愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。
災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について
代表の久田です。
たいへん遅くなりましたが、第10回能登半島地震ボランティア(5月25日~26日)について、参加者の感想を中心に報告します。
第9回までは、能登島野崎町での災害ゴミ撤去などを中心とした活動でした。
今回は、能登島仮設住宅(約50世帯、約100人)で、仮設の皆さんのコミュニケーションを促進することを主な目的として、
以下のようなプログラムで実施しました。
①子どもたちと遊ぶ
②高齢者健康プログラム
③ソウル家さん(名古屋市内で4店舗の韓国料理店あり)の韓国弁当を食べながらの交流
まずは仮設住宅を訪問して、ご挨拶です。
事前告知のチラシはすでに配布していただいています。
能登島仮設はこれまでのプレハブではなく、コンテナ改造タイプ。
良くもあれば、問題もある仮設です。
■健康体操の前に仮設住宅を訪問し、部屋の中も見せて頂きました。
一軒一軒同じ様で同じではありませんでした。
仮設住宅の中でコミュニティを作る難しさもうかがいました。
人を知るために、もっと多くの人と、もっとお話しをしたかったと思うばかりです。
高齢者健康プログラム
実はもっとも体が硬かったのは、ボランティアの20歳代男性でした^^
■今回健康体操と、アイスブレイクゲームとして「後出しジャンケン」を主体でやらさせていただきました。
うまくできるかな?と不安な気持ちで始めました。
でも、仮設の皆さんが、笑顔で体操に参加されたことはとても嬉しく思いました。
お弁当が美味しいと言われながら、仮設の皆さん同士で少しづつですがお話をされていて、
その小さなひとつから、日々の会話へゆっくり繋がっていけば、今日の活動は成功と言えるのかなーと、思っています。
仮設の子どもたちと思いっきり遊びました
■休憩で寄った七尾市和倉のセブンイレブンの店員さんから「愛知から来たんですか?!ありがとうございます、頑張ってください」とお声がけがあり、元気と勇気をもらえました。
私は、子どもたちとの外遊びを担当しました。その場にある限られた道具や条件で、子どもたちに喜んでもらえる遊びってなんだろう…とアイデアが浮かばず考えてしまうタイミングがあり、機転が効かない部分がありました。それは反省です…
キックベースで遊ぶのは初めてでした。今後のボランティア活動で活かせると思いました。楽しかったです。
いつもは高校生ボランティアのサポートをしている立場として振り返ると、
今回のような、人との「繋がりを強める」というアプローチでの災害ボランティア活動は、高校生という人材は適任なのかなと思います。
今回も現役高校生のかなさんがとっても活躍されていました。
高齢者とのコミュニケーションや、子どもの遊び相手を見ていると、災害ボランティアという特性上配慮が必要な部分はありますが、我々の日頃の活動そのものだと感じました。
今回の活動を我々のボランティア団体へ持ち帰り展開し、高校生メンバーへ災害ボランティア活動のイメージをより鮮明にできればと思います。
■今回、子ども達と遊ぶことをメインに参加させていただいきました。
一見、人懐っこい子ども達に可愛さを感じながらも、会話の中でネガティブな言葉が時折出ていたり、人との距離感等、大人とはまた違った言葉に表しにくいストレスを感じているように見られました。
コミュニティーセンターに児童館のように専門的な職員が常時配置されている部屋があったり、土日も市民の方にセンターが開放されると、継続的な支援につながるのにな、と思います。
大人の方とは、食事会の時やお弁当をご自宅まで運ぶ手伝いをした時に、子供の頃やお仕事をされている頃のお話を伺い、生き生きとした表情が印象的でした。
お話の中で、仮設住宅の鍵の開閉がやりづらくて本当は困っていることを、玄関で何度も見せてくださる方がいました。
実際に住んだ後の不便さを、すぐに対応してくれる組織があると良いのにな、と思います。
ただ、外部から見たら「こうすると良いのにな。」「効率的なのかな。」と簡単に意見を述べることはできても、実際に変えていくことは簡単ではない様子も見受けられて、「じゃあ、どうしていくと良いのだろう。」とボランティアが終わった今は、発信する言葉も考えて迷うな、というのが正直な感想です。
知人に「心と身体と呼吸はつながっている」と以前、聞いたことがあり、能登島の方が心身共に健康で過ごせるしくみができるのに、自分は何ができるのだろう、とよく考えてみたいと思っています。
自分の傾聴力に未熟さを感じましたが、今回のような形のボランティア経験させていただいて、とても良い勉強になりました。
■今回子どもたちとの外遊びをメインに活動させていただきました。災害ボランティアの活動は初めてで自分の言葉で被災した方々を傷つけてしまうのではないかと不安でなかなか自分から思うように話しかけれなかったのが反省です。
子どもたちがあまり自己主張しなかったり、ネガティブな言葉が会話ででてきて、気づかれにくいストレスを感じでいるのだなと思いました。
ですが、関わっていくなかで「変わり鬼やりたい!」「かくれんぼしたい」と自分のやりたい遊びをランチ会後に提案してくれて少しずつ心を開いてくれたのかなと思いました。保育士としていい経験ができ、楽しくてあっという間でした。
今回自分が実際に見たり、聞いたり、感じたこと、思ったことなどを発信して少しでも多くの人に伝わってほしいなと感じました。
最後においしいお弁当をありがとうございました。あれだけの量を作ったり、運ぶのも大変なことだったと思います。本当にありがとうございました。
■子供との外遊びなどをさせて頂きました!無邪気で可愛く癒された反面、子供たちの言動や態度からストレスを抱えていることが伝わってきて複雑な気持ちにもなりました。1班の皆さんは子供を優しく明るくリードしてくださったので子供達も楽しい時間を過ごせたかと思います。私自身とても楽しませて頂きました!
仮設住宅についてお話を伺ったり、見させて頂いたりしました。
自分たち望む仮設住宅ではなく、問題点をあげようと思えばたくさん出てくるというお話を伺いました。しかし皆さん住むところがあるだけありがたいと言う考えになってしまっていました。何とかして国民みんなで能登に寄り添い、改善していけたらと思います。
今回も貴重な経験をさせて頂きました。また、とても美味しいお弁当をありがとうございます。お手数おかけしました。本当にありがとうございました!
ソウル家さんの韓国弁当(200食分)
ソウル家さんは25日(土)の深夜に東新町店の従業員さん総出で、パックにつめられました。
社長が一人で能登島まで運転し、野崎コミセンで焼肉を炒め、200食完成。
キムチももちろん美味。
おいしいお弁当をいただきながら、いろいろなおしゃべり^^
■ランチのお誘いをした高齢者の方に、ボランティアのHさんが尾張と加賀の歴史のつながりの話などをしたところ、
とても興味をおもちになられ、歩けないからいけないとおっしゃっていましたが、ランチ会に参加されました。
愛知ボラセンでは、能登島仮設の皆さんの人間関係づくりのお手伝いを目的に能登島仮設での活動を実施しました。
十全な人間関係が築かれているわけではありませんが、すでに一定の人間関係は築かれています。
むしろ都会で生活している私たちの日常よりも濃い関係のようにも思えます。
仮設住宅での生活には多くの問題はあります。
しかし、愛知ボラセンでは、能登島での活動にいったんの区切りをつけようと判断しました。
今後、なんらかのSOSがあり、私たちが応えらるようなことにはしっかりと対応しようと考えています。
この活動は【赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成を受け活動しております。】
募金へ寄付してくださった皆様ありがとうございます。