毒車の不具合の問合せに翻弄されている寅🐯です。。。
アイドリング不良、燃料が濃い、ASRランプの頻繁点灯 etc….
多くは他社さんで色々と部品交換をしてモジュール迄もをO/Hしたが完治しない。。。
電話やメールでの話では埒があかず実際に入庫して貰って現車点検となりますが、、、
KEジェトロ車にあっては何だか的を得ない修理の痕跡が目につく事が多く、診た整備士が判らねえんやろな。。。と、言うケースが8割。。。
HFMやLH制御車になると大体主要なセンサー類は交換されているが診断機を掛けると交換されている筈のセンサー類のエラーを拾う。。。
センサー交換後に診断機で拾ったフォルトコードはリセットして消去するのは常識だがその工程を忘れたのか何だかよう分からんが過去のエラーがそのままと言う個体も多くある。。。
他社さんで修理を受けてその時点でのフォルトコードはリセットして試乗して再び診断機を掛けて再びフォルトコードが出ていないかを確認するのが修理完了の判断となる筈だが、、、酷いケースでは500Eで『左前ホイール回転センサー』のエラーを診断機で検出したのでエラーに従って交換したが試乗してみたら再び『ASR⚠️』警告灯点灯&フェイルセーフ。。。
エンジンを一旦切って再始動したら再び普通に走れたのでお客に何の説明も無しに引き渡し。。。
勿論、後日クレームに至る事になるが今度は『コンピュータだ❗️』と言われて修理工場から巷で『¥安い❗️早い❗️正確❗️』を謳うモジュール修理屋擬きにモジュール修理を依頼。。。
結果、、、治らず。。。😂
お客は諦めモードでPC💻を叩いて治せそうな修理屋を探すか『車の高価買取屋』を探す様になる。。。
で、、、ウチみたいな偏屈オヤジ猫🐱の会社のHPにブチ当たり🎯藁をも掴む気持ちでアプローチ。。。
それは自由だが、現状出ている不具合をキチンと説明もせずに『主治医が主治医が』などと曰うユーザーには『では主治医に治して貰って下さい。』と言い放って門前払いとなります。。。
誰も主治医やDIYの話何か聴いてねーっつうの‼️
ウチも仕事を選ぶし、気に入らない依頼は断って普通なので悪しからず。。。
で、、、めでたく当社入庫となった個体であるが前に掛かった整備工場のレベルが大体想像つく。。。
参考までに以前の修理伝票を拝見。。。
KEジェトロ車だと結構ツッコミどころ満載の修理伝票をよく目にする。。。
HFM,LH制御車だと『モジュールO/H』の一項で診断機による診断データが楽しみになる。。。😚
実際にKE車の診断にあっては肝心要の測定試験等を行っておらず破茶滅茶な手技の痕跡が露わになる事も多い。。。
V8エンジンのフューエルポンプリレーが専用品でなく、大陸社外品或いは直6のフューエルポンプリレーに交換してあったり。。。
酷いのはKEモジュールがその個体の該当品番でないものに交換してあったり。。。😖
まるでど素人の中古車屋レベルの仕事である。。。
勿論、故障原因の核心に行き着ける筈も無く誤魔化し作業のトータル料金は客先負担で終了❗️
HFM,LH車だと診断機の診断データから不具合の原因を紐解いて行く訳ですが、、、
明らかに不具合の出ているセンサーやスイッチ類の未交換は別にして、、、モジュール側でセンサーのデータの読み違いやスイッチ類の動作判断の遅れなどが見られる場合があります。
モジュール側での不具合を指摘すると『モジュールはO/H済みです。』と、診断にあたる当社の見解を否定しまくるユーザーも居る。。。
そうなると先へ進めなくなる為に寅🐯は『では、判りません。他社さんをあたって下さい。』で終了となる。。。
反対にモジュールの分解診断についてユーザーの同意が得られればモジュールの脱着分解検査となる。。。
で、、、モジュールを現車から外して分解。。。
何じゃこりゃあ⁈
と、言うパターンになる場合も多い。。。
トラブルの内容に対して見事に的外れな修理をしたものから、肝心要の箇所の修復は技術力が無いからなのかスルーされている事も結構多い。
特にHFM何かだとメインハーネスを焼損してHFM内部のイグナイター基盤とパワトラを即死させているにも拘らずマザーボードの電解コンデンサーだけ交換して終了何て冗句みたいな仕事の跡も結構多い。。。🤣
W124 500EのE-GASモジュールに至ってはスロアクのハーネスショートの履歴があるのであれば確実にE-GASモジュール自体にもダメージを負う訳で。。。
そんなダメージを被ったE-GASモジュールを電解コンデンサーだけ交換して完了って、、、電源が入らんばい。。。🤣
それでもってクレームを受けたモジュール修理業者はW140のE-GASモジュールに交換してその場は惚ける。。。後にオートクルーズが効かない事が判明するがそのクレーム申立はスルーとなるのが関の山。。。
で、、、滅茶苦茶な履歴に翻弄されながらもモジュールの再修理をして先ずはモジュールの適正化を図ろうとする寅🐯ちゃん。。。
結局は以前に受けたモジュールのO/Hとやらは故障修理に全く意味を成さない内容で不具合の大元凶であった何て話も少なくない。。。
後は不動で積載車で搬入されて来る車種は圧倒的にW124 500E/E500が多い。。。
その際共通するのが『セルは回るがエンジンが掛からない。』って具合。。。
診断機を掛けるとGMモジュールの通電不良が多いが、その前にトランク積載のバッテリーのプラス側端子に付いているラグ端子の10mmナットを先ず確認。。。
ウチに入る500Eの不動車の8割がこの10mmナットの緩みと言うケースが実に多い。
このナットが緩むとモジュールコントロール電源が断裂して燃料ポンプが回らないので初爆もしないってワケです。
よく分かってない人物によってバッテリー交換を行うとプラス、マイナス端子共にバッテリーターミナルへの締付けは13mmなのにわざわざ緩める必要の無い10mmを緩めてそのままになっている事も多い。。。特にオー◯バックスやイエ◯ーハットの仕事‼️
バッテリー交換時の端子接続のセオリーもあるので変な量販店でバッテリー交換は危険とだけ申し上げておきましょう。。。
バッテリープラス端子の10mmナットを締めたらエンジンが掛かったと言うケースが多いと言うお話でした。。。🤣