1993年(平成5年)9月1日に開園した「新潟ロシア村」。写真は開園前日の新聞記事。「誌名記録無し」。約A3サイズ分の紙面。この新聞の切り抜き、屋根裏の紙箱の中にありました。捨てなかったのは、記事が「よく調査したなぁ」「開園前日に載せて大丈夫?」と思ったから。現在の時代感覚なら問題にされるかも・・・。貴重な記事なので、なるべく記事通りの文章に私の感想を入れて投稿するつもりです。これは「歴史」として大切な記事と考え、書いた方に敬意を表して投稿します。文章が長いので、数回に渡って投稿します。
北蒲笹神村笹岡の笹神ケイマンゴルフパークの一画に9月1日、「新潟ロシア村」の第一期施設がオープンする。さらに16日にはテーマパークの建設運営会社の設立総会も開かれ、第一期施設から8キロほど離れた笹神村・大室財産区に本格的なテーマパークを第二期施設として建設する態勢に入る。構想が県民の注目を集めるようになってから2年。ようやく「新潟ロシア村」が現実のものとして動き出す。地元の笹神村をはじめ一帯の市町村のかける期待は大きい。しかしバブル崩壊と景気の低迷によってリゾート熱は冷めている。さらに対外的な信用保証につながると期待した新潟県の参加も事実上見込めないなど、先行きに不安も交錯する。出発(たびだち)を前に「新潟ロシア村」の周辺を追った。 「以下、次回に続きます」