以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

へいっ❗️らっしゃい❗️お客さんまた他社の尻拭きでっか⁉️

2024-06-30 14:25:00 | 日記
毒車の不具合の問合せに翻弄されている寅🐯です。。。

アイドリング不良、燃料が濃い、ASRランプの頻繁点灯 etc….

多くは他社さんで色々と部品交換をしてモジュール迄もをO/Hしたが完治しない。。。

電話やメールでの話では埒があかず実際に入庫して貰って現車点検となりますが、、、

KEジェトロ車にあっては何だか的を得ない修理の痕跡が目につく事が多く、診た整備士が判らねえんやろな。。。と、言うケースが8割。。。

HFMやLH制御車になると大体主要なセンサー類は交換されているが診断機を掛けると交換されている筈のセンサー類のエラーを拾う。。。
センサー交換後に診断機で拾ったフォルトコードはリセットして消去するのは常識だがその工程を忘れたのか何だかよう分からんが過去のエラーがそのままと言う個体も多くある。。。

他社さんで修理を受けてその時点でのフォルトコードはリセットして試乗して再び診断機を掛けて再びフォルトコードが出ていないかを確認するのが修理完了の判断となる筈だが、、、酷いケースでは500Eで『左前ホイール回転センサー』のエラーを診断機で検出したのでエラーに従って交換したが試乗してみたら再び『ASR⚠️』警告灯点灯&フェイルセーフ。。。
エンジンを一旦切って再始動したら再び普通に走れたのでお客に何の説明も無しに引き渡し。。。
勿論、後日クレームに至る事になるが今度は『コンピュータだ❗️』と言われて修理工場から巷で『¥安い❗️早い❗️正確❗️』を謳うモジュール修理屋擬きにモジュール修理を依頼。。。

結果、、、治らず。。。😂

お客は諦めモードでPC💻を叩いて治せそうな修理屋を探すか『車の高価買取屋』を探す様になる。。。

で、、、ウチみたいな偏屈オヤジ猫🐱の会社のHPにブチ当たり🎯藁をも掴む気持ちでアプローチ。。。
それは自由だが、現状出ている不具合をキチンと説明もせずに『主治医が主治医が』などと曰うユーザーには『では主治医に治して貰って下さい。』と言い放って門前払いとなります。。。
誰も主治医やDIYの話何か聴いてねーっつうの‼️

ウチも仕事を選ぶし、気に入らない依頼は断って普通なので悪しからず。。。

で、、、めでたく当社入庫となった個体であるが前に掛かった整備工場のレベルが大体想像つく。。。

参考までに以前の修理伝票を拝見。。。
KEジェトロ車だと結構ツッコミどころ満載の修理伝票をよく目にする。。。

HFM,LH制御車だと『モジュールO/H』の一項で診断機による診断データが楽しみになる。。。😚


実際にKE車の診断にあっては肝心要の測定試験等を行っておらず破茶滅茶な手技の痕跡が露わになる事も多い。。。
V8エンジンのフューエルポンプリレーが専用品でなく、大陸社外品或いは直6のフューエルポンプリレーに交換してあったり。。。
酷いのはKEモジュールがその個体の該当品番でないものに交換してあったり。。。😖
まるでど素人の中古車屋レベルの仕事である。。。
勿論、故障原因の核心に行き着ける筈も無く誤魔化し作業のトータル料金は客先負担で終了❗️

HFM,LH車だと診断機の診断データから不具合の原因を紐解いて行く訳ですが、、、
明らかに不具合の出ているセンサーやスイッチ類の未交換は別にして、、、モジュール側でセンサーのデータの読み違いやスイッチ類の動作判断の遅れなどが見られる場合があります。

モジュール側での不具合を指摘すると『モジュールはO/H済みです。』と、診断にあたる当社の見解を否定しまくるユーザーも居る。。。

そうなると先へ進めなくなる為に寅🐯は『では、判りません。他社さんをあたって下さい。』で終了となる。。。

反対にモジュールの分解診断についてユーザーの同意が得られればモジュールの脱着分解検査となる。。。

で、、、モジュールを現車から外して分解。。。

何じゃこりゃあ⁈

と、言うパターンになる場合も多い。。。

トラブルの内容に対して見事に的外れな修理をしたものから、肝心要の箇所の修復は技術力が無いからなのかスルーされている事も結構多い。

特にHFM何かだとメインハーネスを焼損してHFM内部のイグナイター基盤とパワトラを即死させているにも拘らずマザーボードの電解コンデンサーだけ交換して終了何て冗句みたいな仕事の跡も結構多い。。。🤣

W124 500EのE-GASモジュールに至ってはスロアクのハーネスショートの履歴があるのであれば確実にE-GASモジュール自体にもダメージを負う訳で。。。
そんなダメージを被ったE-GASモジュールを電解コンデンサーだけ交換して完了って、、、電源が入らんばい。。。🤣

それでもってクレームを受けたモジュール修理業者はW140のE-GASモジュールに交換してその場は惚ける。。。後にオートクルーズが効かない事が判明するがそのクレーム申立はスルーとなるのが関の山。。。

で、、、滅茶苦茶な履歴に翻弄されながらもモジュールの再修理をして先ずはモジュールの適正化を図ろうとする寅🐯ちゃん。。。

結局は以前に受けたモジュールのO/Hとやらは故障修理に全く意味を成さない内容で不具合の大元凶であった何て話も少なくない。。。

後は不動で積載車で搬入されて来る車種は圧倒的にW124 500E/E500が多い。。。

その際共通するのが『セルは回るがエンジンが掛からない。』って具合。。。

診断機を掛けるとGMモジュールの通電不良が多いが、その前にトランク積載のバッテリーのプラス側端子に付いているラグ端子の10mmナットを先ず確認。。。
ウチに入る500Eの不動車の8割がこの10mmナットの緩みと言うケースが実に多い。
このナットが緩むとモジュールコントロール電源が断裂して燃料ポンプが回らないので初爆もしないってワケです。
よく分かってない人物によってバッテリー交換を行うとプラス、マイナス端子共にバッテリーターミナルへの締付けは13mmなのにわざわざ緩める必要の無い10mmを緩めてそのままになっている事も多い。。。特にオー◯バックスやイエ◯ーハットの仕事‼️
バッテリー交換時の端子接続のセオリーもあるので変な量販店でバッテリー交換は危険とだけ申し上げておきましょう。。。

バッテリープラス端子の10mmナットを締めたらエンジンが掛かったと言うケースが多いと言うお話でした。。。🤣




ポテンションメーター不良。。。

2024-06-21 12:06:00 | 日記
KEジェトロ車のエアフローメーター修理で肉球が疲労中の寅🐯です。。。🤣

最近特にKEジェトロ車で多い機械式エアフロメーターに装着されているスロットルポジションセンサー(ポテンションメーター)の不良。。。

多くは温間時スタート時のクランキングが妙に長い時があるから始まって、、、
アイドル不安定。アイドル時の微妙なハンチングから始まり大幅なハンチング。。。
アイドル回転の低下によってそのままエンスト。。。

冷間時スタートのアイドルアップもしない時もありますな。。。
コレはポテンションメーター不良に限っての事象じゃ無いのでポテンションメーターを疑う症状の一つでもありますけどね。。。

ポテンションメーターの交換はポテンションメーターの出力値が判断基準であり、新品のポテンションメーターを装着してからの基本調整に机上調整が必要になるので基本的にエアフロユニット脱着となります。

分解前に安定化電源からポテンションメーターに基準電圧を入力してエアフロバルブの進角の変化によってポテンションメーターの出力数値の変移を確認するが、ココで変移値にブレが生じているとポテンションメーター不良と言う判断になる。。。



変移値にブレが生じる原因はコレや‼️(2枚目画像のスライド抵抗部分の真ん中より下の削れ部分)

大体、アイドル回転時の躍動子の接触位置でスライド抵抗基盤側の面を削って剥離してしまって躍動子接点部分の導通不良となってある回転幅でのみ信号無出力状態となってKEモジュール側でエラーとなるって訳です。

エラーとなるとその時のスロットル開度が判断出来ないのだから予めKEモジュールのROMに設定された吸入エアの適正量も比較計量出来ないが故にEHAによる電気的燃料噴射補正のデータも決定出来ず、EHAは実に不安定な動作を繰り返す事となる。

この部分の磨耗や削れの多くは経年劣化で始まっている事も多く走行距離とは余り関係無く発生していますな。。。

因みにポテンションメーターは¥安い社外品が多く巷に出回っていますが興味本位に色々と買って試験してみましたが全て予選落ち〜。。。

スライド抵抗値が滅茶苦茶なのもあれば、スロットルをハーフ位置でパーシャル(一定)固定にも関わらず出力電圧振れを起こしたりと『不良品』何て甘い表現じゃないかと言える位のお粗末さ。。。

純正OEMのBOSCH製と比較したら明らかに外見だけコピーした偽物と言う表現が正しいかも。。。

BOSCH品ならば何ら問題は無く交換調整作業が行えますが偽物は調整範囲もパラメータ設定も滅茶苦茶なポジションで永遠にセッティングが決まらないのでこの部分をラフにしちまうとエンジン不調の原因になります。

実際にポテンションメーターを持込みで交換調整の要請がありましたが偽物の持込みと言う事だったので上記の様な理由でお断り申し上げました。

¥安いパーツに手出しすると高額なコストが更に上乗せになると言う一事例のお話でした。。。





雨の日乗ったらアカンよ。😆

2024-06-18 14:58:00 | 日記
先程、部品の宅急便到着待ちの時にあった電話による問合せ。。。

『R129のSL320なんですけどロールバーが格納しなくなってソフトトップが全く開閉出来ないのです。更に今日通勤に乗っていたらアイドルが高めになってハンチングする様になったのですが原因判りますか❓』

寅🐯『判りません。』

『直ぐに修理して戴きたいので御社に入庫宜しくお願いします。』

寅🐯『修理代金に前金で300万円持参戴ければ診ますよ。』

『・・・・・・・・・・・・・・』

♪カンカンカンカンカンカン〜 試合終了〜❗️

どうせロールバーだのソフトトップの開閉だのに問題を抱えている個体は雨漏り全開でリヤシート下にダムが出来てダムの中洲に居るコントロールモジュールが小河内ダム状態で水没しているに決まっとる。。。
コントロールモジュールはメーカー供給終了だし中古品も相場は爆上がり。。。
油圧シリンダーだってスカスカだったりするからこの辺りの修理をしないで通勤に使うと言う無鉄砲さは高額な修理予算が出ないと想像出来る。。。
オマケに今日の雨天時に通勤車として何てチャレンジャー以外何者でも無い。

エンジンの不調についても診断してみないと何とも言えないが、HFMやらT/LLR、エアマス等の各種センサー類、、、下手すりゃメインハーネスがボロボロになってイグナイター焼損一歩手前の『ドエルアングル限界』と言うケースも想像出来る。。。
どの道、、、雨天で症状が露呈したと言うのならば高額修理は避けられない訳だし迂闊に入庫を受け付けてしまうと代車を要求されて見積後も『考えます。』とか言って長期間放置されかねん。
マトモに走らない最早鉄屑同然の個体を手つかずでウチの置場に長期間放置されても邪魔なだけ。。。ヘタすりゃあそのまま代車ごと行方不明になって盗難届騒ぎにもなりかねん。。。

最悪なのは入庫時点で車検切れで車検取得にも高額修理は避けられないケース。。。
ヘタすりゃあ自動車税未納で登録差押え等の処分を喰らっているのも実際に過去にあった。

だからこう言うボロボロの個体のユーザーからの問合せには予め高額修理になる事を伝えて現金を持参させる様に仕向ける様にしている。。。

こう言う問題山盛りのユーザーに限って代車の車種をとやかく言ったり要求だけ立派。。。
だから寅🐯は最高で30分一本勝負でノックアウト率100%のラウンドをこなす。。。

今日も右フック&左カウンターで本年無敗の記録を刻みました。。。🤣

修理代金も支払えない見栄っ張りの癖に果てしなく金の掛かる毒車に乗って業者に迷惑を掛けるのを肯定する様な貧乏客は当社にお問合せしないで下さいね。時間の無駄やからね。。。

モジュール類の定番修理が続きます。。。

2024-06-18 10:23:00 | 日記
連日モジュール修理でほぼ監禁状態の寅🐯です。。。

今日はHFM。明日はLH。明後日はKEと彩豊かなメニューで日々基盤と格闘中どす。。。

昼休みもロクに取れず、15時頃の休憩タイムに近所のセブンイレブンで弁当🍱を買って流し込む生活どす。。。

昨日は夕飯も22:00頃にセブンイレブンの弁当🍱。。。いい加減飽きて来たわ。。。🤣

さて、、、監禁状態なところに寅🐯の愛車シリーズにも手をつけられず駐車場🅿️で深い眠りについている寅🐯のコレクション車。。。

一昨年エンジンチェックランプ点灯で散々苦労させられたW203 C230君が今月車検を迎え車検屋さんに引き渡そうとしたら、、、キーレスも効かず、セルも回らずのサイレントに。。。
見事にバッテリー🔋が上がってましたわ。。。

心配になって昨日、地下駐車場に眠るレクサスLS460君の御機嫌を伺いに行ったらエンジンは掛かったけどセルが何か弱い。。。よってデジタルチャージャーで補填充電🔋措置。。。

レクサス君の真横に眠る18系クラウンアスリート君は普通にエンジンは掛かった。。。
この個体、、、バッテリー端子を断続すると警報クラクションが鳴り響いて実に煩い。。。
だからバッテリー🔋の脱着を要す時は警報用クラクション本体に布を巻いて音量を絞る対策を講じてから作業に移る。。。ノーマルの毒車じゃ全く有り得ない前作業。。。🤣

して、、、置場に眠る我がW126 500SEL君。。。
既に放置3ヶ月だが、、、流石暗電流が流れる機器が少ない上にドデカイ100Aのバッテリー🔋。。。
素直にエンジンスタートしてくれた。。。コレがW140君だと完全サイレント状態。。。
W140の場合には新品バッテリー🔋で放置2ヶ月が限度かな。。。

エアコンも安定して効いてくれている。。。が、、、ブロアファンモーターからキュルキュル音が出始めているので要交換だが先月に部品だけ取って未だ作業予定は未定である。。。😱
X11でテスターを当ててみると『ポテンションメーター不良』の信号も出とるので修理せなあかんのですが、、、寅🐯の業界の宿命で『自車は後回し』になるモノなのですわ。。。
まあ、今のところコールドスタートでアイドルアップしない以外は好調なので折を見て。。。

W220君と30セルシオ君は何故か一週間おきのチョイ乗りシーンで動いているから取り敢えず絶好調。。。

その他、50シーマ、Y33シーマ、30ソアラ、50エルグランドは深い眠り中〜。。。

キューブ君は工場との連絡車として活躍中〜。。。

と、まあ寅🐯の愛車シリーズについてちょっとお話致しましたが、、、話は変わりまして。。。

先日ウチで修復したW124 E320TのHFMのお客さんより嬉しい便り。。。

この度はありがとうございました。

早速取り付け、以降毎日走行いたしております。
なんら問題なく恩恵を享受しております。

今年も暑い日が始まっておりますがくれぐれも
ご自愛くださいませ。

今後とも何卒宜しくお願いいたします。』

この症例はHFM内部のイグナイター&パワートランジスタ破損でイグナイター及びパワートランジスタ全交換。マザーボード修復と言った処置により完治したものです。













メインハーネスの劣化によってイグナイターラインをショートさせてイグナイター焼損と言うケースが非常に多いが、他にもタペットカバーのオイル漏れの放置によってプラグホールのオイル漬けに至りダイレクトイグニッションコイルの絶縁破壊に因る点火一次側への大電流流入→パワトラ&イグナイター焼損と言う最悪な症例も多い。。。
又、ダイレクトイグニッションコイルの粗悪格安社外品でも同様の被害が出ているので御注意下さい。。。

尚、一部ではこの手の修理でイグナイター基盤の抵抗器が焼けただけだと軽く考えて抵抗器をバイパスしたりする手法が目につきますが、イグナイター基盤上に存在するドエルアングル調整用のICも殆どのケースでダメージを被っておりますので抵抗器のバイパス術はその場凌ぎの手法で多くは一旦回復した様に見えても再び不調に見舞われています。

完治にはイグナイター基盤&パワトラの全交換ですが、何せイグナイター基盤&パワトラが品薄な故に入手困難となっておりますので高コスト修理と長納期になる事は覚悟して戴きたく存じます。
殆どは海外取寄せとなりますので相場価格も爆上がり、航空便運賃、関税で既に六桁万円。。。

よって、、、このお客様はとってもラッキー✌️だったと言う事ですね。😀

末長く壊さない様に乗って下さいね。😆

さて、、、これからW124 E400のT/LLRモジュールのO/H。。。


無けりゃあ作る。。。

2024-06-16 11:51:00 | 日記
最近特に本国供給終了部品に苛まれている寅🐯でごわす。。。

今年もいよいよエアコンのシーズンに本格突入ですが、、、

例年よく壊れるW124後期モトロニックモデルのエアコンリレーは既にメーカー供給終了。。。
自然故障の場合は現品修理でほぼ再生可能なので此方については未だ何とかなります。。。
よって、、、只今現品修理依頼が殺到中のわんこ蕎麦状態どす。。。😱

因みにW124のエバポレータとヒーターコアは一部品番以外は殆どメーカー供給終了で社外の汎用品を当該の車種に合わせた現品改造にて対応と言うジャンキーなお話になってます。。。

もう、交換工賃と言うか適正化改造工事費用がコストの3/4を占める世界に。。。🧐

W124のヒーターバルブも一部品番を除いてはほぼ供給終了だし、、、エアコン系統の部品で現在素直に入手出来るのはA/Cコンプレッサーやエキスパンションバルブ、リキッドタンク、圧力スイッチ位じゃないのかね。。。

W124の4cy,6cyモデルのエアコンのブロアファンレジスターも供給終了で他品番を現品改造する若しくは故障品を修理する等の方策によって対応と言う状況です。

新品交換部品の供給が有った頃は部品交換の工数コストで済んだものが、、、無いとなりゃあ現品修理或は改造、製作と言った手段に出なきゃハードルを越えられない。。。

勿論、メーカーが量産した部品を購入するのとは全く違ったプロセスとなるのだからそのコストに覚悟が要る時代になって参りました。。。

エアコン修理に純正部品供給が有った時代のコストの倍なんてザラ。。。

制御ユニットの修理だって構成電子部品のコストも鰻上りだし腹を括る必要がありますな。。。

話は変わりますが、、、

HFM搭載車のR129やW124,W140の6cyモデルの不調に関してお問合せを多く頂戴致しますが、、、先ずウチへの禁止ワード『主治医が主治医が』と言うお話には『では主治医とやらに治して貰って下さい。』で終了です。
『主治医がコンピュータが悪いと言った。』→何がどう悪いのか此方では判断がつかんよ。

主治医とやらがどんな診断方法でどんな診断をしたのか知らんしコンピュータがどんな風に悪いのか想像もつかん。。。
中には診断機も持たないで『コンピュータだ❗️』と言ってのけるMr.マリック氏の様な主治医も居るから正直マトモに取り合う方が疲れる。。。

大体、主治医とやらを全面的に信頼している系からの入庫要請を請けちまうとウチあたりに診断だけさせて高額修理となる場合には『考えます。』とか言って実際の修理は主治医とやらに依頼すると言うケースに過去何回も遭遇して来たから相手にしたくない。
コトにモジュールユニットの修理の必要性を指摘するとヤフオク等でユニットの中古品を買い漁るか安い安いで評判のモジュール修理業者に依頼してウチを踏み台にしとる輩も多い。
その後結局は完治せず図々しく『診て下さい。』と来たもんだ。。。勿論『No❗️Thank you.』

もっと笑えるのがW124 1995yのE320Tの『主治医』ユーザーがHFMモジュール不良の故障を抱えてウチに来た。。。
ボンネットを開けてみればメインハーネスはボロボロ。。。
診断機をかけてみれば定番のイグナイター焼損。。。
よくコレで自走して来たと呆れてしまったがこのままだとマトモに走らないだけじゃなくって車両火災に繋がる可能性を指摘すると高額修理になる事にビビったのかそのまま御帰宅。。。
後日、主治医のところでHFMの交換を行ったそうだがエンジンが始動しないとのメール。。。
交換したのは中古品のHFM。。。しかもヤフオク調達。。。
品番を聞けば『そりゃあエンジン掛かんね〜わ❗️』と寅🐯は大爆笑〜‼️
だって交換したHFMはW210 1996yモデルのE320のHFM。。。
W210からスターターロッキングカウントによるHFMの車両認識機能が付いているので元車で50回エンジン始動を行うとその個体でないとエンジンの始動許可が出力されないと言う実に当時としては画期的で邪魔な機能が付いているHFMなので他車流用は不可なのです。。。
因みにこの機能を殺すサービスを何処かのモジュール修理業者がやっていたが、今度はバグが発生し易くなって突然のエンジン停止→再始動不可→タダの鉄の塊に化けるケースが多かった。。。

ってな訳でウチに『何とかして❗️』と他人にモノを頼む態度じゃねえ目線で依頼して来たので丁重にお断り申し上げた。

医者に掛かるのに『私、胃腸炎なので。』って掛かる人居ます❓❓

或は『頭が痛いので脳幹グリオーマなんですけど。。。』って掛かる人居ますかね❓

先ず、そんな客は医療機関と上手く付き合えないわな。。。
自動車修理においても同じ。
自分で何ともならないからプロに依頼するんでしょうよ。

主治医だか何だか知らんけど掛かった先の医者の診断が納得出来ないからセカオピで専門医に診せると言うのは分かるけど主治医がどーのの講釈をウチで垂れた上に診断だけ目的に依頼をする様な客に限って無駄な遠回りをする様な事態に陥る。それに付き合わされる此方は迷惑千万。

要するに依頼しておいて修理を完結させない様な客は面倒臭いから要らんと言う事です。

今後もそんな臭いを感じ取った時点でスルーして参りますので悪しからず。。。