昨日、弊社のお客様から御質問の♪リンリンダイヤル。。。
W124でルームランプをカー用品店で売ってる汎用品のLEDに交換したら暗いし、ドアを開けた際にシートベルト警告灯の点滅と共にチラつくって話。。。
更に、「お宅で施工して貰ったメーターやスイッチ類のイルミネーションはチラつかず安定して点灯しているのは何故?」って言う疑問です。。。
まず、、、カー用品店で販売しているLEDの多くは汎用品で、大体の車種をカバーする設計になってます。。。
しかしですね。。。
一部車種では、ノーマルのメーカー設計により汎用品のLEDでは問題が発生する場合があります。。。
最近の車では。。。
ルームランプですと、、、
電源OFFなのに、、、ボーッと薄暗く常時点灯。。。CANの悪戯。。。
消えていたルームランプが何かの拍子に高速点滅。。。
LEDをセットしたらいきなりヒューズが飛んだ。。。
点灯するにはしますが何か暗い。。。
ハザードを点灯したらハザードの点滅に合わせて明暗点滅。。。
シートベルト等の点滅警告灯に合わせて明暗点滅。。。
等々色々な問題が発生する場合があります。。。
中でも毒車の場合、、、
フロントのルームランプは単にLEDにしてしまうと、まず、、、暗くて使い物にならないのが常です。。。
更にシートベルト警告灯が点滅すると、点滅に合わせて明暗点滅になることが多いですねー。。。
コレは、、、二十年以上も前に設計された毒車がルームランプをLED化するなど全く考えてませんから~。。。
10W程度の電球じゃ、大して影響の無い電圧の微妙な変動にも、、、
汎用のDC12Vが安定供給を前提に設計されたLEDには大きく影響するワケで。。。
汎用のコスト面から単に直列回路で設計したトコにDC12Vを基準に計算で弾き出した値の抵抗を挟んだ設計なので、毒車等、旧い車で発生する電圧変動の影響をモロに受けてしまうんですよ。。。
電圧が変われば電流も動きますからね。。。
ことに、、、毒車のルームランプユニットの内部には電圧ドロップをさせてシートベルトの警告灯を点滅させる電源回路が入っていたり、、、点滅には電解コンデンサーを利用してますからコンデンサーの充放電で、ルームランプの電源も電圧変動を起こし、、、MAXでもDC12V来てなかったりします。。。
ココまで書けば御理解戴けるかと思いますが、毒車のルームランプの電極はアンダーDC12Vの電圧と考える必要があります。。。
故に、、、どうしても毒車のルームランプをLED化するのであれば、供給電圧を視野に入れた上で不安定な電圧から安定化するシステムが必要だってコトです。。。
つまり、、、毒車専用に設計する必要があると言う話になります。。。
つまり、、、弊社でW124,W126,W201用に製作したLED照明はオルタネーター等の電力供給部分が正常で綺麗な波形を描いて充電している事を前提にLEDの点灯回路に安定且つ照度調整の電圧幅をもたせ、チラつき防止を施してあります。
しかし、、、社外の「大容量」を謳ったオルタネーターの中にあるレギュレータに用いられる半導体全てが大陸製で電圧変動の大きなモノが多く、トラブルの原因にもなってますからご注意を!(笑)
以前、、、大陸製レギュレータが招いた奇怪な現象。。。
毒車で走行中に、、、トンネルに入ったら警告灯類がボーッと薄暗く常時点灯してた。。。
調べてみると、エンジン始動時にイグニッションONで点灯する筈の各警告灯が薄暗く点灯していて、、、
オルタネーターのレギュレータがイグニッションONでL端子をLo.....つまり、アースに落とした際に各警告灯が点灯。
スターターが回ってエンジンが回転するとオルタネーターも回転してレギュレータがL端子をHiにするので各警告灯は消える。。。
つまり、、、エンジンが回転している時はL端子はHiにならねばならず。。。
が、、、この事象ではレギュレータの半導体切替が不良で微妙にアースに落ちていたと言う事象。。。
結局、このオルタネーターは購入、交換後一年そこらでしたが、、、
発売元はクレームを受け入れず、、、
レギュレータ交換に新品の販売価格並の回答をよこしたもんだから、、、
結局、、、弊社のDENSO製に換装して故障は万事解決。。。
こういったモノは適正な交換後の不良に関しまして、、、アフターも欲しいですよね。。。
ウチでは販売、装着後は三年間はギャランティしてますけどね。。。(笑)
決して販売価格は安くもないオルタネーターですからね。。。
儲けに走って大陸製を提供し、後はノークレーム。。。儲かるでしょうけど、、、オイラのポリシーから、それは無理。。。
だから、、、いつまでも超零細企業なんですけどねー。。。(笑)
超隙間風産業の気ままな会社。。。
(爆)
汎用品にもリスクの検討に検討を重ねて解決するまで悩み通す。。。
価格で勝負の大陸製とは一線を画すコンセプトで隙間風な提案をする企業があってもイイじゃない。。。超零細だけど。。。(笑)
余談ですが、、、
HIDのH4 Hi/Loスライド式切替 無接点リレー。。。
仲間のマニュファクチュア会社がハンダ付けで製作してくれると手を挙げたので最初、、、注文生産でオーダー開始しますね。。。
コレで臨死体験は避けられっかな。。。(爆)
ソレノイド+スプリング式のHi/Loスライド切替バーナーの仕様と、ダブルソレノイドの切替時信号入力仕様で二種類ラインナップしようかと。。。
大陸製何か目じゃない耐久性と電力の安定性を提供します!
勿論、製品保証は販売後三年間で、、、
お客様がリレー故障の不安から解放された笑顔を想像しながらニヤニヤと製作します。。。(笑)
もうちょいお待ちを!