以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

絶好調御見積作業中〜。。。😳

2022-05-30 18:43:00 | 日記
先日弊社に御入庫戴いたW126 420SEL君。。。

既に不具合の源となるパーツ類の世界捜索と価格調査を仕入先様にお願いしている間、、、改めて不良箇所のチェックに余念が無い寅🐯でごわす。。。

ボンネットルームを覗いているだけで未熟な整備士のテキトー整備の痕跡が垣間見える。。。

先ずは、エアークリーナーBOXを外すところからだがこの時点で過去のオイタを見つけてしまった。。。😓

エアークリーナーBOXの両側止めナットを10mmで緩める。。。

ブローバイのバキュームホースを外す。。。

エアークリーナーBOXを持ち上げる。。。で、普通は外れる筈なのだが、、、

V8エンジンの左バンク5番〜8番のプラグコードがエアークリーナーBOXの底に貼り付いてしまっていてエアークリーナーBOXが外れない。。。😱

しかも接着剤でも塗ったかの様な粘着力。。。😓

何とか剥がしてエアークリーナーBOXを取り外す。。。この時点で嫌な予感が。。。



じっくりと見て見るとこの風景に違和感が。。。😑

そや。。。本来プラグコードはフューエルデスビに行く燃料パイプの下側を遠らなければならない。。。
お陰様でプラグコードは潰れて変形し、熱でブヨブヨになってエアークリーナーBOXの底に貼り付いてしまったと言う訳。。。😱

まあ、プラグコードはところどころ硬くなって来ているので要交換です。。。

と、、、ココで純正の何倍も耐久性が有るからと言って永井電子のブルーコードに交換するのはお止めなさいな。。。😓

ブルーコードは確かに抵抗率も低く、イグニッションコイルの発する電力を極力低ロスで点火プラグに運んでくれる優れたプラグコードですが、、、イリジウムの様な高性能点火プラグ対応用にて設計されている。。。
この年代の車にイリジウムプラグが適合するかと言えば答えは『NO❗️』である。。。ココ重要。。。

イリジウムプラグの点火条件はプラグ端子に入力される電力が高効率であって、プラグホール側のヘッドのアース効率も高効率である事が条件となる。。。

つまり、点火プラグに供給されるイグニッションコイルからのプラス側電力はブルーコードで高効率化出来ても点火プラグの取付穴となるマイナスアース側の鋳物が大きな抵抗となって電力ロスとなります。
30年も前の設計の鋳物が現代の車の様に電気的効率が良い訳も無く、、、点火プラグのアース側で電力ストレスが発生して、各接続部、、、プラグサープレッサー、デスビ、イグニッションコイル等でストレスリークが発生してしまいます。
悪くしますと点火コイルの一次側にリークが波及して点火イグナイターまでもを逝かせます。。。
コレは追加アーシングなどで補填出来る様なモノではなく、エンジンヘッドの鋳物に点火プラグが接続されている以上は改善の方法はありません。。。

然るに、、、この年代の『毒車』には指定の熱価の標準プラグが一番相性が良い訳で電力ストレスを作らせ難い面から言いますと永井電子のRedコードが一番相性が良いですね。。。
シリコン被覆で熱害にも強く、ソコソコの抵抗率を持っているので点火プラグをバランス良く点火させてくれます。。。
因みに当方所有のW126 500SELにも永井電子のRedコード&純正指定プラグをチョイスしてますが実にバランスが良いです。。。🤗

さてと、、、次に発見したオイタ。。。



あれ❓バキュームパイプのジョイントにタッピングビスが捩じ込んである。。。😲


赤い頭のバキューム水温スイッチの片側のニップルが折れて黒シーラーで補修した痕跡が。。。

このバキューム、、、ブローバイのバキュームを水温検知してON-OFFしているMOTバルブの様なモノでコレが動作不良を起こすとアイドル時の微妙な振動に繋がるのよ。。。😓

つまり片方のブローバイホースが繋がっていない事でフレッシュエアー吸いまくりの巻〜。。。😓


コレはオイラも交換した事が無いから部品供給も分からないけどこの誤魔化しは無くね❓❓

只今、部品調査中です。。。

こうやって上から見ただけでオイタが見受けられるが、前回の記事に載せたChinaコピー品のフューエルポンプリレーと言い、毒車を理解している者の整備とは言い難いね。。。😩

取り敢えず見積もった内容で分解修理を進めたら何かが潜んでいない事を祈るのみ。。。🙏

で、、、取り敢えずKEモジュールのO/Hは完了〜。。。







電解コンデンサーの液漏れ全開〜。。。
周辺の実装部品にも浸食していたので要補修。。。

此方も同じくコンデンサーの液漏れ浸食。。。
錆が浮き始めています。。。

基盤補修を終えて電解コンデンサーを車載用高規格品に交換完了。。。


因みに220μFの電解コンデンサーは完全なオーバーキャパで御臨終でした。。。

次に最近よく壊れるABSモジュール。。。







電解コンデンサーは全滅〜。。。
間も無くABS機能停止のABS警告灯点灯の巻になるトコでした〜。。。


基盤にも漏れた電解コンデンサーの液体が浸食していたので清掃の上補修作業〜。。。


コレでまた暫くは大丈夫‼️🤗

と、、、まあチョコチョコと進行中でごわす。。。😉



久々にレアなお車の御入庫ですたい。。。🤗

2022-05-28 23:17:00 | 日記
W126 420SEL 1988y アメリカ並行車。。。

御依頼内容はエンジン不調。。。

更に右側後席のパワーウインドウ故障。。。😓

更に更にセントラルドアロックが動作しない。。。😅

更に更に更に、、、フレッシュなガソリン臭い。。。😱

燃料ポンプユニットからエンジンが掛かっている間ジャジャ漏れ〜。。。😱

オーナーさんの『燃費悪いんですよ〜。』は普通に肯ける。。。😓

して、、、ボンネットを開けてエンジン周りともご対面〜。。。

以前にかかっていた修理屋さんの試行錯誤の痕跡が見られる。。。

ウチに入庫時は混合比は燃料リッチ。ブローバイから上がる臭いで判る。

と、、、言う事は前にかかっていた修理屋さんでエアフローメーターのプランジャーの禁断のネジを回している可能性が大と解く。。。

エアークリーナーを剥がしてエアフローユニット周りを確認する。。。
どうやらスロットルポジションをフィードバックするポテンションメーターには手を付けておらず弄ってはいない様やわ。。。😓
コレのポジションを弄っているとエアフローユニットごとAssy交換となる。。。
BOSCHでは『ポテンションメーターは絶対に動かすな❗️』と御触公になっている。
つまり、、、ポテンションメーターのポジションを弄ってあったら再調整など不可能だぞってお話。。。其れを証拠にポテンションメーターの調整値は対外に発表されていません。。。
KEの不調に対峙すると兎角弄りたがるのがポテンションメーターとエアフローメーターのプランジャーの禁断の調整ネジなのよ。。。

KEの燃調不良による不具合の殆どはフューエルガバナーの燃料コントロール不良なのだが、この場合には多くはフューエルガバナーを交換しても完治しない。。。
フューエルガバナーをコントロールしているKEモジュールの劣化不良が起因している事が多く、機械的部分の調整には何ら異常が無い事が殆どである。。。

ところがところが、、、KEモジュール不良によるフューエルガバナーコントロール不良と言う現象については燃料がリッチになる傾向がある。。。
然るに、KEモジュールの不良を判断出来ない修理屋はエアフローメーターのプランジャーの禁断のネジを回して燃調を薄くしようとチャレンジしてしまうケースが多い。。。
KEの機械的箇所については長期放置によって可動部の固着などと言ったケースは実際にあるが、、、機械的調整箇所が自然故障で狂うなど有り得ない。
スロットルポジションのフィードバックを行うポテンションメーターも同様にメーカーマニュアル上では高耐久を謳い、調整がズレるなど考えられない。

トドの詰まり、、、スロットルのポテンションメーターは弄る必要性は全く無く、弄ればアクセル開度の信号が狂って各回転制御のステップが狂うので調子が良い訳が無い。。。😩
其れを理解せずに単に闇雲にポテンションメーターを弄る整備士は単なる壊し屋と言える。
もっともオイラの言っている事を『単に言ってるだけだ❗️俺は◯◯年整備士やってんだ❗️』と、曰う馬鹿には馬の耳に念仏ってコトですな。。。😎

よって、KEジェトロ車の自然故障による燃調不良の多くはKEモジュールコントロールの不良が起因している事が多く、KEの機械的システムに起因している故障は僅少であると言う事である。。。

禁断のネジにあってはKEモジュール&フューエルガバナーの適正化が完了した上で必要に応じて燃調調整を行うべきであるし、燃調調整には排気ガステスター等の計測器を用いて緻密に調整を行うべきであります。。。
其れを整備士の勘でグルグルと回す何て有り得ない。。。😱

幾らネジでプランジャーを調整してもフューエルガバナーのコントロールが不良では調整が追い着く訳が無い。。。😑
よくある話では車検場のCO検査に引っ掛かってしまって禁断のネジでCO値の帳尻を合わせる様なパターン。。。
その場は車検をパス出来るかも知れんが、禁断のネジを弄ると言う事は全回転域の燃調を狂わせると言う事に他ならない。
結局は車検場のラインをパス出来ても実際の走行では乗れたモンじゃない事が多い。。。
根本的にKEコントロールのEの部分が不良なのだから調子が良い訳が無い。

と、、、まあKEモジュールの不良によって発生した燃料リッチ症状に対してエアフローメーターのプランジャーの禁断のネジを回して燃調を薄くしたと言うその場凌ぎの仕事を受けた個体にはKEモジュールを適正化すると当然ながら燃調は異常に薄くなって、、、コールドスタートでエンジン始動不良に見舞われる事が多い。。。😓

因みに燃料リッチで乗ってしまった場合、、、O2センサーにも未燃焼ガスの洗礼を受けてしまいセンサー部分が御臨終になっている事も多いです。。。
KEモジュールを適正化したらO2センサーの新品交換はほぼマストでんな。。。😓


で、、、更に目についたのがフューエルポンプリレーユニット。。。

前にかかっていた修理屋さんで交換したと言うが。。。



して、、、中味は。。。






耐久性も最悪。。。😓

因みに以下の画像は純正品。。。







見るからにコストが違います。。。

既にW126 V8用のフューエルポンプリレーユニットは純正供給終了品ですが、マトモな社外品は現在のところ市場に存在致しません。。。

よって、現車に純正品が装着されているのであればリレーユニット現品をO/H&無接点化して使用するのが一番賢明かと。。。🤣🤣🤣

ブラックな話では既に供給終了品の純正フューエルポンプリレーユニットを大陸製品に交換して外した純正品をすっ惚けてヤフオクで高額をつけて売り払う商売も横行しているらしい。。。
しかも『故障品』を『動作品現状』とすっ惚けて売っちゃう『旧車専門店』の看板を掲げた某ショップ。。。
ココで弄られた個体はビックリ箱❗️やる事成す事凄過ぎる。。。😱

セントラルドアロックはドアロックバキュームポンプの不良だったので当社手持ちのリビルト品にて対応してセントラルドアロックは復活。

純正部品交換対応の箇所については部品の到着待ち〜。。。ってな具合で修理は進みます。。。

しかし、、、横浜町田辺りの旧車専門店を謳うショップに掛かったら治せないどころかトドメを刺されて300万円+大αのコストを請求される様な案件でんな。。。😑

今宵はKEモジュールのO/Hから。。。








続きはまた次回‼️

To be continued…….



絶好調繁茂期突入〜❗️

2022-05-22 19:16:00 | 日記
昨日は臨時休業致しまして、、、昨年逝去致しました亡父の一周忌法要でした。。。


雨天の下での墓前法要でしたが滞りなく亡父の一周忌法要を済ませました。。。

喪主の母が現在、伏せっている状況ですので誠に僭越ながら当方が喪主代行を務めさせて戴き御供養を進行させて戴きました。。。

で、、、一夜が明けて現実に引き戻された本日。。。

先ず一発目は以前大整備大会を催したW124 300CE君の定期点検入庫〜。。。🤗


現在抱えている不具合は『ABS』警告灯の点灯。。。
今回はイグニッションON→エンジン始動しても点灯。。。

こうなると電源システムの不具合が可能性濃厚なので先ずはOVPリレーからの電源供給をチェック。。。
すると、、、車台側メスピンソケットのバッテリー電源入力側の半田が腐って崩壊。。。
一応電気は通っていたが危険なので再ハンダ。。。

で、、、お次はABSモジュールを外して分解。。。



この年代は非常にシンプルな回路基盤ですけど、昨今は流石に30年選手とも言う事もあって結構トラブルが出ております。。。





電解コンデンサーは液漏れ全滅〜。。。

周辺の基盤パターンにも漏れた液体の浸潤がアリ。。。

此方の補修を中心に基盤補修作業を進めて。。。

❤️完成〜。。。

現車にABSモジュールを装着して動作試験。。。

エンジン始動後はABS警告灯は消えてますね。。。🤗

念の為、ABSポンプユニットのコントロールリレーも劣化が激しいので同時交換。。。

ABSの不具合は解消❗️

さて、、、お次はFUEL系統の部品交換。

そしてパワーステアリング系統のフルード漏れ修理→フロントアクスル周りの整備。。。
仙人のトコにバトンタッチどす。。。🤗

はい。次の方〜どうぞ〜。。。😆


色々と出て来ますなあ〜。。。

2022-05-15 13:14:00 | 日記
只今お預かり中のW124 230E君。。。

最初の依頼はクルーズコントロールの暴走。。。

とっても珍しいケースなので車屋さんじゃあハッキリ言って対応不可な案件を背負って愛知県から遥々と御入庫です。。。




で、、、先ずは試乗。。。

ATミッションは未だしっかりしていますね。。。

だけどアイドリングに微妙な振動が。。。102エンジンの安定したアイドリングが失われている。。。

で、、、走り出して速度計を見ていると、、、40km/h周辺で速度計針がメチャクチャ暴れる君。。。

試しに40km/hと思われるトコでクルーズをセット。。。クルーズが引っ掛からない。。。

50km/hと思われるトコでクルーズをセット。。。更にクルーズが引っ掛からない。。。

60km/h以上で速度計針の暴れが少なくなったトコでクルーズをセット。。。

クルーズは入っちゃってるけど、、、フル加速。。。😱

ブレーキ又はクルーズSWでクルーズ解除OK。。。

で、、、先ずはメーター外し。。。

速度計針の暴れの原因を掴もうと。。。

すると、何か可笑しい。。。そう、速度計ワイヤーが異常に短くてメーター脱着困難。。。

無理矢理メーターを外すと速度計ワイヤーが明らかに短いのが見てとれる。。。

ワイヤー自体は未だ新しいのだけどワイヤーの行き先、、、ミッションまで到達する迄のワイヤーの取り回しが何か可笑しい。。。

取り敢えずメーターAssyを分解して速度計のギヤーBOXを分解。。。








ギヤーBOX内部は明らかに過去分解の形跡があり、やっちゃいけないモリブデン系グリスがコン盛り〜。。。
このグリスを洗浄して樹脂歯車⚙対応の低フリクションシリコングリスを注入して組み立て。。。

ついでに余りにも汚い文字盤をクリーニングしてメーター組み立て。。。











そして、、、車台側のメーターワイヤーを見ると接続部分のワイヤー断面の正方形の角が丸くなっていた。。。

で、、、速度計ワイヤーを新品交換。。。

短い原因が判った。。。左ハンドル用が着いていたってオチでした。。。
それにしてもよく無理クリ着けたものやと関心してもうた。。。

だけど、ワイヤーがメーターの軸受けに深く入らなかった為、モリブデン系グリスで滑らかさを欠いた軸受けの接続部でワイヤーが時折舐めていたって図式で速度計針が暴れていたって具合。

ほんでもって速度計ワイヤーの回転動力をメーターのギヤーBOXでパルス信号に変換された速度信号がクルーズコントロールモジュールに入力されるのですが、メーターの軸受けがワイヤーの動力を的確に受けていなかった故に正確な速度パルス信号がクルーズコントロールモジュールに入力されていなかった故に本来40km/h以上でクルーズは動作するにも拘らず規定速度の信号として認識されずクルーズがONにならないと言う仮説を立てて修理を行いました。

ただ、、、クルーズのセット後の暴走はモジュール内部の誤作動なので此方は弊社在庫のリビルト品と交換。。。

実験走行の結果、、、クルーズシステムは全良好❗️

取り外したクルーズコントロールモジュールを分解点検。。。

先ず目についたのは。。。





他にも20ヶ所近い不具合があったので此方の再生作業は閑散期の宿題❗️🤣

次にアイドリング不調のトラブルシュート。。。

先ずはKEモジュールの制御不良修理から。。。

KEジェトロは燃料コントロールを正常化してからでないと後々ハマってサジを投げる事になる。。。





KEモジュール内部基盤上に電解コンデンサーの液体のお漏らしの形跡が。。。

コレじゃ正確な燃料コントロールは望めない。。。

KEモジュールを修復して混合比のチェック。。。














COテスターで温間時のCO値、HC値をA/C OFFで計測するも値にバラツキが。。。

で、、、エンジンを止めてエアークリーナーを外してみると。。。








タペットカバーに挿入されるブローバイホースが割れて抜けていた。。。

お陰でブローバイガスがインテーク周辺に撒き散らされて油だらけに。。。😱

コレもエンジン始動時の回転不調に繋がります。

取り敢えず手直しして後はオーナーさんの手で交換或は加工と言う事に。。。

後はインジェクターのOリングも劣化が始まっているらしく各インジェクターにパーツクリーナーを吹くとアイドリング振れが出てますね。。。
近々燃料系統一式の部品交換をお奨め致します。。。

こうして一通り点検してみると色々とまあ出て来る出て来る。。。😱

以前に解体屋さんから救出されて来たW124 500Eのコンピュータ制御系統の修理依頼に口火を切って、、、開ければ開けたトコに必ず問題が発覚して。。。😱
既にメーカー供給が終わっている部品までも容赦無く。。。😱😱

既にウチも20年この仕事やってますが、、、特に昨今では同様なお話は何ら珍しくなく、、、それでも治すと仰られる変態度100%以上のユーザーの痒いトコに手が届く様な経営理念にて進めておりますが、中途半端な覚悟なユーザーも実に多い事に正直呆れております。。。

当社に依頼しておいてユーザーが勝手に設定していた予算をオーバーすると判った時点でゴネだすユーザー。。。して、下らねえ台詞の究極は『何とかならないの❓』何ともならね〜よ‼️
高額部品がやられているのはウチの所為じゃね〜‼️
ウチは旧車は新車よりお金が掛かるって事を認識してないユーザーのサンドバッグじゃねぇ〜‼️
最近は怒る労力も勿体無いので究極の選択肢を突き付けて『やる』or『やらない』を決めさせて後者の選択肢の場合にはその時点まで掛かった費用を全額精算して戴いてさっさと現車をお持ち帰り戴いております。😎

過去の当ブログで申し上げておりますが当社は点検費用、見積費用は修理入庫に至らない場合にはバッチリ頂戴致します。
新たな手口と致しまして、『今日は入庫しないけど来月入庫するから。』と言って点検費用と見積費用を未収のまま逃げる輩も居ますので入庫を先送りとする場合にはその時点迄に発生した費用を頂戴致します。
コレ、、、多いんだ。。。
別なケースとして先に郵送でモジュール類の点検補修をさせておいて、『来月車を持込むから支払はその時に❗️』とか言っておいてそのまま支払も無ければナシノツブテな人も居る。。。
勿論、メールしても何の音沙汰も無い。。。
本人、、、もう忘れとるかもね。。。
どないするんやろね❓❓俺、絶対に忘れないよ。。。😆

まあ、オイラは笑顔でバイバイやわ。。。

後は、、、以前、横浜町田辺りの『旧車専門店』を謳うショップで何百万円も掛けて見た目だけのドレスアップを依頼中のG馬県のユーザーから『ドレスアップが完了したら御社で電装系の修理をお願い致したく思います。』とかアプローチを受けた。。。
もしやと思いこのショップのブログを見たらレストアと称して派手に改造されたW126が出ていた。。。
何ともお馬鹿な事にダッシュボードの革の張り替えと称して明るいアイボリー系の革に張り替えられていた。。。😱
フロントガラスに反射して眩しいに決まっとるやんけ。。。と、思いながらこのショップのプロとは思えない馬鹿さ加減満載修理の後始末を過去何台もやった事があるのでゴメン被りたい気分になった。。。
と、思っていたらこのユーザーからの連絡はプッツリと途絶えた。。。内心安堵した。。。😆

恐らくこのショップから納車後、、、大クレームになったんと違うかい❓❓

だって、、、W126の純正F/PリレーをチャイナコピーのF/Pリレーに交換して故障が出ても再び粗悪F/Pリレーを高額で売りつけちまうし。。。
メーター修理と称してメーター壊してるし。。。
W126のクライメートコントロールパネル。。。年式によって適合品番は異なるが出鱈目な不適合品に交換してあったり。。。同じくKEモジュールの品番も出鱈目だったり。。。
電動補助ファンの配線を捩ってビニールテープで巻いた(ド素人❗️)もののビニールテープが劣化して剥がれて配線剥き出しになってたり。。。

まあ、このショップ。。。一流らしいからウチと付き合いたく無い人向けかもね。。。🤣🤣🤣

以上。馬鹿ばっかの車屋の代表格の紹介でした。。。




G.W明けから猛烈に。。。

2022-05-12 19:21:00 | 日記
G.W明けから一気に結界が崩れた様に修理車が順次入庫。。。😱

G.W明け一発目の修理依頼。。。

W124 E320Tのエンジン不調→事の大元凶はスロットルアクチュエーター。。。しかもASR付きのタマ。。。海外お取寄せで2週間〜3週間待ち。。。
はい。部品待ちで放置。。。😱

W124 230Eのエンジン不調。。。更にクルーズコントロール不良。。。只今絶賛格闘中〜。。。

お次は、、、

W124 300CEのパワステポンプ&ギヤーBOX、タイロッドL,R、ABS不調修理に5/22入庫予定。。。部品は5/20位迄に揃う予定。。。

で、、、更に大物修理。。。
W124 260EのエンジンヘッドO/H。。。

と、まあお陰様で例年のG.W明けにも増して大盛況な具合でごんす。。。

で、、、寅🐯は。。。



経年劣化したメーターの文字盤をクリーニングしたり。。。







KE車のオートクルーズコントロールモジュールの動作不良の原因追求をしたり。。。



W116の水温計、燃料計、油圧計メーター文字盤をクリーニング&コーティングしたりと引き篭もり作業の日々でやんす。。。

しかしまあ、、、仕事が途切れないって幸せですね。。。
そりゃ、たまには息抜きも必要ですが寅🐯は元来マグロの様に働いている時が一番絶好調な訳で。。。

だけどね。。。
ウチに入庫するだけして、、、オーナーの日頃の管理不足から高額なユニットが主原因の故障だと判断された段階で予算不足から『交換しないで何とかなりませんか❓』何て寝呆けた話も結構多い。。。
ウチはクレームの観点から分解修理に原則として手出ししていないユニットもある。。。

診断機による診断によって例えばM104エンジンのモトロニック車のスロットルアクチュエーターに関するエラーが検出されたとします。。。
スロットルアクチュエーターも幾つかの機能部品を組み合わせたユニット部品なのでそのエラー内容によって、単なるハーネスの断線やショートなのかはたまたスロットルアクチュエーター内部の構成部品の破損なのかを判断する事が出来ます。

スロットルアクチュエーターのハーネスの断線やショートのみのトラブルならばハーネスの張替えのみで完結するケースも僅少なケースとしてあるが、内部の構成部品の破損については部品の調達と修理の手間で新品のスロットルアクチュエーターが買えてしまう見積金額と言った事になる事も多いので結論的に『多くは交換以外の方策で修理コストを下げようと言う目論みには応じかねます。』と言う結論になります。

ウチに依頼する以上は掛かる費用をケチれば治さないし、グダグダと講釈を垂れて費用を出し渋るのであればいつだって修理作業を中止してその時点まで掛かった費用を清算して戴いてお引き取り戴くスタンスを御理解戴きたく存じます。
勿論、その後は一切の依頼をお断り致す事となりますので何卒ご了承下さいませ。

過去に当社に500Eを持ち込んでモジュール一式再生作業に伴ってモジュールO/H前に診断機における診断によってO2センサー、ASRスイッチ、ストップランプスイッチ、シフトポジションスイッチの不良が判明してモジュール一式O/H+各部品交換の見積を出したら横浜辺りの車屋にウチの見積を提示して『コレは¥高い‼️ウチなら半額で治せる‼️』と曰う業者に転がって行ったユーザーが居たな。。。どうぞ御自由に。。。

その三年後にその類の業者か知らんが当該の500Eの車台番号でGMモジュールの不調についてウチに問い合わせて来た案件があったな。。。🤣🤣🤣
此方は当時の事をキチンと記録しているので逆にオーナーの氏名を言ってやったら正にビンゴ〜。。。😜
不具合内容はGMモジュールのNo.2のブレードヒューズが頻繁に飛ぶと言ったものだったが、、、当方は『分かりません‼️わからない〜ワカラナイヨ〜ワカラナイアルヨ〜』で、、、マトモに取り合いませんでした。。。
実は大方判断のつく不具合なのですがウチが¥タダで答えを教える義理など何処にもナイ‼️
タダ一つ言える事はGMモジュールのNo.2の10Aヒューズは燃料ポンプリレーコントロールにも電源を配電しているが多くの不具合は其処じゃあねえんだわさ❗️😝
せいぜい10Aのブレードヒューズを飛ばしまくってエンストで苦しめばよかとです。😎

ヒントは10Aのブレードヒューズが飛ぶタイミングをよく考えてみる事ですな。。。
まあ、それが分かっても答えに行き着いて修復に至るには地球からアンドロメダ星雲に行く位遠いでしょうな。。。ココから先は企業秘密です。。。😝😝😝

と、まあウチを他社と値段で天秤に掛ける様なユーザーは願い下げな訳で勿論その後の協力も致しません。

と、まあウチを便利な無償情報バンクだと思ってる相見積ユーザーや業者には冷徹対応で行きますので予め御了承下さい。😎

現車診断前に『¥幾らですか❓』😤

居るんだ。診てもいない車の修理代を尋ねる非常識なユーザー。。。

だからウチは、、、

『先ずは着手で300万円。後は追加追加で時価と言い値だわ❗️』😎

どうぞ他社様と相見積をお取り下さい。
こう言うユーザーと着陸点の見えない会話をするだけ時間の無駄です。業務の支障となります。
そして、この様なタイプのユーザーは二度とウチに問合せて来ないで下さいませ。。。😜

毒車に限らず旧車全般に言える事として、湯水の如くお金💸は掛かります。
その矛先を我々業者に向けてグダグダ抜かしていつまで経っても結論を出さないユーザーはウチに限らず何処の業者でも嫌われます。
況してや修理中に判明した故障について逆ギレされてもそんな事は我々業者に微塵も責が及ぶ事ではありません‼️

とどのつまり、、、部品を客先で準備って話。。。
意味の分からない海外の怪しい業者で格安で調達。。。
デイーラーだったら発注後二週間。
客先調達で丸一ヵ月。。。

二週間余分に工場で修理スペースを占有して修理車が寝る事になる。。。
で、、、一ヵ月後に部品が届いてみたら不適合品だったり不良品と言うオチも多い。。。😱

客先でクレーム申立で商品の交換に更に数週間。。。😡

だからウチでは客先からの発注〜持込み部品は原則お断りしている。

こんな事でスッタモンダして此方の修理入庫対応の予定が大幅に狂う事が過去に結構あった。

入庫待ちのお客様にも多大なる迷惑を掛ける事となる。

よって、当社業務の足枷になる様なお話は積極的にお断り致しております。。。

断るのも仕事。。。最近、断る仕事が増えている気がする。。。😆