KE車にオプション装備されていたクルーズコントロールシステム。。。
30年前の設計なので現行車種の様にCANだのSAMだのと難しいネットワークが絡んだモノでは無いが、、、兎に角故障し易い鬼門とも言える装備なのだ。。。
まあ、クルーズコントロール自体はコレが無ければ走れない何て装備じゃないので壊れていても結構放置されている事が多い。。。
だが、、、毒車が好きでコトにKE車に拘りがあって普段からキチンとメンテナンスを受けてボロくない個体を所有されているユーザーにとっちゃあ装備されている装備が故障のまま放置するのは何か不発感全開モードになりがちなんだよね。。。
って、、、コトでクルーズコントロールシステムの故障を治すには❓❓と、言うお話になると一般的な修理はズバリ‼️部品交換での対応となりますね。。。
クルーズコントロールシステムを主要構成しているパーツはクルーズコントロールモジュール、クルーズコントロールアクチュエーター、クルーズコントロールレバースイッチですがクルーズコントロールに関連する周辺機器として速度計Assy、球切検出ユニット(ライトコントロールモジュール、ブレーキスイッチが在ります。。。
クルーズコントロールを動作させようと時速40km以上でレバースイッチをON。。。アクセルペダルから足を離す。。。
が、、、しかし全く速度を維持せず一気に減速されて行ってしまうって症状の故障が一番多いのですが、この場合の多くはクルーズコントロールモジュールの不良が多いですな。。。
デイーラーさんでは勿論Assy交換です。工賃込みで17〜20万円コース。。。
後はクルーズコントロールは一旦セットされるが数秒で解除或はギクシャクと速度が一定しない何て話の場合はクルーズコントロールアクチュエーターが原因の場合が多いですな。。。
勿論、コレも一般的にはAssy交換です。工賃込みで此方も20万円コース。。。
大体以上二点の大物がイカレポンチになっているケースが殆どですねー。
まあ、KEジェトロ仕様の毒車を新車時オリジナル状態で維持したいのならばお金に糸目をつけず気持ち良く新品部品交換にて修理されるのも選択肢の一つです。(笑)
因みにレバースイッチなどは車種で価格に幅が御座居まして、、、W126で35,000円位でしたな。。。まあ、此方はブレーキスイッチと共に消耗品の域のモノです。
後、、、問題はライトコントロールモジュール。。。
このユニットはクルーズコントロールモジュールにブレーキのON-OFF信号を送信しているので此方がトラブるとブレーキ信号が入らず、クルーズコントロールが入りません。
このモジュール故障の場合、、、既にメーカーからの新品部品供給は終了です。
現品修理対応のみになります。因みに車屋さんでは通常治せません。(笑)
と、まあ既にシステム自体のトラブルシュートや修復自体が難しくなっているKE車のクルーズコントロールですがウチではクルーズコントロールモジュール、クルーズコントロールアクチュエーター、ライトコントロールユニットに関しては必要に応じて現品修理対応を行なっております。。。😝
オートクルーズコントロールモジュールに関して言えば、、、
但し、水没や焼損したユニットは原則修理不可とさせて戴いております。
基盤の導通検査によって半田割れ、腐食、断線箇所を見つけ出す非常に地味な仕事になります。
電解コンデンサーの類は原則全交換。
KEのクルーズコントロールシステムに関しては既に参考資料が入手不可なので当社で現車から解析して作成した社外秘の配線図やダイヤグラムを参考に故障の症状から該当する回路パートを徹底的に追っかけて故障原因の特定に繋げます。
因みに素人がラジオの工作レベルのスキルでこの手の基盤修復に手を出すと更にトドメを刺して修復不可に陥る事も多いのでどうしてもDIYでなんとかしようって魂胆の持ち主さんは腹を括って着手して下さい。当社は一切関知致しません。
クルーズコントロールアクチュエーターも当社では修理しちゃいますが、此方はまた近日中に。。。