具は敷地内の立派な納屋に移動し、使えない家財は庭に運び出して燃やせるもの・燃やせない物等分別して置き、畳や腐った床材をはぎ取りました。
 
震災時、ひとり暮らしのお母さんは病院に入院していた為、家で被災する事なく済みましたが、職員Bさんは震災後2週間グリーンヒルみふねに泊まり込みで施設の復旧やご利用者さんへの対応に専念され、
また役場職員の弟さんも無休で仕事を優先されてきたため、実家の屋根にシートを掛ける事もできず、震災後の大雨という、いわば二次被害で、実家の家屋、家財道具に大きな被害を受けられてしまいました。
 
兄弟揃って職場や町の復旧・復興を優先され、実家の補修ができなかった為に受けた二次被害。
「シートだけでもかけれたらこういう事にならなかった」という事も話されていましたが、我々が作業をお手伝いしている間も兄弟で冗談を言われ、今回起こったことを常に前向きに捉えようとされている姿勢に感銘を受けました。
 
午前中にお邪魔したAさんのお宅。
建物の状況から、ボランティアセンターが引き受けるボランティアの一般的判断基準では、「お受けできないニーズ」に分類される作業だったと思いますし、Aさんもボランティアセンターにはこのようなボランティア依頼、派遣要請はされなかったと思います。
愛知ボラセンとグリーンヒルみふねさんとの信頼関係があってこその依頼だったと思いますし、現場でAさんと建物内に入って確認し、きちんと打ち合わせした上で臨機応変に「実施」と判断して良かったと思っています。
また、職員Aさん(お父さん)が不要だと思っていた雑誌も娘さんにとってはとても大切な想い出の品であったり、家族それぞれ必要な物の判断には違いがありますが、その事にも女性ボランティアさんがきちんと配慮して対応した事もとても良かったと思います。(帰り際その女性ボランティアさんは娘さんと抱き合って声を掛けられていました。)
 
午後にお邪魔した職員Bさんの実家。
震災後不休で職場や町の復旧・復興にあたられてきたBさん兄弟にとって、ようやくの休みの日に大勢のボランティアスタッフで運び出しのお手伝いをして片づけに目途をつける事ができ、とても喜んでおられました。
実家の片付けに目途がついたことで、部長さんもまた施設の運営に注力する事ができ、この事がひいては震災後の施設全体の復旧・復興の応援につながると思いました。
 
熊本地震後、「いったい自分になにができるのか?」模索していた自分。 
インターネットで愛知ボランティアセンターさんの募集を知り、今回初めて愛知ボラセンさんの0泊3日の被災地応援ボランティアに申し込み、参加させて頂きました。
参加前、現地での作業1日だけで、被災地にいかほどのお役にも立てないのでは?との想いは当然ありましたが・・・
今回参加して、「継続は力なり!」 
被災地に少しでもお役に立ちたいという想いを持った参加者を募って、毎週末名古屋からバスで被災地に駆けつけ、
“狭く深く”の考えで被災された方の立場に立って、被災者と共に一つ一つ課題・問題に取り組み、その日残った作業は翌週にしっかりと引き継ぎ、解決していく。 
愛知ボランティアセンターさんの被災地応援のスタイル、システムはほんとうに凄いと思いました。
 
自分が参加した1日だけの作業が、愛知ボラセンの継続ボランティアによって、被災地に大きな応援になると実感し、参加した事を誇りに思っています。
-----------------

次に、わたくし倉から。

熊本はかなり暑かったですが、声をかけあい、ケガもなく無事に活動してきました!

3、4班の避難所での炊き出しは、名古屋栄のソウル家さんとコラボし、御船町の方へ、美味しい、韓国風雑煮(トック)を召し上がってもらいました。

キムチも絶品!

これらは、冷凍車で名古屋から運びこまれ、新鮮そのもの!

ボランティアの皆さんはもちろんですが、活動に寄り添いサポートいただいている運転手の方々、本当にありがとうございます!

また、3班男性陣は途中から、別の班に合流をして、職員さんお宅の片づけをしました。

並ばれている方は、土曜の昼間とあってか、高齢者や親子連れが多い印象でした。

あっという間に、活動は終わり、グリーンヒルみふねさんに戻ってきました。

------------

バスの中での感想で、

「直接、被災に遭われた方の声を聞きながらの活動でしたが、それは他ボランティアではあまりないことだ」と話された方がいました。

被災者を支援でなく、応援していくことを主眼において、相手のために何ができるのか?

私たちは、指示され作業する人を募集するのでなく、

声をかけあい、協働して、愛知ボラセンとともに被災地や被災された方を応援する。

そう、一時でもとても貴重な仲間そしてチーム愛知ボラセンとして動いていくのです。

 

ということで、

参加されたみなさまお疲れ様でした。

お見送りお出迎えもありがとうございました!

熊本地震、今後も応援活動を続けてまいります。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3回熊本地震被災者応援ボランティア活動は・・・

2016年05月11日 09時25分44秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

代表の久田です。

今週末の5月13日(金)~15日(日)に第3回熊本地震被災者応援ボランティア活動を実施します。
14日(土)の熊本県地方の天気予報は、晴時々曇 最高気温27度、最低気温18度、降水確率10%です。
雨の心配は無用のようですが、熱中症には要注意です。

第3回の活動は以下を予定しています。
①Nさん宅(前回の残りの内壁はがし)&Oさん宅の倒壊した塀の片付け=10人前後
②職員Aさんの家財道具、衣服などの整理&移動=10人前後
③Tさん宅(前回の残りの家周り片付け)&
職員Bさん宅の片付け=10人前後
④韓国風雑煮(トック)炊きだし=6人 韓国料理ソウル家(中区栄)さんが1,000食を用意されます。
⑤グリーンヒルみふねさんでの介護ヘルプ=数人
 ※介護関係の仕事をされている方で、グリーンヒルみふねでの介護ヘルプを特に希望される方のみ 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二回熊本地震ボランティア活動のご報告

2016年05月09日 20時57分58秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

第二回熊本地震ボランティアについて報告致します。

 

今回もバス2台87名で活動してきました。

スタッフは久田、石田、武内の3人です。

 

行きの九州道では、益城熊本空港インターから先は渋滞もない様子だったので御船インターまで向かいました。

途中、路面が上下にずれたままの場所が何か所もあり、全面復旧にはまだ時間が必要だと感じました。

予定よりも早めにグリーンヒルみふねに到着し、施設長の吉本さんからご挨拶をいただきました。

準備運動などを行い、今回は6つの班に分かれて活動しました。

 

1班と2班はグリーンヒルみふねでの活動でした。

1班には、介護福祉士などの福祉医療係の資格を持った方や

福祉施設などで勤務経験がある方々を中心としたチームが職員の方のサポートを行いました。

2班は倉庫の片づけなど施設内の整理などを職員の方と一緒に行いました。

 

 

スタッフ石田は3班と4班と行動を共にしておりましたので、そちらの報告となります。

活動は個人宅になりますので写真は撮りませんでした。

ですので、文章のみの報告となります。

 

3班20名は個人宅2階部分の片付けを行いました。

まずは石田と3班リーダーさんが現場の確認を行いました。

タンスは倒れ、足の踏み場もないぐらいに物が散乱しており、どこから手をつけて良いかわからない状態でした。

そこで、班員全員に確認をしてもらい方針を考えました。

2階部分は大人数で作業を行うと床が抜ける可能性があるため、5~6人で大まかな仕分けを行いダンボール箱に詰めて、階段部分はバケツリレーのように運び、1階部分にて、依頼者さんに確認してもらいながら仕分けを行い、廃棄しなければいけないものと活かせる物に分けていきました。

タンスなども一部壊れている物があったので、協力して降ろしていきました。

電気が止まっていた関係で冷蔵庫の中身が臭気を放っていましたが、片付けることができました。

タンスなど修復できるものは修復し、ほぼ元の位置にもどしましたが、家具は少なくなってしまいました。

しかし、依頼者さんに喜んでいただけましたので良かったのだと思います。

 

4班6名は午前中、倒壊したブロック塀と土壁の片付けを行いました。

ブロック塀はある程度塊になっているため、ハンマーで砕いてトラックに積んで集積所へ運びます。

途中、ご近所の方に土嚢袋を分けて頂きそのまま一緒に片付けを行いました。

『助けてもらってばかりでは情けない。だから、助けるんだ』っと言っていたのが印象的でした。

あと、男所帯だったので、下ネタなどでも、和ませてくれました。

最後に握手をして別れましたが、とても力強い握手でした。ご協力ありがとうございました。

 

3班は20名という大人数での活動となっているため、目立っていたらしくお向かいのお宅の片付けを依頼されました。

久田代表が現場の確認を行い、午後から4班と6班の混成チームにて片付けを行いました。

そこは89歳のお婆様が1人で住んでおり、家族の方もなかなか片付けに来れず近所の方が片付けを手伝いに来ていたところで、向かいの家を片付けていた私達に声をかけたとの事でした。

2階建ての家で、1階部分は元々本屋さんを営んでいたということで、棚が倒れて本が散乱している状態でした。

2階部分の住居はほぼ全てのタンスが複雑に折り重なって倒れており、女性の力ではなんともならない形になっていました。

当初、家主のお婆様は遠慮しつつも近所の方に押し切られ、依頼していたような感じで2階の片付けを見守っていました。

タンスなどを元の場所に戻していき、掃除機をかけて部屋が綺麗になっていくにしたがって、少しづつ口数増えていきボランティアの方が1つ1つ丁寧にアルバムや思い出の品などを目線を合わせて、確認していってくれたので、少しは元気を取り戻してくれたようでした。

1階部分の1部が次回となりましたが、2階部分はほぼ、復旧できました。

最後は拍手で見送りくださいました。グリーンヒルみふねへ歩いて帰る最中にも屋根をブルーシートで覆っているお宅やテントに避難されている方の姿を見ました。

 

 

5班と6班は武内が同行させてもらいました。

※写真撮影は許可をいただいておりますが、できる限り最小限にしています。

グリーンヒルみふねから、バスで10分ほど移動して、活動の現場に到着しました。

まずは5班。

伺ったお宅の屋根にはブルーシートがかけられ、瓦があちらこちらで崩れていました。

また玄関の屋根はすこし傾いていました。

住宅そのものは、倒壊などの恐れはなさそうで、ご家族の方々は家の中で生活をしていました。

中へおじゃまをすると、内壁の数か所にひびが入っている状態。

木造の住宅で、内壁の内側には、断熱材が入っています。

今回は、この内壁部分のみをはがしました。

まずは、玄関入ってすぐの靴箱などを一斉に運び出します。

続いて、ブルーシートを敷き、バールなどを使って、壁を崩していきます。

 

2間以上の大きさの内壁を6面、窓枠の周りやドア回り、吹き抜けなどの順に作業を進めていきました。

1階と2階の一部は午前中に終わらせることができました。

 

今回は、ボランティア初参加の方が多かったのですが、活動をしながら、声を掛け合いながらどんどん打ち解けていきました。

午後は、階段の吹き抜け部分を行いました。

手が届きにくい場所の作業だったため、脚立を使いながら少人数で行いました。

今回の作業では、隙間部分やそのほかの手の届きにくい場所までは間に合わず

次回に持ち越しとなりました。

台所では、応急的に片づけてあった状態だったため、女性のチームが組まれ、整理片付けにあたりました。

きめ細やかな手作業により、手の届きにくいところも丁寧に作業をすることができました。

 

6班は、木造平屋建てのお宅でした。

6畳ほどの部屋4部屋で作業をしました。

ご家族の方と職員の立会いのもと、使わなくなったものを外に出したり、部屋の整頓をしました。

 

作業はあっという間に終わってしまいましたが、少しでも快適な生活を取り戻せるように

お庭の手付かずだった部分の草取りなどもお手伝いをしました。

こちらもすべて手作業でしたが、たくさんの人数で瞬く間にきれいにすることができました。

そして午後からは、4班と合流し活動を行いました。

 

 

それぞれの班は16時頃に活動を終え、グリーンヒルみふねすぐ隣にある「みふね観音温泉 華ほたる」という温泉施設で汗を流しました。

ぬるぬるとしたお湯はアルカリ性単純温泉/低張性アルカリ性温泉だそうです。

露天風呂は復旧工事のため入れませんでしたが、とても気持ちのいい温泉でした。

 

17時から出発式を行いました。

 

 

愛知ボラセンといえばこれ。また帰ってくるね!の想いで「いってきます!」「いってらっしゃい!」で熊本を後にしました。

 

 

ゴールデンウィークが終わり、ボランティアの数が急激に減っているという報道がありました。

現状としては、まだまだ介護職員の手も足りない、個人宅からのニーズも目途が立っていない、仮設住宅などの設置も進んでいない。

そんな状況です。

まだしばらく、多くの方の力が必要です。

愛知ボラセンは引き続きバスを出し、応援活動を続けていきますのでぜひご参加いただければと思います!

 

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東別院の皆様、いつもありがとうございます。

2016年05月06日 21時38分52秒 | [平成28年(2016年)熊本地震]熊本県御船町・西原村ボランティア

誰でも知っていて、広くて、皆が集うことのできる場所、東別院。

愛知ボラセン立ち上げ当初から、今も変わらず全力で応援してくださっています。

第一回の熊本地震被災地応援ボランティア活動の日、東別院では50年に一度の大切な御遠忌がありました。

何千人もの人がお参りにいらっしゃる日、
警備も厳重な中、

急遽にもかかわらず、愛知ボラセンのバスの出着場所として予定を変更し、ご協力いただきました。

「熊本地震被災地への応援」
その形は様々です。

東別院、また職員の皆様、
どんな時も愛知ボラセンの活動に寄り添い、サポートいただき、本当にありがとうございます。

微力ながら、日頃の恩返しと、愛知ボラセンも御遠忌のお手伝いをさせていただきました。

ご協力いただいたボランティアの皆さんも、本当にありがとうございます。


これからも、どうぞよろしくお願いします!

東別院 石原さんよりお礼の言葉を頂戴しましたので、掲載させていただきます。




宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要、愛知ボランティアセンターの皆様の献身的なご協力のおかげで、無事円成することができました。
心より感謝申し上げます。
また、御遠忌直前に起きた熊本地震、境内が御遠忌体制で車の乗り入れが禁止され、ご不便をおかけする中でのバスの別院発着、何とか無事に行う事ができ、皆様の被災地を思うお気持ちに少しでも寄り添えたかなと思っております。
今後もよりいっそう愛知ボランティアセンターと東別院がよい関係で結ばれていくことを念じて、次のステージに繋げていきたいです。
とにかく今回の御遠忌、お世話になり、ありがとうございました!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活動予定カレンダー