特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について

エール4thまであと8日!2月28日、3月1日の活動予定

2015年02月27日 23時07分45秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」
こんばんは!田中です。
先ほど、20時に第134回のボランティアバスが出発しました!
今回の参加者は21人です。
なんと半数が初めましての参加者でした!
新しい出逢いに感謝です。
仲間が増えるって嬉しいですね‼︎

また、お見送りの皆さん、そしてバスが出発した後、最後まで片付けを手伝って下さった皆さん、いつも本当にありがとうございます!




さて、今週末土日の愛知ボラセンの活動スケジュールです。

28日
10時~16時@東別院会館
ワンコインサポーターズ事務作業

※明日は東別院の朝市があるため、追悼キャンドル作成はお休みです。

3月1日
7時半@東別院中門外
第134回ボラバスお出迎え

10時~12時@対面所下広間
エール実行委員会(最終)

10時~16時
追悼キャンドル作成
→日頃の感謝を込めて、お昼にスープを振舞わせていただきます!

13時~17時
でらえぇ~友だちつぐっぺぇ会議
※申し訳ありませんが、メンバー以外の参加はできません。




様々な企画が同時進行します。
引き続き元気に楽しく活動をしますので、皆さん是非ご参加下さい!

※写真は水曜日のです☆公開を忘れてました、、、











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エール4thまであと10日!!

2015年02月26日 03時52分37秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」

おはようございます!田中です!
エール4thまで、あと10日になりました。

私は昨日消防にしかるべき申請をしにいき、、
当日配布用パンフレットと格闘しております。

そしてそして!今日は朝から、東別院石原さんと打ち合わせをした後、、、
人で追悼キャンドル作成を行っています!

完成まで2000本です‼︎
追悼キャンドルが完成したあとも、ワーロン紙の準備がたくさんあるので、今年もギリギリまでご協力よろしくお願いします。

つきましては!
3月1日お昼頃 日頃の感謝を込めてスープを振舞わさせていただきます!
寒いお茶所での活動ですので、あったまっていただければなと思います。

また1日午前は、エール前最後の実行委員会を行うので、キャンドル作成、実行委員会ともにご参加よろしくお願いします。

キャンドル作成
10時~16時 東別院お茶所

エール4th実行委員会
10時~12時 東別院対面所下広間


◾︎大募集
①当日ボランティアさん
エール当日(7日)のお手伝いボランティアさんを募集しています。
※実行委員のみなさんも登録お願いします。

ボランティア登録はこちらから

②キャンドル作成に必要なガスボンベのご寄付を募集しています。
ご協力よろしくお願いします。

【エール4th〜ともに歩こう 心は、ひとつ!!〜】
http://yell4th.jimdo.com/

☆2015年3月7日(土)
10時〜19時

☆東別院境内にて

☆地下鉄「東別院」駅4番出口徒歩5分

☆入場無料

一緒に活動しませんか?

追悼キャンドル東別院お茶所にて作成中!

http://yell4th.jimdo.com/追悼キャンドル/

当日ボランティア募集中!
http://yell4th.jimdo.com/当日ボランティア募集中/



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【エール4thまであと13日!】追悼キャンドルのご紹介

2015年02月23日 00時05分41秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」

追悼キャンドルを東別院で作成しております。

本日は約20名で活動しております!



追悼キャンドルはロウを溶かしてひとつ、ひとつを丁寧に。



亡くなられた方の人数分
15,890本を作成しております。

現在10,000本ほど完成しております。

また完成した後には、キャンドルの風除けをつくります。

みなさん、ともに追悼キャンドルをつくりませんか?

あなたのご参加をお待ちしてます!

詳しくはエール4th公式ホームページ

http://yell4th.jimdo.com/

または

愛知ボラセンブログ

http://blog.goo.ne.jp/aichiborasen

をご覧ください。

 

【エール4th〜ともに歩こう 心は、ひとつ!!〜】
http://yell4th.jimdo.com/

☆2015年3月7日(土)
10時〜19時

☆東別院境内にて

☆地下鉄「東別院」駅4番出口徒歩5分

☆入場無料

一緒に活動しませんか?

追悼キャンドル東別院お茶所にて作成中!

http://yell4th.jimdo.com/追悼キャンドル/

当日ボランティア募集中!
http://yell4th.jimdo.com/当日ボランティア募集中/

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2月14日今日も追悼キャンドル作りを行っています!

2015年02月14日 14時42分49秒 | 東日本大震災 犠牲者追悼キャンドル
こんにちは!田中です。

今日はバレンタインですね☆
東別院のお茶所では、今日も追悼キャンドル作りを行っています!





現在ではの完成数は7080本!

ロウを流している最中に固まってしまうほど寒いですが、
みんなで、賑やかにキャンドルを作っています!


3月7日、11日へ向けて、みんなで頑張ります!
ご協力よろしくお願いします!



大募集

・作成ボランティアさん→登録不要です。お時間があるときにご参加下さい!
・ガスボンベ→予定では残り100本程必要です。ご寄付いただけたら幸いです。
・3月7日 火付け、火守りボランティアさん 13時~19時
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【エール4thまで、あと23日】

2015年02月13日 21時00分39秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」

みなさん、こんばんは!

愛知ボラセンの徳倉です。

エール4thまで、23日。

今日はワンコイン・サポーターズのご紹介です!


【震災孤児遺児応援ワンコイン・サポーターズ 20,000人プロジェクト】

東日本大震災でお父さんお母さんを亡くした子どもたちは1,755人(2014.3.1現在、厚労省調べ)

震災発生時にお母さんのお腹の中にいた赤ちゃんが高校を卒業する19年後(2030年)まで、
全ての震災孤児遺児に応援金を贈る活動です。
ワンコイン(500円)から始められる応援です。みなさんの気持ちを2030年まで届け続けます。

愛知ボランティアセンターは東日本大震災の1ヶ月後の2011年4月からこのプロジェクトを始めています。

これまでの申請された方は、
2011年度〜2013年度のべ2,981名。
応援金総額は1億9,805万5,166円にのぼります。

また、ワンコイン・サポーターズは(株)リゾートトラストさんからの大口の寄付金もいただいております。

応援金は直接、震災でお父さんお母さんを亡くした子どもたちに贈られます。

東北にはなかなか行けなくてもできること。
それがこのワンコイン・サポーターズです。

また月1度、このワンコイン・サポーターズの事務作業を東別院会館で行っております。

どちらもどなたでも参加できるボランティアです。

ワンコイン・サポーターズのご参加お待ちしております。

詳しくはHPまたは愛知ボラセン事務局までお問合せください。
お問い合わせ先→http://aichiborasen.org/contact


【ワンコイン・サポーターズHP】http://aichiborasen.org/onecoin


【ワンコイン・サポーターズ紹介動画】


【エール4th〜ともに歩こう 心は、ひとつ!!〜】
http://yell4th.jimdo.com/

☆2015年3月7日(土)
13時〜19時

☆東別院境内にて

☆地下鉄「東別院」駅4番出口徒歩5分

☆入場無料

一緒に活動しませんか?

追悼キャンドル東別院お茶所にて作成中!

http://yell4th.jimdo.com/%E8%BF%BD%E6%82%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB/

当日ボランティア募集中!

http://yell4th.jimdo.com/%E5%BD%93%E6%97%A5%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E5%8B%9F%E9%9B%86%E4%B8%AD/

 

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【緊急連絡】明日(2月11日)の「11日募金」は午後1時~午後4時です!

2015年02月10日 00時27分53秒 | 募金活動

久田です。

明日、2月11日は東日本大震災から3年と11ヶ月。
毎月の「11日募金」の日です。

明日は休日のため、いつもより人出の多い時間に募金をさせていただくことにしました。
午後1時から午後4時です。

場所はいつものと同じ栄・三越・三井住友銀行前(地下鉄栄駅16番出口)です。
暖かい服装でお越しください。 

よろしくお願いします。

 

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【ピンチ!急募】第134回(2月27日~3月1日)現地ボランティア活動 寒いからこそ、暖かいボランティアを!

2015年02月09日 23時34分58秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

こんばんは。田中です。

2月27日~3月1日に予定している第134回現地ボランティア活動ですが、定員20名のところ、2月9日現在のお申し込みは12人です。

2月は、東北の寒さへの不安からかと思いますが、例年、参加を希望される方が少なめです。
暖かくなってから参加されたいというお気持ちもわかります。

でも、寒い中、愛知ボラセンのボランティアさんを待っていてくださる十八成の方がいらっしゃいます。
手作りのお弁当を楽しみにしていらっしゃる方がいます。
玄関にボラセンニュースを貼って、月に2度の訪問を待ってらっしゃる方がいます。

寒い東北だからこそ、寒い2月だからこそ、多くのボランティアさんで暖かさを届けに行きたいのです。 

“暖かくなってから帰ろう”と思っていらっしゃる方!
どうか134回にご参加頂き、ご自身で暖かい風を十八成に運んでいただけませんか。

よろしくお願いいたします。

 

 お申込みはこちらから

 現地ボランティアについて

 ①食堂班=5人前後
  十八成の皆さんとボランティアさんのお弁当を110食~130食ほどつくります。
   普段、料理をしたことのない方でも、料理長さんや他のメンバーの方々と楽しくつくることができます。
   お弁当を作った後は、仮設住宅の談話室で、仮設の方々と談笑しながらお弁当をたべます。
   その後、仮設住宅も訪問させていただいています。
  現地活動の最も基本的で、そして大切な活動です。
  初めて参加される方はまず食堂班から経験されることをお勧めします。

 ②心配り・心拾い班=10人まで
   5班に分かれて、十八成浜を「くぐなり活動ニュース=A4サイズ4ページ)を持って、全戸訪問していただきます。 
   訪問しながらお話を伺い、お弁当の注文もとって頂きます。
   時にはお宅にあがって、いっしょにお弁当を頂くこともあります。
   愛知ボラセンと十八成浜の皆さんを直接繋ぐ大事な活動です。
   一度、食堂班でお弁当を作り、仮設住宅談話室で一緒に食事をする経験をされてから、
   心配り・心拾い班に参加されることをお勧めします。

 ③チーム恭一with安吉&文吾=5人前後
   仮設住宅の班長さんの阿部恭一さん、仮設にお住まいの高橋安吉さん、石巻市にお住まいの後藤文吾さんとともに、
   十八成の皆さんの要望にそった外周り全般のややガテン系の活動です。
   今はアーモンドや桜を植樹したエリアで鹿害対策などを行っています。
   恭一さんと楽しくガテン系の活動をしながら、大切なお話を恭一さんから伺うことができます。 

 

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自分と大事な人の命を守るため~阿部邦子さんのお話@第132回活動報告(その3)

2015年02月04日 08時09分01秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

代表の久田です。

第132回活動報告(その3)をお届けします。
活動報告その2、その3になったのは、三宅さん、寺部さんがとてもすてきな詳しい報告をしてくださったからです。

その3は寺部さんによる阿部邦子さんのお話の報告です。 

「震災のことを風化させてはならないのは、自分と大事な人の命を守る為。
だから被災した当時のことを思い出すのはとても辛いけれど、私は話し続けます」と、阿邦子さんがお話してくださったこと・・・

 
大事なお話だから、と
しっかりメモをとったつもりでいたのですが、残念ながらなくしてしまいました。
 
でも、「いざ」というときにメモを見ている余裕などありません。
 
邦子さんも、心と身体、特に身体「丹田(たんでん)」に刻んで!と、
おっしゃっていたので、今、思い出せることを書いておきます。
 
 
2011年3月11日、
あの日、
残念なことに命を落としてしまった方々のことを
邦子さんは話してくださいました。
 
 
ほんのちょっとのことだった、ちょっと気をつけていれば、知識があったら死なないで済んだ、
そんな、本当に残念な死に方だった・・・
 
だけど、その人たちの死から皆さんが学んでくれて、
地震のとき、津波のとき、思い出してくれて、あなたの命を助けることができたなら、
その人たちの死もただ残念な悔しいだけのものではなかった、ということになる、
そんな言葉に一同深くうなづきながらお話を聞きました。
 

 
 
*第一波が小さいからと油断してはならない、第二波のほうが大きい! 
ある人は、津波が一度来てたいしたことがなかったので、次に来る第二波の津波の方が大きいということを知らずに家に戻ってしまった。
そして、そのまま帰らぬ人となってしまった。
 
*車で避難は絶対にダメ 
ある人は、やはり一度避難したのにもかかわらず、子ども達が寒がるから、と言って、子ども達を連れて、車で家に戻ってしまった。
自分ひとりで、さっさと戻って上着だけ持って戻って来れば、自分も生きられたし、子どもも死なさずに済んだのに。 
津波が来るというときに、車で逃げるのは絶対にダメ。
波の高さが車のドアの下より上に来たら、もう水圧でドアが開かない。
もし、波が車の窓の上まで来そうだったら、必ず、窓をあけなさい。
運転席だけでなく、反対側の窓も。
(そしてシートベルトはもちろんはずす)
そうしたら、流れ込んでくる水の出口ができるから、その水流に乗って脱出できる。
 
・・・あの日、車の中で亡くなった方、とても多いそうです。
 
十八成に来る時のバスの中でも、
久田代表が、とある避難所へ行ったら、
避難所の前に老人福祉施設の車が数台停まっていたので、
ああ、助かったんだな、よかったな、と思ったら、
そこまで来ていた人たちを助けられなかった、
一週間もそのままだった、と、避難所にいた方が泣かれたという話をされていましたが、
それは、邦子さんのお話の通り、例え、誰かが水の中に潜って、
その車のドアや窓を開けようとしたとしても、
窓は電気系統がダメになれば開かないし、ドアは水圧であけることができない、
本当にどうすることもできなかったのだなあ、と改めて思いました。
 
*毎日飲む薬のある人は一週間分は持ち歩きましょう。
薬をとりに戻った、という方も多かったとのこと。
私も昨年来高血圧の薬を毎日飲んでいるので、他人事ではありません。
毎日の薬が命綱・・・という人も、特に高齢者には多い。
どうしたらいいのか?
邦子さんのおすすめは、常用の薬のある人は
一週間分を肌身はなさず、お財布の中や、いつも持ち歩くかばんの中に入れておく、ということ。
一週間あれば、だいたい医薬品も届くから、とにかく一週間分。
そして、実物があれば、どんな薬か、ということもわかるし!
↑これ重要ですよ。高血圧の薬でも何種類もあるし、薬の名前も覚えにくいし。
私のように、薬が切れてから病院へ行くのもダメですね~。
薬が切れる一週間前には病院へ行く習慣をつけなければ、と反省しました。
 
*ルージュの伝言は、震災時こそ!!!!
そして、持っててよかった、意外なものは・・・赤い口紅・・・。
確かに油性で何にでもかけるし、目立つし・・・
白い布に大きく「SOS」と書けば・・・見つけてもらいやすい・・・
なるほど~~~ でした。
「あの人のママに会うために出かける前にバスルームの鏡に伝言」するだけじゃない使い方があるんですね!
 
他にもあったかもしれませんが、私の中に落ちたのは、この4つでした。
 
気がつくと皆、真剣。
「私の話、わかってくれた?わかってくれたら、『生きてください』っていうのに、
はいっ!て返事をしてね」と
言われて、思わず正座!!!

 
 
 
「はい!」

 
 
大きな声で返事をして、スッと手があがりました。
 
そして、お話の後、
「ありがとうございました。」と
皆が言ったら
邦子さんがちょっとびっくりしたような表情に。
「ありがとうございました、と言われるのは珍しいです。拍手のときが多いのだけど。
今日は、それだけみんなが私の話を真剣に受け止めてくれたということだと嬉しく思います。」とのことでした(^^)。
 
***
 
震災の記憶を風化させてはならないのは、被災者のことを思いやるというだけじゃない、
いつか、また、何か起こったときに、その場にいる人の命を守ることなんだ、
そして、さらに、その人につながる人たちの命を守ることにもつながる、
邦子さんがおっしゃったこと、
 
本当にそうだと思います。
 
自分自身が、怖い目にあえば、忘れません。でも、「他人事」でいると忘れてしまう、
だから、被災者の経験は他人事じゃないんだと、
こういう機会に深く心身に刻んでおくことはとても大切なことだと思います。
 
***
 
昭和の宮城県沖地震の時、数名の人がブロック塀の下敷きになって亡くなりました。
当時仙台市内在住で、中学生だった私も外で大きな揺れに立っていられなくなり、
思わず友達と近くにあったブロック塀に身を寄せたのです。
幸い、ちゃんとシンのとおった丈夫なブロック塀でした。でも、そうでなかったら死んでいたかもしれません。
誰もそれが危ない(かもしれない)と教えてくれなかったから。
 
バスに乗って家に帰りました。
幸い、地震直後におまわりさんが、交通整理をしていたので、
停電になって信号機が機能していなくても、交通は混乱することなく無事に家に帰りつきました。
でも、もっともっと混乱していたら、信号機が機能してなくて、交通整理がされていない交差点で事故に巻き込まれていたかもしれません。
割れたガラスの破片などで、バスのタイヤがパンクしてたかも?
 
歩いて帰れる距離でした。大きな地震のあとは歩いて帰りなさい、と教えられていたら、歩いて帰ったのに。
津波がこない内陸であっても、地震が起こった後にどんなことが危険なのか、
そのことは忘れてはならない、伝えていかなければならないと改めて思わされました。
 
非常食を備えておくことも同じだと思います。
自分のためでもあるけれど、誰かのためにもなります。
自分のため、とだけ、考えると、自分はなんとかできるだろう、と思ってしまいますが、
備えておけば、誰かのためにもなります。
私は昭和の宮城県沖地震以来、3日分以上の簡単に食べられる食品と電池などを常備していますが、
それをそのまま、あの震災の時、仙台市内で物資不足に悩む友達のところに送ることができました。
こちらでも電池がなくて騒ぎになっていましたが、私は昭和の宮城県地震でものがなくて困った記憶を風化させないで、
ちゃんと備えていたから、困っている友達を助けることができました。
 
バスの中の久田代表のお話によれば、
私学の生徒さんたちのためにと準備した非常食は、
その子達の卒業時に消費期限がまだ残っているので、
それを、遠くアフリカでエボラ出血熱のために飢餓に苦しむ子供達のために送ろうというお話があるとか。
 
震災の記憶を風化させないことが、遠くアフリカの子ども達まで救うことになるのか、
「備えあれば憂いなし」というのは、まこと、自分の「憂い」ばかりではないのだな、と
そんなことも思わされた、今回の十八成行きでした。ありがとうございました。
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仮設談話室でボランティアが自己紹介して、楽しくお話を広げて~@132回活動報告(その2)

2015年02月01日 23時55分14秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

代表の久田です。

第132回活動報告のその2は、食堂班の三宅真琴さんの報告をベースにお届けします。
三宅さんのフェイスブックからお借りしていますので、三宅さんのフェイスブックをご覧になられている方、申し訳ありません。 

1/23~25 復旧から復興へ!

三宅真琴 2015年最初のくぐなり浜応援ボランティアに参加!くぐなり浜に帰ってきました^^
マイクロバスに22人の仲間と共に、23日20時名古屋東別院を出発!
途中、駒ヶ岳~横川~上河内~国見のSAで休憩し、11時間後の午前7時すぎに、石巻市でも甚大な被害があった門脇小学校近くの南浜町に立ち寄りました。
震災直後に建てられた、『がんばろう石巻』の看板前で黙祷。

そしてお話を聞きながら、それぞれで想いを馳せながらの時間を過ごしました。
周辺には重機や工事中の様子も目につく様になり、少しずつですが三年変わらなかった風景が変わりつつあるのが伺えました。

その後、日和大橋を渡り、渡波地区を経由して牡鹿半島へ。牡鹿半島の集落も漁協が元気なところは綺麗に整備されてきていますが、住宅中心の集落は更地のままがほとんどでした。

名古屋を出て約12時間半、活動地の十八成浜(くぐなりはま)に到着!
朝早くから十八成浜仮設住宅の恭一さん邦子さん、道子さん、小渕浜の民宿の目黒さん、石巻市街地在住の後藤夫妻がお出迎えしてくださいました。いつもありがとうございます!
いつも一緒に出迎えてくれる三姉妹は、残念ながらインフルエンザで自宅静養でした^^;
早くよくなってね。

今回、自分の活動はくぐなり食堂班でした。食堂班総勢6人。ミーティング後に、御飯、揚げシューマイ、肉じゃがチームに分かれて早速活動開始!

料理長勝谷さん、女の子に肉じゃが指南…調味料の分量にとらわれない感で、サクサク鍋に入れられる調味料をみて、驚く女の子を笑顔で教えていました。
傍で流れを見ながら先回りして準備してくださる青木先生。
ひたすら260個のシューマイを揚げる初参加の男の子、それを撮るわたし…。



抜群のチームワークで11時半にはお弁当130食完成! 

勝谷料理長 お疲れ様でした。お弁当持ってにっこり(^^)

 

片付けもほぼ完了しみんなでくぐなり仮設の談話室へ向かいました。

談話室では久しぶりにお会いした住民の方が自分をみて笑顔に…笑顔増えると本当に嬉しい‼︎

昼食中はボランティア側から自己紹介しながら、話をすすめていきました。

時折思うのです・・・、被災していない我々が、住民の皆さまのお気持ちが分かるのかと・・・。
真剣に寄り添いたいと思えば思うほど、みなさまを気遣い、言葉が出てこなくなる事があります。

でも、今回のように自分達から自己紹介して、話を広げていくのはいいなと思いました。

今回お話して初めて知った事・・・ぐなり浜の方のお孫さんすごいのです!
各世代で日本代表になってるJリーガー、裁判官のお孫さんも。
今年はグランパスから◯◯◯◯ー◯に応援乗り換えようかな(笑)

シジミの貝で作ったアクセサリーを頂きました。シジミの大きさがちょうど良く合うのだそうです…可愛いアクセサリーです。
牡鹿のお母さん方は本当手先が器用で小物がホントに素敵です。
 

これまで何度も十八成浜で活動していましたが、それでも知らないお話がいろいろ聞けて、会話も弾み楽しいくぐなり食堂でした。
食堂班の服部さんは、「美味しそうにお弁当を食べてくださって、単純に嬉しかったです。たくさんのお話も聞けました」と語っています。

十八成仮設でお弁当を食べ、おしゃべりした後、ミチコさんの仮設住宅におじゃましました。
ミチコさんは被災時の体験談や趣味の話などのお話をしてくださいました。
なかでも「命さえあれば、やり直せる」とおっしゃっていたのが印象的でした。
仮設住宅でお話を伺うことは、初参加の人には貴重な体験になったと思います。
自分も改めて感じたのは、この狭い空間で三年以上暮らされていて本当にストレスがある事と思いますが、
いつも自分たちにこやかに接してくださるミチコさんの姿に、芯の強さ人としての強さ温かさを感じます。
くれぐれもご自愛頂きたいなと思いました。

 

心配り・心拾い班は・・・
今回心配りB班を担当させていただきました、杉本です。今回が初めての参加で、初めは緊張していました。
被災者でない私たちの何気ない発言が、現地の方々の心を傷つけてしまったらどうしよう、
“よそ者が”
と跳ね返されてしまったらどうしよう、と、
不安が頭から離れませんでした。

しかし、伺わせていただくお家の皆様が「また来てくれたのね」「今年も宜しくね」「ありがとうね」と優しい笑顔・言葉で迎えてくださいました。
お家にあげてくださる方や、手作りの可愛いいちごのストラップ・貝殻のストラップ、お土産にコーヒーやお菓子などを下さる方もいました。
暖かい笑顔で受け入れてくださった現地の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、これまでに現地の皆様と愛ボラの方々が築いてきた絆の強さを感じました。

お弁当の配達に出発!

インフルエンザで「公欠」の3姉妹の仮設へお弁当の配達です。

楽しくお茶っこ^^

 

15時過ぎからは、邦子さんの語り。
自分は所用があり残念ながらお話聞けませんでしたが、
震災の体験を通して今本当に大切にしてほしい事を、聞き手の心に語りかけてくる・・・とっても大切なお話です。

隣の鮎川浜に行く機会もあり、現在の鮎川港を見る事もできました。
かつては捕鯨で栄え、最盛期には全国から人が集まり映画館などの娯楽施設もあった、と伺いました。
かなり嵩上げが進んでいて、震災以前の写真と比べると山肌のお宅を目印にしないと位置がわからなくなっていました。
近所の方に教えていただきながら確認させていただきました。

今の鮎川浜です。

 

震災前の鮎川浜です。

この日は天気が良く日が傾くと本当に夕日が綺麗でした。
雲と夕日が重なり水平線に沈む様はとっても美しかったです。

 

初参加同士 がんばりやさんの柴垣くんが黙々と掃除機をかけるのを、やさしく寄り添いお手伝いする樹木医遠藤さん

恒例の感想タイム@出発式

集合写真@出発式

 

活動後はおしかのれん街で晩御飯!
今回はマルニ鮮魚店淳子ママ特製
浜の雑煮定食
浜の…ですが、具はほとんど野菜でした(笑)でもとっても美味しく、温まる料理でした^_^


これで、600円!(お餅なしは500円)


そしてぜひにと言われ立ち寄った中華上海楼さん。実は初めて。
チャーハン&ワンタンスープ。
あれ?どこかなじみのある味?と思い、伺うとお店で使用している味噌は東海地方の赤味噌との事…次回もぜひ立ち寄りたいと思います!

おしかのれん街の皆さんのお見送り^^ 寒い中、ありがとうございます。

最後に・・・
帰り道のバス内でボランティア後の感想タイムが有るのですが、
今回のみなさん本当にそれぞれの想い、今回活動して見て聞いて感じた事をしっかり時間をかけて伝えてくれて、
ウルッとしたり、ほっこり温かくなる時間になりました。

菅生PAで「ずんだパーティー!」(一人お茶で乾杯していますが・・)

最近、宇都宮餃子をマヨネーズで食べるのがお気に入りの代表^^

女子高校生とおじいちゃんたちの関東栃木レモンパーティー^^
世代を超えた交流も魅力です^^

今回も本当に良いメンバーに恵まれて楽しい活動でした。
活動を共にした仲間、名古屋で応援お手伝いしてくださるみなさま、
そして、いつも十八成浜で温かく接してくださるみなさまに、心から感謝です。

今回の経験を通して、やっと震災は他人事ではないと思えた気がします。勉強になったし、何より楽しかった!参加して良かったです。本当にありがとうございました。ありがとうございました。(服部さん@食堂班)

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後藤健二さんのシエラレオネでの想いを受け継ぎ、シエラレオネの子どもたちを応援します。

2015年02月01日 20時23分56秒 | [平成27年(2015年)]シエラレオネに非常食を贈るプロジェクト

代表の久田です。

ジャーナリストの後藤健二さんは、2005年に「ダイヤモンドより平和がほしい 子ども兵士・ムリアの告白」(汐文社刊)を出版されました。
後藤さんは良質なダイヤモンド鉱山をめぐって起きたシエラレオネ内戦(1991~2002)の後遺症に苦しむ同国を取材されました。
そして、シエラレオネで反政府勢力の革命統一戦線(RUF)に両親を殺された後、RUFに拉致され、RUFに洗脳され、
兵士にさせられたムリアと出逢います。

RUFは拉致した子どもたちを洗脳し、子どもたちの顔に麻薬を埋め込みました。
麻薬を埋め込まれた子どもたちは、人を殺すことも、自分が死ぬことへも恐怖がなくなり、殺人マシーンにさせられました。

ムリアはPTSDに苦しみながらも一生懸命に勉強をしています。
そして、将来はシエラレオネの大統領になって、いい国にしたいと後藤さんに語りました。
後藤さんは一生懸命に勉強してほしいという思いを込めて、自分の愛用していたボールペンをムリアにプレゼントしました。

RUFは数千人のシエラレオネの人びとの四肢を切断するということもしました。障がい者にすることで、経済的な打撃を継続的に与えるためです。
シエラレオネ内戦から10年以上が経過しました。
しかし、子ども兵士の多くはいまだにPTSDに苦しんでいます。
四肢を切断された人たちも苦しんでいます。
後藤さんの本では「今でも手が痛い。手を落とした相手を恨んではいないが、 絶対に忘れない」というようなことを、
両腕を切断された方が語っています。 

後藤健二さんはシエラレオネを取材し、その著作を通じて、
シエラレオネの子どもたちを応援してほしいというメッセージを私たちに訴えられと思います。


今まさに、私たちは縁あってシエラレオネの子どもたちを応援しようとしています。
後藤さん殺害の報に接し、後藤さんがシエラレオネで取材された想いを受け継ぎ、
シエラレオネの子どもたち、
シエラレオネ内戦の被災者の人たちのために、
シエラレオネへ非常食を送る活動を成功させなければならないと強く思うようになりました。

後藤健二さんのシエラレオネの子どもたちへの想いに応えるべく、
中高校生とともにシエラレオネ応援活動を進めていきます。


本日(2月1日9は午前11時~午後12時に栄・三越・三井住友銀行前で、午後1時~午後5時に栄・三越ラシック前で、
シエラレオネ物資輸送費募金を行いました。
今日は風が強くてとても寒く、募金箱や横断幕を持つ手がかじかんでしまいます。
そんな中でも高校生は一生懸命にシエラレオネ物資輸送費募金を呼びかけました。

 

動画もご覧ください。
https://www.facebook.com/video.php?v=778962945511068

 

このブログをご覧の皆さんにお願いしたいのは、輸送活動費の約100万円へのご協力です。

振込先は
郵貯銀行
口座名:被災者応援愛知ボランティアセンター義捐金
       ヒサイシャオウエンアイチボランティアセンターギエンキン
記号12140
番号34298531

他行からは   
店番218(にいちはち)
普通預金
3429853
口座名:被災者応援愛知ボランティアセンター義捐金
       ヒサイシャオウエンアイチボランティアセンターギエンキン

※義捐金口座ですが、今は使っていない口座のため、一時的に義捐金口座を使います。
  他と区別するために、お名前の後ろに、「シエラ」とおつけください。→例:久田光政シエラ
  現地ボランティアや、エール実行委員会の折に、直接お渡しくださってもけっこうです。
  どうか皆さまのご協力をお願いします。

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