以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

W124のT/LLRモジュール修理。。。

2019-05-26 21:59:28 | 日記
久々にT/LLRモジュールの故障修理で一日が終わった寅です。。。

お車はW124 E320。。。

症状はアイドル時にアイドリング回転が1400rpmをkeep。。。

某車屋でスロットルアクチュエータを交換したが治らず。。。

そりゃ治りませんがね。。。スロットルアクチュエータのハーネスがショートしてT/LLRモジュールの基盤を飛ばしてるんですから‼️

一番手っ取り早いのはT/LLRモジュールも新品交換で完了❗️ってのがイイでしょう。。。(笑)

でも、新品ユニットよりは低コストな修理で治るなら其方で何とかしたいのも人情。。。

が、、、多くのモジュール修理屋はフェイルセーフになったモジュールの故障箇所を見つけ出せないし、スロアクのハーネスのショートでよく壊れる部分はご存知無い。(笑)

実際にスロアクのハーネスのショートでイカれてフェイルセーフに入ったT/LLRモジュールやE-GASモジュールを「修理します。」と謳っておきながら実際は電解コンデンサーだけ交換して帰って来て現車に装着したら治ってなかった何てよくある話。。。

フェイルセーフが起きているT/LLRモジュールやE-GASモジュールを診断機で検査してみると多くは「EFPユニット故障 流れ」と言うフォルトコードが表示される。。。

この診断結果だけでは修復の可否は判断出来ないが、単にEFPが作動しないだけの故障であれば修復可である事も多い。

但し、かなり派手な分解オペが必要である事と基盤の0.1mm幅のパターンを修復するスキルや半田による加工オペが出来る技術力を要しますが。。。既に馬鹿ばっかの車屋の領域では無い。。。(笑)

素人のDIYレベルで安易に手を出せば基盤パターンを焼損させたり断線させたり等のハイリスクが付き纏います。。。

で、、、今回ウチに入庫中のお客様のお車で車両診断の結果、T/LLRモジュール修理による完治の可能性を感じて修復オペを施工致しました。



数年前にウチでO/Hを受けている個体でした。。。
スロアク交換も同時にやっときゃこんな事態は防げたのにね。。。



今回の様なショートによるダメージの多くはメインの基盤よりこのオスソケット組立内の基盤や通電ピンに及んでいる事が多いので先ずはメインの基盤からオスソケット組立を分離します。。。

ってか基盤の半田はエコ半田でベタベタしているので除去も吸引も一筋縄で行きません。(笑)

相応の技術力と道具が無い状況で手出しすると更に地獄を見ます。。。(笑)

ワット数の高いハンダゴテで手を出すと基盤上の周辺パターンにダメージを与えます。



ソケット部分と基盤を分離します。。。この時点でスルーホールが抜けて基盤上の細いパターンを折損するケースが実に多いです。風化が激しい基盤では其れも想定内で臨む事になります。



画像をジーっと観察すると焼けて変色しているパターンの姿に気付くと思います。

パターン周辺の邪魔な部品を撤去してパターンの修復に入ります。





基盤のパターン修復が完了したらコート剤を塗布して再組立を行います。







ソケット組立のメイン基盤からの分離、ソケット組立分解による基盤の分離などの手間がかなりかかりますが今回の様なケースであればT/LLRモジュールの新品交換より安いってトコですね。。。

中古部品も品薄になって来ているのでこれからは修理が可能であれば修理と言う話が多くなりそうですな。。。

その前にスロアクのハーネスをショートさせない未然の予防整備にコストを掛けましょうね‼️


因みにウチはこの手の作業、、、診断作業で診断機のデータ取得もロクに出来ないトンチンカンな業者や素人のDIY修理絡みなど実に面倒臭さ全開なのでウチに現車持込以外ではお受け致しません。

特に馬鹿な車屋は「俺は◯◯年やってんだ❗️」と無駄に長い事を意味不明に口にして、、、口ばっかで此方が言った事もやらず、馬鹿なクレームじみた口を利くわ支払いを惚ける系が多いので電話やメールの感触で即刻お断りする場合が多いです。馬鹿は伝染るからです。。。(笑)

最近、ウチに断られる系が業者も一般ユーザーも増えてます。(笑)
だってやる気になんねーんだもん。。。

修理依頼しといて見積出しゃあ「主治医」がどうのだの面倒臭い話をする知ったか素人は全部主治医とやらにお任せ下さい。ダメな機構部を治さないと電気系統を治しても完治の確認が出来ねー事もあるのよ。それでも主治医主治医と宣うなら「ウチに依頼すんなよ❗️」って話になる。。。コッチもかなり不愉快になるって分からないかね❓

オイラの話に聴く耳持たねーで舐めた口を利く特に爺さんユーザー❗️どの口が言ってんのか知らんけどお客様は神様です位に思ってねーか❓
神様なら米、塩、酒を出してやるわ❗️とっとと帰んな❗️後で塩撒いとくわ。。。

ブログコメントやFacebookからの問い合わせや修理内容、方法の問合せ等の類やオイラの気に入らない話は全て無視、削除致します。

後は空見積ナシノツブテの前科者の皆様❗️見事に当社独自のデータベースにてブラックリスト直行便ですから忘れた頃のメールなどによる問合せはスルーになります。おめでとう御座居ます。


今回は車ごとウチに全てお任せ戴ける良いお付き合いが出来るユーザーさん向けのお話でした。。。(笑)



段々と全容が見えて来ました。。。

2019-05-18 14:21:35 | 日記
本日も朝からW124のトラブルシュートに没頭中の寅です。。。



昨日のダイアグノシスデータが読み込めない件について配線図と睨めっこしていたらどうも合点が行かず、、、基本的な問題が隠れている疑いが捨てきれずメインハーネスから追っかけてみる事に。。。

先ずはタペットカバー前のカムアジャスター横で接続されているアース。。。
テスターでアース部分の抵抗値を測定してみると、、、5Ω??チト高いね。。。
一旦、アース端子の止めボルトを外してアース接続部分のステーのバッテリーまでの抵抗を確認すると0オーム。。。調子エエやん。。。

つまり、アース端子のステーとの接触部分が酸化して抵抗になっていた様なのでサンドペーパーで磨いて錆を取り、端子を再締め付け。。。

コレでエンジン始動。。。ちょっとだけ音が良くなった気はするね。ちょっとだけヨ。😅

次は結構多いミス、、、って言うかこりゃ構造とか設計の問題になりますが、、、



奥のHFMモジュールの左右の接続ソケット二つ。。。

コレね、、、立派な抜け止めのソケットロックが付いてますけどソケットが微妙に差込接触不良でもこのソケットロックは入っちゃうんですわ。。。ココ盲点。。。

もっと言うと、、、手前のABSモジュールのソケットは端子がキチンとオスメス噛み込まないとソケットがロックされない構造ですが、其処は流石安全装置に絡む部分故のコストがかかった設計。。。

対してHFMモジュール自体は安全装置の中枢とは深く関連していないからか、、、ソケットに其処まではコストをかけていないですな。。。

コレが次世代のW210やW211と、モデルチェンジで進化するにつれて樹脂の変形、破損は当たり前の軟弱ソケットに化けて行ったんですわ。。。よって接触不良がメチャ多い。。。
余談ですけどR129の1997年〜最終モデルじゃESP BASのユニットの接触不良が異常に多かったなあ。
ESPの警告灯点灯でDASで調べてみるとSTアングルセンサーだのABSセンサーだのテストの度に無茶苦茶なエラーが出まくる。。。
結局、車屋さんの多くは車屋さんの常識の範囲を超越した原因が特定出来ず降参となって終了になるのよ。。。

と、まあ信用してるとマジにヤバイ毒車のソケット。。。

辛うじてソケットがハマってソケットロックが出来ているからと安心していると不調を引き起こす原因になる場合もある。。。

特に着脱がやり難い場所にHFMモジュールが鎮座しているW124のこのモデルでは割にやってしまいがちな箇所なのです。。。

で、、、一旦このHFMのソケットを左右外して端子の確認。
HFM側もソケット側にも曲がりや破損が無い事を確認して再度挿入接続ロック。。。

コレにて再度エンジンスタート。。。

エンジンの振れは殆ど無い。。。診断機を接続して各センサーやアクチュエータにアクセス。。。



見事にアクセス成功❗️



コレで現在のエンジン周りのセンサー類やアクチュエータのデータやインジェクターのオープンタイムまで見えたので次の段階に。。。

T/LLRモジュールのデータを取得すると、、、シフトポジションの認識がチョイと遅い。。。

更に、シフトポジションが変わった際に一瞬アイドル回転が乱れる位置がある。
特にN⇆R間。。。ミッション自体もチョイと不穏な振れがあるがコレは整備の専門の判断に振るとして。。。😅

エンジンルームと下回りの検査では今のところオイル漏れ、滲みはパワーステアリングの低圧ホースのみで、、、



問題はATハーネスの劣化が著しいので要交換ですね。

一部は部品供給が終了なのでウチで一品で作りましょう。(笑)


後はブローバイの経路やEGRバルブの汚れによる振れが出てるね。。。

エンジン周りはそんな感じ。。。後は実際に修理に着手してみないと見えない部分もアルヨ。。。

後はエアコンの制御パネルの制御ズレや遅れも出てるから制御パネルのO/Hとメーターの水温計の誤差も結構出て来ているから水温センサー交換とメーターのO/Hも推奨だね。。。

気になるのがエンジンが温まった状態でエンジンを停止するとほのかにLLC臭が上がって来るトコかな。
コレも怖いから要点検ね。。。

ブレーキは明らかにペダルが奥に入っているのでマスターシリンダーとマスターバック、ブレーキキャリパーまでキッチリとやった方がイイね。

一通り見つけた内容で御見積ですな。。。

オイラのお家芸の電気系統だけどエンジン制御問題はほぼ解決したのでATハーネスの一部製作と交換。
後はメーターのO/HとクライメートパネルのO/Hと低速電動補助ファンコントローラーの追加装着の推奨位かな。。。

さて、要整備箇所の工数と部品調べて貰お。。。🧐

結構激しいかもです。。。

2019-05-18 08:51:17 | 日記
昨日から繁茂期に入りだした寅です。。。

そんな時に限って仕事以外の邪魔臭い話を持って来る輩が多いんだよねー。(笑)

多忙中に無駄な時間を費やしてる場合じゃないので取り敢えずはジャブを浴びせてブッチギリ。。。(笑)

さて、昨日の御入庫。。。



ココ数年何かと縁深い九州は鹿児島県より遥々弊社を頼りに陸送屋さんの手で御入庫です。。。

症状はアイドルが不安定、、、振動。。。

エンジン音を聞いてみると何か重苦しい。混合比も適正じゃないね。。。

先ずは入庫時確認から。。。



陸送屋さんの外装チェックシートを基に現車の外装を確認。



そして、現在の症状の確認。。。
オーナーさんからヒアリングしている内容を基に冷間時スタート〜アイドリング状態でエンジンの状態を確認。。。

チト振動が多いですな。。。タペットカバーが微妙に振れてますね。。。



簡易診断機を接続して自己診断システムのフォルトメモリー(故障コード)を確認するも自己診断ではフォルトはメモリーされていない。。。

で、、、各センサー類のアイドル時のデータを取得しようとするも、、、データが出て来ない。。。😱

丁度、定番のエアマスセンサーが故障した時の症状にも似ている。。。

エアマスの補正データも取得出来ない。ひたすら固定値を示すのみ。。。

水温センサーも。吸気温センサーも。。。ひたすら妙な固定値。。。



44℃の吸気温度って。。。時折一瞬、、、184℃とか表示されちゃうし。。。カメラが追い付かずその値が撮影出来ん。。。(笑)

O2センサーの補正値もプログラムに入れず弾かれて表示出来ず。。。

定番のエアマストラブルだと全体的な自己診断が殆ど不可能になったりもする。。。

後は社外品の出所不明なエアマスだと自己診断自体出来なかったりもする。。。

過去に何回もエアマスを交換しているらしいが改善しない様である。。。

って、、、コトは、、、CAN通信❓

じゃあ、この車のモジュール類のCANアクセスから見てみようとHFMモジュールとT/LLRモジュールの通信アクセスを確認するも通信不良は見られない。

メインハーネスは新品。失火による振動は出ていない。

センサー類のデータがHFMでキチンと積算されていない❓❓

アイドリング時にATシフトレバーをDに入れてブレーキを踏んでいても微妙な振動。

Pに入れたり、Nに入れたりと繰り返すといきなりブスブス言い出してくれたり。。。でも、混合気は辛うじて燃えている。。。きっと、センサー類のデータがキチンとHFMに入らずインジェクターのオープンタイムもメチャクチャなんだろうね。。。

センサー類もインジェクターもCANで通信しているので正常ならばデータが取得出来る筈だが取得出来ない。。。データ変異のグラフ表示も出ない。。。

センサー類の通信不良はこの時代のシステムだとエアマスの電源断裂以外は自己診断で拾わない。

そうすると、、、センサーやアクチュエータ類のCAN通信ラインを追っかけて、、、ATのインヒビタースイッチ(シフトポジションスイッチ)とシステムを結ぶATハーネスも含めて調査する必要がありますな。。。

結構奥深いど。。。コレ。。。



あー、、、( ̄▽ ̄;)??

2019-05-17 09:25:02 | 日記
只今、トラブルシュートの結果から先に進めず放置モードに入ってしまって困惑中の寅です。。。

事の起こりは先週末。。。
車屋さんが解決しきれず「旧いんだからしょうがない❗️」と言われて話がThe End.になってしまったW124 E280のオーナーさんからのウチへのトラブルシュート依頼から始まった。。。

症状はアイドリング時の不正脈によるシャクリ。。。

定番のメインハーネスやスロットルアクチュエータ、イグニッションコイルetc.....は交換済み。。。

で、、、エンジンのアイドリング時の状態を把握する為に診断機を接続して各アクチュエータやセンサー類のデータをスキャンしてみる。。。

うん。確かに何か不安定ですな。。。それも全体的に。。。

エアマスやらO2センサーはキチンと既定値の範囲内で補正を行なっている様子なので問題は無さそうだ。水温も外気温も他のセンサー類やインヒビタースイッチ(シフトポジションスイッチ)もキチンとしている。アイドルスイッチも問題無し。。。

シャクリ発生時のエアマス補正値やO2センサーの補正値も一瞬だが可笑しな値に。。。

各シリンダーの点火状態についてはダイレクトイグニッションコイルのミスファイヤのエラーがバラバラに出てる。。。何じゃこりゃ??

それもシャクリ発生の度にでもなく時折ミスファイヤとしてエラーになると言った感じ。。。

メインハーネスのイグニッションコイル一次側のソケットを分解して確認するも異常は見当たらない。。。

で、、、後は疑いの対象として。。。社外オルタネーターが着いているけど。。。( ̄▽ ̄;)

オルタネーターの発生電圧をグラフ表示で測定。。。

はい。不正脈発生時に合わせてオルタネーターの発生電圧値が一瞬だけど異常低下。。。

普段から不安定な出力電圧値で結構極端な波を打っている。。。

コレだね。不具合の原因は。。。ダイオード不良かな。。。

他に不具合がまだ眠っているとしてもオルタネーターを正常化しないと先には進めないね。

と、言う訳で検査結果をオーナーさんに連絡したら「主治医と相談します。」って。。。

で、昨晩来た回答は「主治医がオルタネーターは信頼出来る主治医推薦のモノなので不良な訳が無いので今回の不調の原因な筈が無いです。御社はコンピュータ等の不具合を見つけて下されば結構です。コンピュータ等の不具合が判明した場合にも修理は主治医に依頼しますので御社では修理をしないで貰えますか?」

は〜⁉️だったら最初からウチに依頼すんなよ‼️主治医とやらに何とかして貰えよ❗️

意味分からん。俺はオルタネーターが不良だと言ってるんだよ❗️

ウチの診断に文句があるなら他に行けよ❗️

コンピュータ❓電源不良のオルタネーターで現車上の動作状態確認もロクに出来ないトコで何しろってんだいっ⁉️

俺はもうやらんよ。車、持って帰れ❗️

此奴、コレでトラブルシュート代金も払う気無しやろな。一種の詐欺師❓❓

大方、社外品の安いオルタネーターを装着して不具合になってるクチなんだけど不良な訳が無い何て根拠の無い事を言って他の原因を探せって意味が不明な話。。。

六、七年前にみんカラで偉そうな語りをしてた輩にも居たな。
素人が中途半端な知識でヤマ勘の当てずっぽうなトラブルシュートしか出来ない癖に結局ギブアップしてウチにトラブルシュート依頼。
結果、社外のオルタネーターの発生電圧不良と言う裏付けアリの結論に達したにも拘らず「考えます。」とか言って帰った数日後にみんカラのブログで「不調は無接点リレーが原因だった。」とか全く根拠の無い名誉毀損も甚だしい事柄を記事にして知ったかモードの馬鹿共が寄ってたかって有りもしない事を偉そうにあたかも真実の様に書き連ねられたって事例。
人の事を五月蝿いだの何だのと知性の低さ丸出しで稚拙な文章の語り口でタップリと笑わせて貰ったわ。(笑)

だから、オイラはみんカラだの知ったか素人の吹き溜まりと付き合う気も無いし、群れる◯◯クラブ系の輩は全てお断りしている。

今回も、こんな意味不明なお話にお付き合いする程暇じゃないので、ウチで修理しないなら診る気にもならんので邪魔だから早急に現車をお持ち帰り戴ける様回答しておきました。怒るより先に笑うね。。。こんな話。。。

おら〜‼️車両の置き場代も¥タダじゃないんだから、ウチに依頼しねーんだったらさっさとポンコツ車持って帰れ〜‼️😡

さて、次のマトモな御依頼の修理車の入庫スペース確保に車の入れ替えやわ。。。



気付かぬ事は、、、怖いどす。。。

2019-05-15 17:10:59 | 日記
本日は定休日なので仕事はしないつもりの寅でしたが、、、結局仕事してました。。。

平成時代の昨年の秋にクルーズコントロールシステムを修理したW126 560SEL。。。

今度はオートクルーズ使用時にブレーキを踏んでも解除にならなくなったとオーナーさんからの慌てた口調での電話。。。😱

それどころかオートクルーズ中にブレーキを踏んで減速しようとすると元のセットした速度に戻そうと加速しようとすると言う。。。

コレ、、、昨日の夕方に怖いからどうしても診てくれとの😱蒼い顔で仕事帰りに電話でアポの後、駆け込んで来たウチの結構近くに住む常連さん。。。

まあ、お預かりにて検査するからと代車で帰宅して戴き昨日はツレのふわわ歳の誕生日故、予定通り早上がり。。。

で、、、ウチに入庫時にバックでウチの駐車スペースに入れて貰う際にオートクルーズの不具合の原因の見立てでは大方察しがついた。。。

車両の後方で誘導していたらブレーキ灯が左右共に点灯していない。。。

ブレーキ灯が左右共に球切れ❓そりゃ殆ど有り得ない。

ってか両方球切れしていたらクルーズ自体入らなくなる。。。

クルーズが入るってコトは、、、ヒューズからのブレーキ灯電源がブレーキスイッチまで来ているか❓

ブレーキを踏んだ際にライトコントロールリレーの入力までブレーキ電源が来ているか❓

ライトコントロールリレーの出力にブレーキONで+12Vが来ているのであればブレーキ灯不灯で球切警告灯が点灯する筈だが点灯していないと言う。勿論、エンジン始動時にイグニッションスイッチONでは球切警告灯は点灯するから警告灯の球抜きや球切れは無い。

って、コトはブレーキスイッチからの+12Vはライトコントロールリレーには入力されていないってコトだからフットブレーキスイッチが超怪しい。
一応、ライトコントロールリレーのブレーキ電源入力を測定するもフットブレーキONでも常に0V。。。

で、、、本日は仕事するつもりは無いのに(笑)運転席の膝上カバーを取り外して、、、フットブレーキスイッチをテスターで導通チェック。。。

やっぱりスイッチONで導通が無かった。。。

たまたま在庫してあったW126用のブレーキスイッチに交換作業。。。



↑コレが外したスイッチ。。。

狭いスペースにブレーキスイッチは鎮座していて横のクルーズコントロールモジュールとオーバーヒートリレーが邪魔になるので一旦クルーズコントロール取付のステーごと取外して手を入れるスペースを作ってブレーキスイッチを前方からロックしている17mmナットを緩めて取り外す。。。
W126はブレーキペダルとの接触点の位置をスイッチ本体のネジ部分でダブルに入れてある17mmナットで取付ステーを挟む位置を決めているので位置合わせをしながらの締込みとなる。。。ココをしっかりやらんとブレーキを踏んでもブレーキ灯不灯になりかねない。。。コレが結構面倒臭い。。。😑

で、、、その後にオートクルーズコントロールモジュールとオーバーヒートリレーのセットされたステーを再び元の位置に装着し、運転席膝上カバーを苦労しながら嵌め込んで装着。。。

して、、、テスト。。。先ずはブレーキランプの点灯を確認。。。OK‼️

クルーズもONでフットブレーキでOFF。。。OK‼️

しかし、オーナーさんも気付いていなかったとは言えブレーキランプ不灯でよく乗ってたもんだわ。。。
オカマされんで良かったよ。😓

関越道で高崎から走って帰って来る途中にオートクルーズの異変に気付いたと言っていたから、、、その時点でブレーキランプ不灯状態のままウチまで走って来たってコトになる。。。
事故にならんでホンマ良かったわ。

気付かないって幸せだけど怖い( ̄▽ ̄;)。。。

でも、ブレーキランプは始業点検義務が課されている項目ですからねー。
事故になったら「気付かなかった。」じゃ済まされないと肝に命じておきましょう。

明日も部品交換で入庫予定があるので今晩、さっさとお車を引き渡して作業スペースを空けないとですね。。。

Nさ〜ん❗️治りましたよー‼️

始業点検してから乗って下さいねー。コトに旧い毒車ですからねー❗️😓